北岳ー間ノ岳〜花と眺望を満喫！！

2019年07月29日(月) ~ 2019年07月30日(火)

• GPS: 18:55
• 距離: 20.0km
• 登り: 2,557m
• 下り: 2,518m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:15

6:30 広河原インフォメーションセンター
8:55 9:10 白根御池小屋
10:45 10:55 草すべり分岐
11:20 11:25 小太郎尾根分岐
11:50 12:10 北岳肩ノ小屋
13:15 13:20 北岳
14:45 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 2:07
• 合計: 11:20

5:00 北岳山荘
5:40 5:50 中白根山
6:58 7:20 間ノ岳
8:20 8:25 中白根山
9:10 9:25 北岳山荘
10:00 10:00 トラバースルート分岐
10:20 10:30 吊尾根分岐
10:50 11:10 北岳
11:30 11:30 両俣分岐
11:50 12:20 北岳肩ノ小屋
12:45 12:50 小太郎尾根分岐
14:10 14:20 大樺沢二俣
16:20 広河原インフォメーションセンター

天候

1日目：曇り時々晴れ（夕刻　雨と雷）　2日目：晴れ　のち　曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

7/29 5:05

マイカーで芦安の市営駐車場へ午前5時前に到着、始発の広河原行き連絡バスへ。

7/29 5:43

途中、バス窓より鳳凰三山（写真）や北岳が、珍しく晴れて望める、とはバスガイドの女性の説明でした。

7/29 6:11

広河原へ午前6時過ぎ到着、簡単なストレッチング後、出発。

7/29 6:34

野呂川沿いを歩き、

7/29 6:35

直ぐに吊り橋を渡ります。

7/29 6:45

しばらくは気持ちの良い広葉樹林の林の中。

7/29 7:21

まずは白根御池小屋ルートへ。次第に坂も勾配が上がります。

7/29 8:42

グンナイフウロ

7/29 8:42

クローズアップ

7/29 8:42

御池小屋までも結構厳しい山道です。

7/29 8:43

クガイソウの色付き前？

7/29 8:43

タカネグンナイフウロ

7/29 8:46

ゴゼンタチバナ

7/29 8:56

白根御池小屋前到着です。ここで一服、草すべりコースへ。

7/29 9:11

白根御池

7/29 9:12

ミヤマキンポウゲ

7/29 9:13

ハクサンイチゲ

7/29 9:13

クローズアップ

7/29 9:22

北岳が見えた！

7/29 9:24

コバノコゴメグサ

7/29 9:24

ミヤマハナシノブ

7/29 9:25

シナノキンバイ

7/29 9:32

草すべりコースの急登は結構長い！

7/29 10:26

ふくらはぎがパンパンになってきました。

7/29 10:31

シナノキンバイとヨツバシオガマ。

7/29 10:31

キバナノコマノツメ

7/29 10:51

ヨツバシオガマ

7/29 10:52

カラマツソウ

7/29 10:52

草すべりのお花畑

7/29 10:52

シナノキンバイがいっぱい。

7/29 10:54

ようやく大樺沢の二俣からとの合流点（草すべり分岐）へ。

7/29 10:56

ヨツバシオガマ

7/29 11:12

ハクサンチドリ

7/29 11:13

ハクサンイチゲ

7/29 11:15

右、小太郎山への標識が壊れていた。左、小太郎尾根分岐へ。

7/29 11:18

直ぐに小太郎山分岐の標識。

7/29 11:19

ここから肩ノ小屋への稜線が開けます。

7/29 11:21

イワツメクサ

7/29 11:23

気持ちの良い稜線歩き、でも草すべりの急登で疲れ、足は重い。

7/29 11:31

ちょっとガスが掛かって来た。

7/29 11:35

肩ノ小屋北稜線の標識へ。小屋はまだ遥か。

7/29 11:39

ミヤマダイコンソウ

7/29 11:42

チシマギキョウ

7/29 11:42

イブキトラノオ

7/29 11:43

山道脇に沢山

7/29 11:44

肩ノ小屋が見えた！

7/29 11:47

12時前、やっと肩ノ小屋へ到着。当初の計画では　今日中に北岳・北岳山荘経由で、出来れば間ノ岳登頂をと．．．。

7/29 11:51

でもこの疲れ、今日の間ノ岳は無理かな？と思っていたら、小屋の売店で生ビールを売っていた！　つい誘惑を逃げられず注文、この瞬間、間ノ岳の本日登頂は消滅となりました。

