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Yamareco

記録ID: 1963555
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

えぶり差岳~門内岳~北股岳(丸森尾根〜梶川尾根経由)

2019年08月10日(土) ~ 2019年08月11日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
32:11
距離
29.7km
登り
3,139m
下り
3,135m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:37
休憩
0:59
合計
8:36
8:30
8:31
52
9:23
9:23
22
9:45
9:45
13
9:58
10:21
18
10:39
10:40
7
10:47
10:48
32
11:20
11:21
31
11:52
12:20
10
12:30
12:31
24
12:55
12:55
25
13:20
13:22
31
13:53
13:54
7
14:01
14:01
20
2日目
山行
7:49
休憩
1:06
合計
8:55
4:49
20
宿泊地
5:09
5:20
30
5:50
5:50
13
6:03
6:06
25
6:31
6:32
23
6:55
6:56
2
6:58
6:58
49
7:47
8:16
19
8:35
8:46
20
9:06
9:06
41
9:47
9:48
8
9:56
9:57
18
10:15
10:16
28
10:44
10:44
108
12:32
12:39
65
13:44
ゴール地点
天候 1日目;晴れのち曇り
2日目;晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2:30自宅発〜5:15飯豊山荘駐車場着
コース状況/
危険箇所等
道がしっかりできていて、迷うことはないです
ただ稜線までの尾根は急登のうえ,ほとんどロープなどはなく、自分の力で登ることが求められます
その他周辺情報 飯豊山荘_日帰り入浴;500円
※意外なことに誰もおらず,ゆっくり漬かれた
入浴後,畳部屋の無料休憩所で高校野球観戦
越後屋_ざるそば;700円
丸森尾根から出発です。いきなりの急登で早速洗礼をいただきます。
2019年08月10日 05:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/10 5:41
丸森尾根から出発です。いきなりの急登で早速洗礼をいただきます。
30台ほど停まっていました。山の日という事で地元の方が登山届の提出を促していました。
2019年08月10日 05:41撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 5:41
30台ほど停まっていました。山の日という事で地元の方が登山届の提出を促していました。
ようやく尾根が見えました。
2019年08月10日 07:30撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 7:30
ようやく尾根が見えました。
丸森峰より。ニッコウキスゲが咲き始めていました。
2019年08月10日 08:50撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 8:50
丸森峰より。ニッコウキスゲが咲き始めていました。
稜線に出るとえぶり差岳のみごとな山容が現れました。
2019年08月10日 09:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/10 9:47
稜線に出るとえぶり差岳のみごとな山容が現れました。
頼母木小屋に荷物を置いて,えぶりに向かいます。鉾立峰が行く手を阻む。と言うか雲が出てきたなぁ
2019年08月10日 11:00撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 11:00
頼母木小屋に荷物を置いて,えぶりに向かいます。鉾立峰が行く手を阻む。と言うか雲が出てきたなぁ
鉾立峰で一時雨に当たるなど,まったく視界が期待できないので,えぶり差小屋で待機。30分ほど待ちましたが,まったく晴れる様子がないので,しぶしぶ山頂に。
2019年08月10日 12:30撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/10 12:30
鉾立峰で一時雨に当たるなど,まったく視界が期待できないので,えぶり差小屋で待機。30分ほど待ちましたが,まったく晴れる様子がないので,しぶしぶ山頂に。
花の街道
2019年08月10日 12:59撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/10 12:59
花の街道
ガスが切れかかる。
2019年08月10日 13:22撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 13:22
ガスが切れかかる。
少しガスが切れたと思ったら,見事な登り返しが現れました(>_<)
2019年08月10日 13:34撮影 by  iPhone SE, Apple
8/10 13:34
少しガスが切れたと思ったら,見事な登り返しが現れました(>_<)
2日目。朝焼けのえぶり差岳。
2019年08月11日 04:51撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 4:51
2日目。朝焼けのえぶり差岳。
日の出
2019年08月11日 05:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 5:07
日の出
これから向かう稜線。遠くに飯豊本山が見えました。
2019年08月11日 05:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 5:08
これから向かう稜線。遠くに飯豊本山が見えました。
何度も振り返る。
2019年08月11日 05:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 5:08
何度も振り返る。
朝日と大朝日連峰
2019年08月11日 05:09撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 5:09
朝日と大朝日連峰
朝日に照らされる花々
2019年08月11日 05:22撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 5:22
