記録ID: 1974787
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
パノラマ銀座縦走テント泊〜蝶ヶ岳から燕岳まで
2019年08月12日(月) ~
2019年08月14日(水)
長野県
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 52:57
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,868m
- 下り
- 2,914m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 5:09
距離 11.7km
登り 1,245m
下り 99m
2日目
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:33
距離 11.1km
登り 1,234m
下り 1,009m
3日目
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:06
距離 10.4km
登り 386m
下り 1,801m
4:33
21分
宿泊地
10:39
ゴール地点
天候 | 晴れ(夜は霧または雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京駅八重洲南口22:40→5:20上高地バスターミナル(さわやか信州号9800円) 【帰路】8/14 (WED) 中房温泉12:35→13:30穂高駅(バス1700円) 穂高13:33→14:01松本14:50→17:26新宿(JR4430円+あずさ22号2400円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスのメジャールートだけにマーキング等で整備されています。テント泊装備でこのルートの場合、燕岳から南下する場合も蝶ヶ岳から北上する場合も常念岳の登下降が正念場だと思われます。良い形をしているだけに、登りも下りも足腰にガツンときます。常念小屋側はガレ,頂上付近及び蝶槍側はゴーロ帯です。 先週の裏銀座と同様、午前10時頃からガスが出始め、午後2時頃にはたいていの山頂はガスの中に。二日目の大天荘では午後5時過ぎからどしゃ降りの雨。 |
その他周辺情報 | 【蝶ヶ岳ヒュッテテント場】 山と高原地図ではキャパ30張とありますが、夕方にざっと数えた所で90張はありました。斜めな所があるので、良場は50張くらいだと思われます。飲料水を1L200円で買えますが何だか変な味。蝶ヶ岳山頂が近いので写真を撮りに何度でも登頂出来るのがgood! 【大天荘テント場】 山と高原地図通りキャパは50張程度。ガレの上やトイレの前でもへっちゃらでしたらもっと張れます。どこからも景色は良いですし、トイレも小屋も近いし、とても便利。こちらも飲料水200円/Lですが、沢水らしく普通に美味しい。土砂降りの後,池になっていた場所もあるので,その点は要注意。 【中房温泉・湯源の湯】700円。二つの露天風呂は硫黄泉掛け流しでとても良かったのですが…カランは4つで,それを待つ裸の男が数珠つなぎ。下山後,疲れた足腰で10分以上待ちぼうけ。辛かった。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
ファイル |
【後日参考用】初日の天気予報
(更新時刻:2019/08/16 22:37)
【後日参考用】二日目の天気予報
(更新時刻:2019/08/16 22:38) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(薄)
靴下
指だしグローブ
アウター手袋(夏用防水)
ゲイター
夏帽子
靴
ザック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(計2L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
テント装備一式
マット
シュラフ
身体ふき
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
ストック
カメラ
スマホ
ラジオ
虫除け
マキロン
着替え(下着&半ズボン&歯ブラシ)
|
---|---|
備考 | 冷凍していたベーコンを入れ忘れました。これからは忘れないようにザックの上に保冷袋を載せておきます。 レジ袋は多めに持ってきておいて大正解。前室に置いておいた靴も土砂降りの中では跳ね返りにより外側がドロドロになっていました。危なく中が濡れる前に救出し,レジ袋に入れて事なきを得ました。撤収時のドロドロなフットプリントを入れるのにもレジ袋は大活躍。テント泊には正に必需品ですね。 |
感想
予定では南アルプス縦走を計画していたのですが,南側は台風の影響からか天気予報的に微妙な感じでしたので,去年の槍穂縦走時に眺めてその端整な形に惚れて是非登りたいと思っていた常念岳をロックオン,折角の連休なのでパノラマ銀座テント泊縦走としました。
久しぶりのテン泊装備,いつもよりペースを落として登っていたはずなのに,それでも早すぎたのか途中でバテバテ。1時間に5分の休憩を原則にしているのですが,それも守れなくなり,それでも汗だくヘロヘロになって何とか蝶ヶ岳に辿り着きました。稜線に出ればパノラマ銀座と言うだけあって,稜線からの槍穂の風景は予想以上のモノ,耐えた甲斐がありました。
翌日は素晴らしい星空に出会え,そのままメインディッシュの常念岳へ。穂高側から眺める常念岳のピラミダルな山容はとても凛々しいものですが,綺麗な三角形だけに,その斜辺を登るのは結構大変なことに気づかされます。何とか頑張って山頂に立てば、三角形の頂点はとても狭くキャパオーバー。山頂からの大スペクタクルは最高ですが,のんびり出来ないのが珠に傷って所でしょうか。その先の大天井岳に向かうルートはパノラマ銀座自体の稜線が美しい。大天荘のテント場では2時間近く続く土砂降りに見舞われましたが,何故かテントの中でワクワクしてしまいました。時々ゴロゴロ鳴るのはちょっと怖かった。
最終日の燕はガスガスでしたが,ここは2度目の登頂ですし,良しとします。テント泊はやはりずっしり来ますが,自然との一体感がほんと楽しい。家に帰ってからドロドロのテントを片づけるのはとても面倒くさいですけど,これも一興!
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
表銀座縦走お疲れ様でした。
北アの中でも特に人が集まりやすい表銀座は、さすがに人口密度ヤヴァイですねw
でもやっぱ北アは景色がいいですね。
それなりにあちこち登ってるけど、なんだかんだで北アが一番良い景色だと感じる。
yzzさん、ありがとうございます。
今回一番混んでいたのはやはり常念岳でした。山頂ではザックを背負っていない人が沢山いて、どうやら一ノ沢から入って常念岳小屋に泊まり、そこからピストンというパターンが多いようです。山頂に着いた時は、山頂標の前に列が出来ていて、記念写真撮影会になっており、逆から登ってきた私は図らずしも列の先頭に出てしまったので、お願いして次の方に変わるまえに証拠写真だけ撮らせて頂きました。お子さんも沢山いて、さすがお盆という感じです。燕岳も晴れていたら凄かったでしょうね。
大天井岳のテン場、私の中のオススメリストに入りました。ただ…どしゃ降りの後、小屋に向かって右側の区画が凄い池になっていました。怖い怖い(>_<)
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