三ツドッケ(天目山)〜蕎麦粒山
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:30
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)川乗橋⇒奥多摩駅(西東京バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
東日原からのヨコスズ尾根は勾配があっても段差がなく非常に登り易い道。 一杯水避難小屋から三ツドッケへは急斜面の直登コースと巻き道コースがあり、時期的にシロヤシオの多く見られる巻き道を登り、直登コースを下ることをお勧めしたい。 一杯水から蕎麦粒山まで広葉樹林帯の緩やかな道(水源林道)、蕎麦粒山からは防火帯の快適な道が続き、この後、日向沢ノ峰から踊平にかけて滑りやすい急な下りがある。 踊平から川乗橋までは長い林道歩きとなるが、最短下山ルートと思う。区間コースタイム(1:38)はバス時間を気にしてかなり飛ばした結果によるもので通常は2H以上となろう。 トイレは東日原バス停前と一杯水避難小屋にある。 |
写真
感想
シロヤシオを求めて三ツドッケ(天目山)へ、奥多摩は今年は何と5回目になる。
奥多摩駅発鍾乳洞行きのバスは月曜なのに登山者で超満員、川乗橋とその他で二分された。
東日原でも10数人の登山者が下車したが、出発準備を終えた頃にはもう他の登山者はなく、ヨコスズ尾根は静かな山歩きになった。始めはスギ林帯の急勾配から自然林とスギ林を分ける道を進み、やがて緩やかなカエデやブナの森になる。新緑が映えて眩しい。1200mを越えた辺りのNHKのアンテナ塔の前で間食休憩をとる。
この後ヨコスズ尾根を登りつめていくと蕎麦粒山が木立の間から見え、やがて一杯水避難小屋に着く。小屋には立ち寄らずそのまま酉谷山方面の巻き道を行く。やがてシロヤシオの木が目に付くようになるが、そこに花はなく地面に白い落ち花が撒き散らかっている。1週間遅かったか、という思いで巻き道から三ツドッケへの登りにかかると、北面にシロヤシオが連なって白い花を咲かせているのが見える。あと赤紫のミツバツツジも。とにかくこれを見て一安心、満足もする。
頂上につくとバスで一緒だった高校生グループなど一転賑やかになる。ここで昼食。
天気は今ひとつだったが、山々のパノラマが広がる。雲取山から鷹ノ巣山、御前山、大岳山等々、奥多摩の主要な峰が一堂に介して見えるのが何とも素晴らしい。
三ツドッケからは直登コースを避難小屋まで戻り、水源林道を行く。すぐに一杯水の水場があり、尾根の南側を通る道はなだらかでノンビリ気分で歩ける。仙元峠の分岐を過ぎると蕎麦粒山の登り口に達し、急坂を登ると露岩の点在する山頂に着く。
蕎麦粒山からの下山ルートは、…参宛揚根、⇔ゴ簇根から川乗林道、M拱燭ら川乗林道または大丹波川林道、の候補があるが、結局、もう少し稜線歩きを楽しみたいという思いからの川乗林道を行くことにした(なお△糧根の入口は分からず仕舞い)。
蕎麦粒山の急坂を下ると開けた防火帯の道となる。同じ奥多摩の石尾根に似た印象だ。途中、有間や棒ノ折への分岐を通り日向沢ノ峰に出る。運がよければ冨士山が見えるとのことだが、もうかなり曇っていてここからの眺望は望めない。
日向沢ノ峰からは急なガレ場を下り踊平に達する。途中、蕎麦粒山への巻き道の標識があったが、地図には巻き道の記載がない。
踊平では川乗橋への標識があり、それに従っていくと林道の踊平トンネル入口に出る。ここからはバスの時間を気にしながらの林道歩きとなった。深い谷沿いの道から渓流沿い、そしてまた谷沿いと新緑の風景はそれなりに楽しめるが、チト長すぎたし、バスに間にあったものの快速歩きはもうイヤという気分になった。
前回に続き奥多摩の山行だったが、奥多摩の自然林の魅力をあらためて認識させられた気がする。
秋の紅葉シーズンにぜひ再訪したい山域だと強く感じながら帰路についた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する