朝日に照らされる花々
いい山容だなぁ
2019年08月11日 05:23撮影 by  HERO7 Black, GoPro
8/11 5:23
いい山容だなぁ
朝日と大朝日連峰。段々明るくなる。
2019年08月11日 05:28撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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8/11 5:28
朝日と大朝日連峰。段々明るくなる。
まずは地神山に向かいます。
2019年08月11日 05:28撮影 by  HERO7 Black, GoPro
8/11 5:28
まずは地神山に向かいます。
雲海と大朝日連峰
2019年08月11日 05:42撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 5:42
雲海と大朝日連峰
今度は晴れた時に登ろう。えぶり差岳
2019年08月11日 05:50撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 5:50
今度は晴れた時に登ろう。えぶり差岳
朳差岳と大朝日連峰
2019年08月11日 06:13撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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8/11 6:13
朳差岳と大朝日連峰
右から門内小屋,門内岳,北股岳,烏帽子岳,飯豊本山
2019年08月11日 06:55撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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8/11 6:55
右から門内小屋,門内岳,北股岳,烏帽子岳,飯豊本山
北股岳より。下りで使う梶川峰
2019年08月11日 07:50撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 7:50
北股岳より。下りで使う梶川峰
結構,切れ落ちてるなぁ
2019年08月11日 08:02撮影 by  HERO7 Black, GoPro
8/11 8:02
結構,切れ落ちてるなぁ
ダイグラ尾根。確かに大変そう。今度登ろう。
2019年08月11日 08:06撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 8:06
ダイグラ尾根。確かに大変そう。今度登ろう。
北股岳山頂
2019年08月11日 08:16撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 8:16
北股岳山頂
石転び沢。計画しつつも,天候に恵まれず3年が経ってしまった…
今回,実際に見れただけでもちょっと感動。
梅花皮小屋の管理人さんが外で本を読んでいたので,聞いてみると夏の方が石が落ちづらく安心して登れるとのこと。雪がある時にしか登れないと思っていたので意外でした。
雪のある時期は,石が落ちてくるので,逃げるためにも,アイゼン必須とのこと。
2019年08月11日 08:25撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 8:25
石転び沢。計画しつつも,天候に恵まれず3年が経ってしまった…
今回,実際に見れただけでもちょっと感動。
梅花皮小屋の管理人さんが外で本を読んでいたので,聞いてみると夏の方が石が落ちづらく安心して登れるとのこと。雪がある時にしか登れないと思っていたので意外でした。
雪のある時期は,石が落ちてくるので,逃げるためにも,アイゼン必須とのこと。
烏帽子岳と梅花皮小屋
2019年08月11日 08:30撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 8:30
烏帽子岳と梅花皮小屋
石転び沢と梅花皮小屋
2019年08月11日 08:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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8/11 8:42
石転び沢と梅花皮小屋
梅花皮小屋と北股岳
2019年08月11日 08:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 8:45
梅花皮小屋と北股岳
ギルダの池。枯れかかっていた。
2019年08月11日 09:37撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 9:37
ギルダの池。枯れかかっていた。
梶川尾根より。下る前にもう一度稜線を振り返ります。
2019年08月11日 10:08撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 10:08
梶川尾根より。下る前にもう一度稜線を振り返ります。
また来るね,とつぶやきながら,梶川尾根を下ります。
2019年08月11日 10:15撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 10:15
また来るね,とつぶやきながら,梶川尾根を下ります。
五郎清水。本ルートから5分,30mほど下ったところにあります。冷たくて,甘い水。
2019年08月11日 11:29撮影 by  iPhone SE, Apple
8/11 11:29
五郎清水。本ルートから5分,30mほど下ったところにあります。冷たくて,甘い水。
石転び沢雪渓。上から見たのとはずいぶん印象が違います。
これは大変だ。今度登ろう。
2019年08月11日 11:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 11:56
石転び沢雪渓。上から見たのとはずいぶん印象が違います。
これは大変だ。今度登ろう。
無事下山。
前日に引き続き,地元の方が駐車場で声がけをしていました。すると一人の若者が,入山しようとしていて,聞けば石転び沢に向かうとのこと。この時間では,危険という事で制していました。
2019年08月11日 13:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/11 13:41
無事下山。
前日に引き続き,地元の方が駐車場で声がけをしていました。すると一人の若者が,入山しようとしていて,聞けば石転び沢に向かうとのこと。この時間では,危険という事で制していました。
撮影機器:

