過酷！祖母谷から唐松岳、白馬岳周回。キレットでソール剥離、さあどうする？

2019年08月04日(日) ~ 2019年08月09日(金)

• GPS: 115:02
• 距離: 48.4km
• 登り: 5,099m
• 下り: 5,158m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:46
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:46

距離 2.1km 登り 379m 下り 232m

14:20 欅平駅
14:36 名剣温泉
15:06 祖母谷温泉

2日目

• 山行: 12:47
• 休憩: 2:23
• 合計: 15:10

距離 12.4km 登り 2,360m 下り 572m

3:47 祖母谷温泉
6:49 6:59 南越峠
8:04 8:05 餓鬼ノ田圃
9:13 10:09 餓鬼山避難小屋
10:14 ニゴリ沢ノ頭
11:23 11:34 餓鬼山
13:11 14:16 大黒銅山跡
18:57 唐松岳頂上山荘
18:57 唐松頂上山荘テント場

3日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 3:28
• 合計: 8:19

距離 5.8km 登り 632m 下り 591m

7:15 唐松岳頂上山荘
7:37 7:40 唐松岳
8:33 8:37 不帰嶮（不帰二峰南峰）
8:58 9:22 不帰嶮（不帰二峰北峰）
9:49 9:50 不帰嶮（不帰二峰南峰）
10:51 唐松岳
11:08 13:50 唐松岳頂上山荘
14:05 14:08 牛首
14:14 14:25 唐松岳頂上山荘
15:34 唐松頂上山荘テント場

4日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:31

距離 10.3km 登り 1,170m 下り 972m

4:26 唐松岳頂上山荘
5:25 唐松岳
6:07 不帰嶮（不帰二峰南峰）
6:31 6:50 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:47 不帰嶮（不帰一峰）
8:11 8:12 不帰キレット
9:30 天狗ノ大下り
10:48 11:48 天狗山荘
12:17 12:18 鑓温泉分岐
12:49 12:50 鑓ヶ岳
14:55 丸山
15:48 15:52 白馬山荘
15:57 宿泊地

5日目

• 山行: 11:04
• 休憩: 0:31
• 合計: 11:35

距離 14.9km 登り 427m 下り 2,480m

4:33 宿泊地
5:29 5:30 裏旭岳
7:07 清水平
7:34 7:39 清水岳直下
9:42 10:07 不帰岳避難小屋
16:06 祖母谷地獄
16:08 祖母谷温泉

6日目

• 山行: 0:40
• 休憩: 0:15
• 合計: 0:55

距離 2.6km 登り 95m 下り 288m

8:40 祖母谷温泉
9:07 9:08 名剣温泉
9:17 9:31 欅平駅
9:35 ゴール地点

歩数　二日目　22507歩
　　　三日目　15768歩
　　　四日目　27073歩
　　　五日目　38551歩

天候

2日目　晴れ　4時ごろより雷鳴聞こえるが雨は降らず。
　　　　8時過ぎから1時間ほど雨
3日目　晴れ　夕方雷雨有り
4日目　晴れ、午後雷雨
5日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

黒部峡谷鉄道トロッコ電車
https://www.kurotetu.co.jp/
宇奈月〜欅平　1980円
乗車時間約1時間20分
往復券は有効期間が二日間だけなので登山では使えません。

コース状況／危険箇所等

■祖母谷〜唐松ルート
祖母谷600mから唐松2600mまで登って行くルート。
累積標高差2439m　距離11.25km
途中餓鬼山から鉱山跡まで約300m下がって登り返しあり。
根性試しみたいなルートです。
このルートを行くときは暗いうちにスタートしてください。
トレランクラスの方以外はコースタイムより時間はかかると思っておいた方が良いです。
スタートしてすぐの10分ほどの間、暗くて状況は良くわかりませんでしたが左側が切れた細いトラバースになっていました。滑落注意です。下山後小屋のおかあさんに聞いたら、下りで気が緩んでそこで落ちて血まみれになって降りてくる人がたまにいるそうです。10分ほど歩いたら道幅は少し広くなります。
ただしずっと急登です。
全体的に展望もあまりなく山頂までお花も少ないというご褒美の少ないルート。
しかも餓鬼山の周辺は切れ落ちた細尾根が続きかなり危険です。
水場は下部の沢（南越峠の水は枯れている恐れあり）と銅山跡のみ。
テント適地は避難小屋後ろと、銅山跡のみ。
避難小屋には水場無し。
かなり体力を消耗するルートです。
登りに使う人はほとんどいません。
銅山跡で一気に進むかビバークするか良く考えてください。
この先進んだ所でバテバテになりました。
銅山跡から先にはビバークできるような平場がありません。
最後唐松小屋が見えてからの道も歩きやすくはありませんのでご注意ください。
登るのもきついですが、下るのもかなりきついし危険度が増すと思われます。
ちなみに下りに使った単独男性は10時間かかったそうです。

このコース、避難小屋より下部は祖母谷小屋の管理、上部は阿曽原小屋の管理で、刈払が入ったところらしく整備状況は良かったです。

■唐松岳〜白馬岳
いわゆる、不帰キレットを通る部分です。
唐松まで登って先へ進みますが、クサリなどが出始めるのは北峰を過ぎたところから。不帰キレット危険部に関しては、短いしわりと緩めかなと思います。
しっかりクサリをつかんで進めば、よほど高度感が苦手でなければさほど怖い所は無いと思います。
ちなみに唐松から白馬だと危険部が下りになるので難易度が増します。
天狗の大下りを登りかえしたら、あとは緩やかに大きなアップダウンが繰り返す道です。距離は有りますので体力と相談して進んでください。
今季は天狗山荘は宿泊営業しておらず宿泊はテントのみです。
売店営業はしているので飲み物や軽食がとれます。
水は小屋前の雪渓からパイプがひかれており、ドバドバでていました。

■白馬岳〜祖母谷
こちらも長いルートです。
ただし、唐松〜祖母谷ルートほどの危険度はありません。
ただただ体力勝負な道。
コースタイムは8時間となっていますが、もっとかかると考えておいてください。
祖母谷の小屋のお話によると平均10時間かかって降りてくるそうです。（休憩含まず）
唐松コースと違って、こちらは前半絶好の展望とお花畑が広がる天国のようなルートです。
途中避難小屋有り（美味しい水場付き）
避難小屋から先が地獄ルートです。
進んでも進んでも登ったり下りたりの繰り返しでほとんど標高が下がりません。
体力だけが吸い取られていきます。
百貫の大下りに差し掛かってやっと標高をさげて行きます。
細かいジグ切ってガンガン下がります。
標高が下がってきて暑い！！
一旦下りきると何度も沢を横切るコースとなります。
ガレガレでなかなか歩きにくい。ロープが付いています。滑落注意です。
その後もしばらくまた登ったり下りたりの道。大きな倒木が何本かあり、乗り越えるのに体力が必要。
最後にまた大きな石ゴロゴロの急下りとなります。
疲れた足に相当堪える下りなので足がもつれないよう気をつけてください。
涸れた沢に出たら、間もなく林道に入ります。もうひと頑張りで祖母谷温泉です。

