富山県 折立 → 岐阜県 新穂高温泉への突破、憧れの雲ノ平へ

2019年08月02日(金) ~ 2019年08月05日(月)

• GPS: 32:48
• 距離: 61.4km
• 登り: 3,867m
• 下り: 4,140m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:23

7:52 十三重之塔 慰霊碑
9:00 9:10 太郎坂(アラレちゃん)
9:52 10:03 青淵三角点(青淵山)
10:17 10:27 積雪深計測ポール
12:18 12:50 五光岩ベンチ
13:13 13:17 太郎兵衛平
13:54 14:14 太郎平小屋
14:15 宿泊地

2日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:15

6:33 宿泊地
7:20 7:31 第一徒渉点
7:37 7:38 第二徒渉点
8:14 8:14 第三徒渉点
9:15 9:15 カベッケが原
9:29 10:04 薬師沢小屋
13:18 13:19 アラスカ庭園
14:03 14:03 奥日本庭園
14:24 14:32 雲ノ平山荘
14:48 宿泊地

3日目

• 山行: 9:12
• 休憩: 2:22
• 合計: 11:34

6:20 雲ノ平山荘
6:32 6:32 スイス庭園
7:21 7:27 祖父岳分岐
7:57 8:18 祖父岳
9:07 9:22 岩苔乗越
9:29 9:37 ワリモ北分岐
9:55 10:09 ワリモ岳
11:10 11:35 鷲羽岳
12:45 12:46 三俣山荘
14:47 14:55 三俣峠
16:46 16:46 双六岳巻道分岐
17:00 17:44 双六小屋
17:54 双六池

4日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 2:27
• 合計: 9:15

5:20 双六小屋
5:33 5:33 双六池
6:13 6:15 くろゆりベンチ
6:29 6:29 花見平
6:50 7:05 弓折乗越
7:49 8:08 鏡平山荘
8:13 8:16 鏡池
8:59 9:06 シシウドヶ原
9:34 9:41 イタドリが原
9:58 9:59 チボ岩
10:24 10:24 秩父沢出合
11:11 11:16 小池新道入口
11:34 11:44 わさび平小屋
11:57 11:57 笠新道登山口
12:08 12:08 中崎橋
12:23 12:23 お助け風穴
12:38 12:42 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:16 14:30 新穂高温泉ホテル（入浴）
14:35 新穂高温泉駅

天候

晴時々曇り、後霧か雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

折立〜太郎平小屋
非常に良く整備された登山道、浮石や木の根による不意のスリップに注意
太郎小屋〜雲ノ平
先ず先ず整備された登山道、濡れた木道や岩などが良く滑り不意の転倒が非常に多いので注意。薬師沢小屋手前で崩壊地を通るので、不意の転滑落に注意。薬師沢から雲ノ平大地への登り返しは時々滑りやすい岩が有る。
雲ノ平〜双六小屋
木道やザレ場での不意の転倒などに要注意、特に鷲羽岳の下り
双六小屋〜新穂高温泉
良く整備された登山道、弓折までで数か所崩壊地を通過するので不意の転滑落に注意。

