北鎌尾根 上高地から往復

2019年08月09日(金) ~ 2019年08月11日(日)

• GPS: 26:54
• 距離: 47.6km
• 登り: 2,839m
• 下り: 2,814m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:33
• 休憩: 0:31
• 合計: 12:04

5:28 上高地バスターミナル
5:41 5:41 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:06 6:06 明神館
6:13 6:13 徳本口(徳本峠分岐)
6:41 6:41 徳沢公衆トイレ
6:52 6:52 新村橋(パノラマ分岐)
7:24 7:29 横尾 (横尾山荘)
8:00 8:01 槍見河原
8:08 8:08 一ノ俣
8:14 8:14 二ノ俣
8:35 8:47 槍沢ロッヂ
9:05 9:05 赤沢岩小屋（ババ平）
9:41 9:44 槍沢大曲り
11:02 11:06 水俣乗越
12:46 12:52 北鎌沢出合
17:32 北鎌のコル

2日目

• 山行: 11:10
• 休憩: 1:42
• 合計: 12:52

4:39 北鎌のコル
7:12 7:31 独標2899m
12:10 12:37 槍ヶ岳
12:54 13:45 槍ヶ岳山荘
14:14 14:16 播隆窟
14:24 14:26 坊主岩屋下
15:04 15:04 槍沢・天狗原分岐
15:29 15:29 槍沢大曲り
16:05 16:05 赤沢岩小屋（ババ平）
16:18 16:18 槍沢ロッヂ
16:38 16:38 二ノ俣
16:51 16:51 一ノ俣
16:58 16:59 槍見河原
17:31 横尾 (横尾山荘)

3日目

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:34

8:44 横尾 (横尾山荘)
9:20 9:20 新村橋(パノラマ分岐)
10:11 10:11 明神橋
10:14 10:16 嘉門次小屋
10:20 10:24 明神池
10:25 10:26 嘉門次小屋
11:04 11:05 岳沢湿原・岳沢登山口
11:14 11:14 日本山岳会上高地山岳研究所
11:18 河童橋

天候

3日とも午前中は快晴、午後から曇りあり、9日は夜に雷雨

アクセス

利用交通機関：

バス

往復ともに大阪から、さわやか信州号
往路：21：30大阪発、5：10ころ上高地着、4列シート8900円
復路：15：40上高地発、22：20ころ新大阪着、3列シート10700円

