梅雨の合間の月山
- GPS
- 04:05
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■残雪はありますが、雪はさほど硬くないので蹴り込めば、アイゼン無しでも大丈夫。 |
写真
感想
いつの間にか7月になり、今年も半分が終わった。あと1か月もすると夏山シーズンになって、お盆が過ぎたらいつしか紅葉になって、もたもたしていると雪が降ってくるのだ。年を取ると時間の過ぎるのが早いとは言うが、本当にその通りだと実感する今日この頃。6月は天気がいまいちで(梅雨だから当然なんだが)、初旬の障子ヶ岳から1か月が過ぎた。当初この日は山に行く気はなかったのだが、比較的天気は持ちそうだし急遽月山に出かけることにした。
出発が遅かったので姥沢からの歩き始めは9時半過ぎになった。時間短縮のため登りはリフトを使って一気に上駅まで。姥に上って稜線通しに月山を目指すことにしたが、姥の山頂からは物凄い風で、GWの白馬を彷彿させた。「まずは牛首まで行って場合によってはそのまま下ろう」と考えていたが、この時期はクロユリが咲いていることを思い出し、やっぱり山頂を目指すことにした。途中から山頂方面は雲に覆われ、一気に辺りは真っ白になった。鍛治坂の急斜面を黙々と登ると、チングルマやミヤマキンバイが群生しており思わず足を止める。あとは一気に山頂部分まで上がりクロユリを探して頂上小屋の西側を散策。昨年見た場所で今年もわずかに咲いていました。霧雨が横殴りに飛んでくる中、一応山頂は踏んでそのまま一気に下山。コースの残雪状況がハッキリせず、このガスで視界不良だったので、しばし逡巡したが帰りはリフトを使わず歩いて下ることにした。アイゼン・ピッケルは持ってきていなかったので問題があるとすれば急なトラバースの部分だと思っていたが、雪が切って足場を作ってあり難なく通過できた。結局まともに休憩せず、途中口にしたのは月山自然水のみだったが、お腹に蓄積した内臓脂肪をエネルギーとして使えたのか、何も食べず4時間歩きっ放しで姥沢まで戻ってきた。 (TONO)
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