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Yamareco

記録ID: 1948000
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

薬師岳から五色ヶ原

2019年07月28日(日) ~ 2019年07月30日(火)
 - 拍手
ishipora920 その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
24:43
距離
27.2km
登り
3,309m
下り
2,211m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:51
休憩
1:25
合計
6:16
距離 9.1km 登り 1,426m 下り 92m
9:50
10:00
30
三角点の次のベンチ
10:30
10:45
15
五光岩の手前のベンチ
11:00
18
11:18
27
11:45
12:15
13
12:28
12:44
36
13:20
13:30
45
2日目
山行
9:01
休憩
2:03
合計
11:04
距離 12.0km 登り 1,222m 下り 1,423m
5:31
32
6:03
6:04
16
6:20
6:32
46
7:18
7:27
80
8:47
8:56
45
9:41
10:35
43
11:18
11:23
47
12:10
12:15
55
スゴの頭
13:10
13:15
20
休憩
13:35
13:50
23
おやつ休憩
14:13
14:21
101
16:02
33
3日目
山行
5:08
休憩
1:59
合計
7:07
距離 6.1km 登り 665m 下り 722m
6:21
38
6:59
7:10
75
8:25
8:39
32
9:11
9:20
26
鬼岳東面南側
9:46
9
9:55
10:00
40
鬼岳と龍王岳の鞍部
10:40
12:00
9
12:09
79
13:28
室堂バスターミナル
天候 ガス時々雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
スゴ乗越小屋から五色ヶ原までは想像以上に険しい縦走路でした。
コース脇のお花畑はまさに見頃。チングルマ、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラなどの群落が随所にあり展望がない中で楽しめました。
その他周辺情報 下山後ホテル森の風立山に一泊
折立登山口
2019年07月28日 07:35撮影
7/28 7:35
折立登山口
これがアラレちゃん
2019年07月28日 08:48撮影
7/28 8:48
これがアラレちゃん
チングルマが満開です
2019年07月28日 11:37撮影
1
7/28 11:37
チングルマが満開です
太郎平小屋
2019年07月28日 11:46撮影
7/28 11:46
太郎平小屋
景色は真っ白
2019年07月28日 12:03撮影
7/28 12:03
景色は真っ白
ニッコウキスゲも咲いています。
ヨツバシオガマも見えますね。
2019年07月28日 12:04撮影
1
7/28 12:04
ニッコウキスゲも咲いています。
ヨツバシオガマも見えますね。
チングルマとアオノツガザクラ
2019年07月28日 13:13撮影
7/28 13:13
チングルマとアオノツガザクラ
ハクサンイチゲとシナノキンバイ
2019年07月28日 13:41撮影
1
7/28 13:41
ハクサンイチゲとシナノキンバイ
薬師岳山荘に到着
2019年07月28日 14:13撮影
1
7/28 14:13
薬師岳山荘に到着
山荘の夕食。
ケチャップがかわいい。
2019年07月28日 16:53撮影 by  E3100, NIKON
2
7/28 16:53
山荘の夕食。
ケチャップがかわいい。
薬師岳登頂!
真っ白!!
2019年07月29日 06:26撮影
1
7/29 6:26
薬師岳登頂!
真っ白!!
ほとんど読めないですが北薬師岳
2019年07月29日 07:19撮影
7/29 7:19
ほとんど読めないですが北薬師岳
キバナシャクナゲ
2019年07月29日 07:50撮影 by  E3100, NIKON
7/29 7:50
キバナシャクナゲ
チングルマとミネズオウ
2019年07月29日 08:11撮影
7/29 8:11
チングルマとミネズオウ
チングルマがきれいでした
2019年07月29日 08:25撮影
4
7/29 8:25
チングルマがきれいでした
チングルマとコイワカガミ
2019年07月29日 08:27撮影 by  E3100, NIKON
7/29 8:27
チングルマとコイワカガミ
母雷鳥。
5匹の子連れのビッグマザー。
2019年07月29日 08:40撮影 by  E3100, NIKON
1
7/29 8:40
母雷鳥。
5匹の子連れのビッグマザー。
間山到着
2019年07月29日 08:47撮影
7/29 8:47
間山到着
スゴ乗越小屋
ここで昼食
2019年07月29日 10:37撮影
7/29 10:37
スゴ乗越小屋
ここで昼食
スゴ乗越
いよいよアップダウン地獄が始まる。この時はまだ甘く見ていました。
2019年07月29日 11:18撮影
1
7/29 11:18
スゴ乗越
いよいよアップダウン地獄が始まる。この時はまだ甘く見ていました。
次は越中沢岳の登り
2019年07月29日 12:38撮影
7/29 12:38
次は越中沢岳の登り
キキョウが咲いていました。
2019年07月29日 12:44撮影
1
7/29 12:44
キキョウが咲いていました。
スゴの頭を振り返る。
2019年07月29日 12:55撮影
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7/29 12:55
スゴの頭を振り返る。
越中沢岳はまだ上です。
2019年07月29日 13:17撮影
1
7/29 13:17
越中沢岳はまだ上です。
ニッコウキスゲがきれいでした。
2019年07月29日 13:22撮影
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7/29 13:22
ニッコウキスゲがきれいでした。
イワハゼかな
2019年07月29日 14:13撮影
1
7/29 14:13
イワハゼかな
越中沢岳。
あとは鳶山。
2019年07月29日 14:14撮影
7/29 14:14
越中沢岳。
あとは鳶山。
雷がゴロゴロ鳴る中鳶山。
休まず先を急ぎます。
2019年07月29日 16:01撮影
7/29 16:01
雷がゴロゴロ鳴る中鳶山。
休まず先を急ぎます。
五色ヶ原山荘到着
2019年07月29日 18:42撮影
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7/29 18:42
五色ヶ原山荘到着
五色ヶ原の朝焼け。
好天となることを祈るもかなわず。
2019年07月30日 04:48撮影 by  E3100, NIKON
1
7/30 4:48
五色ヶ原の朝焼け。
好天となることを祈るもかなわず。
鳶山と山荘を振り返る。
2019年07月30日 06:27撮影
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7/30 6:27
鳶山と山荘を振り返る。
ハクサンコザクラ!
2019年07月30日 06:30撮影
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7/30 6:30
ハクサンコザクラ!
チングルマの絨毯
2019年07月30日 06:31撮影
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7/30 6:31
チングルマの絨毯
コバイケイソウも見ごろ
2019年07月30日 06:33撮影
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7/30 6:33
コバイケイソウも見ごろ
キキョウ
2019年07月30日 06:53撮影
7/30 6:53
キキョウ
もうトウヤクリンドウが咲いています
2019年07月30日 06:53撮影
7/30 6:53
もうトウヤクリンドウが咲いています
ザラ峠
2019年07月30日 07:01撮影
7/30 7:01
ザラ峠
獅子岳までもう一頑張り
2019年07月30日 07:02撮影
7/30 7:02
獅子岳までもう一頑張り
チングルマとハクサンイチゲ
2019年07月30日 08:04撮影
7/30 8:04
チングルマとハクサンイチゲ
一面アオノツガザクラ
2019年07月30日 08:16撮影
7/30 8:16
一面アオノツガザクラ
ついに獅子岳
2019年07月30日 08:27撮影
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7/30 8:27
ついに獅子岳
浄土山南峰で昼食。
1時間20分もかけてしまった。
2019年07月30日 10:42撮影
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7/30 10:42
浄土山南峰で昼食。
1時間20分もかけてしまった。
タテヤマリンドウかな
2019年07月30日 12:11撮影
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7/30 12:11
タテヤマリンドウかな
室堂に到着
2019年07月30日 13:19撮影
7/30 13:19
室堂に到着
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ
共同装備
コッヘル ガスストーブ ガスカートリッジ

