四阿山−根子岳周回(菅平牧場スタート)

2019年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 10.3km
• 登り: 975m
• 下り: 963m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:01

距離 10.3km 登り 977m 下り 978m

4:52 菅平牧場登山口
5:01 中四阿道登山口
5:58 小四阿
6:40 中四阿
7:06 長池分岐
7:17 四阿山・根子岳分岐
7:56 7:57 四阿山
8:10 四阿山・根子岳分岐
8:40 大スキマ
9:19 9:45 根子岳
10:36 東屋
10:51 菅平牧場登山口
10:53 菅平牧場第一駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行きまたは帰りに菅平牧場ゲートにて入山料200円支払。(朝8時より徴収)

当日日の出時刻時点で、第一駐車場に自車含め6台駐車有。

駐車場至近にトイレ有。電灯無し。

地質とラグビーの所以か、車は土埃まみれに。

無料のパインピーク第二駐車場は学生が花火大会をやる為に、車中泊禁止になってました。

私事ー
先々週の成田からの帰りにアイサイトがダウンorz
急遽スバルに持ち込むも、原因不明のままスバルの盆休みに突入してしまったレヴォーグくん。
高速を走ると、振動がヒドイ！
これでアイサイト ダウンしたんだなぁ〜と思いつつも、ちと怖かったorz
無事に往復できて良かった。

コース状況／危険箇所等

四阿山ゲートから沢迄はぬかるみ多い。

四阿山から大スキマへと向かう下りは笹が濃く、見難い足下は木の根、岩、泥濘でやや滑りやすい。
早朝の内は笹でズボンがしとど濡れる。
根子岳方面からの登山者が多数派に見受けられたが、ここを登りで使うのは斜度もあり、何気にシンドそう。
菅平牧場-根子岳間が割と単調(菅平牧場-四阿山間は小四阿、中四阿の登降有)な事も相まって、周回するなら個人的には反時計回りで正解だと思った。

根子岳山頂前の鬼の遊び場(?)は基本岩の右側を巻いて行く。

別件ですが、唐沢の滝を見に国道406号を歩くのは、車もバイクも「よもや人が歩いているとは思っていないような挙動」で走って来るので、結構危険。

その他周辺情報

菅平牧場の売店は接客が酷い上、ソフトクリームもとても「牧場の牛乳ソフト」と言えた代物では無く、業務用の油脂と水飴の固まりorz
コイツを楽しみに降りて来たのに…オススメできません。

今回テン泊したのは「菅平高原ファミリーオートキャンプ場」
http://sugadaira.camp/
優劣を語れる程キャンプ場の利用経験が無いのでアレですが、広いお風呂もあり快適でした。

上田市街のご当地飯3件は、写真内で紹介。

写真

8/11 7:56

【1日目スタート】お初の新東名新清水JCTから中部横断自動車道
ちょいワクワクしますw
冨沢-下部温泉間未開通とは言え、随分便利に、楽になりました♪

8/11 12:52

上田市民のソウルフード「あんかけ焼きそば」
人影もまばらな路地の先には、熱中症必至の炎天下驚きの行列が！
開店30分前に並んで、一巡目には3人分届かずorz
夏休みで子供連れのご家族も多い為、回転も遅かったorz

8/11 12:52

上田市民のソウルフード「あんかけ焼きそば」
メニューに単に「焼きそば」とだけ記されている事、酢にからしを溶いてかけて食べる事以上に、麺が凄まじく変わってる！例えは悪いけど、湯戻し半端なカップヌードルを、カリッと炒めたような食感？
これは珍しい！並んで良かった！

8/11 14:28

菅平高原ファミリーオートキャンプ場
根子岳(左)と四阿山(右)のなだらかな山容、登山口のある牧場の赤屋根の標高の高さに「楽勝♪」と勘違いw
学生時代都合3回菅平に来てるけど、山の名前なんぞ初めて知った！（と言いつつ、この時点では「よんあさん」、「ねごだけ」に登ると思い込んでるw）

