扇沢駅から立山駅へ ( 針ノ木雪渓・蓮華岳・野口五郎岳・水晶岳・赤牛岳・平ノ渡・五色ヶ原・室堂・阿弥陀ヶ原・美女平・立山駅 (テント泊) )
- GPS
- 41:17
- 距離
- 81.7km
- 登り
- 7,076m
- 下り
- 8,046m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:34
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 11:15
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:15
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:31
荷重 MAX27
写真撮影枚数 765枚
−−コースタイム比 (山と高原の地図との)−−
11日 (日)[休憩10分込み比率]
扇沢〜針ノ木小屋
5h00m→実際2h56m[58%]
12日 (月)[休憩1時間5分込み比率]
針ノ木小屋〜烏帽子小屋
14h05m→実際10h34m[75%]
13日 (火)[休憩1時間10分込み比率]
烏帽子小屋〜奥黒部ヒュッテ
14h20m→実際11h15m[78%]
14日 (水)[休憩50分込み比率]
奥黒部ヒュッテ〜五色ヶ原山荘
6h35m→実際5h15m[79%]
15日 (木)[休憩54分込み比率]
五色ヶ原山荘〜立山駅
13h45m→実際9h31m[69%]
* GPSが誤作動、一部修正を加えてあります
天候 | 🔲 11日(日) [ 扇沢駅→針ノ木小屋 ] … 晴天 … 樹林帯は暑く汗ダラダラ💧雪渓は天然のクーラーで快適♪ 🔲 12日(月) [ 針ノ木小屋→烏帽子小屋 ] … 晴天 … ガス … 晴天 … 風も弱く非常に暑かった、たまにガスがかかると涼しい。 🔲 13日(火) [ 鳥帽子小屋→奥黒部ヒュッテ ] … 晴天 … 夜は雨 … 暑かった。残雪を帽子に詰め込んで頭を冷やす。 🔲 14日(水) [ 奥黒部ヒュッテ→五色ヶ原山荘 ] … 晴天 … ガス … 樹林帯は暑かった、稜線は風が強めで快適♪ 🔲 15日(木) [ 五色ヶ原山荘→立山駅 ] … ガス … 晴れ … 稜線は強風とガスで寒さを感じる。稜線から降りると晴れて、麓が近くなると蒸し暑くなる。 *立山 : 日の出 5:02/日の入り18:47 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
立山黒部アルペンルート(立山〜扇沢)を歩いて渡る! ,泙瑳屬鯲山駅にデポしす ▲▲襯撻鵐襦璽罰鴇茲衒 で扇沢駅へ移動 そこから車を回収するため立山駅へ登山開始! (…… 車の回収が簡単で交通費も安く済む反面、登山開始がAM9:00頃と遅いのが欠点。) 🔲 立山駅駐車場 AM4:00到着「藤橋」を渡る前に「満車」の看板があり。称名滝へ向かって数十秒の「臨時駐車場」を利用https://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html 🔲 チケット売り場 AM4:10頃に到着。既にかなりの列が出来ていたが、始発10分後の臨時便に乗車出来ました。 🔲 アルペン石川県民キャンペーン 期間中、身分証明書の提示で割引されます。以下詳細。 https://www.alpen-route.com/_wp/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3 |
コース状況/ 危険箇所等 |
🔲 平ノ渡場 現在、登山道からの下降点・船着場に「明確な指導標」が無い。GPSデータや地図が古いと「旧・平ノ渡場」を案内されるので、分かりづらい。船の定員は10名ほど、今回は2回に分けて運行 (数分で戻ってきます)。 🔲 各所の水場 水場の間隔が長く各所での補給が必須になる。…が、「ヘリコプター問題」で山小屋での補給が困難なことも(水晶小屋では十分な荷揚げが出来ず、清涼飲料水は売り切れ、天水を上限500mLで販売していた。 🔲 山小屋の危機!「ヘリコプター問題」 もっとも記憶にのこっているのはこの問題でした。北アルプスの山小屋「雲ノ平山荘」経営者、伊藤二郎さんが詳細にリポートしてくれています。 https://kumonodaira.com/news/helicopter.html −−−−−−−− 宿営地 −−−−−−−−− 🔲 11日(日) 針ノ木小屋 [1張/700 円] テン場 (20張…砂・砂利) : 山荘から歩いて1分ほど降る(満員時には15分ほど登ると10張ほどのスペースあり)/トイレ:小屋横にあり綺麗/docomo:小屋玄関 ◎/水場:1L 200円/他テント:12:00到着時には定員超え 。