感想

台風6号が接近する中、夜行バスで富山に向かう。
以前折立から薬師岳縦走を計画した時は有峰林道が雨量規制で通行止めとなり、
断念していた。有峰林道を通過できるかが最大の懸念事項であり、鬼門だった。
途中の高速では激しい雨にあったが、富山に着くと雨は止み、折立行のバスも定刻に出発。無事折立に着いた。これでこの山行は終わったも同然(本当か?)。
しかし出発準備をしていると雨が降り出し、雨具完全装備で出発した。
雨とガスで視界が全く効かない中を淡々と登る。三角点を過ぎると視界が開けて
素晴らしい登山コースとなるはずが。。。
そのかわり、チングルマをはじめとする高山植物が可憐な花を見せてくれていた。
結局視界は全く効かぬまま、薬師岳山荘に到着。
薬師岳山荘は結構な混み具合で、その熱気が部屋にこもって暑くて寝つけなかった。
翌朝は5時半に出発。雨は降っていないが、ガスが濃い。薬師岳山頂では10m先も見えぬくらいだった。証拠写真だけ撮って先へ進む。北薬師まで稜線漫歩と思っていたら、意外にゴーロ帯が続いたり、時間がかかった。このあたりから、五色ヶ原まで、
どうも地図から想像するコースの難易度と実際のそれが乖離している。
縦走路の周辺はお花畑が続いていた。視界がないだけに余計に花が目につく。
間山のあたりでは雷鳥も。
想定通り10時前にスゴ乗越小屋に着いたので、迷うことなく五色ヶ原へ向かう。ただ、昼食を食べていたら10時半になってしまった。ここからスゴ乗越、スゴの頭、越中沢岳までの下り、登りが急だなとは覚悟していたが、実際に通ってみると想像を超えていた。真下へ降りる緊張、真上へ上る体力で心身とも削られていく。日差しがなくて風が程よくあり、涼しかったのが不幸中の幸い。それでもスゴの小屋で満タンにした水がみるみる減っていった。
さらに越中沢岳に着くころには雷鳴が聞こえてきた。難路は終わっても一難去ってまた一難。鳶山に着くころにはとうとう雨。休まず五色ヶ原山荘へ急ぐ。相変わらず濃いガスの中、なかなか山荘が見えず疲労感だけが増していく。16時30分ようやく到着。前日よりはゆったりとしていてよく眠れた。夕食時には少し視界が晴れ、立山が見えてきた。この山行初めての展望であった。
翌日五色ヶ原周辺の視界は開けたが、立山は雲の中。五色ヶ原のお花畑を楽しみながらザラ峠へと下る。ザラ峠から獅子岳へ400mの登り。最後の急登と思い登る。
絶えずに続くお花畑に癒されながら歩くことができた。獅子岳から浄土山までも随所に素晴らしいお花畑が広がっていた。鬼岳雪渓は思いの他短くなっていた。
富山大研究所の脇でゆっくりと昼食としたが、そのあと足が固くなって思うように動かなくなってしまった。疲れがたまったためだろう。このため、浄土山からの下りが思いの他こたえた。展望台への道と合わさると、石段状の道となり、室堂へ下る。
13時半にバスターミナルに到着し、山行終了とした。
コースを通じてお花畑が広がる良い縦走路であった。

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