このルート下るときは、できればここで一泊した方が良いでしょう。
以前、宇奈月温泉のホテルを取って降りてきた人が最終のトロッコに間に合わず泊まっていったことがあるそうです。
一泊3万の宇奈月の宿、当然キャンセル料全額だったそうです・・・。
さらにもっとひどいのは3人で来て二人は「明日仕事だから途中でバテてるけど一人置いていくから泊めてやってください」と言い残して降りて行ってしまった人がいたそうで、待っても降りてこないから小屋の息子さんが探しに行ったら動けなくなっていて背負って降ろしたとか・・・先に帰った二人は警察に呼び戻され大目玉くらったそうです・・・。

祖母谷小屋で聞いたところ
白馬から祖母谷へ下る人は年間250名程度
唐松から祖母谷へ下る人が年間150名程度
登る人はもっともっと少なく、ここを周回する人はほとんどいないそうです（笑）

その他周辺情報

宇奈月温泉は温泉宿街なので、一般的なお店は少ないです。
コンビニなども有りませんので買い物はお早めに。

●祖母谷温泉小屋
テント代600円　入浴代600円
夕食のみ2500円

宿泊（二食付）10000円

●唐松岳テント場
1200円　小屋から下がったところにあるのでトイレなどタイヘン。
公式には水場は有りませんが、テント場一番下の雪渓が有るうちはその下で水を取れます。ちょっとしんどいけど、小屋で買うと高いので頑張ってみてはいかがでしょう？

●天狗山荘
建て替え中に付き、今季はテント場と売店のみ営業。
水場あり。トイレ100円

●白馬山荘
一泊夕食のみ9200円

写真

8/4 12:34

久々に宇奈月温泉にやって参りました。
トロッコ乗車、約1時間15分ほどの観光旅行始まり始まり〜〜

8/4 15:06

祖母谷温泉に着いたよ〜〜〜

8/4 16:06

露天風呂にドボン。
女子用はきちんと囲んでありますが、男性用は丸見え〜〜〜
向こうがテント場です。
テント場から30秒で露天風呂♪
気温は33℃、暑い〜〜〜

8/4 17:59

本日テント泊ですが、晩御飯だけ頼んでおきました。
ここのご飯美味しいんですもの♡2500円でした。
テント代は600円入浴料が600円で一人1200円

8/4 17:17

今回4日分の食料。
軽量化いろいろ考えたメニューにしてみました。

8/4 20:14

明日の朝は早立ちするのでさっさと寝ます。
おやすみなさい〜〜〜
テントは二張りだけでした。
向こうのテントの単独女性は白馬を目指されたようですが、途中で無理と引き返してこられたと後で聞きました。

8/5 3:53

朝です。4時前にスタートしました。
登山口です！！

8/5 4:20

ロープの急登を延々登っていきます。

8/5 5:14

沢のドン付き。
ここで水が汲めます。
上の水場はもう細くなっているのでここで汲んでいくよう祖母谷小屋のお母さんに言われていました。

8/5 5:26

休憩しましょ。
気温は21℃ですが、湿度が高い。

8/5 5:47

これ何だろ？
お花？キノコ？

8/5 5:54

四十八曲がりの急登

8/5 6:54

急登上部の水場。

8/5 6:50

確かに細かった。
あまりあてにしないほうがいいかも。

8/5 7:05

ガッツリ登っていきます。
どんどん気温が上がって行く。

8/5 7:28

剱が見えた！！

8/5 7:50

ハシゴ〜〜〜

8/5 7:59

キリンさんの手袋

8/5 9:08

うぉ〜〜〜向かっていく稜線が見えたぞ！！
遠いなあ〜〜〜

8/5 9:14

餓鬼山避難小屋に到着

8/5 9:24

割とキレイな小屋でした。
全部開けて換気しておいた。

8/5 9:18

しかし、ここ山と高原地図の位置とかなり違ってます。
地形的にGPSの方が正しいです。
下りはともかく登りは？？？と思います。

8/5 9:20

気温はともかく湿度が高すぎて汗が全く蒸発しない。
濡れた衣類も全く乾かない状態で熱がこもってキツイ。

8/5 10:15

あれ、餓鬼山ですね。

8/5 10:18

餓鬼山の登りはかなりいやらしい道でした。

8/5 10:22

でも時々剱が見えます。

8/5 10:33

ザレザレのロープのぼり。
真っ直ぐはムリです。
ロープをつかんで左側から巻くように登りました。

8/5 10:35

落ちたら結構ヤバいです。

8/5 10:46

ハシゴ〜〜〜

8/5 10:49

ヨイショヨイショ
昔は餓鬼山の中腹に巻き道が付いていたそうですが、崩れて今は稜線を行くしかないそうです。

8/5 10:56

木の根かと思ったら、朽ち果てたロープでした。

8/5 10:56

そんなロープに頼りながら登っていきます。

8/5 11:23

やった〜〜〜
餓鬼山山頂。唐松見えました。
ってまだこの距離かいっ！！

8/5 11:26

しかも相当下るようですな。

8/5 11:38

せっかく稼いだ標高をガンガン吐き出す（涙）

8/5 12:05

道はなかなかエグイです。
草付なので判りにくいですが右も左も断崖です。
落ちたら助かりませんぜ。

8/5 12:24

ずっとやせ尾根です。
ヘビなんかも出ましたので、めちゃくちゃヘビ嫌いな人は行かないほうがいいかも。驚いて2〜3歩飛びのいたら奈落です。

8/5 12:25

ほらね〜〜〜
右も左もこうですぜ。

8/5 12:39

下ったり登ったりハシゴだったり・・・

8/5 12:54

ほんとうに危ない場所にだけはロープ付いてます。
上部は阿曽原小屋が管理してくれているそうです。感謝。

8/5 13:10

ガッツリ下ったら広い所に出ます。
大黒銅山跡です。
こんなところで銅を掘ってたってスゴイですよねえ。

8/5 13:28

ここからさらに下ると水場があります。
すでに水は尽きてきていますので汲みに行きましょう。

8/5 13:32

結構下ります。

8/5 13:52

沢だ〜〜〜
ほっかむりおじさん息を吹き返す。
岩にかなり苔がついてぬめってましたが、貴重なお水です。
がぶがぶいただきました。

8/5 13:58

29.6℃
尋常じゃありませんな。

8/5 14:19

銅山跡まで登り返して・・・
ここでテント張りたい気分でしたがまだ2時ですから先に進むことにします。
途中ビバークも踏まえて、水を汲めるだけ汲んだので重さがもとに戻る！！

