夫婦ノンビリ飯豊山(川入→飯豊山荘)

2019年08月04日(日) ~ 2019年08月07日(水)

• GPS: 78:01
• 距離: 34.9km
• 登り: 2,867m
• 下り: 3,147m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:50

距離 6.9km 登り 1,190m 下り 144m

5:13 スタート地点
7:20 7:27 横峰
7:49 7:57 峰秀水
8:18 地蔵山西分岐
9:21 9:22 剣ヶ峰
9:43 9:46 剣ヶ峰の水場
9:59 10:41 三国岳避難小屋(三国小屋)
11:46 11:47 七森
12:28 12:33 種蒔山
12:53 切合・種蒔山分れ
13:03 切合避難小屋

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:05

距離 12.4km 登り 963m 下り 723m

5:32 切合避難小屋
6:09 草履塚
6:28 姥権現
6:36 6:37 御秘所
6:57 6:58 御前坂下
7:35 7:36 一ノ王子
7:48 7:52 本山小屋
8:15 8:18 飯豊山
8:41 駒形山
8:56 玄山道分岐
9:17 9:18 草月平
9:38 9:40 御西岳
9:47 10:03 御西岳避難小屋
10:08 10:17 御西避難小屋水場
10:26 御西岳避難小屋
10:58 文平ノ池上
11:53 12:06 大日岳
12:52 12:53 文平ノ池上
13:37 御西岳避難小屋

3日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:05

距離 8.7km 登り 583m 下り 697m

5:35 御西岳避難小屋
6:55 御手洗ノ池
8:12 8:22 烏帽子岳
8:47 8:48 梅花皮岳
9:12 9:45 梅花皮小屋
10:22 10:23 北股岳
11:36 11:38 門内岳
11:40 門内小屋

4日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:04

距離 6.9km 登り 115m 下り 1,578m

5:10 門内小屋
5:33 扇ノ地神
6:00 6:01 地神山
6:15 6:19 地神北峰
6:55 丸森峰
11:14 飯豊山荘上駐車場

天候

8/4 晴れ
8/5 晴れ
8/6 晴れ
8/7 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
飯豊山登山アクセスバス：山都駅13:40 - 14:25川入
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/20128.html

【復路】
小国町営バス南部線：飯豊山荘13:10 - 13:58小国駅
http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/south.html