写真

8/1 19:45

前泊の為に飯山駅から新幹線で冨山へ移動します

8/1 20:02

8月、8号車、8番はこだわりです

8/1 20:10

ささやかな前夜祭、これ意外と美味しいです

8/2 5:19

登山はここからスタート、折立への直通バスに乗り込みます

8/2 5:25

テン泊のT氏、このあと荷物を積むためにバスを一周まわって積めず、前の席におく事になりました

8/2 6:34

橋の上でバスが徐行、何故？

8/2 6:35

と言う事です、素晴らしいサービス、ポイントをついて来ます

8/11 23:30

ここから太郎平まで歩きます

8/2 7:48

さぁ、登りますよ

8/2 9:55

休憩＆ビューポイント、しかし暑い

8/11 23:30

薬師岳や剣岳を望みます

8/2 10:00

お、キスゲ

8/2 10:05

急登を登り切ると溶岩台地

8/2 10:15

有名なポール

8/2 10:29

もう一段上の大地を目指して歩きます

8/2 12:54

先は長い

8/2 12:54

小屋は見えないと思っていましたが、拡大すると屋根が見えますね

8/2 13:18

薬師岳

8/2 13:44

夏の風景

8/2 13:49

到着、そして

8/2 14:50

この一杯、美味い！

8/2 17:07

食事の時に山岳警備隊員の方から安全・安心登山について説明が有りました

8/2 17:39

もう一人の相方がいるテン場へ出張！

8/11 23:26

T氏の美味しいコーヒーを頂きましたが、その後30分寝てしまった

8/2 19:11

その帰り、黄昏時の中を歩く

8/2 19:12

振り向いてテン場

8/2 19:23

キスゲが輝きます

8/3 4:31

次の朝

8/3 4:34

キスゲ一輪

8/3 4:37

二輪

8/3 4:37

薬師岳

8/3 4:58

朝食です

8/3 6:20

2日目スタート

8/3 6:21

キスゲの群生

8/3 6:23

分かれ道、多くの方は黒部五郎を目指していました

8/3 6:24

曇り模様のなか薬師沢へ下ります

8/3 6:24

霧が上がって来ます

8/3 6:24

立山方面を望む

8/3 6:24

太郎平小屋と薬師岳

8/3 6:24

キスゲの群生

8/3 6:28

お花の詰め合わせ

8/3 6:28

ウサギキク

8/3 6:28

チングルマやオトギリソウかな

8/3 6:35

背景は立山

8/3 6:37

太郎平小屋

8/3 6:40

草原？

8/3 6:44

徐々に高度を下げて行きます

8/3 6:50

振り向いて、整備された登山道

8/3 7:19

黒部川に下りるとトリカブトに出会いました

8/3 7:27

橋その1

8/3 7:35

橋その2

8/3 7:35

M女史、難なく渡ります

8/3 7:37

キヌガサソウ

8/3 7:37

登り返し

8/3 7:40

草原

8/3 8:26

キスゲ

8/3 8:35

アザミ

8/3 9:50

はい、薬師沢の吊り橋に到着

8/3 9:50

賑わっています

8/3 9:57

渡って、河原から見上げます

8/3 10:00

この様な所に有るのですね

8/3 10:00

分岐です、何時か高天原の温泉に入りに行きたいな

8/3 10:00

道標、下のコメントに感激

8/3 10:02

早速ハジゴ

8/3 10:19

のっけからいきなりです

8/3 11:20

休憩中に発見

8/3 11:40

ひっそりと道標

8/3 12:48

こちらも

8/3 12:48

場所によってはかなりの水量が有りました

8/3 12:50

あ、木道

8/3 13:17

雲ノ平への道

8/3 13:17

祖父山と鷲羽かな、空が気になります

8/3 13:26

先ずはアラスカ庭園

8/3 13:30

見えて来ました、雲ノ平

8/3 13:59

置く日本庭園、通り雨に降られました

8/3 13:59

霧が出て来ました、奥に見えるのは水晶岳か！

8/3 14:04

コロナ観測所がある2,576mのピークピークです

8/3 14:04

右は祖母山

8/3 14:08

さあもうひとあ歩き

8/3 14:10

分岐を左、祖母山の案内が無いですね

8/3 14:21

そしてここを右へ

8/3 14:21

最後の登り

8/3 14:24

到着

8/3 15:33

あぁ、水晶岳

8/3 15:33

祖父山

8/3 15:33

三俣蓮華

8/3 16:04

青空が見て来ました

8/3 16:34

食事前にテン場へお届け物（ビール）で出張します

8/3 16:53