8/11 14:28

菅平高原ファミリーオートキャンプ場
2泊3日のお宿。
イマドキのキャンプテントって、すげぇ〜豪勢なんすね！乞食になった気分orz も、設営・撤収だけなら神速だぜッ！

8/11 14:49

81番グラウンド
たまたまキャンプ場眼下のグラウンドで次男が練習試合中だったんで、酒のつまみに見に行ってあげる♪
最高〜！

8/11 15:46

81番グラウンド
上半身裸のナルシがうちの次男w
前日頭ホッチキスで一針縫った割には、ガンガンタックルかましてたんで、関心、関心。

8/11 17:23

医療費請求
普段ムスっとしてるくせに、こういう時だけ笑顔で駆け寄って来る。
なんでたまたま隣で試合なんだよ！見に来なきゃ良かったw

8/11 18:14

ひとっ風呂浴びてから夕飯
あちこちから肉の焼ける香ばしい香り漂う中、アルファ米orz
も、キャンプ場からもらったレタスをちぎり、レトルトの「いわしで健康」をまぶして食べたら満足度高！

8/11 20:13

満天の星空
では全然無かったけど、キャンプ場の夜には長秒露光が仕来り？

8/11 20:30

他人の「家族、友人との素敵な灯り」を肴に一杯。
そんなおじさんの灯りは…テント天井からカラビナで吊るしたヘッデン一つw

8/12 4:52

【2日目(本番)スタート】04:52 菅平牧場登山口
正面のプレハブ小屋右脇が根子岳方面、アスファルトをそのまま右が四阿山方面。
右手に見えるトイレで、戦支度を整えてから挑みましょう！（電灯無いです。）
そう言えば、小四阿に向かう山道のど真ん中に、キジが撃たれてた事を今思い出す！あれ、断じて私じゃ〜無いっすからねッ！w

8/12 5:01

05:01 中四阿登山口
思ったよりずっと近くにあります。

8/12 5:02

登山口からしばらくは牧場脇を進んで行きます。

8/12 5:04

泥濘
牛の声が(若干臭いもw)聞こえるんで、なんかばっちい感じがしちゃいます。
防水靴が吉！

8/12 5:11

ここでは道が沢になってた。

8/12 5:13

05:13 沢
丸太橋が高原らしくて(?)しゃれてるぅ〜♪宇多田ヒカル歌いたくなるぅ〜♪
この先の標識で、今登ってる山の名が「Mt.Azumayasan」である事が発覚ッ！w