8/5 14:23

ほんのしばらくだだけ、天国の木道。

8/5 15:48

あれは五竜です。
デカいなあ・・・

8/5 16:10

ポツポツ雨降ってきました。

8/5 17:18

唐松の小屋が見えた！！
馬鹿下りの急登をもうひと登り

8/5 17:18

登り切ったら、やった〜〜あとは水平道だ〜〜〜と思った。

8/5 17:54

しかーし道はひどかった。

8/5 17:55

疲れ果てた体に堪える。

8/5 18:53

30分で行けると思った道、一時間かけてヘロヘロで到着。
唐松のテント場ってすごく下の方にあって、いつもはゲッと思うのだが、今日ほど下にあることをありがたいと思ったことは無い。ずっと登ってくるのが小屋から見えているのでかなりご心配いただいていたようです。ありがとうございます。

8/5 20:33

サッサとテント張って、暗くなったし雨降ってきたのでカレーメシ食べて寝ました。持ってて良かったお湯かけごはん。

8/6 5:33

朝でーす。
快晴♪

8/6 5:53

朝ごはん食べて出かけましょう。

8/6 6:29

やっと待ち望んでた山の気温ゲット。

8/6 6:36

一番下にテント張ったのでたくさん登らねばなりませんが、一晩寝たらかなり回復しました。

8/6 6:40

一番下のサイトに張りました。
ちなみに唐松のテント場は水場無しとなっていますが、あの雪渓下で冷たい雪解け水がとれました。
小屋の水はペットボトル500が300円なので汲みに降りたほうがいいですよ。この雪があるうちは取れると思います。ただし早朝はまだ溶けていないので出ていません。

8/6 6:46

小屋までの登り道はお花畑でした。

8/6 6:50

ヤハズハハコかな〜〜〜カワイイ

8/6 6:51

つゆつゆチングルマ

8/6 7:06

小屋到着

8/6 7:15

さあ、ここから稜線漫遊です。
不帰方面に向かいましょう。

8/6 7:17

コマクサだらけ

8/6 7:42

登頂
近年ここは雪の時期にしか来ないから無雪期の風景は新鮮。

8/6 7:39

危ないから〜〜〜〜！！

8/6 7:17

さあ、行くぞキレット！！
久々の不帰キレットにワクワク

8/6 7:53

下って行くよ〜〜〜

8/6 7:56

シャクナゲがまだたくさん咲いていました

8/6 7:58

しばらくは普通の道なのでメットはまだいらなかったですね。

8/6 8:35

不帰二峰南峰
ネコミミの片側

8/6 8:50

北峰
ここからが危険ゾーンです。

8/6 8:52

始まるよ〜〜〜〜

8/6 9:00

行きまーす

8/6 9:01

デカいザックを引っかけないよう注意
しかーし、ここでアクシデント発生。

8/6 9:12

なんとダンナの靴のソールが剥れた。
持参の紐で仮補修。
しかしこれでキレット行くのは無謀でしょう！！

8/6 9:48

と言う事で引き返す。
唐松頂上まで引き返すと、そこに遭対協の方がいらしたので相談してみたところ、唐松山荘に靴おいてますって♪

8/6 10:03

あれ？変わったお花と思ったら黄葉した葉っぱでした。

8/6 11:20

で、唐松山荘で靴購入。
キャラバンシューズ定価販売。
ちなみに、祖母谷に下りると言ったら、それは背負っていけと言うのも気の毒だからと、壊れた靴を処理代500円で引き取ってくださいました。ホント助かりました。感謝しかないですもう！！（八方降りるんなら背負っていけとの事です）

8/6 11:32

で、今日の行程はここで強制終了。
サッサとビール飲んでるし・・・

8/6 11:39

すごすごとテント場に引き返して・・・

8/6 12:15

お昼ご飯作ります。
ポテトサラダ。マッシュポテトをお湯で戻して、
ジップロックにすべて放り込んで混ぜるだけ。

8/6 12:41

ほらちゃんとポテトサラダになりました。
塩コショウ持ってくれば完璧だった・・・・

8/6 12:51

今度は一番上のいい場所に張りました。
のんびり過ごします。

8/6 13:09

昨日登ってきた道が見える。
たったあれだけの距離、バテバテで何度も座り込んだので一時間かかりました。

8/6 13:58

新しい靴の慣らしをする為に、牛首方面に少し歩きに行きます。
お花がキレイ

8/6 13:59

ハクサンフウロ

8/6 14:00

イワギキョウ

8/6 14:02

日本一の高速ルート、八方尾根。
靴が手に入らなければあそこを下ることになるとこでした。
私は絶対清水尾根を行きたいのです！！
靴があって良かった〜〜〜

8/6 14:29

もう少し先まで行こうと思ったのですが、雷が鳴り始めたので、降られる前に水汲みに行くことにしました。

8/6 14:34

水を汲んでまだ少し先まで行きます。
ほら、楽に歩ける道ではないでしょう？

8/6 15:03

小屋から死角になるところまで行って全身拭いて着替えました。
さっぱりした〜〜〜

8/6 16:04

テントに戻って晩御飯。
最近発売されたこのパレットというパスタ気になってたので買って来てみた。

8/6 16:27

これめっちゃ使えます。
ひたひたの水でかき回しながら7〜8分茹でて水気が無くなったところでソース絡めました（書いてある作り方とは違います）排水でないし超ウマい。おススメです。

8/6 18:40

夕暮れ

8/6 18:48

左から二つ目の緑のテントがウチのです。両横の単独おじさんと話が弾んで楽しい夜が更けました。
黄色いテントの方は新穂高から入ってきて栂海新道を降りるそうで、凄すぎですってば！！