コース状況／危険箇所等

上高地-水俣乗越:整備された快適な登山路

水俣乗越-北鎌沢出会：最初は掴むところない急斜面、途中から右手の草のなか（踏跡あり）、途中から雪渓、その後は石の多い河原歩き

北鎌沢出会-北鎌沢のコル：北鎌沢右俣を遡上。結構水が多く、滑ってドボン。最後はコルに向かって、草の中の急登。

北鎌沢のコル-槍ヶ岳：巻道を進むが、危険個所多々。P15の巻道は最下部の巻道から、途中で上の巻道に上がる。槍ヶ岳への最後のチムニーは辛うじてなんとか登る。

槍ヶ岳-上高地：整備された快適な登山路。帰路は梓川の右岸を通り、新村橋から明神橋までの治山林道で出合ったのは軽トラ2台のみ。

その他周辺情報

上高地アルペンホテルで入浴、800円（タオル付）。12：00からですが、その前から受け付けてくれ、ロビーで待てます。セルフドリンクは300円。

バスターミナルの上高地食堂で山賊カレー1200円を頂く。15分くらい待ちました。

写真

8/9 8:36

今回の荷物。最初13kg、最大15kg程度。
もっと軽くしないとダメでした。

8/9 5:24

バスターミナルを出発。

8/9 5:31

空は快晴、気分は上々。

8/9 5:33

河童橋。

8/9 5:34

河童橋から焼岳。

8/9 5:38

小梨平キャンプ場。

8/9 5:45

さわやかな朝でした。

8/9 6:01

明神岳。

8/9 6:06

明神館。

8/9 6:28

横尾まで、先行のお兄さんのあとを追う。快調に歩きました。

8/9 6:36

前穂高岳。

8/9 6:36

天気はすばらしい。

8/9 6:37

8/9 6:42

徳澤のキャンプ場。

8/9 6:43

徳澤ロッジ。

8/9 7:03

前穂高岳。

8/9 7:13

8/9 7:13

8/9 7:22

横尾キャンプ場。

8/9 7:23

横尾山荘。ここで小休止。

8/9 7:23

8/9 7:28

涸沢への横尾大橋。いつか行きたい。

8/9 7:38

屏風岩。

8/9 7:56

横尾からは道が少し狭くなるが、歩きやすい登山路。

8/9 8:01

槍の穂先が見えました。テンションアップ。

8/9 8:10

渓流沿いの気持ちよい登山路。

8/9 8:14

二ノ俣にかかる橋。

8/9 8:16

谷を歩くと気持ちよさそうです。

8/9 8:20

8/9 8:35

槍沢ロッジに到着。

8/9 8:53

カブト岩？？？

8/9 8:57

赤沢山でしょうか。

8/9 9:13

ババ平のキャンプ場。次の日は河原までテントを張る大盛況。

8/9 9:18

快晴。暑くなってきました。

8/9 9:37

来た方向を振り返る。

8/9 9:40

水俣乗越への分岐。乗越への登りは、日差しが強くなってきて、つらかった。

8/9 9:44

8/9 9:46

乗越はまだまだ。

8/9 9:54

中岳？

8/9 10:24

8/9 11:06

水俣乗越到着。先行の方居たので、休まず降りる。

8/9 11:07

向かう天上沢、遠くに高瀬湖。

8/9 11:12

北鎌尾根の一部と先行の方。ほぼ毎年来ているベテランの方。

8/9 11:16

ガレた沢を見上げる。左側に道あり、ガレ場は最初だけです。

8/9 11:27

右から合流する雪渓が見えて来ました。

8/9 11:30

雪渓を滑りながら下る。

8/9 11:31

槍ヶ岳が見えて来ました。

8/9 11:31

P15か？

8/9 11:31

槍ヶ岳。

8/9 11:41

水俣乗越を見上げる。ここからは、ガレの河原歩き。

8/9 12:33

水が流れる間ノ沢と合流後。

8/9 13:23

北鎌沢の出会いから少し登った個所、北鎌沢のコルを見上げる。
ここからの沢登りが大変で時間がかかりました。水量も結構多く、途中で滑り、靴を濡らす。

8/9 14:38

約半部を登って来た後、振り返る。これからが大幅にペースダウンでした。

8/9 15:01

少し行っては休憩。まだまたです。この後は、写真を撮る余裕なし。

8/9 18:04

出会いから4時間40分で、ようやく、北鎌沢のコルに到着。テントを張ってすぐに、若い男女の二人が到着。少し、ずらして隣のスペースを作りました。

8/10 4:39

次の日は夜明け少し前に出発。快晴です。

8/10 4:46

基本、尾根沿いです。

8/10 4:56

手前に硫黄岳、奧左から、鷲羽、水晶、野口五郎。

8/10 4:56

剱、立山。

8/10 5:01

独標が見えて来ました。

8/10 5:02

8/10 5:12

右端に水俣乗越、続く表銀座。

8/10 5:14

昨日降りてきた水俣乗越からの沢。ここから見るとすごく急。

8/10 5:16

夜が明けました。

8/10 5:28

四つこぶの中央が昨日泊まった北鎌沢のコル。

8/10 5:42

独標。きれいな快晴。

8/10 5:43

手前に硫黄岳、奧左から、双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶。

8/10 5:43

水晶、野口五郎、遠くに剱。

8/10 5:43

鷲羽、水晶。

8/10 5:46

進む稜線。

8/10 5:52

手前、赤岳から硫黄岳の稜線。

8/10 5:59

天狗の腰掛から独標。

8/10 5:59

少し西に行くと、槍の穂先が少し見えました（右端の当たり）。

8/10 6:14

8/10 6:16