その他周辺情報

【前泊】
川入集落民宿 村杉荘

写真

8/3 14:49

川入集落の民宿村杉荘にて前泊です。

8/3 16:57

ご夫婦で細々と営んでいるでしょうに、豪勢な夕食です。

8/4 4:17

朝も早くから品数の多い朝食を出していただきました。

8/4 5:11

送迎していただき、小白布沢からのショートカットコースを行きます

8/4 5:19

最初は軽トラが入れそうな道

8/4 5:51

山道が始まり、ザックの重さを思い知らされる。ヤバい…。
早くも引き返すことを考えはじめる。

8/4 7:48

稜線との標高差を思い知る

8/4 7:52

峰秀水。美味い！
空腹が最高の調味料なら、ザックの重さは最良の水源だ。

8/4 8:18

主稜線に上がったということかな。ホッと一息。

8/4 8:27

三国岳までまだまだ標高差があるぞ…

8/4 8:40

剣ヶ峰への岩登りが始まります

8/4 9:09

ストックをしまって、バランスを崩さないように…

8/4 9:12

恐る恐る行きます

8/4 9:16

高度感あります

8/4 9:21

まだまだ

8/4 9:23

剣ヶ峰。疲れ切った…

8/4 9:31

剣ヶ峰で終わりじゃない、まだまだ登る

8/4 9:35

気を付けてね…

8/4 9:49

…（声も出ない）

8/4 10:05

ようやく三国岳避難小屋。ぬるくてもコーラの誘惑には勝てない…

8/4 10:42

ここからはアップダウンは少ない…と思ってたんだけど？

8/4 11:05

まさかのハシゴ登り

8/4 11:08

普段ならなんてことないアップダウンも重さが堪える

8/4 11:40

え、まだ三国岳から3分の1だけしか来てないの？

8/4 12:10

疲れたね…

8/4 12:27

飯豊山が見え始めたっ！

8/4 12:51

キタコレ！

8/4 13:00

切合小屋までラストスパート

8/4 13:03

着いたー
ホントにホッとした。ザックの重さが想像以上だった。

8/4 17:04

切合小屋のカレー。普通のカレーだけど、それで充分美味しい。
ルー増し、さらにお代わりまで。ごちそうさまでした。

8/5 5:30

2日目
ついにあのピークに立つぞ！と思いつつも、今日もザックが重い。

8/5 5:43

雪渓はいつも以上に慎重に歩きます。

8/5 6:09

草履塚で先行のご夫婦に写真を撮っていただく。
いい写真頂きました。

8/5 6:09

勘違いしてましたが、左側が飯豊山です

8/5 6:18

山の旅人的な写真

8/5 6:29

姥権現。石仏は撮っていなかった。

8/5 6:35

御秘所。

8/5 6:41

御秘所も険しい

8/5 6:55

このあと、この雪渓の稜線を行くのかと思うと、足取りも軽い。

8/5 6:58

最後のひと登りに入ります。

8/5 7:17

振り返って、これまでの道のりを思う。

8/5 7:35

ついにほぼほぼ登り切りました！

8/5 7:45

本山小屋でジュースを飲みたかったのですが、CCレモンが冷えていなくて、妻ガッカリ…。かわいそうに…。

8/5 7:47

この女性的な美しい山なみ。手前の緑が徐々に青くなって空に吸い込まれるかのようなグラデーション。

8/5 7:57

百名山の山頂部だというのに誰もいないかのよう。

8/5 8:14

そしてついに飯豊山山頂！
先行していた旦那さんに恒例の夫婦記念写真を撮っていただきました。

8/5 8:21

足かけ2日＋前泊までしてたどり着いた山頂を去るのは名残惜しいですが、今日はまだあの大日岳の山頂まで行くので、ノンビリもしてられません。

8/5 8:46

こんな広くてなだらかな稜線は他にありません。ホントに素敵な山です。

8/5 9:16

夏真っ盛りにこの爽やかな夏山風景！

8/5 9:19

Theお花畑。

8/5 9:35

チングルマの草原

8/5 9:48

御西岳避難小屋に到着。

8/5 10:18

避難小屋で荷物を整理して、水場に来ました。
冷たくて美味しいけど、ちょっと遠いなぁ。

8/5 10:52

水も確保したので、小屋に荷物をデポして大日岳に向かいます。
すっごく軽くなった！

8/5 11:55

…暑さでヘトヘトで、途中に写真を撮る余裕なし。でも、恒例の夫婦記念写真は欠かせません。ともかく大日岳山頂。

8/5 12:01

雲がモクモク。雷も怖いので早く戻ろう。

8/5 13:31

登り返しが辛い。

8/5 13:37

やっと戻ってきました。

8/5 16:55

夕食はウィンナーと豆を炒めました。豆に塩をきかせればもっと美味しかったかな。

8/5 18:36

夕焼けに大日岳のシルエット

8/5 18:39

飯豊山の夕空に見惚れます。

8/6 5:26

3日目
左の北股岳を越えた先まで歩きます。遠い…！

8/6 5:50

御西岳の稜線にポツンと一軒家の避難小屋

8/6 5:54

青碧の山。
烏帽子・梅花皮と北股が作る三角形は美しくて、何度も写真を撮りました。

8/6 6:10

見惚れてる。あるいは遠さにウンザリしている。

8/6 6:17

天狗の庭は最高の展望テラスだ

8/6 6:35

イワイチョウと烏帽子岳

8/6 6:38

雪渓から冷気が漂ってちょっと涼しい

8/6 6:55

御手洗。

8/6 8:03

クルマユリ

8/6 8:12

登って下って登って烏帽子岳。山頂でも夫婦記念写真。

8/6 8:22

真ん中の稜線を奥に辿った先に御西岳避難小屋があります。遠いなぁ。

8/6 8:22

梅花皮岳と北股岳。
梅花皮はちょっとの下りとちょっとの登りだけど、その先の北股岳はだいぶアップダウンがあるなぁ…。

8/6 9:01

梅花皮を越えると小屋が眼下に見えました。天を衝くような北股のピラミッドの稜線も素敵です。

8/6 9:37

小屋で荷物を下ろして、水場へ。この水場は近いし美味いし、最高です。

8/6 9:48

プラティパスに水2リットル＝2kgの負担増が、こんなに堪えるとは…！

8/6 9:55

石転び沢が眼下に見えました。上から見るとなだらかに見えるんですが、きっとキツいんでしょうね。

8/6 10:22

登り切って北股岳。
疲れて座り休憩。重さはアカン。

8/6 11:20

今日のゴールの門内岳避難小屋が見えました。

8/6 11:32

小屋はすぐそこなのになぜ門内岳を登るのかと、問い詰めたい。

8/6 11:38

お社があればご挨拶に登らないわけにはいきませんね。

8/6 12:25

ほどなく門内岳避難小屋。この日の最初の宿泊者でした。

8/6 13:35

遠いと聞いていた水場ですが、時間もあるので行ってみました。水場は雪渓の底。水も冷たいですが、それ以上に水場が冷たい。
数日前に雪渓から掘り出したとのこと、ラッキーです。

8/6 15:07

後から到着のご婦人2名が北股岳に向かい、小屋の管理人さんも北股岳に向かうと、小屋には私たち夫婦二人だけ。並んで座って飛び切りの景色をずっと眺めていました。すると積乱雲がモクモク、雷鳴がゴロゴロ。

