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Yamareco

記録ID: 190409
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

夏の剣岳、立山(剣沢 テント泊)

1991年08月14日(水) ~ 1991年08月17日(土)
 - 拍手
GPS
78:00
距離
23.2km
登り
2,377m
下り
2,376m

コースタイム

8/14 9:00室堂-11:50別山乗越-13:10剣沢(泊)
8/15 6:50剣沢-7:30別山乗越-8:10別山-10:30-11:20立山(雄山)-12:30真砂岳-14:00剣沢(泊)
8/16 5:30剣沢-6:40一服剣-7:30前剣-8:30平蔵のコル-9:20-10:20剣岳山頂-11:30平蔵のコル-12:20前剣-13:00一服剣-14:00剣沢(泊)
8/17 10:20剣沢-11:00別山乗越-13:30-14:30みくりが池温泉(風呂)-14:50室堂
天候 8/14 晴れ時々曇り
8/15 晴れ時々曇り
8/16 晴れ時々曇り
8/17 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(行き)新居浜ー(JR)大阪-(JR,夜行)-富山ー(電車、ケーブルカー、バス)-室堂
(帰り)室堂-(バス、ケーブル、電車)-富山ー(JR、夜行)-大阪ー(JR)ー新居浜
コース状況/
危険箇所等
・室堂-剣沢までは通常の登山道。特に問題なし。
・剣岳への登りは、所どころ鎖場あり。登りのカニノタテバイと、下りのカニノヨコバイがポイント。天気が悪くなければ、そう難しくはない。
・剣沢から別山乗越を通って立山までは通常の登山道。

