越後三山縦走（大倉から日帰り周回）

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 11:35
• 距離: 28.1km
• 登り: 3,267m
• 下り: 3,278m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:11
• 休憩: 0:20
• 合計: 11:31

距離 28.1km 登り 3,270m 下り 3,287m

2:46 大倉口登山口
4:11 大倉口分岐
4:24 漕池
4:35 4:37 女人堂
4:43 4:45 秡川
5:03 八海山（薬師岳）
5:08 5:13 千本檜小屋
5:45 八海山（大日岳）
5:48 5:49 八ツ峰迂回路分岐
6:00 八海山
6:15 6:16 五竜岳
6:48 荒山
7:02 オカメノゾキ
7:44 7:45 出雲先(八合目)
8:22 8:24 御月山
8:26 8:27 祓川
9:14 9:15 中ノ岳避難小屋
9:19 9:20 中ノ岳
9:22 中ノ岳避難小屋
9:35 四合目
9:58 9:59 檜廊下
10:32 天狗平
11:05 中ノ岳、グシガハナ分岐
11:20 11:21 越後駒ヶ岳
11:30 中ノ岳、グシガハナ分岐
11:47 グシガハナ
13:00 十二平登山口
13:38 13:39 越後三山森林公園駐車場
14:17 ゴール地点

天候

晴れ→曇り
ほぼ無風で蒸し暑い…。
下界は35度超の猛暑。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

坂本神社の駐車場？に駐車。トイレ等の設備ナシ。
最終コンビニはセブンイレブン中越大和北北里通り店

コース状況／危険箇所等

・大倉からは標高差1000m弱の急登。稜線に出ると女人堂までは比較的平坦。
・秡川の水場は一応汲める感じだったが，ジャブジャブ流れているという感じではなかった。
・千本檜小屋では雨水貰える？ペットボトルの水＠500円。
・入道岳から標高差4~500m下り，中ノ岳まで8~900m登り返す。
・入道岳からの下りは生い茂った草でルートが分かりづらかったり，ガレていたりで結構滑る。道幅も狭く、踏み抜き、滑落に細心の注意が必要。
・最低コルからの登り返しは，両サイド切れ落ちた細い稜線歩きがひたすら続く。そしてキツいアップダウンの連続。8合目からは滑りやすい草地の急登。こちらも草は刈られていない。
・御月山の秡川はチョロチョロ流れている感じ。避難小屋の雨水は未確認。
・中ノ岳~越後駒ケ岳は一般ルートだけど、整備状況としては破線ルートと大差ナシ。
・グシガハナからは標高差1300mを一気に下る。他の登山道に比べると整備されている感じがした。

その他周辺情報

坂本神社に飲食店（丸山屋）が併設。

写真

8/3 2:47

神社付近は石碑や仏神の像や絵が多く、ヘッドライトいに照らされると不気味…。そそくさと通過。

8/3 4:11

1時間半で稜線に。良いペースで来れた。

8/3 4:25

燃える朝焼け。

8/3 5:04

良い朝だな。欲を言えば、雲海が出たら良かったんだけど。

8/3 5:05

千本檜小屋から朝日を眺める方々が見えた。

8/3 5:43

八ツ峰の鎖場天国を事務的にこなして大日岳。

8/3 5:44

ここの懸垂は10〜15m。

8/3 6:00

入道岳。これで八海山は終わりっ！

8/3 5:55

来た道。ここまでは前菜に過ぎない。
いざ！メインデイッシュの縦走路へ。

8/3 6:01

ここからは鬼の下り。草地の細いトレースを追う。
五竜岳から先は踏み外したら滑落という細い尾根。その上急坂で滑る。草が生い茂り足元見えない箇所も多数という緊張のオンパレード。