7/29 12:06

生ビールと行動食で昼食、30分ほどの休憩で北岳山頂へ。足元にはイワベンケイの雄花。

7/29 12:07

ミヤマキンバイ、葉はイチゴの葉に似ています。

7/29 12:13

コケモモの花

7/29 12:13

クローズアップ

7/29 12:16

コイワカガミとイワベンケイ

7/29 12:18

ミヤマシオガマ

7/29 12:33

ハハコヨモギ（上）とオヤマノエンドウ（下）

7/29 12:38

ミヤマキンバイ

7/29 12:39

ハハコヨモギ

7/29 12:42

ミヤマミミナグサ

7/29 12:49

チョウノスケソウ

7/29 12:49

チョウノスケソウ

7/29 12:51

北岳へはちょっとした岩場の登り。

7/29 13:16

北岳山頂へ。ちょっとガスが掛かっていました。

7/29 15:00

北岳下山途中にカメラ不具合で以降撮影不可。北岳山荘で復活。

7/30 4:51

翌朝、小屋前で御来光。左は八本歯のコル方面。

7/30 4:52

その右手、富士山もはっきりと。

7/30 4:52

目の下はテン場です。

7/30 5:00

午前5時、間ノ岳に向けて北岳山荘出発。

7/30 5:04

まず目指すは中白根山。

7/30 5:06

振り返って北岳方面

7/30 5:06

その左、仙丈ヶ岳。

7/30 5:20

イワオウギ

7/30 5:25

朝日に輝く北岳への稜線。北岳左にちょっと顔を出すのが甲斐駒？

7/30 5:37

富士山の右下は櫛形山方面？

7/30 5:40

右は間ノ岳方面。

7/30 5:46

中白根山踏破。

7/30 5:49

間ノ岳を目指します。

7/30 5:54

ミヤマオダマキ

7/30 6:01

名称不明

7/30 6:15

振り返って。北岳への稜線が素晴らしい！右から北岳、（遠景で）甲斐駒、仙丈ヶ岳。

7/30 6:27

間ノ岳手前、頂上はもう少し。

7/30 6:47

山頂が見えて来た！

7/30 6:54

山頂に人が見える！

7/30 6:58

山頂到着です。頑張りました。

7/30 6:59

達成感でつい笑みが。バックは北岳、さらには甲斐駒。

7/30 7:02

こちらは農鳥岳方面

7/30 7:03

間ノ岳山頂から左手、富士山。

7/30 7:03

丸いドームは塩見岳。背後には明石・荒川三山が。

7/30 7:07

右から北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳

7/30 7:07

再び、北岳。

7/30 7:07

間ノ岳山頂標識を入れて。

7/30 7:11

富士山から煙が？

7/30 7:18

タカネツメクサ（白）とヨツバシオガマ（ピンク）

7/30 7:54

山頂展望を満喫、北岳山荘へ戻ります。

7/30 8:11

オヤマノエンドウ

7/30 8:16

シコタンソウの群生

7/30 8:17

ミヤマオダマキ

7/30 8:18

下からクローズアップ

7/30 8:18

イワベンケイ（雌花）

7/30 8:20

タカネツメクサ

7/30 8:37

やっと中白根山へ戻る。北岳山荘が眼下に。

7/30 8:39

チシマギキョウ

7/30 8:42

キバナシャクナゲ（ハクサンシャクナゲではないと思うが）

7/30 8:42

同

7/30 8:49

小屋へヘリが降下していた。

7/30 8:50

コケモモの花

7/30 8:52

富士山の雲が気になる。

7/30 8:52

まるで富士山噴火！

7/30 8:53

山荘に戻ってきました。中白根山方面を振り返って。

7/30 9:28

山荘にデポした荷物をパッキング、北岳に向けて再出発。まだ絶好の日和です。

7/30 9:00

でも、ヘリの再降下で、しばらく足止めをくらう。

7/30 9:32

キバナシャクナゲ

7/30 9:36

チシマギキョウ

7/30 9:44

北岳山荘、間ノ岳に別れを惜しみつつ・・・。

7/30 9:45

再び、北岳の急登へ。

7/30 9:45

と、イワヒバリが目の前に。

7/30 9:46