・室堂のみくりが池温泉で日帰り温泉に入れる。(この当時500円だった)
予約できる山小屋
8/14 朝の室堂
2012年05月13日 13:06撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:06
8/14 朝の室堂
朝の室堂より立山を望む
2012年05月13日 13:06撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:06
朝の室堂より立山を望む
室堂からゆっくりと別山乗越へと登ってゆく、周辺はお花畑
2012年05月13日 13:06撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:06
室堂からゆっくりと別山乗越へと登ってゆく、周辺はお花畑
別山乗越より、剣岳の雄姿が突然現れた
2012年05月13日 13:06撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:06
別山乗越より、剣岳の雄姿が突然現れた
別山乗越より、剣岳と剣沢の全景
2012年05月13日 13:06撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:06
別山乗越より、剣岳と剣沢の全景
剣沢のテント場にて。ライチョウの親子が周りをウロウロしていた
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣沢のテント場にて。ライチョウの親子が周りをウロウロしていた
同じくライチョウのお散歩の様子
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
同じくライチョウのお散歩の様子
剣沢のテント場より午後の剣岳
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣沢のテント場より午後の剣岳
8/15 朝、さて立山へ出発、準備運動中
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
8/15 朝、さて立山へ出発、準備運動中
別山乗越に登りかえした。室堂を望む
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
別山乗越に登りかえした。室堂を望む
別山付近より東のほう、後立山連峰が望めた。中央奥は鹿島槍が岳
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
別山付近より東のほう、後立山連峰が望めた。中央奥は鹿島槍が岳
夏雲湧く立山の稜線。真砂岳付近より
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
夏雲湧く立山の稜線。真砂岳付近より
内蔵助の雪渓と、雲の向こうに後立山の峰々
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
内蔵助の雪渓と、雲の向こうに後立山の峰々
立山の稜線より望む、後立山の連山、右より、爺が岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
立山の稜線より望む、後立山の連山、右より、爺が岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳
稜線の雪田にて憩う。松本盆地を覆う雲海のはるか向こうには、小さく富士山までもが望めた
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
稜線の雪田にて憩う。松本盆地を覆う雲海のはるか向こうには、小さく富士山までもが望めた
立山(雄山)山頂からの展望。南の方、雲海から山々が顔を出している
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
立山(雄山)山頂からの展望。南の方、雲海から山々が顔を出している
立山、富士の折り立てのガラ場を下るメンバーたち
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
立山、富士の折り立てのガラ場を下るメンバーたち
立山の稜線、真砂岳付近より富士の折り立ての稜線を望む
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
立山の稜線、真砂岳付近より富士の折り立ての稜線を望む
立山、別山付近より、はるかに後立山連峰を雲間に望む
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
立山、別山付近より、はるかに後立山連峰を雲間に望む
チングルマ
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
チングルマ
剣御前方面の稜線を望む
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣御前方面の稜線を望む
剣沢のテント場に戻り、一息
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣沢のテント場に戻り、一息
剣沢より、午後の剣岳、八つ峰方面の展望
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣沢より、午後の剣岳、八つ峰方面の展望
8/16 剣岳へ出発、まずは雪渓を渡る
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
8/16 剣岳へ出発、まずは雪渓を渡る
剣岳への登りより、東の方、雲海のかなたに後立山の山なみが顔を出していた
2012年05月13日 13:07撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:07
剣岳への登りより、東の方、雲海のかなたに後立山の山なみが顔を出していた
後立山連峰のズームアップ、右が鹿島槍が岳、左は五竜岳
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
後立山連峰のズームアップ、右が鹿島槍が岳、左は五竜岳
剣岳への登りより、深く切れ込んだ谷を望む
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳への登りより、深く切れ込んだ谷を望む
一服剣へと続く稜線
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
一服剣へと続く稜線
剣岳への登りより、雪の多い谷を望む
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳への登りより、雪の多い谷を望む
岩稜を越えてゆく
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
岩稜を越えてゆく
平蔵のコルより、雪の多い平蔵の谷
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
平蔵のコルより、雪の多い平蔵の谷
剣岳山頂まじか
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂まじか
剣岳山頂へと向かう人の群れ
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂へと向かう人の群れ
剣岳山頂からの展望。雲の合間から立山を望む
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂からの展望。雲の合間から立山を望む
(同じく)剣岳山頂よりの展望。立山方面
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
(同じく)剣岳山頂よりの展望。立山方面
剣岳山頂より東の方、後立山連峰を望む
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂より東の方、後立山連峰を望む
剣岳山頂より、別山尾根を振り返る
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂より、別山尾根を振り返る
剣岳山頂より、北方稜線を雲間に望む
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣岳山頂より、北方稜線を雲間に望む
別山尾根の鎖場にて。岩は乾いていて鎖もあり、そう難しくはなかった
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
5/13 13:08
別山尾根の鎖場にて。岩は乾いていて鎖もあり、そう難しくはなかった
別山尾根を下る、
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
別山尾根を下る、
別山尾根にて、トリカブト
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
別山尾根にて、トリカブト
半分ガスに覆われた別山尾根の稜線
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
半分ガスに覆われた別山尾根の稜線
剣沢にて、お花畑(ハクサンイチゲなど)
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣沢にて、お花畑(ハクサンイチゲなど)
剣沢のお花畑(ミヤマキンポウゲなど)
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣沢のお花畑(ミヤマキンポウゲなど)
剣沢のお花畑(アオノツガザクラ)
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣沢のお花畑(アオノツガザクラ)
剣沢のお花畑(ツガザクラ?)
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣沢のお花畑(ツガザクラ?)
剣沢のお花畑
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
剣沢のお花畑
8/17 別山乗越にて、今回の4名のメンバー
2012年05月13日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:08
8/17 別山乗越にて、今回の4名のメンバー
みくりが池を望む
2012年05月13日 11:53撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 11:53
みくりが池を望む
ようやく室堂に到着したメンバー
2012年05月13日 11:53撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 11:53
ようやく室堂に到着したメンバー
撮影機器:

感想

【山行No 164】

※お盆休みを利用して、山仲間と剣岳、立山に行くことにした。
 メンバーは4人で、剣沢にベースキャンプを張って登山する計画とした。
 メンバーのうちY氏はベテランだが、M1氏、M2氏は山の経験が浅く、
 事前に登山道具を一揃い買い揃えてからの参加。

8月14日(水)
 ・前日の夜、仕事を終えてから四国(新居浜)をJRで出発し、大阪まで行き、
  大阪発の夜行急行「キタグニ」に乗る。
  いつもは座席で寝るのだが、今回はちょっと贅沢して寝台を取った。

 ・朝5時前に富山駅に到着。ぐっすり寝ていたが、車掌さんに起こされて、乗り過ごさずに済んだ。
 ・富山駅から、富山地鉄で立山駅で、朝からすごい大混雑。
  ケーブルカー、バスを乗り継いて、室堂へと向かう。