8/3 6:53

いやあ、細い尾根だな…。そして800m超の登り返し。
まあ、大キレットと思えば、精神的にそこまで辛くはない。

8/3 7:12

細っい尾根に、草滑りもあるし、岩場もあるよ！
大キレットなんかよりはるかにエグいし、イヤらしい。

8/3 7:21

どっしりと鎮座する入道岳。でかい。アルプスだよ、ここは。

8/3 7:40

何気ない写真だが、このあたりが一番シンドかった…。踏ん張らないと滑るし、鬼のように急だし、暑いし。

8/3 7:44

八合目！

8/3 8:05

駒ヶ岳方面。

8/3 8:22

九合目！ここが御月山！

8/3 8:23

中ノ岳、やっとここまで迫った！

8/3 8:29

祓川で休憩。我慢できずここまで温存していたコーラ一気飲み！
担いできて正解。

8/3 8:37

中ノ岳へ最後の1ピッチ！しかしなかなか着かない…。

8/3 9:18

中ノ岳、穫った。胃もたれ必至のヘビーな縦走路だった…。

8/3 9:24

メインディッシュが終わり、次はご飯モノ？
こうしてみると比較的平坦に見えるけど、実際はここまでの道と大差ない。

8/3 9:59

花を愛でる余裕はほとんどなかったけど、この花、可愛らしかった。

8/3 10:03

やっぱりこっちの尾根も基本的に細い…

8/3 10:24

そして、こっちの尾根も草はあまり刈られていない。

8/3 10:27

あの急登を登れば越後駒は目と鼻の先！

8/3 10:30

最終兵器を投入！
翼をください！（切実）

8/3 11:16

ボロボロになりながら越後駒に到着！
もう何の感慨もない。お腹いっぱい。もう何も食べられません。とにかく早く下山したい。

8/3 12:07

ガスで八海山は拝めず残念

8/3 13:05

オーバーヒートした身体を冷やす。ホント生き返った。

8/3 14:14

帰還！暑かった。辛かった。
もう二度とやらないぞ！

撮影機器：

SC-01K samsung

装備

MYアイテム

すけ

重量：-kg

個人装備

ザック：UD　アドベンチャーベスト 靴：ホカオネオネ　スピードゴート3 ベースレイヤー：アークテリクス　コーマック クルーネック シャツ パンツ：ティートンブロス　クライミングサーフショーツ レインウェア：モンベル　ピークドライシェル（不使用） ライト：ペツル　リアクティック＋ キャップ タイツ グローブ アームカバー（不使用） 携帯浄水器 エマージェンシーブランケット ファーストエイド

備考

<消費>
水：4リットルくらい？
羊羹：４本
柿ピー：２袋分くらい
マグオン：１個
塩熱サプリ：６粒
アミノバイタルゴールド：４本
マグマ：３本

感想

すけ

かなりシンドイだろうなあと思ってはいましたが，覚悟を決め，修行を兼ねて未踏の越後三山縦走に挑みました。

予想に違わぬ，日帰りにはツラい行程でした。特にこの時期，暑いし，草はモリモリ生い茂っているし。

早朝のうちにできるだけ進んでおきたいとの考えから、3時前スタート。しかし日の出前でも暑く、最初から最後まで汗ダラダラ。水は飲んでも飲んでも間に合わない感じだし、補給食もあまり喉を通らない。
とにかく蒸し暑く、早く下山したくて休憩もロクにとらず行動した結果、最後、標高700mくらいで脚が売り切れとなり、ヘロヘロになりながら沢まで下りました。
沢で冷水に浸かったら劇的に回復。無事帰ってくることができました。

行程が長いこともさることながら、小屋がほとんどなく、水場も出ているか怪しいことが、このコースの難易度をグッと引き上げています。
その分、アルプスなどでは味わえない、本質的な山歩きができたかなと思います。とはいえ、精神的にキツかったこともあり、風景をほとんど楽しめなかったのは心残りです。

コメント

unagahaku105

越後三山日帰り縦走とは、凄いことやりましたね❗
尊敬します。

すけ

unagahaku105さん
コメントありがとうございます。
この縦走はあまりにツラくて、いまだにトラウマです😅