富山駅前から持って来た玉子、転倒した際に2個割れてしまいましたので、T氏が見守る中ここで焼いちゃいます

8/3 17:16

あと14分で食事の時間

8/3 17:18

コバイケソウの群生と雲ノ平

8/3 17:32

1分前に到着し間に合いました

8/3 17:36

石狩鍋！！！

8/3 17:37

頂きます

8/3 18:43

黄昏時の水晶岳

8/3 18:56

おお、空が焼けて来ました

8/3 18:57

雲ノ平山荘の背後から入道雲

8/3 19:00

まるでキングキドラが立っている様な感じ？

8/3 19:04

水晶岳も少しそまります

8/3 19:05

積乱雲は拡散しちゃいました

8/4 3:13

午前2時半に起床

8/4 3:27

少し雲が出ていますが、水晶岳

8/4 3:32

8/4 3:36

天の川

8/4 3:44

オリオンが沈んで行きます

8/4 3:45

既に祖母山を登っている人がいます

8/4 3:46

空がしらけて来ました

8/4 3:49

やけるかなあ

8/4 4:42

空が焼け、水晶のシルエット

8/4 5:09

朝食です

8/4 5:52

次の朝です、黒部五郎岳

8/4 5:52

笠が岳

8/4 5:52

三俣蓮華

8/4 5:52

祖父山

8/4 5:53

出発前、M女史

8/4 5:53

さらば、雲ノ平

8/4 5:58

本日はピークハントのコース、4日の工程で一番きつい日です

8/4 6:02

早くも遠くに

8/4 6:07

さらば・・・

8/4 6:25

ここでT氏と合流、モーニングコーヒを期待していいたがなし

8/4 6:29

遠くに三俣蓮華

8/4 6:30

右に進みます

8/4 6:32

スイス庭園方面、後ろは薬師〜立山への稜線

8/4 6:35

祖父山がそびえて来ました

8/4 6:38

薬師方面をアップ

8/4 6:39

謎の△点？

8/4 6:51

お花畑の中をあるきます

8/4 6:52

リンドウかな？青いお花

8/4 7:03

ハイ松の中を行くT氏

8/4 7:04

標高2,500m超え、きついです

8/4 7:04

右奥に太郎平小屋、手前の中央に雲ノ平、荒天だからこそ見える風景

8/4 7:07

祖父山がそびえたちます

8/4 7:20

分岐

8/4 7:21

祖父山と鷲羽のピークを目指します

8/4 7:21

ミニ枯山水、命名はT氏

8/4 7:25

チングルマの群生

8/4 7:55

薬師をバックに祖父山のピークまものなく

8/4 7:55

がんばれ

8/4 7:56

こちらも薬師をバックにもうちょい

8/4 7:56

がんばれ

8/4 7:57

祖父山の眺めは格別です

8/4 7:57

ひいて左から槍穂、三俣蓮華、笠が岳の揃い踏み

8/4 8:25

岩苔乗越穢向かう途中にフウロ

8/4 8:29

ハシゴ有り、意外とハードです

8/4 8:35

途中コバイケソウの群生地あり

8/4 8:36

眼下に三俣山荘と奥に双六小屋

8/4 9:06

乗越到着

8/4 9:07

ここから鷲羽岳の前衛はワリモ岳を目指します

8/4 9:11

水晶岳を望みます

8/4 9:12

乗越で三満蓮華を眺めるM女史

8/4 9:15

この乗越は交通の要所、右からは高天原から、左は黒部源流は三俣からきます

8/4 9:27

ワレモ北の分岐

8/4 9:29

祖父山の山頂をアップ

8/4 9:29

辛うじて雲ノ平が見えます

8/4 9:40

リンドウかな

8/4 9:40

アップ

8/4 9:42

ワレモ岳がそびえます

8/4 9:44

なかなか山頂が近付かない

8/4 9:59

振り向くとM女史と水晶岳

8/4 9:59

その代り水晶岳と薬師岳のツーショット

8/4 10:01

あ、鷲羽岳が見えて見ました

8/4 10:02

この辺は転滑落に要注意です

8/4 10:03

あ、山頂通過

8/4 10:09

一旦下りますが、大きな石が有り、慎重に下るM女史

8/4 10:12

休憩、鷲羽岳がそびえます

8/4 10:16

紫色？ピンク色のお花

8/4 10:18

ホシガラスではなさそう

8/4 10:39

この登りを制せば山頂

8/4 11:26

はい、△点

8/4 11:26

記念写真

8/4 11:33

三俣山荘に向けて下ります、眼下に鷲羽池

8/4 11:36

三俣蓮華〜双六岳、素晴らしい山容

8/4 11:36

眼下に三俣山荘

8/4 11:37

振り返ると祖母山と薬師岳

8/4 12:27

そして赤岳、硫黄岳の稜線とその奥に槍ヶ岳

8/4 12:27

槍ヶ岳は何処から見ても槍とわかりますね