8:30-9:10 室堂
 ・下界は曇りがちの天気だったが、ここ室堂まで来ると雲の上に出て良い天気になっている。
  さっそく重いザックを背負って出発。今回は食糧やワインなども入れ、一人当たり約20kgと、結構な重さだ。
 ・雷鳥沢からの登り、かなりの急登が続くが、荷物も重たいのでゆっくりペースで行く。
  花は、チングルマ、コバイケイソウ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、
  ヨツバシオガマ、コイワカガミ、イワイチョウ、コウゾリナなど結構花を見ることができた。
11:50-12:40 別山乗越
 ・峠に至ると、急に剣岳の展望が広がった。何年ぶりかな? 懐かしい。
  天気も良いのでここで昼食を兼ねて、大休止とした。

13:10 剣沢着
 ・すでにテントが150張ほどある。さっそく空いた場所にテントを張る。
  今回はダンロップの6人用テントで、4人なので割と余裕あり。
 ・テントを張ってしまうとすることもなく、寝不足気味なので昼寝などしてのんびり過ごした。
  テント場にはライチョウもすぐ近くに寄ってきてくれて、夏山らしくていい感じ。
 ・夕食はコック長の役割のY氏の指示で作る。今晩の夕食は麻婆豆腐と餃子。
  食欲もアリ、モリモリと食べた。その後はテント内でゲームなどして楽しく過ごす。

8月15日(木)
 ・朝起きると、今日も良く晴れている。天気が良いので朝方はちょっと冷え込んだ。
 ・ラーメンの朝食をすませ、さっそく、今日の予定、立山に軽装で向かうことにする。

6:50 剣沢発
7:30-40 別山乗越(気温=15℃)
 ・ここから立山の稜線伝いの道となる。トウヤクリンドウが多い道だ。
  ほかには、タカネツメクサ、イワツメクサ、タテヤマリンドウ、チシマギギョウなど、乾性の花々が咲いていた。
8:10-30 別山山頂
 ・ここからは後立山連峰の姿を望むことができる。その向こうの長野側は
  雲海でびっしりとおおわれており、雲海から突き出た山々が、ひときわ高く見える。
  はるか雲海のかなたに、南アルプスや富士山の小さい姿も望めた。
9:10-20 真砂岳
 ・今日は急ぐ行程でもないので、このあたり、のんびりと登ってゆく。
9:50-10:10 富士の折立
 ・この山頂部には雪田があって涼風が吹いている。気持ちが良いので小休止する。

10:30-11:20 立山(雄山)山頂
 ・目的地に到着。自分は何回目かの山頂だが、M1氏、M2氏にとっては、初めての3000m峰になる。
  それにしても予想以上の大混雑の山頂だ。あまりのんびりと休む雰囲気ではなかったが、
  M1氏、M2氏は、山頂の神社にお祓いを受けに行って、なかなか戻ってこなかったので、
  持参のビールを飲んだりして時間をつぶした。
  上空には、イワツバメ、アマツバメが風を切りながら乱舞している。

 ・帰路は同じ道を戻る。
12:30-50 真砂岳
 ・午後になったが今日は天気も安定しており、雷雲が湧くこともなく青空が出ているので、
  安心してのんびりと稜線漫歩を楽しむことができる。

14:00 剣沢着
 ・軽いハイキングといった感じの山行だった。
 ・今日の夕食は、ピラフとハンバーグ。
  その後、テント内でトランプをやっていると、隣のテントの人たちから、
  「花火を一緒にしないか?」とお誘いを受けたので花火をやる。
  夏山での花火は、なんだかひっそりして、少し淋しさを感じる。

8月16日(金)
 ・今日はいよいよ、本来の目的である剣岳へと向かう日だ。
  朝4時に起きると、上空は良く晴れており、アタック日和だ。
  昨晩の残りを利用して軽く朝食をとり、さて出発。