ライチョウほどではないが、イワヒバリもそれほど人を恐れません。

7/30 9:47

廻りをチョコチョコ・・・。

7/30 9:51

ハハコヨモギ

7/30 9:53

右、八本歯コルへの分岐

7/30 9:52

急登は続く。

7/30 10:00

山路が見渡せます。でも北岳は、さらにあの奥です。

7/30 10:06

あれが北岳かな？

7/30 10:10

丸木はしごや階段、小さな鎖・・・疲れます。

7/30 10:11

ミヤマシオガマ

7/30 10:16

間ノ岳方面。右下に北岳山荘が小さく。

7/30 10:16

クローズアップ

7/30 10:18

キバナコマノツメ

7/30 10:26

吊尾根分岐間近か。

7/30 10:32

チシマキキョウ

7/30 10:37

再び間ノ岳方面を振り返る。

7/30 11:00

なんとか北岳へ戻ってきました。疲れました。

7/30 11:23

一服後、肩ノ小屋を目指して。

7/30 11:30

すぐ両俣小屋への分岐ですが、現在そちらへは通行不能です。

7/30 12:06

漸く肩ノ小屋へ到着。一服後、テン場廻りのお花畑を散策。以下、その周辺で見かけた花々。

7/30 11:52

ヤマガラシ

7/30 11:52

タカネヤハズハハコ

7/30 11:52

ナナカマドの花

7/30 11:53

アオノツガザクラ

7/30 11:54

クロユリ

7/30 11:54

クロユリを下からクローズアップ。

7/30 11:57

ミヤマタンポポ

7/30 12:00

シナノキンバイ

7/30 12:17

残っていた！！　キタダケソウが！　

7/30 12:17

キタダケソウ、今にも落花しそうな今季最後？の一輪にお目にかかりました。

7/30 12:33

鳳凰三山が目の前に。地蔵岳のオベリスクはちょっと雲がかかって確認できず。

7/30 12:37

さて、肩ノ小屋を再出発、小太郎尾根へ向けて。足の疲れに注意、岩場も慎重に。

7/30 12:46

仙丈ヶ岳が　どっしりと。

7/30 12:46

小太郎尾根分岐で一服。

7/30 12:51

ハクサンチドリ

7/30 13:17

ミネウスユキソウ

7/30 13:21

二俣に向けて下ります。結構な急登で丸太の梯子や階段も多い。下りも気を遣います。ようやく大樺沢の雪渓が近くに。

7/30 13:23

ミヤマハナシノブ

7/30 13:31

ダケカンバの林の中は岩・石ゴロゴロ。疲れた下山の足にはキツイ！

7/30 13:58

大樺沢ー八本歯のコルのコースも登ってみたいが、もっと大変そう。

7/30 14:00

タカネグンナイフウロ

7/30 14:02

雪渓がもう目の前に

7/30 14:03

ミヤマハナシノブ

7/30 14:17

やっと二俣分岐へ。　ここから広河原までは約2時間、
帰りの最終バス時刻16:40が気になり休憩もそこそこに出発です。以降、バスに遅れまいと写真撮る余裕など有りませんでした。なんとか無事ゴール！！　山の神に感謝の山行でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

matsutakesan

　先の土、日の西穂高登山ツアーが台風の為、中止。せっかくなので、以前より登りたかった北岳ー間ノ岳を天候を見つつ、急きょ組み入れました。
キタダケソウはもう終わっているが、初夏の高山植物は期待できるであろう、また北岳ー間ノ岳の素晴らしいという山稜眺望も、晴天予報から十分楽しめそうだと決断、これが正解で、花々も眺望も満喫できた山旅でした。

　当初は、1泊2日で北岳ー間ノ岳を（広河原の最終バスに間に合うよう）無事登り終えるか、体力的に自信が無く、最悪、白根御池小屋あたりで、もう一泊も覚悟のつもりで、登山スタートしました。結果は、初日、広河原→白根御池小屋→肩ノ小屋までの急登の多さで体力、とくに両足のふくらはぎの疲労が大きく、これは2泊も覚悟の状態でした。
ただ、北岳山荘に早めに入れて疲労回復できたのが幸い、翌日の間ノ岳→北岳→広河原の行程を無事終了、最終バスにもなんとか間に合いました。
（最後の二俣分岐から広河原までは、バスの時刻がギリギリ、必死でしたが・・・。）