8/4 12:34

あ、伊藤真道の文字に心が騒ぎます

8/4 12:36

湯俣まで通じる伊藤真道

8/4 12:36

硫黄岳の麓が湯俣・・・見えませんが

8/4 12:41

はい三俣山荘

8/4 14:16

やっと到着

8/4 14:44

三俣山荘を出て急登の先に分岐、巻道を行きます。

8/4 14:48

コバイケソウの群生と双六への稜線

8/4 14:59

遥か彼方に双六小屋の地が・・・2時間ちょっとの工程

8/4 15:05

コバイケソウの群生が本当に素晴らしい

8/4 15:05

と、雲行きが怪しい、遠来も聞こえて来ました

8/4 15:38

コバイケソウの群生

8/4 16:43

双六小屋の上の分岐前きました、長かった

8/4 16:49

ここから小屋が見えて来ました、ここからがなかなかつかない

8/4 18:33

はい、晩御飯、ここはお米が美味しい

8/5 4:31

朝食です

8/5 5:18

次の日の朝、出発前の記念写真

8/5 5:18

縦位置

8/5 5:29

幕営地通過

8/5 5:53

稜線に乗り一発目の槍と西鎌尾根、朝日が眩しい

8/5 5:53

雲の滝

8/5 6:03

笠が岳

8/5 6:50

弓折岳分岐に到着

8/5 6:50

道標

8/5 7:13

初めて見る黄色の高山植物

8/5 7:17

クルマユリ

8/5 7:24

この方角だと槍ヶ岳はシルエットに

8/5 7:44

鏡池山荘、今回は橋があります

8/5 7:57

こうばしい香り、店主自らコーヒー豆を炒っていました

8/5 8:05

さらば、鏡平山荘

8/5 8:11

鏡池、逆光　orz

8/5 8:13

はい、記念写真

8/5 9:03

熊の踊り場を過ぎて暫くすると眼下に橋が、小池新道の終着地点

8/5 9:03

シシウドヶ原から見上げると弓折岳かな？

8/5 9:06

道標

8/5 10:22

秩父沢を渡ります

8/5 10:22

道標

8/5 11:07

暑い暑い中をここまで辿り着きました

8/5 11:08

木陰で休憩

8/5 11:19

林道を進むとあら雪渓

8/5 11:19

空洞

8/5 11:24

森林地帯は陽射しがやわらぎます

8/5 11:43

わさび平小屋、ラムネの文字がきになります

8/5 11:54

笠新道入口を通過

8/5 11:54

「ここからは笠が岳山荘までもう一息です」もう一息とは・・・

8/5 12:39

林道終着地点

8/5 12:39

お疲れ様でした

8/5 12:40

はい、お疲れ様

8/5 12:43

ここを左に曲がります

8/5 12:44

この橋を渡ると新穂高温泉に到着です

8/11 23:26

到着です

撮影機器：

Nexus 6 32GB ワイモバイル Google

D850 ボディ ニコン

EOS RP ボディ CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

共同装備

アマチュア無線

感想

kintakunte

雲ノ平へ行きたいと考え構想は4年以上前になるでしょうか、3年前には折立からの薬師岳を含めピストンにて計画を実行しましたが、薬師岳小屋にとまった次に日が雨であえなく断念、有峰林道が閉鎖直前に下山して急ぎ車で下った経験をしました。今回は満を持して山行4日間＋冨山で前泊をする慎重な計画を立てて、若干の荒天でも歩けるプランにました。
通り雨や遠来に脅される事は有りましたが、概ね好日にて山行を行う事が出来たのはこれ幸いでした、
連れのT氏は全てテント泊、初日の薬師峠の幕営地で夜中豪雨になり、テントの中が川になって寝れなかった以外は、穏やかなテン幕を楽しんだのではないかと思われる。
さて自分は撮影用機材も有り、荷物はおおかた25kg程度、小屋泊にしては非常に大きい。寝袋を入れればテン幕可能な装備では有ったが、カメラ2セットと三脚＋マンフロットの自由雲台2機と天体撮影用のポラリエが重量をました。装備をフルに生かした撮影は出来なかったが、雲ノ平で星空撮影が出来たのは嬉しかった。
歩きは計画に対して約2時間の超過、荷物と撮影と安全安心と言う点で計画時間履行にはこだわらなかった。超過の原因は休憩の回数が多かった事である。歩き自身はおよそコースタイム通り、休憩時間もおよそ時間を守っていたが、体調に合わせて都度休憩を行う様に心掛けた。2時間程度の超過は想定内であったが、宿泊地最終日の双六小屋は少し焦ったかな。
歩きできつかったのは雲ノ平への登り返しと三俣山荘から双六の道で有りとても長く感じた。
各ポイントから眺める山容や景色は素晴らしく、群生している高山植物には目を見張るものがある。雲ノ平周辺の各庭園は2〜3日宿泊して雰囲気を楽しみたい所です。