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Yamareco

記録ID: 1932819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳からトムラウシ〜ナキウサギに会いに

2019年07月15日(月) ~ 2019年07月18日(木)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
43.4km
登り
2,262m
下り
3,194m

コースタイム

1日目
山行
5:12
休憩
1:15
合計
6:27
9:28
45
10:13
10:28
20
休憩
10:48
10:53
22
8合目
11:15
11:20
15
9合目
11:35
11:48
0
11:48
11:48
52
12:40
12:45
10
12:55
13:10
43
13:53
14:03
77
15:20
15:27
28
2日目
山行
7:29
休憩
1:53
合計
9:22
6:11
6:17
108
8:05
8:30
40
9:10
9:40
53
10:33
11:00
35
11:35
11:45
71
12:56
12:56
29
13:25
13:40
60
3日目
山行
4:06
休憩
1:42
合計
5:48
6:01
6:08
67
7:15
7:28
36
8:04
8:18
27
8:45
9:10
32
9:42
10:25
28
4日目
山行
6:10
休憩
2:30
合計
8:40
6:25
6:25
50
7:15
9:13
32
9:45
9:45
95
11:20
11:47
39
12:26
12:26
19
12:45
12:50
85
1008m小ピーク
14:15
14:15
0
14:15
ゴール地点
写真を撮りながら歩いているので、時間はあまりあてにならないかもしれません。
天候 7/15 曇り時々小雨
7/16 曇り時々小雨
7/17 晴れのち曇り時々小雨
7/18 曇り時々小雨
とにかく17日の朝の数時間をのぞいて、ずっとガスでした。
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き
旭川駅からバスで終点の旭岳温泉下車。そこから大雪山旭岳ロープウェイ。
http://asahidake.hokkaido.jp/ja/

帰り
トムラウシ温泉東大雪荘の送迎バス(路線バス運行期間外だったため)
新得駅まで。
http://www.tomuraushionsen.com

豚丼が食べたくなったので、いったんJRで帯広に出てから都市間バスで旭川へ。
コース状況/
危険箇所等
有名なコースですので、体力、技術的なことなど難易度は、登山地図や「大雪山グレード」(コースのグレーディング)などでご確認ください。
http://www.daisetsuzan.or.jp/enjoy/grade/

以下は自分が今回気づいた点です。

今年は雪が少ないように思いました。
それでも残雪、雪渓部分ではガスが出ているとルートファインディングが必要です。とくに裏旭の雪渓や化雲・ヒサゴ付近の雪渓では慎重になりました(化雲からヒサゴにむかうのは止めました)。スマホに25000の地図アプリを入れておくと、GPSで便利ですね。

化雲岳、トムラウシ山から温泉のルート周辺ではすでにクマの姿や痕跡の目撃情報があるようです。ご注意ください。

ヒサゴ沼のコルから下る道は、雪渓の急斜面があり、さらにだいぶ解けて崩れてきている雪渓上のトラバースがあります。登る場合も同じです。滑落や踏み抜きにご注意ください。

ヒサゴ沼の避難小屋とキャンプ場は、この時点ではまだ工事がはじまっておらず、使用できました。当初は、2日目は忠別小屋、3日目で南沼という予定でした。

コマドリ沢の雪渓は、シャーベット状になっていて、たくさんの踏み跡もありアイゼンはなくても歩けると思いました。が、下りでしたので念のため軽アイゼンをつけました。また、踏み抜きにはご注意ください。

コマドリ沢からカムイ天上・温泉分岐までの泥濘は、ハイカットの登山靴にロングスパッツ、レインスーツのズボンで正解でした。それでも昔の旧道のひどい泥濘に比べればとても改善されたと思います!木道もだいぶ敷かれていますし整備に感謝です。

携帯電話の電波が入った場所(ドコモ)
旭岳山頂付近、忠別岳山頂付近、トムラウシ山頂付近、南沼キャンプ指定地付近、カムイ天井付近。
電波が入らなかった場所……白雲小屋の中(外はつながる?)、ヒサゴ沼の小屋付近。
たまたま、そのときの状態だけのことかもしれません。あくまでご参考程度に。
その他周辺情報 旭岳ロープウェイ売店
飛行機で運べないため現地調達が必要なガス缶が買えます。事前の取り置き依頼が推奨されているようです。ご確認ください。なお、早朝から営業されていました。
(帰りに気づいたのですが、7月20日から営業している旭川空港のセブンイレブンにもEPIガス缶の販売がありました。詳細はご確認ください)
http://asahidake.hokkaido.jp/ja/

