立山 雷鳥沢から時計回り縦走
- GPS
- 08:08
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 977m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 8:08
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの登山者が訪れるコースなので、道を間違えることは無いと思います。 角礫のガレ場が多く、つまづきやすいので十分注意して歩きましょう。私も一度前のめりにこけて、石の角に首をぶつけて息が止まるかと思いました。 |
その他周辺情報 | 雷鳥沢キャンプ場は一人一泊¥500です。 キャンプ場のすぐ近くに「雷鳥沢ヒュッテ」・「ロッジ立山連峰」があり、1泊2食相部屋で\9,200です。温泉にだけ入る場合は\700です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖Tシャツ
ズボン
靴下
サポーティングタイツ
防寒着
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック(15L)
昼食(弁当)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL+スポーツ飲料500mL)
地図(コース図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
カメラ
バッテリー
携帯電話
腕時計
手拭い
日焼け止め
虫除け
|
---|---|
備考 | グローブ,ジャンパー,雨具,ヘッドライト,ナイフ,携帯ラジオ は持って行ったけれど使いませんでした。上記以外に500mLペットボトルをもう1本持って行きました。 |
感想
県の高等学校山岳部の合同合宿の引率で、2泊3日の日程で立山を訪れた。といっても、第1日はほぼ丸一日貸切バスで移動し室堂に着いたのが19時近くになった。また、第3日は朝6時頃に雷鳥沢キャンプ場を出発してまた丸一日かけて帰途についたので、実質の行動日は中日の丸一日だけだ。それでも、地元では絶対経験できない標高2,000mを超える場所での活動、そして3,000mを超える山への登頂という貴重な体験をすることができた。
雷鳥沢のキャンプ場は、多くの人達でずいぶん賑わっていた。この期間はずっと良い天気に恵まれたため、軽装備でも全く問題なく過ごすことができたが、雨や強風の時は大変だろうなと思う。ここは本来、環境の過酷な場所だ。
登山道の大半は大小の角礫が転がっているガレ場のような環境だ。何度か足をくじきそうになり、何度か浮石にひやりとし、何度か転倒しそうになった(実際一度転倒してしまった)。空気が薄いこともあって、上りでは呼吸が苦しくなるのが早い気がした。ペースゆっくり目で歩くことを心掛けなければ。
稜線からの眺めは抜群、登ってみたいというか「登れるのだろうか」と思わせる山が多く見渡せる。ただ、まだまだ経験不足でどこが何という山なのかピンとこない。富士山が見えることもあるらしいのだが、今回は富士山を見つけることはできなかった。
山は多くの花が咲く時期だった。よく似た花で写真を撮り逃したものもあれば、登山道から少し離れていたため写真も撮れず識別も困難だった花もある。あちこちに花が咲いていて、全ての花を撮影できたわけでもない。花の名前をネットを頼りに調べてはみたがイマイチ自信のないものもある。けれども写真どうのこうのよりも、足元が悪く息が苦しく、膝の痛みが気になる中でふと目に入る可憐な花々が気持ちを癒してくれたことは確かだ。
北アルプスの日本百名山であり、日本三霊山をこんな絶好のコンディションで歩くことができたのは幸いだった。空気は澄み風は涼しく、展望最高だった。ただ、足首をひねりそうになったり、ちょっとした岩でつまづきそうになったり、日焼け止めを塗っても手の甲が思いのほか日焼けしてしまっていたり、自分の運動能力やコンディション管理にまだ不十分な点が多くあることも感じさせられた。山を歩き始めて3年目、多くの課題と多くの目標と多くの感動体験の予兆を得ることができた一日だった。
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