http://www.harinoki.com/sp1/index.html 🔲 12日(月) 烏帽子小屋 [1張/1000 円] テン場 (20張…砂・土・砂利):小屋から5分程下る/トイレ:小屋横にあり綺麗/docomo:稜線 ◎/水場:1L200円/他テント13:30到着時:定員越え間近 ※ 手ぬぐいがナイスデザイン!http://home.384.jp/eboshi2628vera/ 🔲 13日(火) 奥黒部ヒュッテ [1張/1000 円] テン場 (150張…砂地) : 小屋から1分ほど下る/トイレ:小屋内トイレ (靴脱ぐ)/docomo: 小屋玄関 〇 (?) /水場:小屋前(無料)/お風呂 : テン泊者は500円 /他テント:数張り(ガラガラ) 。※ 川が流れており洗濯や水浴びでリフレッシュ♪お盆の北アルプスでこの静寂はレア!標高が低いので湿度・気温がやや高め。http://www.murodou.co.jp/kurobe/kurobe.htm 🔲 14日(水) 五色ヶ原山荘 [1張/700 円] テン場(30張…砂利) : 山荘から木道を10分ほど下る/トイレ:サイト隣接 (蝿は多いが綺麗)/空き缶のゴミ箱 : サイト隣接/docomo:△ (山荘〜サイト間)/水場:サイト隣接・無料 /他テント:十数張 (ガラガラ) http://www.goshikigahara.com/ |
その他周辺情報 | ゆ〜ランド立山吉峰温泉 (610円) 立山インターへの帰路にある温泉。 モンベル orJAF 10%割引。https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
装備
MYアイテム |
ナオト
重量:2.06kg
|
---|
感想
立山駅〜扇沢駅、この間を赤線で繋ぐことができたら「面白そう」と思ったのが計画のきっかけ。もっと近い道もあったのですが、まだ未知の山々にも「赤線を引きたい」と想ったらクネクネとした登山になりました。
🔲 11日 (日)
[ 扇沢〜針ノ木小屋 ]
AM4:00 。
立山駅のチケット売り場に到着。予想以上の行列に焦るが始発10分後の臨時便に乗れてホッとする。
AM9:00 。
登山開始!心配なのはテン場のスペース。ノンビリしたかったが黙々とひたすら雪渓を駆け上がる!テントはギリギリで張らせで貰い、申し訳なくありがたかったです。
🔲 12日 (月)
[ 針ノ木小屋〜鳥帽子小屋 ]
AM 3:00 。
闇夜を出発、徐々に明るくなる星空が好きだ。 北葛岳の山頂からは周り全てが美しかった。一人りだったので音楽を聴きながら手を広げてクルクルと回りながら泣きました (笑)
そこから暑かった!飲み水が底を尽きかけ節水を開始!それに失敗して吐き気に襲われる💧……目の前に現れた「四十八池」 を迷うことなく煮沸して飲み、背に腹はかえられませんでした。烏帽子岳に登る余力は無いと断念「水の大切さ」を痛感する2日目になりました。
🔲 13日 (火)
[ 烏帽子小屋〜奥黒部ヒュッテ ]
AM 2:00
星空の裏銀座を進む、真っ暗な山肌に登山者の灯りが瞬いて、綺麗な光景だった。
水晶小屋では天水の販売に上限がもうけられていた。清涼飲料水の販売も無い。話に聞いていた「ヘリコプター問題」 目の当たりにすると忘れられません。
初の読売新道!お盆の北アルプスとは思えない静寂の稜線、雰囲気が一変するのを贅沢に感じた。…しかし左膝が悲鳴をあげる💧痛みを無視して下山!今後の登山が心配になり少し落ち込こむ。
辿り着いた奥黒部ヒュッテ。ここもお盆とは思えない静寂のテントサイト。川では洗濯をして、男どもは全裸で水浴び、楽しかったです。
🔲 14日 (水)
[ 奥黒部ヒュッテ〜五色ヶ原山荘 ]
暗闇の中、ハシゴの登り降りを繰り返す。全ては 「始発の船」に乗るため…だが!船着場が分かりづらく集団 (6名)でスルーしてしまうことに (笑)。地図・GPSデータが古いと旧・船着場 を案内されてしまうようだ。始発には間に合い楽しい想い出になりましたが良い教訓にもなりました💦
五色ヶ原山荘に一番乗り!今日はここでノンビリする。東からは黒い雲、台風の影響かな、眺めながら、お散歩しながら、日記を書きながらビールを飲み続けて気付いたら 3L (笑)
🔲 15日 (木) …最終日…
[ 五色ヶ原山荘〜立山駅 ]
AM 3:30 出発。
風が強く、温度計は10℃!…寒いくらいだが下界の猛暑を想うと贅沢な気候でした。
美女平でザックに違和感を感じる、見るとフレームが折れていた…
応急処置をして「材木坂」を降る、ザックが歪んでハーネスが肩に食い込む、苦しいがあと少し!それよりも5日間もちこたえてくれたことに感動、頑張ってくれてありがとう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する