5:30 剣沢 発(気温=+6℃)
 ・途中、小さな雪田を渡って、一服剣へと向かう。
 ・剣小屋を越え、一服剣への登りとなる。急登ではあるが、周辺は花が多く、
  ハクサンフウロの群落をはじめ、トリカブト、セリ類などが咲いていた。
6:40-50 一服剣
 ・小休止する。前を見ると、前剣の峰に人がたくさんとりついているのが見える。
7:30 前剣
 ・ここから鎖場が出てきた。自分としては大したことのない鎖場だが、
  山慣れしていないM1氏、M2氏とも、「マジで怖い」と言いながらなんとかクリアする。
8:30-50 平蔵のコル
 ・ここからカニノタテバイの鎖場となるが、鎖場に大勢取りついていて、順番待ちとなっており、20分も待たされた。
 順番まちで暇なので、双眼鏡で平蔵谷を登ってくる登山者を眺めてみる。
 雪渓はすでにかなり痩せていて、所どころクレバスもあるようだが、雪渓上には結構登山者が見えた。
  自分としてはちょうど良い難度の鎖場で、ホイホイと気持ちよく登る。

9:20-10-20 剣岳山頂
 ・約7年ぶりの山頂だ。前回来た時と同じく、碧空の下にある。
  人が多いのは玉にきずだが、せっかくなのでのんびりと山頂のひと時を過ごした。
 ・下りの道は、カニノヨコバイを通るルート。ここでもまた順番待ちの行列となっており、
  なかなか進まないのでよく見ると、降りれなくてつっかえているグループがあり、
  結局50分も待たされた。さすがにイライラした。
  自分の順番になると、初回の通過時よりもむしろ易しく感じた。
11:30平蔵のコル
 ・ここから先の鎖場も結構順番待ちで待たされた。
12:20-30 前剣
13:00-10 一服剣

14:00 剣沢 着
 ・帰りは順番待ちの渋滞で以外と時間がかかったがようやく帰着。
  待ち時間が長かったせいか意外と疲れを感じる。
  M1氏などは鎖場で相当神経を使ったようでかなり疲れており、
  頭痛もする、といって、テントに帰ってすぐ寝てしまった。
 ・今晩の夕食はカレー。今晩もモリモリと食べられた。

 ・今夜も星空がきれいだ。みんなはテントの中で早くも寝に入っているが、
  星空を眺めたくて、自分一人、シュラフをもってテントの外に出て、夜空を眺める。
  ちょうどペルセウス流星群の時期なので、流れ星が結構流れ、
  2時間で20個ほどの流れ星を見ることができた。
  流れた跡の見える(マイナス1等星クラスの)大きな流星も3個ほど見れた。
  天の川をじっと眺めていると、銀河系の姿となって見えてくる。
  数万光年を一望することの不思議を感じる。なかなか良い山の時間を味わえた。

8月17日(土)
 ・今日はいよいよ帰る日になった。
  のんびりしていいので全員朝寝をし、7時過ぎに起床。 
 ・朝食は、残り物の一掃セールの状況。餅入りそばに、ごはんに、サンマの缶詰と、節操なく盛りだくさんの料理。
 ・もうお盆休みも終わりかけとなり、剣沢のテント村も、残っているのは50張りほど。
  短い山の夏の終わりを感じた。

10:20 剣沢 発
11:00-10 別山乗越
 ・今日も天気が良く、下山の道からは、立山や室堂平が良く見える。
13:10-14:30 室堂(みくりが池温泉)
 ・時間があるので、バスに乗る前に温泉による。
  昼下がりの温泉は空いていて、硫黄分が日焼けした肌にやけに沁みるが、
  生き返ったような気持ちよさだ。風呂上りには当然のごとくビールで祝杯を上げる。

14:50-15:50 室堂(バスターミナル)
 ・午後になって観光客も含めて下山する人が多くなり、バスには長い行列ができている。
  だいぶ待たされそうだったのでのんびりと遅い昼食をとっていると、
  いつの間にか順番が来てしまい、バスに乗り過ごしてしまった。
  改めて行列に並び直し、結局さらに30分待ってようやくバスに乗れた。
16:30-17:30 美女平
  美女平に着くと、ここからのケーブルカーもすごい行列となっている。
  待っていると臨時バスが出ることになり、結局バスで麓に降りた。
 ・立山駅から富山地鉄で富山駅に出る。
19:40 富山駅
 ・ここからは再び、夜行の急行で大阪に行くことにしているが、
  発車が23時過ぎ、とだいぶ時間がある。時間を持て余したので居酒屋によって時間をつぶした。

8月18日(日)
 ・夜行急行は午前5時過ぎに大阪に到着。
  そこから新幹線、JRを乗り継いで、四国(新居浜)に着いたのは朝の10時ころ。
  充実した夏山が終わった。

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