8/12 5:58

大阪

8/12 5:58

05:58 小四阿
朝日が顔を覗かせ始めた四阿山山頂は未だ遠い。

8/12 5:59

小四阿から背後を振り返っての展望
菅平高原が見渡せ、なかなか良い。

8/12 6:00

小四阿を下る
アップ＆アップだけじゃ無くて、小四阿、中四阿とアップ＆ダウンがあるのがこのコースの楽しいところ♪

8/12 6:03

植生が変わる。

8/12 6:07

根子岳を望む
なかなか素敵な山容♪

8/12 6:26

雲海
その上に頭を突き出す山々の、正に壁を感じさせる威容！

8/12 6:28

もう夢中〜♪
一心不乱にガサゴソやっとりましたw

8/12 6:29

こんなガラガラ、ゴロゴロしたとこを登り詰めて行くと・・・

8/12 6:34

この見晴らしは中四阿？

8/12 6:35

いや、あれが中四阿？
頂には行けない。
右に巻いて行く。

8/12 6:38

いやいや、これこそ中四阿？
ここも頂には行けない。
右に巻いて行く。

8/12 6:38

中四阿っぽい場所から根子岳
綺麗な山容なんで、つい撮っちゃう。

8/12 6:39

中四阿っぽい場所から雲海
南西から山頂に向かって吹き上げてる感じ。

8/12 6:39

中四阿っぽい場所からの展望
山の名前は分からないけれど、あんなとこ登っちゃう人たちが居るんだよなぁ〜、スゲェなぁ〜！

8/12 6:41

06:41 中四阿
標識あるんで、ここが中四阿って事でッ！w（レコのタイム的に見ると、背後の岩山がそうかな？）

8/12 7:07

07:07 長池分岐
ここで稜線に乗る感じ。
中四阿鞍部からここまでの登り詰めは−
辛かったか？見所に欠けたか？写真なし。

8/12 7:08

モグサの如くけぶる四阿山
長池分岐で達成感感じちゃってるんで、随分遠くに思える。
膝下丈の笹でズボンびしょ濡れorz

8/12 7:26

07:26 木階段
つま先下がりで登り易い階段。
途中に鳥居峠方面への分岐がある。

8/12 7:33

07:33 四阿山？
先着の登山者、後着の登山者と三人で、随分くつろいでしまうw
みなさん要注意！偵察に行ってくれた先着の方に感謝！

8/12 7:34

07:34 四阿山？
浅間山に微かに噴煙？富士山も見える。
別の方角では槍とかも見えたんだけど、写真イマイチだったんでorz

8/12 7:56

07:56 四阿山！
この経過時間！結構偽四阿でくつろいじゃってるっしょ？w

8/12 7:56

07:56 四阿山
吹き上げる雲海！
雲だらけでも(だからこそ？)、展望なら四阿山！

8/12 7:57

07:57 四阿山
から根子岳を望む。
こっちのが随分標高高いな！

8/12 7:58

07:58 四阿山
祠。07:58現在山頂には、私含め4名の登山者。

8/12 7:59

07:59 四阿山
山名標。すんでの所で百名山の山頂極めず降りるとこだった！

8/12 7:59

07:59 四阿山
山名標＋祠。
くつろいじゃった後なんでやっつけ感あるけど…とっとと根子岳向かいます。

8/12 8:14

08:14 大スキマへの下り
個人的に、ここを登りで使うのはどうもなぁ〜。

8/12 8:38

暗い樹林帯の四阿山北斜面から一変！
その平和さにはほっとする。

8/12 8:40

08:40 大スキマ
ここからが花の百名山 根子岳登山の白眉！
斜面右側の岩の頂にも、小ネコ、中ネコ等、名前付けてやったら良かったのにw

8/12 8:44

花の百名山
誰だろう？結構コイツが多い。カワイイ。

8/12 8:46

花の百名山
ツワブキ？にとまるセセリ？
無知w

8/12 8:52

花の百名山
フワフワジオン？にとまるミツバチ。
無知＆とまるシリーズw

8/12 8:57

中ネコから鬼の遊び場(?)を望む
あそこから出て来る登山者が、英雄みたいで ちょ〜かっこ良い！

8/12 8:58

中ネコの水平に走る柱状節理
後述するが、唐沢の滝にも水平な節理が走ってる。

8/12 8:58

こっちはダルマ落とし？

8/12 8:58

こっちはゴーレム？

8/12 9:00

再度中ネコから鬼の遊び場(?)を望む
花と岩、とっても楽しい根子岳南斜面です。

8/12 9:08

09:08 鬼の遊び場(?)
岩と菅平高原

8/12 9:09

09:09 鬼の遊び場(?)
岩と菅平高原。
この岩の上に登って来ちゃってるって言う事は、経路も置いて来ちゃってるって事ですぜw