8/7 4:22

朝です。テントをたたんで小屋まで登ってきました。
ご来光を見るために唐松まで登るヒトで賑わってました。

8/7 4:56

山頂は混んでそうなので途中の広い所で朝ごはんがてらご来光見物。

8/7 4:56

いいね、この時間

8/7 4:58

あ、すごい、ご来光で虹が出てる。
珍しくないですか？

8/7 5:12

富士山見えた。

8/7 5:25

再びの唐松岳

8/7 5:25

槍もくっきり

8/7 5:26

テンション上がる〜〜〜

8/7 5:26

ツルタテと虹

8/7 5:28

さあ、今日こそ行くよ。

8/7 6:07

再びの南峰

8/7 6:30

装備完了。
メットの中にスリング二本入れたまま持ってきてたのでなんとなくセルフビレイ体制にしてみた。

8/7 6:32

最初のここはザック引っかけないよう注意

8/7 6:32

下って行く

8/7 6:39

足場もしっかりしているのでさほど怖くは無い。

8/7 6:42

余裕です。
キレットの中で不帰は一番ゆるいと思うの。

8/7 6:48

名前はコワいけどね。

8/7 6:53

ハシゴ

8/7 6:55

渋滞するとすれ違いが大変ですが平日なのでガラガラ

8/7 7:02

空中の橋通過

8/7 7:02

しっかり固定されているし、クサリも付いているのでそんなに怖くはありません。

8/7 7:04

ここも足場がしっかりありますので大丈夫

8/7 7:04

手がかりもありますね。

8/7 7:06

浮石に気をつけてしっかり足を運んで行けばダイジョブです。

8/7 7:10

不帰の危険部は本当に短い。

8/7 7:20

降りてきた部分振り返ります。

8/7 7:27

すれ違った人が登って行くのを入れてみた。
スケール感が出ますね。

8/7 7:45

デンジャラスは終わったけど、あの天狗の大下りを登らねばなりません。体力的にはこちらの方がデンジャラス〜〜〜

8/7 7:46

暑いのでメットは取りました。
スリングも一度もカッチャンしなかったなあ・・・
（練習になってない）

8/7 8:24

ガラガラと登っていきます

8/7 8:51

上部はクサリ場有りです。
人の通行が多い時はこの上までメットつけてた方がいいです。
落石ゾーンです。

8/7 8:56

ソーラー発電オヤジ頑張れ

8/7 9:05

バテバテ？

8/7 9:22

シコタンソウ

8/7 9:24

キキョウやらタイツリオウギやら・・・

8/7 9:28

上部ザレザレの登り
下りは少し怖いかも

8/7 9:28

やった〜〜〜
登りきった。

8/7 9:28

あとはゆるゆる稜線を天狗山荘に向かって歩きます。

8/7 9:30

空が青い

8/7 9:35

天空の散歩道

8/7 10:08

ウルップ草が出てきたがもう終わってる

8/7 10:20

イブキジャコウソウ

8/7 10:20

天狗の頭
白馬槍が見えてきた

8/7 10:41

小屋に向かって降りていきます

8/7 10:42

ウルップ草残ってた

8/7 10:44

建て替え中で今年も売店営業だけの天狗山荘

8/7 10:45

メニュー
水場の水はドバドバでてるのでたっぷりいただいた。
気温は22.8℃湿度56％

8/7 11:07

カップめんしかないですか？って聞いたら牛丼ならできるという事だったので牛丼をいただく。800円。

8/7 11:48

ほんとうは二日目の行程はここまでだったのですが昨日一日棒に振ったので今日は白馬まで行きます。

8/7 11:52

うるるんいっぱい♡

8/7 12:16

白馬鑓温泉分岐
白馬鑓がそそり立ってます。
ホントは空荷で温泉入りに行くつもりだったのにな。

8/7 12:16

大出原のお花畑もキレイなんですよね。

8/7 12:22

登っていきます

8/7 12:51

すっかりガスってきました。
白馬鑓頂上は割愛いたします。

8/7 12:55

遠く雷が聞こえてきましたし、まだまだ先が長いですから。

8/7 13:05

こんな天気の時に絶対会いたくない奴らに出会ってしまった！！

8/7 13:06

しかもわらわらいる！！

8/7 13:08

雷を呼ぶ悪魔の鳥〜〜〜

8/7 13:09

おお、白馬様が見えた

8/7 13:17

アズマギク

8/7 13:17

杓子岳です。
もちろん巻き道を行きます。

8/7 14:16

杓子巻き道でしっかり雷雨にやられました。
あまりにの土砂降りっぷりに写真ありませんのでここまでワープ。シャアの父はやはりシャアだった！！

8/7 14:31

白馬山荘見えた〜〜
あとは左のあのピークを越えるだけ。

8/7 14:32

雨上がりの道

8/7 14:51

テント場見えた

8/7 14:51

トウモロコシの喰い殻だらけ。

8/7 14:52

はるばる来たねえ

8/7 15:12

あ、また虹が出てる。

8/7 15:13

村営宿舎分岐。
びしょぬれになったので、ここで今晩どうするか作戦会議

8/7 15:19

テントやめて小屋泊。
でもどうせなら頂上山荘に泊まりたいともう少し頑張って登ることに・・・

8/7 15:20

頑張るよ〜〜

8/7 15:20

お花もりもり

8/7 15:21

向こうは旭岳

8/7 15:24

明日下る清水尾根分岐です

8/7 15:41

着いた〜〜〜

8/7 15:52

とりあえずかき氷！！
受付で「かき氷食べる〜〜」とつぶやいたら、受付のお姉さんが「え、4時までですよ、もう片付け始めてるかも〜〜」って。隣にいたお兄さんが、窓を開け、かき氷ブースに手を振って「もう一つ作って」って叫んでくれた。
ギリギリセーフで食べることが出来ました♡
800円です。練乳たっぷりかかっていてウマかった〜〜〜〜

8/7 15:54

生ビールでゴキゲンの人
ちなみに生ビールも800円

8/7 16:05

ここにも置いてあった（笑）

8/7 16:17

山荘内はこんな感じ
程よく満室でした。

8/7 16:10

布団は3組あったので2畳3名がマストなのかな？
今日はどのブースも2名だったみたい。

8/7 17:09

晩御飯。お味噌汁が具だくさんで美味しかったけど、小屋飯としてはごく普通な感じ。
村営宿舎のバイキングの方が美味しいかも。
（テントで晩御飯だけ食べに行ったことがある）

8/7 18:04

すっかり晴れましたね〜〜

8/7 17:46

ここから頂上は目と鼻の先ですが、靴も濡れちゃったのでもういいです。何度も踏んでますし。
ちなみに、ここの乾燥室は「カッパと靴は入れるな」って書いてありました・・・じゃあ何を乾かすの？
夕方みんなが濡れた衣服とかを取り込んでガラガラになったあと、みんな靴やらカッパ干しに行ってました。

