立山(立山駅〜室堂〜大日岳・チャリ周回)
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- GPS
- 14:48
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,872m
- 下り
- 2,875m
コースタイム
- 山行
- 13:36
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 14:49
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
称名道路は入場時間制限があるので注意。(6時〜19時) マイカーは立山駅の無料駐車場に駐車。 大日岳下山後はデポしておいたチャリで立山駅まで戻る。下り基調なので問題なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆立山駅〜美女平 ・荒れた登山道を歩く。かなりの急登なので暑い日は避けた方が良い。 ◆美女平〜弥陀ヶ原 ・時折アルペンルートの車道を横切りながら古の登山道を辿る。 ・整備されている区間とそうでない区間がある。 ◆弥陀ヶ原〜室堂 ・一の谷への下降、獅子ヶ鼻岩の登りが核心。 ・鎖場もあるが岩をくり抜いたステップがしっかりしているので慎重に行けば大丈夫。 ・水場は上記一の谷と室堂の玉殿の湧水。 ◆室堂〜室堂乗越 ・雷鳥沢キャンプ場までは完璧に整備された道なので問題なし。 ・雷鳥沢キャンプ場から室堂乗越までは雪渓1か所。ステップがあれば問題なし。 ◆室堂乗越〜大日岳〜称名滝 ・奥大日岳までは歩きやすい道。 ・奥大日岳〜七福園までの道は痩せ尾根、鎖場、崩落地があるので注意。 ・七福園〜大日岳までは問題なし。大日岳手前に雪渓あり。 ・称名滝までのルートはかなりの急登で崖もあるので慎重に。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
崖崩れで通行止めとなっていた白山ホワイトロードが開通したので北部白山へ行こうと思っていた、が、仕事でトラブル発生。
確実に電話を取れる山に行く必要があったので急遽立山へと行先を変更した。
せっかく立山へいくならケーブルカーとバスを使わずに昔の登山者が使ったという古の登山道を辿ってみよう。
冬はアルペンルートが営業していないので立山駅から自力で歩く(といってもスキーだけど)必要があるが、夏はちゃんと夏道があるので安心だ。
かなりハードだけど立山駅から弥陀ヶ原を経て室堂まで向かい、奥大日、大日岳を踏んで称名滝まで降りてくるルートを計画した。
前日のうちに称名滝の駐車場にチャリデポ、そのまま立山駅の駐車場で車中泊。
ちょっと眠かったが予定通り0時過ぎにスタートした。
夜中なのに蒸し暑い。
風のない森の中を、急登の登山道を登っていく。
ケーブルカーが登って行く角度を想像すれば美女平までのルートが急登なのも頷ける。
1時間ほどで美女平に到着したらブナ坂の遊歩道を歩いていく。
本来素晴らしいブナ林と立山杉の森なのだが夜中で真っ暗なのが若干残念だ。
とにかく暑いので高度を上げることに専念する。
とはいえ、横移動が長く歩いても歩いてもなかなか高度は上がらない。
八郎坂まで来るとようやく周りがあかるくなってきた。
幸いなことに?雲優勢だったためそれほど暑くならなかった。
これだけ広大な土地にすべからく木道が設置されている。
すごいな、富山。
古くなって滑りやすくなった木道には新たに滑り止めも設置されていて安心して歩くことができた。
弥陀ヶ原から今回の山行の核心といえる獅子ヶ鼻岩へと向かう。
沢を渡って急登の鎖場を登っていくのだが、岩をくり抜いたステップがしっかりしていたので安心して登ることができた。
後は再び楽しい木道歩き。
天狗山荘手前まで来るといよいよ立山の御神体が現れる。
いつも当たり前に眺めていた立山の姿が神々しく感じられる。
自分の足でここまで歩いた者にのみ与えられる感動だと思った。
ここで単独の女性ひとりとスライド。今日初めて会う人です。
弥陀ヶ原まで歩くと言っていた、なかなかツウですね。
途中でバスが動き出して天狗山荘のところで1号車に追い抜かれた。
ずっと静かな山行だっただけに残念、いつもの賑やかな立山に戻ってしまった。
室堂に到着すると人、人、人。
この人混みから脱出すべく雷鳥沢へと足早で向かう。
キャンプ場まで来るとようやく静かになってきた。
さあようやく折り返し地点。室堂乗越から称名滝を目指そう。
ちょうど室堂乗越に向かうトレラン風の御婦人2人と会ったので少し談笑。
なんと自分と同じ石川県内灘町の方でびっくり。なかなか立山で町内の人と会うことってないですよね。
お二人ともいいペースだったので奥大日岳までご一緒させていただいた。
今日は高曇りだったが空気は澄んでいた。
剱立山はもちろんハッキリ見えていたし、遠くには白馬岳や槍ヶ岳、笠ヶ岳なんかも見えていた。
御婦人と別れて大日岳へと向かう。
疲れていたらパスして下山しようかとも考えたが、思いのほか元気だったので予定通り大日岳のピークもゲット。
後は下るだけ、ただし称名滝までの下山路はかなりの急登だ。
今日も沢靴で来たのでグリップ抜群。
標高が下がるにつれて暑くなってきたので沢にドボン!これがあるから沢装備最高。
通りかかった登山者の方に「気持ちよさそうでいいな〜」と羨ましがられてしまった。
無事称名滝まで降りたら後はデポしておいたチャリで立山駅まで自動運転。
古の登山道を辿りつつの周回ルートで完全燃焼の山旅でした。
コメント
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サンチャン、ニアミスでしたね
それにしてもまたハードなぁ〜
下山時フェーン現象で暑かったですよね
ワタシ、相当バテました
沢装備は正解!あの沢にじゃぶじゃぶ入ったら気持ち良さそう
カズミさん、こんばんは。
まさかのニアミスでしたか!
もう少し僕が頑張ればお会い出来ましたね^^;
大日岳のルートは何ヶ所か沢があるので沢装備で行けば登りも下りもクールダウンできていいかもしれません。
是非ご検討ください(笑)
Sancan、おひさ。
僕も以前立山駅から足で登りましたが、室堂にたどり着くので精一杯でした。なのに、そのあと大日を回ってくるとは驚き桃ノ木、です。天狗平が行けども行けども尽きることなく泣きそうになったことを思い出しました。(今ならもうちょっと頑張れるかもと虚勢を張ってみる(笑))
Sanchanは前々からロング山行慣れしているし、スキーで立山をそれこそ下から登っているのだから夏道は割と余裕があったんじゃないかな。
ちなみに、美女平から室堂までの木道は天空ロードっていう名前なんですよね。あんまり歩く人がいないから広まってないですね(笑)
レッズさん、こんばんは。
天空ロード、初めて聞きました。
勉強になります、ありがとうございます。
確かにそんな雰囲気ですねー。
あれだけの木道を維持整備することは並大抵の努力ではできないと思います。
その割にあまり歩かれていないようなので勿体ないなーと。
今なら行ける!と自信たっぷりのレッズさん、是非再び天空ロードを歩いてみては?
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