トムラウシ温泉東大雪荘
靴やスパッツ、雨具などの泥落としのための洗い場あり。古新聞、ハンガーや洗濯ばさみのご提供など、お心遣いが感じられ、大変に感謝しています。旅館の前の川から湯気が立ち硫黄臭のする温泉も気持ちいいです。
バスの出ていない季節は宿泊者向けの送迎バスもあります。
http://www.tomuraushionsen.com

帯広駅周辺〜豚丼のお店多数
老舗「ぱんちょう」さんでいただきました。今回も美味しかったです。
食べログ:https://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1000213/

旭川駅周辺の旭川ラーメンのお店多数
駅前の「山頭火」さんはこってりの中にも上品さを感じ、おいしかったです。
地元の人に教えていただいた駅から徒歩15分くらいの「らーめん玄」さんも、こってりで、とてもおいしかったです。
旭岳山頂に到着
ナキウサギに出会う。霧雨でヒゲもぬれている。
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ナキウサギに出会う。霧雨でヒゲもぬれている。
白雲分岐に到着
2日目、天気はあまり良くない
2日目、天気はあまり良くない
白雲岳避難小屋
高原沼付近の雪渓。クマが見えるときもあると言いますが、今回は見つけられず。
高原沼付近の雪渓。クマが見えるときもあると言いますが、今回は見つけられず。
コマクサの群落がすごかったです。
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コマクサの群落がすごかったです。
忠別沼でみつけた卵
忠別沼でみつけた卵
忠別沼のオタマジャクシ(たぶん)
忠別沼のオタマジャクシ(たぶん)
忠別沼でみつけた卵(その2)
忠別沼でみつけた卵(その2)
忠別沼の全景
五色岳に到着
3日目、ヒサゴ沼の朝。この数時間だけ晴れていました。
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3日目、ヒサゴ沼の朝。この数時間だけ晴れていました。
大規模な改修工事が今夏に予定されるヒサゴ沼の避難小屋
大規模な改修工事が今夏に予定されるヒサゴ沼の避難小屋
ヒサゴ沼全景
ナキウサギにまた出会う。
14
ナキウサギにまた出会う。
トムラウシ山頂に到着。
2
トムラウシ山頂に到着。
南沼の携帯トイレブース。
南沼の携帯トイレブース。
南沼の雪渓の様子
南沼の雪渓の様子
ナキウサギは何を想う
8
ナキウサギは何を想う
ネズミの仲間ではないので手はつかわずに口だけで食べる
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ネズミの仲間ではないので手はつかわずに口だけで食べる
他のナキウサギの鳴き声に耳を澄ます
9
他のナキウサギの鳴き声に耳を澄ます
約20分も道案内をして一緒に歩いてくれたエゾライチョウ。
7
約20分も道案内をして一緒に歩いてくれたエゾライチョウ。
短縮登山口にむかう林道にでる。なんか立派。
短縮登山口にむかう林道にでる。なんか立派。
登山口にある携帯トイレブースに携帯トイレをいれました。
登山口にある携帯トイレブースに携帯トイレをいれました。
目的地のトムラウシ温泉東大雪荘に到着!
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目的地のトムラウシ温泉東大雪荘に到着!
ガスが噴き出して出来た立派な塔
ガスが噴き出して出来た立派な塔
帯広駅前「ぱんちょう」さんの豚丼、ごちそうさま
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帯広駅前「ぱんちょう」さんの豚丼、ごちそうさま

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ ラジオ

感想

旭岳からトムラウシ温泉まで縦走しました。

高山植物、眺望、ナキウサギが目的でして、眺望こそお天気に恵まれずあまり見られませんでしたが(それでも歩けないほどひどい雨や風はなかったので、お天気には恵まれたとも言えそうです)、素晴らしいお花畑、たくさんのナキウサギ、そしてエゾリス、エゾライチョウ、エゾウサギ、オコジョなどに出会い、大満足の縦走でした。オコジョがナキウサギの子どもをくわえて走るのも見かけました。

トムラウシは7年ぶりくらいの4〜5回目くらいだと思いますが、やはりこの山は好きです。美しい自然環境をいつまでも残していきたいです。

たくさんの方とお会いしましたが、みなさんのおかげでとても楽しい山になりました。ありがとうございました!

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