8/7 18:48

夕日タイム

8/7 18:49

アーベントタイム

8/7 18:52

陽は旭岳の肩に落ちていきます。

8/7 18:56

キレイでした

8/7 20:05

夜の撮影です。
ほんのり天の川

8/7 20:15

細い月あり

8/7 20:18

テント場の灯り

8/8 4:34

おはようございます。
朝です。

8/8 4:39

本日の行程も長いので、上でご来光を見てからでは遅くなりますのでさっさとスタート。
先行者二名のヘッデンが見えた。

8/8 4:42

旭岳

8/8 4:52

ゆるゆる

8/8 4:53

雪渓は溶けて夏道でした

8/8 4:55

イェ〜〜イ

8/8 4:58

旭岳は進入禁止。登れませんよ。

8/8 5:03

陽が登ったようだ

8/8 5:03

モルゲンの白馬槍
気温12度

8/8 5:09

コバイケイソウとツルタテ

8/8 5:13

雪渓跡にはハクサンイチゲがまだ咲いていました。

8/8 5:16

杓子と白馬鑓の間に富士山

8/8 5:17

遠く白山

8/8 5:18

素晴らしい景色に笑いが止まりません

8/8 5:20

ま、この先地獄の様に長いんですけどね。

8/8 5:32

ダイモンジソウ

8/8 5:32

タカネヤハズハハコ

8/8 5:34

快晴

8/8 5:36

行く道
向こうは清水岳

8/8 5:37

コマクサと影白馬

8/8 5:50

朝ごはん
シリアルはコーヒーに浸して食べると美味しいです。

8/8 6:20

旭岳からご来光

8/8 6:22

朝日を浴びてふわふわ

8/8 6:23

お花だらけ

8/8 6:23

ちっとも足が進みません。

8/8 6:25

黄色い斜面

8/8 6:40

ゴージャスな眺め

8/8 6:41

ニッコウキズゲ

8/8 6:48

アカモノ

8/8 6:51

ホント、ここは天国
アルプスで見られるお花のほとんどを見ることが出来ます。

8/8 6:52

鹿島槍が見えてきました。

8/8 6:59

清水平

8/8 7:08

最高の天気

8/8 7:09

マツムシソウだ〜〜〜

8/8 7:15

若干草がかぶってるところが何ヶ所かあって靴が濡れます。

8/8 7:23

水場の雪渓
雪が少ないので水は出ていませんでした。

8/8 7:24

ハクサンコザクラたくさん

8/8 7:23

イワイチョウ

8/8 7:24

イワカガミ

8/8 7:26

延々と大展望のお花畑を行く
この辺りで先行されていた二人組が引き返してこられた。
清水岳までのピストンだそうで「え！！祖母谷までですか？すごい」と言われた。

8/8 7:38

で、清水岳です。

8/8 7:27

アズマギクたくさん咲いていました。

8/8 7:38

若いカップルさんに追いつかれた〜〜〜
小屋に、予定通り降りてますって伝えてくださいとお願いして先に行っていただいた。

8/8 7:44

雷鳥がいますよって彼女さんが教えてくれました。

8/8 7:43

今日はカミナリを呼ばないでくれるだろう。

8/8 7:46

逆さ剱はムリでした。

8/8 7:47

最高の景色の中を下っていきます。

8/8 7:51

貸切のお花畑

8/8 7:52

シモツケソウ

8/8 7:52

アザミ

8/8 7:59

ゆるゆるアップダウンがあります。

8/8 8:02

ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲのお花畑

8/8 8:04

花の道

8/8 8:08

オタカラコウ

8/8 8:11

白と黄色

8/8 8:11

オトギリ

8/8 8:13

白のお花畑

8/8 8:15

アルプス天空

8/8 8:24

黄色い斜面

8/8 8:28

チングルマの穂の先に鹿島槍

8/8 8:29

来た道

8/8 8:30

ニッコウキズゲ

8/8 8:48

つゆつゆチングルマ

8/8 9:11

さあ、天国終了です。
ここから樹林帯を下って行く。

8/8 9:35

まだたまにこの景色が見えますけどね

8/8 10:10

避難小屋到着。
この避難小屋はちょっとかび臭くて使うの嫌かな。
前に広い平場がありますのでテント張れますね。

8/8 9:48

小屋直下の水場。
完全に湧き水でめっちゃ美味しい水でした。

8/8 10:10

暑くなってきました。

8/8 10:30

さて、ここからが本当の地獄ゾーンになります。

8/8 10:53

登ったり下ったりで一向に標高が下がらないのです・・・
（水平道ではありません）

8/8 10:58

見える山の高さがずっと同じ・・・

8/8 11:50

デカい倒木もたくさん越えて行きます。

8/8 13:03

ロープが出てくるとやっと標高が下がりはじめます。

8/8 13:06

ザレザレトラバース

8/8 13:16

しかしこのゾーンに入ると沢を何度も横切りますので冷たい水たっぷりで助かる。

8/8 13:44

しかーし中盤また標高差がらず・・・

8/8 13:47

最終盤になってやっと下がる。
500m一気下り。足にきます。

8/8 14:02

あれ、真ん中餓鬼山じゃないかな？

8/8 14:22

ガレガレの沢

8/8 14:37

ロープでよじ登る倒木

8/8 14:38

どっこいしょ〜〜〜！！

8/8 15:34

あ、やった〜〜〜この激下りロープ見覚えある。
これ降りたら・・・

8/8 15:46

広い涸れ沢に出ます。
お疲れさん〜〜〜

8/8 15:52

涸れ沢をほんの少し下って右に入ると・・・

8/8 15:54

すぐに林道に出ます。

8/8 16:07

あとはゆるゆる下って行くだけ

8/8 16:08

祖母谷温泉小屋到着
ただいま〜〜〜
小屋のお母さんが冷たい水で迎えてくれた。

8/8 16:22

とりあえず内湯にドボン
超サッパリ。生き返るわ〜〜〜〜

8/8 18:01

一緒に下りてきたカップルさんと楽しく晩御飯
ここのご飯は本当に何度でも食べたいくらい美味しい。
今日はデザートにスイカも出していただいた。

8/8 18:02

このお酒がまたウマし。
たっぷり飲んで消灯近くまでみんなで歓談

8/9 6:59

朝ごはん。
佃煮、梅干し、らっきょなど沢山あってご飯が進みます。
食後はセルフでインスタントコーヒーサービス有り。

8/9 7:50

祖母谷由来

8/9 8:21

この日の宿泊者は下山者6名。釣り人2名だったかな？
お部屋は個室でした。
秋には40名程度泊まるそうです。

8/9 8:31

おかあさんと一緒に。
お世話になりました。
ここからのルートは全部制覇したけど、またおかあさんの美味しいごはん食べに来ますね。

8/9 9:14

サクサク歩いて欅平に

8/9 9:16

昨日餓鬼山コースを降りてきたお兄さんと一緒に。
兄さんは白馬に車を置いているので、阿曽原〜仙人池〜立山と進むそうです。
こちらのルートもきついけど、唐松に登り返すことを思えば天国でしょ〜〜って（笑）