8/12 9:10

09:10 鬼の遊び場(?)
なんか降りれそうに見えますが・・・
道はありません。危険です。

8/12 9:12

09:12 鬼の遊び場(?)
かっちょええ。

8/12 9:13

09:13 鬼の遊び場(?)
経路は基本、岩の右手側を巻いています。ここはボルダリングできそう♪

8/12 9:15

根子岳から北東へと伸びる稜線
あっちもなんか良さ気だなぁ〜。

8/12 9:16

崩壊地
かっちょええ。

8/12 9:17

崩壊地に咲く花
可憐だ！
寄り過ぎ注意！

8/12 9:17

崩壊地に咲く花
寄り過ぎ注意！
と言いつつ、これは寄り過ぎ。

8/12 9:19

09:19 根子岳
大勢の人でにぎわっていました。

8/12 9:20

09:20 根子岳
先着の方と撮りっこ♪
ピント=無限遠のままカメラ渡してた事に今気づくorz

8/12 9:45

09:45 根子岳
リフィル麺食い終わって、根子岳からの展望。

8/12 9:51

09:51 根子岳 ダボス分岐
"ダボス"の言葉にそそられつつも、車があるので…

8/12 9:55

根子岳肩からの展望
右手に見える台形形の山が気になって。

8/12 9:57

根子岳肩からの展望
菅平高原と北アルプス。

8/12 10:05

花の百名山 とまるシリーズ

8/12 10:09

小さな白樺の道
かわいい。

8/12 10:14

花の百名山 とまるシリーズ

8/12 10:16

ここらの石は、踏むとキャリキャリ金属質な音がします。

8/12 10:21

10:21 標識
記載の距離がウソに感じる程しんどくなって来た。

8/12 10:35

白樺ってなんて素敵な木なんだろう！
と思うが、暑さとホーミーのように鳴くセミの声に嫌になって来るw

8/12 10:37

10:37 東屋
ようやく観光牧場っぽくなって来る。
暑い！ソフトクリーム、ソフトクリーム♪

8/12 10:51

10:51 菅平牧場登山口
プレハブ小屋脇のそっけない場所に降りて来ました。

8/12 11:05

待ちに待ったソフトクリーム
はまさかの・・・画竜点睛を欠くorz

8/12 14:21

14:21 菅平高原ファミリーオートキャンプ場
2時間程日影で昼寝して、次男の練習している12番グラウンドに行ってみる事にする。
根子岳(左)、四阿山(右)に見守られ、楕円球を追う青春。
なんて贅沢な！なんて幸せな！
”地獄”なんて思わず、お父さんお母さんに感謝！だね♪

8/12 15:20

15:20 12番グラウンド
菅平本来の姿(?)は、レタスをはじめとする高原野菜の産地なのだ。

8/12 15:55

15:55 12番グラウンド
幸せな風景

8/13 4:47

【3日目(最終日)スタート】04:47 菅平高原ファミリーオートキャンプ場
お迎えまで時間があるので、夜明けと共に菅平散策に出発します。（早朝じゃないと、車通り、ラガーマン通りが激しく危ないので・・・）

8/13 5:20

レタスとともにあれ！

8/13 5:34

05:34 リゾートセンター−アリーナ間にあるラグビーボール像

8/13 5:37

05:37時点で気温表記は17℃♪

8/13 5:38

05:38 菅平唯一のコンビニ
正真正銘"真の"セブンイレブンw

8/13 5:57

05:57 まるみ山荘
高校時代の合宿先。
思いの外記憶がおぼろげ過ぎて、なかなか辿り付けずorz

8/13 6:06

06:06 ダボス駐車場登山口
起床後カロリーメイトドリンク＆バーを無理矢理流し込み、ここを手押し車やもも上げで何往復もさせられた後、キャプテンの唐突な「ダボォ〜ス！」の掛け声を合図に、グラウンドまで走らされたっけなぁ〜orz

8/13 6:14

06:14 シュナイダー記念碑
高校時代、よくぞここまで駆け登った！
気管が呼吸との摩擦で、焼けるような感覚だったっけorz
今は歩きで精一杯w
今日はラグビージャージ着てるからか？これまで比で、比較にならない位ラガーマンたちから挨拶される。

8/13 6:15

06:15 ダボスの塔
奥にある、公衆便所様の地味な方の塔。
根子岳に通じる(?)トレイルが奥の方まで続いているのが見える。

8/13 6:52

06:52 サニアパークAグラウンド
まるみ山荘グラウンドを訪れたが、昔の記憶だと通り一本隔てた筑波大学高原実験センターの隣だったような気が・・・
現在そこは、サニアパークの敷地となっていた。

