えぶり差岳~門内岳~北股岳(丸森尾根〜梶川尾根経由)
- GPS
- 32:11
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 3,139m
- 下り
- 3,135m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:36
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:55
天候 | 1日目;晴れのち曇り 2日目;晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道がしっかりできていて、迷うことはないです ただ稜線までの尾根は急登のうえ,ほとんどロープなどはなく、自分の力で登ることが求められます |
その他周辺情報 | 飯豊山荘_日帰り入浴;500円 ※意外なことに誰もおらず,ゆっくり漬かれた 入浴後,畳部屋の無料休憩所で高校野球観戦 越後屋_ざるそば;700円 |
写真
装備
個人装備 |
VRAM500ml×2
麦茶500ml
おにぎり2個
アミノバイタル1袋
バームクーヘン
ミニどら焼き
白米1.2合
無印良品ジンジャーキーマカレー
いぶりがっこ5枚
飴6個
柿ピー2袋
ミックストレイル
ビール2本
バーナー
カセットガス
コッヘル2つ
箸
スプーン
ハット
半袖シャツ2枚(夏用)
アームカバー
雨具(上下)
短パンツ
ステテコ
肌着
パンツ
靴
靴下
ザック(ズール35)
ストック
グローブ
タオルケット
スリーピングマット
ヘッドランプ
耳栓
睡眠導入剤
タオル
トイレットペーパー
膝サポーター1枚
温湿布
タオル2枚
時計
iPhone
モバイルバッテリー2つ
GoPro
靴ひも予備
眼鏡予備
|
---|---|
備考 | シュラフ;暑いと思ってタオルケットを持って行ったが,寒かった |
感想
泊まりが前提なだけに、なかなか機会のなかった飯豊連峰。何度か計画しましたが、天気が心配だったりして、そうこうしているうちに三年くらい経ったかと思います。今回も、台風が三つも来て、ダメかなぁと諦めかけたものの、どうも大丈夫な感じ。念願の飯豊連峰にようやく登ることができました。
ルートは、飯豊本山ではなく、丸森尾根からえぶり差岳を目指すマニアックな行程
三年越しにいろいろ見ていて、えぶり差岳の稜線がぐっと来たのです
飯豊は未知の領域,余裕をもって午前2時半に自宅を出発,5時半前に駐車場に着くことができました。山形中央道ができたので,近くなったとの何より運転が楽になりました。
早速,丸森尾根へ。いきなりの急登、段差も大きく女性は大変かも知れません
大朝日は女性,飯豊は男性的と言われるだけあります
どんどん登って、夫婦清水へ
それほど冷たくはないですが、しっかりした水量でした
風があって思ったより暑くなく、水分補給も持ってきたペットボトルで十分だったので、水は汲みませんでした
さらに高度を上げて、丸森峰へ
ニッコウキスゲが咲きはじめ,まだつぼみのもありました やはり飯豊の夏は短いです
やがて稜線へ
ん〜、なんかガスガス
仕方ないのでさっさと小屋に向かいます
ちょうどガスが切れて、目指す小屋とえぶり差岳が現れました
見事な稜線です
ただ,ところどころコブのような峰が… 登り返しが辛そう
午前10時に頼母木小屋に到着
一番乗りだそうで、そう言えば、小屋の手前まで一人も会いませんでした
荷物を解いて、必要最小限でえぶり差へ向かいます
花がたくさん咲いています 名前を知っていればなぁ
にしてもガスが出てきた と言うか雨もぱらついてきた
暫し雨具着用
ガスでどこを歩いているかも分からず、ふと見れば、えぶり差の小屋が目の前に
晴れることを期待して、小屋で30分ほど待機しましたが、回復する様子なし
確かにラジオで高校野球中継を聴きながら、歩いている途中で臨時ニュースで庄内地方に大雨警報出ていたのでした
仕方がないので、ガスガスの山頂へ
本当は本山まで眺めることができるらしいですが,残念
頼母木小屋の管理人さんが山頂の先の長寿平がおススメとのことなので、行ってみます
池塘があったりして、草原がきれいです 晴れていれば、もっときれいなんだろうなぁ
小屋に戻ることにします
少しガスが晴れて、登り返しの稜線がくっきりと エグイなぁと感じながら、高校野球中継を聴いて頑張ります
小屋に着いてみれば、往復で4時間近くかかりました
ろくに昼食を食べていなかったので、早速ご飯を炊き始めます
山と言えばカレー
無印のジンジャーキーマカレー、辛かった いい感じ
ビールを2本飲んで,早々に就寝
朝方,結構冷え込んできて,タオルケットだけでは寒かった
タイツとアームカバーを着用してしのぎましたが,夏でもシュラフが必要と実感
2日目,外はよく晴れています
早速,出発
おにぎりを食べながら,頼母木山山頂へ
みごとな朝日です 雲海に浮かぶえぶり差岳や大朝日連峰 しばし見とれます
いよいよ飯豊の稜線に踏み入れます
晴れていて,本山までよく見えます
ん~,いくつもの峰を持つ見事な稜線
男性的ですが,荒々しさは感じません
すごくいいです
いつか登りたいと思っている石転び沢雪渓まで,偵察も兼ねて歩きます
途中,門内岳,北股岳を超えます
北股岳は稜線の真ん中に位置しているだけに,全容がよく分かりました
北股岳を下ると,いよいよ石転び沢雪渓が現れました
この時期にこれだけの雪を抱えるとは,すごい谷です
念願だっただけに,実際見て,ちょっと感動
やっぱり登りたくなりました
もう一泊できれば,本山や大日岳へ向かうことも考えたのですが,翌日に用事を控えているので,今回はここまで
戻ることにします
梶川尾根からの下りでは,何人かすれ違いました
連休の賑わいというほどでもありませんが,人がようやく訪れてきた感じです
稜線までの急登や稜線上の登り返しの高低差など,これまでの山とは違ったスケール感でした
その分,体力やさまざまなものが求められる山だと思います
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