遠くにうっすらと富士山。

8/10 7:04

8/10 7:10

先行するコルで一緒であった若い二人。

8/10 7:15

8/10 7:15

8/10 7:17

奧に、右から、薬師、三俣蓮華、黒部五郎、双六。

8/10 7:18

手前に西鎌尾根、奥に笠ヶ岳。

8/10 7:18

左、剣、遠くに後立山も見えました。

8/10 7:33

8/10 7:34

8/10 7:37

独標の巻道から、槍ヶ岳。
この手間でコースから外れ、危ない目に。

8/10 8:02

手前右から西岳、大天井、右奥に常念。

8/10 8:03

独標を過ぎて、槍ヶ岳が正面に。

8/10 8:03

独標を振り返る。

8/10 8:30

まだまだ、険しい。

8/10 8:43

まだまだ遠い。

8/10 8:44

P15から槍ヶ岳。

8/10 10:14

P15の巻くのに、下部の巻き道を行き、途中から30mほど登り、上の巻き道へ行きました。上の巻道から来た個所を見下ろす。結構、危なかった。

8/10 10:16

巻き道から槍ヶ岳。

8/10 10:16

槍ヶ岳をアップ。

8/10 10:41

北鎌平から槍ヶ岳。近くなりました。

8/10 11:04

左の方へと登ります。

8/10 11:44

最後の壁。

8/10 12:24

北鎌尾根から槍ヶ岳登頂。
山頂は人が一杯、並んで記念撮影してもらいました。

8/10 12:25

登って来た北鎌尾根。

8/10 12:54

槍ヶ岳山荘から。見にくいですが山頂への行列。
山荘の自動販売機でジュース購入、ゆっくりと休憩。
達成感あり、上高地方面へ下山することに。

8/10 13:45

8/10 13:57

殺生ヒュッテ。未だ、テント場は空いていました。

8/10 14:08

槍ヶ岳を見上げる。

8/10 14:17

播隆窟。

8/10 14:30

これで最後の槍ヶ岳。ありがとうございました。

8/10 18:16

横尾でテント泊。ババ平は河原までテントが張って一杯でしたが、ここはまだまだ余裕ありました。

8/11 7:54

次の朝も快晴。前穂高がきれいでした。

8/11 8:43

ゆっくり、テントが乾かして、上高地へ下山。
登って来る人で賑わっていました。

8/11 8:52

登ってくる人が多い。写真は少ないときに撮影。

8/11 9:20

新村橋から、梓川右岸を行きます。

8/11 9:21

新村橋と前穂高。

8/11 9:24

右岸の治山林道は、うって変わって、人が居ません。明神橋までに軽トラ2台に会ったのみでした。

8/11 9:46

8/11 9:51

途中で河原に横を通る。

8/11 10:03

8/11 10:10

明神橋。ここからは観光客で賑わう。

8/11 10:10

明神橋とジャンクションピーク。

8/11 10:14

嘉門次小屋。

8/11 10:18

穂高神社奧宮のある明神池へ（拝観料300円）

8/11 10:18

8/11 10:19

明神池。

8/11 10:20

明神池。

8/11 10:21

二の池。

8/11 10:22

二の池。

8/11 10:33

散策路から。

8/11 11:04

散策路から。

8/11 11:05

散策路から。

8/11 11:07

散策路から。

8/11 12:41

上高地アルペンホテルで入浴。

8/11 12:52

賑わう河童橋。

8/11 14:39

人が一杯のバスターミナル。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 ライター 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル テント テントマット シェラフ ヘルメット<br />出発時は13kg 北鎌沢で水を補給して15kg

感想

hiroshi8325

　少し背伸びをして、北鎌尾根に行って来ました。もう少し、楽にとの期待はありましたが、結構大変でした。上高地から槍ヶ岳まで、北鎌沢のコルで泊まり、20時間かかりました。
　水俣乗越から北鎌沢出会いまでは、最初の急登、雪渓、石の多い河原と思いのほか、歩きにくかった。
　北鎌沢は、暑くてバテバテ、流れも結構あり、乗り越える場所多い割には手掛かり少なく、大分と時間がかかりました。少し行っては休み休みで、ここが一番つらく、大変でした。
　北鎌尾根は、途中一緒の方から、尾根直登が楽と言われていましたが、結局は巻き道を行きました。それでも、2回ほど、危ない目に。山頂への最後の登りは、ようやく苦労しながら登り切れました。
　最初は、余裕があれば、西岳、大天井岳、常念岳もと思っていましたが、目一杯であったのと、山の日の連休で混雑していまので、上高地でゆっくり下山することにしました。
　荷物が13〜15kgであり、もっと軽量化すべきでした。

　水俣乗越から槍ヶ岳までに、出合った方は、ほぼ毎年来ておられる方、北鎌沢出会まで偵察に来ていた若い女性、高瀬ダムから西穂まで縦走する若い男女2人、途中から山頂までほぼペースであった方、P15の巻き道で出合った方、その他、途中で見かけた4名、合計10人でした。
　槍ヶ岳から上高地までは、山の日の3連休の初日、二日目のためか、大変混雑していました。槍ヶ岳山頂まで長蛇の列、ババ平は河原までテントが一杯、下る途中で出合う人数えきれないほど多数、上高地付近は観光客も含めて混雑でした。

　途中で出合った方々の助言もあり、苦しい中、登頂出来て、充実した登山でした。