8/13 7:32

07:59 唐沢の滝
まるで冷風扇！
根子岳のマグマ由来につき、根子岳同様の、水平な柱状節理が見られるダイナミクス！

8/13 13:59

13:59 中村屋
次男を車に積んで、上田市街に下り馬肉うどん♪

8/13 14:48

14:48 上田からあげセンター
名前を書いてから馬肉うどん喰いに行ったのに、それでも待たされた人気店！で、「美味(おい)だれ唐揚げ」。
嗚呼〜充実の三日間だったなぁ〜！
【おしまい】

撮影機器：

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

備考

四阿山山頂手前の祠を山頂と思い込み、山頂以上にくつろぎ過ぎた。
危うく山頂を極めずに下りるところだったｗ

感想

holomania

モンゴル旅行から帰国した翌週、カミさんが二週間の台湾旅行に旅立つと言う！
時を同じくして、次男も一週間の菅平ラグビー合宿の予定！
週末一人で何して過ごそうか？と思案してる私に、次男が「暇だったら菅平に迎えに来てくんない？」と言ってきた。

・今の時代、みんなとバスで帰るよか、親の車で帰るんがcoolなん⁈ てか、火曜に迎えに来いって平日じゃん！

・「地獄の合宿」ってイメージしか無く、学生時代以来近付いた事も無い菅平に、こないだバッチリ取ったばっかの有給使って、日帰りで行くのぉ〜？

・モンゴル旅行で次男1人にしちまった(本人曰く「一人暮らし最高〜！」って言ってたけどw) んで、ちったぁ〜応えてやりたいような気もするが…

・暑い静岡で1人ウダウダしてるよか、涼しい菅平に逃げるってのも手か？とも思う…

・おう！今週末三連休なんだ！迎えの1日だけ休み取れば、日帰りじゃ無くて、宿泊で行けるぜぇ〜ッ！

・台風近づいてるからか？浅間山噴火の影響か？予報がイマイチだからか？ ×マークだったキャンプ場の予約も△に変わってる！

で、四阿山−根子岳をメインディッシュに菅平2泊3日のソロキャンに出かける事とし、帰りに"ついで"で次男乗っけてってあげる事にしましたw


【1日目】
はじめての新東名新清水JCTからの中部横断自動車道乗り入れに、ワクワクしながらのスタート。冨沢-下部温泉間が未だ繋がって無いとは言え、静岡から山梨／長野に出るの、超〜楽になった！

熱中症必至の炎天下、上田市民のソウルフード「あんかけ焼きそば」の行列にならんでから、菅平ファミリーオートキャンプ場に投宿。

たまたまキャンプ場直下のグラウンドで次男が練習試合中だったんで、しょうがないからビール飲みながら見てあげましたw

ところがアイツ！前日に頭をホッチキス一針縫ってやがって、いきなり医療費請求されるハメにorz
まあ、時折おしっこ漏れそうな人みたいに痛がりつつも、ガンガンタックルかましてたんで、許してやっかッ⁉︎


【2日目：本番】
「菅平」で検索して出て来たお手頃そうなルートをダウンロードして来ただけだったんで、当日看板見るまで「よんあさん」「ねごだけ」と思い込んでました。
四阿山に至っては、今ですら頭の中で咄嗟には変換出来ず・・・

菅平牧場登山口-中四阿登山口-沢
トイレの前を走るアスファルト道を軽く登って、軽く下るとすぐに左手に中四阿登山口のゲートが出て来ます。
沢迄はぬかるみが多いんですが、牛の声が聞こえて来る(若干臭いもw)んで、ちょいばっちい感じがしちゃいます。