8/9 9:20

欅平です

8/9 9:32

トロッコ乗車

8/9 9:33

あとは観光

8/9 9:57

八村塁って・・・（爆）

8/9 11:48

海沿いを走って帰ります

8/9 11:56

栂海新道登山口
唐松で一緒だったおじさま、明日降りてくる予定。
暑そうだ〜〜〜頑張ってね。

8/9 12:14

ヒスイ海岸（ピアパーク）でヒスイ館見学
しかしピアパークがビアパークに見えて仕方ない。

8/9 12:18

そっか〜〜ここからじゃ海に落ちる夕日は見えないんだ。

8/9 13:04

マリンドリーム能生に立ち寄る

8/9 13:19

道端に「たら汁」ののぼりが沢山立っていたのでついつい頼んでしまった。美味しかった。

8/9 15:59

帰り道、上信越道より噴火したという浅間山を見上げるがガスの中で噴煙はわからなかった。

8/9 20:27

能生で買ってきたカニとこの前ココちゃんにいただいた月山土産の日本酒で晩御飯。
カニは一杯3000円で買ったら小さいの一杯おまけに付けてくれました。
てく家の夏休み終了。お疲れ様でした〜〜〜。

撮影機器：

DMC-LX7 Panasonic

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 7 Apple

装備

備考

登山靴について
近年、北アルプスの主要な小屋では、地元の登山用品店の協力で登山靴を置いています。
キャラバンシューズ　定価販売　16740円
各サイズ取り揃えていただいているようです。
困ったら、聞いてみてください。
基本古い靴は持ち帰りですが、キツいルートを行くときは相談してみてください。
処理料500円で引き取っていただきました。

感想

tekutekugo

今年の夏休みはどこ行くか・・・
以前下った清水尾根、素晴らしくキレイだったのでまた行きたいなと思ってた。
下部は確かにめっちゃつらいけど、上部に天国が有ると思えば頑張れると思っていました。それなら唐松から周回しようとダンナの提案。私は清水尾根を登りたかったんだけど、調べたら唐松ルートはかなり危険な様子。下りに使うのは考え物ということで、こちらから登ることにしました。

土曜、長岡の花火大会を見てからゆるゆる向かったので、日曜は祖母谷までだけにしました。ここの温泉すごくいいし、ご飯美味しいので、テントだけど夕食だけ頼んでおいた。さらに下山後は泊まることにして、着て行った服と下山後の着替えを預かっていただきました（予約時に交渉しました）
夕方着いたら丁度唐松から降りてきた単独男性がいらして、「恥ずかしながら下りで10時間以上かかっちゃいました・・・きつかったです」って笑ってらした。
さらに白馬から降りてきた女性二人組の片方は軽い熱中症症状が出て、夕ご飯を全く食べられない状況になっておられました。
下りで10時間なら登り何時間かかるんだよ〜〜って思ったけど、翌朝4時前突入！！
いや〜〜標高低い所から行くから、夜が明けた途端暑かった〜〜
暑くてバテバテ。25℃以上の気温のバカ登り、15kgの荷物背負って登るってありえませんわ〜〜〜きつかったです。避難小屋にはなかなかつかないし（地図と位置が違って思っているより上にありました）避難小屋で休むったって陽当たり抜群で体力消耗するだけだったし・・・
よろよろ進みましたが、すぐに餓鬼山の登りに入ります。
両側切れ落ちたやせ尾根でヨロヨロしている場合ではなかった。
そして、餓鬼山山頂。やった〜〜と言いたいところだが、その先の激下りに絶句。
信じられないくらい下ってやっと銅山跡へ出た。
ここから水場がまた下る。
しかし、デカい沢に出て水をがぶ飲みしてやっと生きた心地がした。
ここでビバークも検討したが、明るいうちに着けるだろうとスタートする。
しかし、馬鹿下りの急登でバテバテマックス。
小屋が見えてからが足が進まなくなり休み休みぐでぐでと小屋に向かったのでした。
ここ、小屋から丸見えなんですよね。で小屋の方も心配してくれてたみたい。
私が一番下のテンバでテント張るために座り込んでたのを見て、バテて動けないと思ったみたい（まさかテント背負ってこの道登ってくると思っていなかったようで）受付に行ったダンナが着いた途端「大丈夫ですか」って言われたのにダンナ「とりあえずビール下さい」って答えて大ウケしたようです・・・
さらに、その時丁度電話がかかってきて、韓国人の団体だけど、明日始発のトロッコで欅平に入ってその足で唐松に登るから泊めていただけるかという問い合わせで、「ムリに決まってるでしょ、絶対やめてください、今丁度テントで登ってきた人がいるんだけど15時間かかってます」ってダシにされちゃった（笑）

そして二日目、意気揚々とキレットに向かったのに、いきなりのダンナのソール剥れ。スゴスゴと唐松に引き返す。
靴、小屋にあるとは思っていたけど、もしなかったら八方尾根を下山する様だな〜〜と沈んだ気持ちで歩きました。
唐松山頂に控えておられた遭対協の方に相談したら「靴おいてますよ〜〜」って♪助かりました。頂上小屋の方も「良く戻ってきましたねえ」と親切に対応してくださり、事なきを得ることが出来ました。
昨年、キレット途中でソールが剥れた人から小屋に連絡があり、前後のサイズ4足ほど背負って助けに行ったそうです。救援要請と言う形になるので、総額10万円位になったとか・・・用具の管理はしっかりしましょうね。

で、三日目がまた強行軍となりました。
キレット自体は特に問題ないのですが長いですねこのコースも。
途中雷雨に打たれて気持ちが折れたので、小屋泊にしました。
一度泊まってみたかった白馬山荘に混んでない時泊まれてラッキーでした。

4日目、このコースは以前にも通っているので様子はわかります。
体は疲れてたけど、お花を楽しんでゆるゆる下山。
途中抜きつ抜かれつしたカップルさんともいろいろお話しして楽しく降りて行くことができました。
後半暑くてバテる人続出のコースですので、余裕をもった計画で挑んでください。

一緒に下りたカップルさんの女性の方が「今まで一番キケンな山は剱だと思っていたけど、本当に危険なのはこういうルートなんだ〜〜」と言ってらしたのが印象的でした。


※宇奈月温泉から祖母谷へ周回するためにはこういうルート取りもあります。
こちらもそれなりにキツいですが、危険箇所は通らないです。
良ければ参考にどうぞ。
＜イブリ尾根から清水尾根＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1226468.html