8/6 15:52

しばらくすると積乱雲が消え、後には虹が！！
この景色も二人占めでした

8/6 16:48

夕食は、ピーマンとナスの麻婆味噌炒め。美味しかった

8/6 18:37

今日もオレンジ色の夕焼け

8/7 4:33

4日目、最終日
朝焼けに浮き上がる飯豊山

8/7 5:12

クルマユリと地紙山

8/7 5:16

サヨナラ、飯豊の山々。

8/7 5:26

もうすぐ飯豊山ともお別れです。最後に一目眺めて。

8/7 5:32

梶川尾根は先の斜面が見えない。どんだけ勾配がきついのか…。

8/7 6:16

稜線歩きもここまで。いよいよ下山です。

8/7 6:22

朳差岳への山道もなだらかでいいなぁ。

8/7 6:44

ゆるゆると下っていく。下るにつれて陽も高くなって暑くなっていくが、ここらへんはまだ余裕。

8/7 8:18

念願の水分補給。湧出源が見えないのでちょっと不安だけど、喉の渇きは抑えられず、ゴクゴク。温くはないが、それほど冷たくもない。

8/7 9:03

暑くてヘロヘロになりはじめる。
ここからは10分歩いて水分補給、また10分歩いて座り休憩となっていく。

8/7 9:38

梶川尾根だとそこから一気に降りるのか…。

8/7 11:13

熱中症になるかと思いながらも、なんとか辿り着いた…。

8/7 11:16

飯豊山荘でお風呂に入りました。お湯、熱々。喉も乾いているので、ちゃちゃっと汗流して、すぐ出ました。

8/7 14:14

小国駅から米沢に出て帰ります。お疲れ様。

8/4 11:06

シロバナニガナ

8/4 11:08

タテヤマウツボグサ

8/4 11:45

ミヤマキンポウゲ

8/4 12:04

ハクサンシャジン

8/4 12:36

ミヤマコウゾリナ

8/4 12:49

タカネマツムシソウ

8/4 12:58

ヤマハハコ

8/5 5:50

チングルマ

8/5 6:14

シシウド

8/5 6:54

ハクサンフウロ

8/5 7:42

イイデリンドウ

8/5 8:35

8/5 8:58

ハクサンフウロ

8/5 8:52

ヨツバシオガマ

8/5 12:08

ミヤマリンドウ

8/5 13:02

ハクサンオミナエシ

8/5 13:03

イイデリンドウ

8/6 5:43

ヨツバシオガマ

8/6 5:43

ハクサンコザクラ

8/6 7:01

シナノキンバイ

8/6 7:42

タカネナデシコ

8/6 7:46

イブキトラノオ

8/6 7:49

ヒナウスユキソウ

8/6 10:00

イイデリンドウ

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ

4

Tシャツ

1

タイツ

2

ズボン

2

靴下

5

グローブ

1

ダウン

1

使わなかった

雨具

1

日よけ帽子

1

靴

1

ザック

1

ザックカバー

1

サブザック

1

行動食

1

飲料

3

500mlペットボトル

ハイドレーション

1

食器

1

地図（地形図）

1

コンパス

1

笛

1

計画書

1

ヘッドランプ

1

ファーストエイドキット

1

マキロン

日焼け止め

1

ロールペーパー

1

保険証

1

時計

1

サングラス

1

手ぬぐい

2

ストック

1

ナイフ

1

カメラ

1

携帯トイレ

1

スマホ・GPS

1

シュラフ・マット

1

共同装備

コンロ

1

ガスカートリッジ

1

ライター

持っていくべきだった

調理器具

1

フライパン

調理用食材

ウィンナー、豆、ピーマン、ナス

調味料

塩コショウ

ご飯

4

感想

cono

今年の夏休みはどうしようと考え始めたのが、春先ごろのこと。
いつもは北アルプス南アルプスだけど、いつかは飯豊山にとの思いをそろそろ実現しようと、一念発起しました。

飯豊山に行く条件として考えたのは、
・せっかく行くのなら、ピストンではなく、縦走とすること
・大日岳も行くこと
・シュラフ・マット、食料の重さを考えて、1日のコースタイムを短めにすること
と考えると、川入の民宿に前泊して小白布のショートカットコースへの送迎が必要になりそうでした。そこで飯豊山登山アクセスバスの日程が判明次第、夏休みの日程を決め、民宿の予約を取るという、我ながら用意周到に計画を立ててきました。
あとは天気だけ！

この飯豊山の4日間、我ながらビックリするほどの好天気！

あとはもう写真とコメントを見てください。

お花に囲まれた静かな静かな山歩き。
忘れられない山歩きになりました。

コメント

yamanamie

飯豊連峰､ご夫婦で縦走お目出度うございます。
cono　さん　はじめまして
飯豊連峰､ご夫婦で縦走良かったですね。
conoさんのコメント「お花に囲まれた静かな静かな山歩き。忘れられない山歩きになりました」に思わずコメントさせて頂きました。
私も､もう登れる機会はあるのだろうかと思いつつ､今回私も辛い山行きが分かってても行ってしまいました｡
comoさんの「忘れられない山歩きになりました」の一言に尽きると分かりました。 私には残雪とお花畑の飯豊連峰が最高と思っています｡