北ア裏銀座縦走〜小屋泊ファストハイクで烏帽子岳から笠ヶ岳まで
- GPS
- 57:01
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 4,175m
- 下り
- 4,339m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:02
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:26
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ一時☔ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
8/1(THU) バスタ新宿09:35 - 14:06信濃大町駅前(高速バス白馬線, 4700円) ※中央道渋滞で実際の到着は14:40 信濃大町15:30 - 七倉山荘(送迎乗合タクシー, 1700円) 七倉山荘前泊(個室一泊二食, 11880円) 8/2(FRI) 七倉山荘5:20 - 5:40高瀬ダム(乗合タクシー, 500円) 【復路】8/4(SUN) 新穂高RW14:55 - 15:28平湯温泉(濃飛バス, 890円) (ひらゆの森でまったり) 平湯温泉18:05 - 22:30新宿(高速バス飛騨高山線, 5700円) ※中央道事故渋滞で実際の到着は翌日1:40 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備された縦走ルートです。注意すべきポイントは烏帽子岳山頂付近の鎖場,野口五郎岳→水晶小屋のガレ場,笠新道手前の抜戸岳直登ルートのガレ場,そして笠新道のガレ・ザレの急坂だと思いました。 また,この3日間,午前10時を境にガスが湧き上がり始め,初日は午後1時半過ぎから土砂降りの雨に祟られました。二日目以降は雨は降らずとも午後になると立ちこめるガスにより展望が悪化しました。ご多分に漏れず早めの行動が吉です。 |
ファイル |
【将来の参考用】初日の天気予報
(更新時刻:2019/08/05 20:27)
【将来の参考用】二日目以降の天気予報
(更新時刻:2019/08/05 20:27) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
指ぬきグローブ
アウター手袋(夏用防水)
ゲイター
夏帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
ツエルト
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
虫除け
マキロン
ボディシート
着替え(下着&半ズボン)
|
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備考 | あって良かったショートパンツ: 普段は縦走中に履くズボンでそのまま寝てしまいますが、今回のように突然の雨に濡れると小屋の中でパンツ一丁で過ごす羽目になりかねません。今回初日昼間の移動用にたまたま持っていたのですが、今後は標準装備に加えようかな。 |
感想
梅雨明け10日を信じて選択制夏季休暇を8月冒頭の3日間に設定し,会社の先輩と今回念願の北アルプス裏銀座縦走路を歩いて来ました。何気に距離があるこのルート,天気が良いときに歩き切れるかがキモなので,小屋泊装備のファストハイクとしました。
初日は急登で知られるブナ立て尾根に始まりますが,樹林帯の中は蒸し風呂状態。でも,コースは歩きやすく至るところに草花が咲き乱れており,全身汗だくになりながらも楽しく登ることが出来ました。
稜線に出れば山容が特徴的で印象深い烏帽子岳に始まり,道中に土砂降りの試練に遭いながらもその翌日にはその名前が気になっていた野口五郎岳をゲット。山頂から見渡す餓鬼岳から常念岳に至る北アルプス名峰の風景が圧巻でした。
続いて登頂した日本百名山の水晶岳と鷲羽岳では,周辺の岩に水晶の結晶が付いてることや,その山容が鷲が羽を広げているように見えるなど,それぞれの山名の由来を見て昔の人って洒落てるなと思ったり。疲れが出てくる三俣山荘から先では巻道なる存在に心を惑わされつつも,そこは意地に掛けて三俣蓮華岳と双六岳にも登頂。そこからの絶景を余さず楽しみました。
そして最終日も晴れ。夜明け前に笠ヶ岳に向けて出発です。双六小屋から弓折岳までのルートでは夜明け前のシルエットな槍穂の姿が美しいものです。その先の秩父平は見事なお花畑。多分,女子を連れて行くならこの時期のココでしょう。ま、そんな機会は無いと思いますが。そしてゲットした笠ヶ岳。槍穂を歩いていると常に目に入る存在なだけに,ようやく踏めて感無量でした。その後の笠新道の下山はこのルートの〆として相応しい激下り。日本三大急登のブナ立てよりキツイのでは?と思ったのは私だけでは無いと思います。
最後もバス遅延で終電に間に合わなかったりと色々ありましたが、それもこれもこの山行の思い出のネタの一つになるはず,と言うことでやはりアルプス縦走は凄く楽しい。
この夏も色々行けると良いな。台風次第か!
縦走でズボンの替えを持ったことがないのですが、おっしゃる通りでずぶ濡れのあとしばらくパンツ一丁で過ごす羽目になりました。ははは。小屋泊の時は見習って短パン持ちます。貴殿の体調が気掛かりでしたが流石丈夫な身体持ってますね!ペース落とさず歩ききりました。脱帽。
Schweitzerさん、直前の飲み会で風邪を持ってきてしまうという失態、ご迷惑をお掛けしました(特に夜)。登る前は自分でも大丈夫かいな、と思いながらも歩き始めると何故か体調復活、歩いてる時は風邪の事なんて完全に忘れていました(笑。なのに小屋について冷えるとゲホゲホフラフラという感じでしたが何とか乗りきれて良かったです。
これに懲りずにまたご一緒して下さい。
裏銀座大縦走お疲れ様でした。
三俣蓮華から見る鷲羽岳はもう一度見たいリストに入ってるんですけど
なにぶん登山口の岐阜が遠いのが最大のネック^^;
裏銀座方面は色々と悔いが残る山行が多かったりしますw
ブナ立尾根(西黒尾根もか)って日本三大急登とか言われてるけど
もっとキツイところは、いくらでもありそうだけどなぁ〜?と感じますね。
岳沢経由で奥穂登るほうが体感では遥かにきつかったし
笠新道も地図や情報見る限り超きつそうだし(こっちは未踏)
まぁ全体的にまんべんなく急登って意味なのかな?
標高差で考えちゃうと、西黒尾根なんて1200m程度ですしねw
yzzさん、コメントありがとうございます。三股蓮華岳は三県の県境だけに、何処から入るのが最速なんでしょう?確かに。
裏銀座はずっと気になっていた存在でしたが、特徴的な山や素晴らしい稜線が多くてホント、楽しかったです。
笠新道は勾配もそうですが、ひたすらガレ場とザレ場なのが下りでも大変でした。でもそのあとの温泉は最高!
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