【ソロ】初めての大キレット・北穂高
- GPS
- 19:48
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,564m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:01
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 12:09
天候 | 2日とも晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】(バス)上高地バスターミナル18:00発→新島々駅19:05着 (電車)新島々駅19:25発→松本駅19:55着 |
その他周辺情報 | 【宿泊】南岳小屋 この日は予約で満室。アクセスしやすいベットの1階は3人、はしごを上る必要がある2階は2人の割当でした。2階はお布団1枚分のスペースがありゆったりしていて快適でした。 宿泊者は飲料水が無料でもらえます。 玄関入ってすぐの土間(建物の中)で自炊が可能です。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
タオル
ナイフ
ヘルメット
|
---|
感想
いつかは絶対行きたいと思っていた大キレット。
穂高連峰もまったく行ったことがないのでこの機会に南岳小屋→北穂→奥穂高→前穂高→上高地を1日でいく壮大な計画を(エスケープを3パターンくらい考えながら)立てみました。
テント泊が好きなのですが、常念山脈の稜線から見たときのエグレ具合にビビりまくった結果今回は小屋泊で。お盆だし連休だし山の日でもありますが、行けるタイミングを逃したくなかったのですし詰めも覚悟のうえでの決行です。
1日目は槍ヶ岳を経由するかもギリギリまで悩みましたが、渋滞している可能性が高いため今回はパスして予定通り槍平小屋から南岳新道へ。
救急箱までの急登は日陰がなく、日差しも強くてかなりヘロヘロになりながら登りましたが、途中から雲がでてきて、後半のガレ場はなんとか意識を取り戻すことができました。
南岳小屋にチェックインして恐る恐る寝床を確認。布団一枚分のスペースがしっかりあり、ふかふかのお布団に枕まであり、快適そうで一安心。
お隣さんはおばあちゃん、息子さん、ガイドさんの一行で、「端っこは降りづらいだろうから場所変わりましょうか?」など親切にしていただき色々話し相手になっていただきました。
私が夜ベットに出入りするとき隣のガイドさんを踏まないか心配的なことを口走ったためか、ガイドさんは消灯直前まで私が戻ってくるのを起きて待っていてくれたようで申し訳なかったです…。きちんとお礼言えなかったのが悔やまれます。
到着直後に一度南岳へ登ったのですが、夕暮れ時に晴れ始めたので再び南岳へ。
途中でライチョウ親子に遭遇!ふわっふわの雛は無邪気に走り回っていて、私がじっと動画を撮っていると足元までピヨピヨ鳴きながら寄ってきてくれました。
2日目は4:30に出発するつもりが爆睡してしまい起きたのは4時!(ほんとによく眠た)
急いで着替えて朝ごはんのおにぎりとパンを頬張り、ヘルメットとヘッドライトを装着して10分遅れで出発。
南岳小屋はしっかり満室で大キレットの混雑を心配していたのですが、この時間に出発する人は殆どおらず自分のペースで落ち着いて進むことができラッキーでした。
がしかし、コースの行く手にサルの一家が!
少し小さめのの子供から背中に赤ちゃんを乗せたお母さんまで6・7匹が朝ごはんの真っ最中のところ、お邪魔しますお邪魔しますと言いながら進む羽目になりました;
そして昨日見たライチョウ親子のことを思い出し、あの雛はごはんにしないでおくれ…!と思いながら猿たちとさよなら。
とにかく天気に恵まれ、前も後ろも絶景(右は絶壁)で景色を楽しみながら予定通り北穂高山荘に到着。7時頃にも関わらず日向はとても暑く、CCレモンをゴクゴク飲み干してやっと落ち着くことができました。
大キレットを終えてホッとしてしまい、このあと涸沢岳へ向かうはずが誤って南稜へ進んでしまい20分ほどロス。
涸沢岳までもまずまず緊張感のある岩場の連続で、こんなに長い時間岩場を移動したことがなかった私は腕がヘバッてきてしまいました。
穂高岳山荘にはほぼ計画通りたどり着いたものの、奥穂高岳への取り付きが大渋滞。
日差しが強い中かなりの待ちが発生していました。
予定通り奥穂高岳を越えて前穂高岳へ向かうかかなり迷いましたが、腕の疲れと目の間の渋滞を見て、ザイテングラートを降りて横尾経由での下山を決断。
実は涸沢も初めてだったので、雑誌などでよくみる涸沢カールを下から見上げることができておおーっ!っとなりました。
そのあとは電波が入ったところで予約していたバスをキャンセルしつつ、横尾からのながーい林道を通ってゴール。(このコースやっぱりとても苦手だわ…)
17時前にバスターミナルに到着し、なんとか18時発のバスチケットを買うことができました。
一番の目的だった憧れの大キレット越えを、とても恵まれた天気の中達成でき満足な山行でした。
腕の持久力がないことを痛感したのでもうすこし鍛えつつ、今回諦めた奥穂と前穂にも近々行きたいと思います。
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