コメント

たかやま

北ア北部の難ルート
始めまして

富山県側を起点にして周回されたとは、往復のアクセスに時間が掛かったことかと思います。
祖母谷温泉は冷房が欲しいくらいに暑くはなかったですか？

唐松岳へのルートの上部は唐松岳頂上山荘でなく、阿曽原温泉小屋の管理でしたか。
2010年8月、上りで歩きましたが餓鬼山までは確かに歩きにくかったです。
中部山岳国立公園内なので、必要最低限の整備しかされないでしょう。

tekutekugo

Re: 北ア北部の難ルート
takayama2 さん、コメントありがとうございます。
ここ登られてるんですね
暑さにやられてきつかったです
祖母谷、入山前のテントは寝袋いらない気温でした。
下山後も、消灯直後は扇風機回しっぱなしでも暑くて寝られないかと思いましたが、疲れたのと酔ってるのでぐっすり寝ちゃってて、深夜一時に寒くて目が覚め、扇風機消して布団かぶりました。流石に冷房までは要らないようですね
阿曽原温泉のＨＰに刈払いに入った事が書かれていましたので安心して進めました。
必要最低限でも、こんな年間200名も歩かないような道を整備してくださっていることに感謝です。
うちは関東なので富山は遠いですけど、しっかり夏休みを取りましたので余裕の日程で行けました。祖母谷小屋は大好きな小屋です
唐松ルートはご褒美がなさ過ぎてもういいやと思いましたが、白馬への道は絶対一度は登ってみたいです

tomhig

尊敬します
ざっと見ただけですが凄いですね。
水なし、テン泊装備、バリエーションルート(破線なんですかね)…白峰南嶺の地図無し取り付き尾根級じゃないですか？
いやいや南嶺は深いとこでも7時間あれば稜線のっかりますからその倍はキツい。
似たもの阿呆(最上級の誉め言葉です悪しからず)夫婦、お二人でならなんでもできるんじゃないですか？
度肝抜かれた周回縦走でした、いやはや尊敬します、流石ですね

しばらくヤマレコで気配ないと思ったら道理で…笑
素晴らしい夏期休暇ですね。

tekutekugo

Re: 尊敬します
トムさん
ここ破線じゃないです。れっきとした一般コースですよ。
ヘタな破線より歩く人少ないですけどね
道は明瞭なので歩きにくくは無かったです。
暑さにはやられましたけどね〜〜〜〜
いや〜〜しかし15時間は私の登山最長記録ですわ。疲れました〜〜〜
アホ夫婦、意外としぶといんで、もういやだとか言いながらまたＭルート開発に行きますぜ でもトムさんには勝てないですよ。
いやいや南の地図無しルートなんか私にはムリですってば。
だからこそ、トムさんのガッツリ山行には憧れます

ねぎ

キリンさんの手袋♪
「イロイロあった」
ホントだね
でも、やっぱりテク家の夏休みはチャレンジャーだ
唐松でスライド寸前、まさかここにいたかぁ

五竜に行った時見えた餓鬼のルート
あんなトコにも道がある
そんな道を歩く人がここにいた

私は17年のイブリ尾根コースを目標にするわ

北アルプスでも暑さバテバテマックスなご時勢
里山トレーニングも気合い入らず冷房ひえひえで過ごしてます

tekutekugo

Re: キリンさんの手袋♪
白馬山荘でねぎちゃんのレコ見てびっくりしたよ〜〜
超ニアミスじゃん。
山頂でバッタリしてたら面白かったのにねえ。
そう、あんなとこにも道が有るのです。
歩いてみたいでしょ〜〜〜
私はもう遠慮しとくけどね
イブリ尾根も出だしの標高が低いからきついけど、夕日が原から先は天国でした。
ぜひぜひ目指してね。
キリンさん手袋はホームセンターで買ったヤツです。
一回でボロボロになったのでまた買わねば。
女子サイズないかなあ・・・

carol

これは過酷なルート
良く考えますな〜
地図で行けのはわかってましたが
行く想像もしたことがなかった！
バリエーションより過酷かも
楽しそうな、要素が沢山あって
いいと思いますが、暑さとの
闘いですな！

これから、こちらも
出陣し！パッキング中
姉さんより、だいぶ楽な
ルートです。
私にはキツイかも！

tekutekugo

Re: これは過酷なルート
きゃろっち
こんなトコ普通に地図読める人なら、まず行こうと思いませんぜ。
どう考えてもキツイもん。
唐松までの登りに関しては楽しい要素なんか全くないよ。
ただただ根性だけのルートでした。
でもさ〜〜還暦前に絶対行っときたかったんだ。
行けて良かったです
どの岩攻めるのかな？
私はお盆はお仕事します。
楽しんできてくださいね〜〜〜

cocoK

走行距離48�辧�読んでるだけで足がつりそう…。
そして最高の景色だね〜〜！
歩かなくちゃ見られない景色。
晴れてなきゃ半減する景色。
teku家、今年も持ってましたね〜〜(笑)
246の画像なんて、よだれジュルジュルだわよ

それにしてもダンナさま、いつも楽しいことをやってくれる。
今回はソール剥がしかいっ！
もっと先に進んでからでなくてよかったね！
行程変更になってがっかりしているのかと思いきや、すぐにビール だし(笑)
レコ読んですぐに「tekuちゃん、山行中にソールがはがれたって！」と相方さんに話したら、「やっぱり！あのゾウリじゃね〜〜」と返事返ってきた(笑)よく読んだら旦那さんのソールで、ちょっとがっかりしたワタクシ達
でもさ、tekuちゃんのソールがはがれたら、予備の靴なんてサイズがないんじゃないの？
絶対に避けたいところだね

tekutekugo

Re: 走行距離48�辧�読んでるだけで足がつりそう…。
ここちん、そうでしょ、最高でしょ〜〜〜
誰もいない大絶景。これでもかと続くお花畑。
清水尾根上部は天国です。
ここピストンする人は時々いるから、そのうち行ってみては？
私の靴ですか？
確かに２３ｃｍは小さ目だけど、無いサイズじゃないでしょ〜〜〜
子供さんにはピッタリだもん。
トシちゃん、ヒドイわ
あれは草履じゃない。
北アしっかり縦走した立派な靴です。
もうどうにもならないくらいボロボロになったから、この前処分したけど〜〜〜

Pengin22

ドM満喫！
このルート、昔から妻が行きたがってましたが
どう考えてもキツそうなので却下し続けていたところです
妻もレコを拝見して「最近体力無くなってるから、やっぱりもっと若い時に無理にでも行っておけばよかった。もう無理そうだ。暑いともっと無理。」とボヤいてました。
靴は加水分解ですかね？事なきで良かったです。