装備

個人装備
VRAM500ml×2 麦茶500ml おにぎり2個 アミノバイタル1袋 バームクーヘン ミニどら焼き 白米1.2合 無印良品ジンジャーキーマカレー いぶりがっこ5枚 飴6個 柿ピー2袋 ミックストレイル ビール2本 バーナー カセットガス コッヘル2つ スプーン ハット 半袖シャツ2枚(夏用) アームカバー 雨具(上下) 短パンツ ステテコ 肌着 パンツ 靴下 ザック(ズール35) ストック グローブ タオルケット スリーピングマット ヘッドランプ 耳栓 睡眠導入剤 タオル トイレットペーパー 膝サポーター1枚 温湿布 タオル2枚 時計 iPhone モバイルバッテリー2つ GoPro 靴ひも予備 眼鏡予備
備考 シュラフ;暑いと思ってタオルケットを持って行ったが,寒かった

感想




泊まりが前提なだけに、なかなか機会のなかった飯豊連峰。何度か計画しましたが、天気が心配だったりして、そうこうしているうちに三年くらい経ったかと思います。今回も、台風が三つも来て、ダメかなぁと諦めかけたものの、どうも大丈夫な感じ。念願の飯豊連峰にようやく登ることができました。
ルートは、飯豊本山ではなく、丸森尾根からえぶり差岳を目指すマニアックな行程
三年越しにいろいろ見ていて、えぶり差岳の稜線がぐっと来たのです
飯豊は未知の領域,余裕をもって午前2時半に自宅を出発,5時半前に駐車場に着くことができました。山形中央道ができたので,近くなったとの何より運転が楽になりました。
早速,丸森尾根へ。いきなりの急登、段差も大きく女性は大変かも知れません
大朝日は女性,飯豊は男性的と言われるだけあります
どんどん登って、夫婦清水へ
それほど冷たくはないですが、しっかりした水量でした
風があって思ったより暑くなく、水分補給も持ってきたペットボトルで十分だったので、水は汲みませんでした
さらに高度を上げて、丸森峰へ
ニッコウキスゲが咲きはじめ,まだつぼみのもありました やはり飯豊の夏は短いです
やがて稜線へ
ん〜、なんかガスガス
仕方ないのでさっさと小屋に向かいます
ちょうどガスが切れて、目指す小屋とえぶり差岳が現れました
見事な稜線です
ただ,ところどころコブのような峰が… 登り返しが辛そう
午前10時に頼母木小屋に到着
一番乗りだそうで、そう言えば、小屋の手前まで一人も会いませんでした
荷物を解いて、必要最小限でえぶり差へ向かいます
花がたくさん咲いています 名前を知っていればなぁ
にしてもガスが出てきた と言うか雨もぱらついてきた
暫し雨具着用
ガスでどこを歩いているかも分からず、ふと見れば、えぶり差の小屋が目の前に
晴れることを期待して、小屋で30分ほど待機しましたが、回復する様子なし
確かにラジオで高校野球中継を聴きながら、歩いている途中で臨時ニュースで庄内地方に大雨警報出ていたのでした
仕方がないので、ガスガスの山頂へ
本当は本山まで眺めることができるらしいですが,残念
頼母木小屋の管理人さんが山頂の先の長寿平がおススメとのことなので、行ってみます
池塘があったりして、草原がきれいです 晴れていれば、もっときれいなんだろうなぁ
小屋に戻ることにします
少しガスが晴れて、登り返しの稜線がくっきりと エグイなぁと感じながら、高校野球中継を聴いて頑張ります
小屋に着いてみれば、往復で4時間近くかかりました
ろくに昼食を食べていなかったので、早速ご飯を炊き始めます
山と言えばカレー
無印のジンジャーキーマカレー、辛かった いい感じ
ビールを2本飲んで,早々に就寝
朝方,結構冷え込んできて,タオルケットだけでは寒かった
タイツとアームカバーを着用してしのぎましたが,夏でもシュラフが必要と実感
2日目,外はよく晴れています
早速,出発
おにぎりを食べながら,頼母木山山頂へ
みごとな朝日です 雲海に浮かぶえぶり差岳や大朝日連峰 しばし見とれます
いよいよ飯豊の稜線に踏み入れます
晴れていて,本山までよく見えます
ん~,いくつもの峰を持つ見事な稜線
男性的ですが,荒々しさは感じません
すごくいいです
いつか登りたいと思っている石転び沢雪渓まで,偵察も兼ねて歩きます
途中,門内岳,北股岳を超えます
北股岳は稜線の真ん中に位置しているだけに,全容がよく分かりました
北股岳を下ると,いよいよ石転び沢雪渓が現れました
この時期にこれだけの雪を抱えるとは,すごい谷です
念願だっただけに,実際見て,ちょっと感動
やっぱり登りたくなりました
もう一泊できれば,本山や大日岳へ向かうことも考えたのですが,翌日に用事を控えているので,今回はここまで
戻ることにします
梶川尾根からの下りでは,何人かすれ違いました
連休の賑わいというほどでもありませんが,人がようやく訪れてきた感じです
稜線までの急登や稜線上の登り返しの高低差など,これまでの山とは違ったスケール感でした
その分,体力やさまざまなものが求められる山だと思います

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