沢-四阿山・根子岳分岐
全般的になだらかに高度を上げて行く気持のいい道です。
小四阿手前位迄は、風向きによって牛の声や、ラガーマンの雄叫びが聞こえて来ますが、それ以降は至極静かな山行を楽しめます。
小四阿、中四阿とアップダウンがあるのも楽しいですし、背後を振り返れば菅平高原の雄大な展望が広がります。
小四阿、中四阿共に山名標は無く、割と頂っぽい小四阿はまだしも、岩が乱立する中四阿は、どこが”それ”なのかは判然としません。
中四阿を下った鞍部から樹林帯を急登し、ガレて開けた場所に出て来たらすぐ、四阿山・根子岳分岐です。

四阿山・根子岳分岐ー四阿山
分岐で一段落感があるので、右手に突き出た四阿山が割と遠く感じられます。
根子岳の素晴らしい山容と比較しちゃうと、何か質素な気も・・・
膝下丈の笹が茂っており、朝露でズボンがビチョビチョにorz
つま先下がりで登り易い木階段を登り切るとすぐに祠が出て来て「着いた！」と思っちゃいます。
祠でくつろいでいた先着の登山者さんと、根子岳経由でもうここまで来た後発の健脚登山者さんと共に「あれ浅間山の噴煙じゃ無いっすかねぇ〜」、「浅間山もセットで行くつもりだったんだけどなぁ〜！」、「うわッ！富士山見えた！槍も見える！かっこいいなぁ〜！」とか言いながら、まったりくつろいじゃいましたw
不安になった先着登山者さんが様子を見に行ってくれて、目と鼻の先に山頂がある事が分かり、結果として事なきを得ましたがw（ありがとう！先着さん！）
終日曇りの予報が終日晴れ、雲海から突き出た遠くの山並を心ゆくまで堪能する事が出来ました。
展望なら四阿山！です。

四阿山・根子岳分岐ー大スキマ
コース状況／危険箇所等に書いた通りですが、ここを登りで使うのは心が折れそうw

大スキマ-根子岳
「花の百名山」の本領、根子岳の白眉は正にここにありッ！
根子岳山頂は多くの方でにぎわっており、単体で登られている方も多いようでしたが、花有り岩有りのここを歩かないのは勿体無いッ！

根子岳-菅平牧場登山口
キャリキャリと金属質な音のする石が多く、岩質こそ違いますが、富士山を思わせる私の苦手な感じの下り道です。
中四阿登山口から四阿山への登りよりも単調な直登気味な道なので、日が高く暑くなって来た事も相俟って「登って来る人大変だよなぁ〜、反時計周り経路にして本当良かった！」という感想。
キャンプ場から見えたなだらかな山容と、牧場の赤屋根の標高の高さから「楽勝♪」とナメてましたが、降りて来たら産まれたての子牛のように、足ガクガクしてましたw

下山後キャンプ場に戻り、ひと眠りして尚時間があったので、次男の練習試合があるグラウンドまで歩いて試合を見に行きました。
充実の一日！


【3日目】
日の出と共にキャンプ場起点で散策。
（朝早くないと車通り、ラガーマン通りが激しい。）

高校時代の合宿先だった「まるみ山荘」、
毎朝走って登らされた「ダボスの丘」、
そのまま走って向かわされ、上位5人がポカリもらえた「まるみ山荘グラウンド」
は3面が新設(?)されていて、私の汗と涙が染み込んだ旧グラウンドは「サニアパーク」に接収されたみたい(?)なので、そこも見に行く。
朝から晩まで練習漬けで、ついぞ見た事の無かった「唐沢の滝」も追加し、たっぷり3時間15分巡って来ました。
謂わば「思い出を辿る」散策でしたが、あれから30年以上…辿れない程うろ覚えなのが、良く分かりました。

いよいよ次男を迎えに行くと、お揃いの服を着た子煩悩な父兄の大群に驚いた！
そのノリに圧倒され、小心者の私はとても車外には出て行けませんでしたorz

仕上げは次男と上田市街へと下り、馬肉うどんの「中村屋」、美味だれ唐揚げの「上田からあげセンター」をはしご♪

突然降って湧いた割には充実した夏休みとなりました。