ところで、姐さんたちと同じ日しかも同じと思われる時間帯のトロッコに、甥っ子たち一家が乗っていたようです。
こちらは完全に観光ですが。

tekutekugo

Re: ドM満喫！
ぺんぺん
私たちが行けるんだから、あなたたちならＯＫでしょうが〜〜〜
いつも、自分たちは若い若いと連発するくせに、こういう時だけ年取るんだからぁ〜〜
誰ひとり会わない静かな一日を堪能できますぜ
くまちゃんに会うかも〜〜〜
ヘビちゃんには２回お会いいたしました。
靴は古い靴だからねえ。
舞鶴でも鹿児島でもあまり歩いて無かったみたいだし・・・
ガチ縦走するためには３年に一度くらいは更新しなきゃね。
私の靴なんか３年持ちませんから大丈夫です。
行きのトロッコはそれなりに混んでたし、ブラックラーメン食べてから飛び乗ったので並んでる人の様子見る余裕は無かったです。
意外とあの車両長いですしね
あの日は観光も暑かったのでは

lifter175

ここ行きたかった！
ゴタテの西面は今一番興味のあるところだったんですよ
唐松から下る方も、清水尾根も両方です。
自分の構想は関東からアクセスの良い東側にクルマを置いて（反対の西側までクルマを回すのは遠いのでやりたくない）猿倉inで八方out、もしくはその逆でやりたいと思っています
ソール剥離の件、北アの超人気ルート＆山小屋だけにやっぱりありましたネ。あの二つの山小屋ならほぼ何でも置いてありそうな気がしますよ。

tekutekugo

Re: ここ行きたかった！
あら、リフさん、どうぞどうぞ、行ってみてください。
暑いけどね〜〜〜頂上まで25〜30℃の気温だったなんて北アルプスなのにありえね〜〜
秋口に行くとかなり楽に登れると思います。
でも清水尾根はやはりお花の時期が良い
たしかに宇奈月は遠いですよね。
でもね〜〜〜祖母谷小屋は良いんだわ〜〜〜
温泉サイコー
靴は、最近あちこちの小屋に「加水分解に寄るソール剥れ」の注意書きと共に「靴置いてます」って書いてあるの見るので、唐松ならあると思っていました。
仮営業の天狗では絶対おいてないから引き返したわけです。
でも、サイズが無くてザンネンって事になれば、八方尾根降りるしかないんで、それはイヤだ〜〜〜と思ってた。
八方尾根は冬に行ったって高速ルートだもんね〜〜
ま、夏はお花キレイですけどね。
八方降りて、宇奈月まで車取りに行くって言うのも過酷すぎるわ〜〜〜
宇奈月は関東からなら新幹線で行くのが一番です。
一緒に下ったカップルさんは新幹線からと言って、戻りのトロッコ乗る前に缶ビール購入してました。朝ビール

さだお

やっぱりMだ！
そんなところにルートがあるんだ！ん？唐松に上がるルートってなんだ？
もう、ゲロゲロじゃないっすか〜(*_*)
温泉とおかぁさんのご飯は食べに行ってみたいけど
登りたくはないなぁσ(^◇^;)
それよりも、山小屋に靴売ってるんですね！！
スゴイ！ビックリだわ。
ソウル剥がれる人とか、普通の運動靴の人とか
まぁまぁいらっしゃるんでしょうね。
便利な世の中になり、助かりましたねぇ(≧∇≦)b
よかった。ほんと感謝ですね！
お疲れさまでした！

tekutekugo

Re: やっぱりMだ！
ちゃださん、M&M'sのチョコレート夫妻でありんす
でもさすがにもうこのルートはお断りいたします。
頑張ったのに、ご褒美なさすぎです
山小屋に靴置いてるのは知ってたんだけど、ピッタリサイズが有るかどうかが問題で・・・小屋に行ったら、「ラッキーですね昨日ヘリで大量に荷揚げしたばかりで全サイズそろってます」って言われた〜〜〜〜
引き返すときご一緒したグループさんも心配してくれてて「靴買えました」って見せに行ったら「キャラバンですか〜〜」って笑ってたけど、ここでスカルパとかシリオ出されて三万円ですって言われても、そんな持ち合わせないってば〜〜〜
キャラバンは日本人の足にピッタリ合ういい靴ですがな。
祖母谷温泉小屋、ホント良いですよ。
唐松登らなくても、下の廊下、水平道を阿曽原まで行くといいですよ〜〜
ちょっと怖いけど最初ガンッと登れば文字通り水平道です

hotten

こんばんは、姐さん！
このコースの逆周りを30数年前にしました。
このとき忘れ物をしたようで、1週間遅れですが忘れ物を拾いに行ってきました。

靴は大変でしたが、まさか山小屋に．．．ガス缶などもあるし、手ぶらで行って調達した方が早そうですネ

1週間前は暑かったようですネ。今回、初日は無風でしたが、２日目・3日目は動かないと肌寒かったですよ
旭岳はウインドストッパーが必要でした。

しばらくレコ読んでいなかったら120ページ、ぎりぎり姐さんのレコがありました。

tekutekugo

Re: こんばんは、姐さん！
ぎゃ〜〜〜
hotten兄ィ！！
30年前の兄ィなら絶対これ一日でやったでしょ
しかも二週続けて・・・
うちらがヒーヒー言いながら三日かけた道を・・・
人間やないですやん
復帰してからの兄ィはスーパーながらとりあえず人間の範囲内なので安心してますわ
一週間で気温だいぶん変わったんですね。
旭岳山頂・・・の件は見なかったことにしておきます （写真195参照）

devilman

あ〜計画してたとこだぁ・・
いつかは行こうとしていた周回。どっち周りがいいかなあ、なんて考えていて、しばらく放っておいたコース。行かれましたねぇ。
でも、僕の計画は、大糸線側から祖母谷温泉を目指して帰ってくるコースね。Мだね‥お花畑、最高ですからね。
きつそうだけれど、行きたいね、いつか←いつなんだ・・
今年は、20日近くも北海道を廻っていたので、夏が過ぎていきましたね。お花畑は来年以降ということで‥
とっても、参考になりました、ありがとうございました〜
また、山飲みに行きましょう。

tekutekugo

Re: あ〜計画してたとこだぁ・・
あら、デビルマンさんも計画中でしたか。
ノーマル行き尽くすと、こういうトコ狙いたくなりますよねえ。
北海道に20日間ってうらやましい限りですが、8月は北海道あまり天気に恵まれなかったのでは？
どっち周りがいいかって言うなら、やはりメインは清水尾根にしたい。
清水尾根には美味しいお水と天国のお花畑があるが、餓鬼山ルートにはご褒美は全くないです〜〜〜
しんどい思いして登って天国に到達する清水尾根登りたいんですよね〜〜〜
また計画しよっと
山飲みいいですねえ。
赤湯温泉のまのまイェイ