金精峠から鬼怒沼へ

2019年08月14日(水) ~ 2019年08月15日(木)

• GPS: 12:44
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,568m
• 下り: 2,294m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:29
• 合計: 5:15

8:13 金精山登山口駐車場
8:36 8:38 金精峠
9:13 9:13 温泉ヶ岳分岐
9:20 9:31 温泉ヶ岳
9:38 9:39 温泉ヶ岳分岐
10:08 10:12 旧念仏平避難小屋跡（水場）
10:21 11:03 念仏平避難小屋
11:32 11:55 根名草山
12:41 12:47 日光沢・手白沢分岐
13:28 日光澤温泉

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:23

8:04 日光澤温泉
8:18 8:22 丸沼分岐
8:49 9:05 オロオソロシの滝展望台
10:30 10:30 鬼怒沼
10:42 11:28 鬼怒沼巡視小屋
11:29 11:30 鬼怒沼三叉路
11:35 11:35 鬼怒沼巡視小屋
11:44 11:44 鬼怒沼
12:41 12:45 オロオソロシの滝展望台
13:04 13:07 丸沼分岐
13:20 13:42 日光澤温泉
13:59 14:00 加仁湯
14:10 14:10 八丁の湯
14:41 14:41 コザ池の滝
15:27 15:27 女夫渕温泉
15:27 ゴール地点

天候

2日間ともに曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

女夫渕無料駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

おおむね良好だが、日光沢・手白沢分岐から沢温泉の間で倒木と枯葉により道が不明瞭となっているので、GPS必須

その他周辺情報

1日目：日光沢温泉に宿泊
2日目：川俣温泉内の足湯に立ち寄り、間欠泉を見る

写真

8/14 8:12

[TEYANDAY]　は、金精峠からのスタート
金精トンネルのすぐ脇が駐車スペース

8/14 8:20

登り始めてすぐに足元の悪い急登

8/14 8:22

登山道脇は奈落の底

8/14 8:38

金精峠到着、あっという間だった

8/14 8:45

峠からは緩やかな上りが続く

8/14 9:08

一方　[yaiti]　は、車で金精峠から女夫渕駐車場に移動中！
晴れている

8/14 9:10

鹿と小熊の足跡かな？

8/14 9:11

鹿による食害かと思われる

8/14 9:13

温泉ヶ岳分岐

8/14 9:13

分岐には澤温泉まで3時間とある。山と高原の地図のタイムとはずいぶん違うが…

8/14 9:22

温泉ヶ岳到着
分かってはいるが展望無い白い世界

8/14 9:43

笹原歩きは1〜2割くらい

8/14 10:02

基本的には原生林歩き

8/14 10:10

最初の水場　以前避難小屋があったようで、ゴミが散乱していた

8/14 10:12

2つ目の水場　こちらの方が水量多い

8/14 10:21

念仏平避難小屋に到着

8/14 10:24

中はとても綺麗で普通に泊まれるね！
ちなみに2Fの窓が開いていて雨が吹き込んでいたので閉めておいた

8/14 10:24

昼食の準備をしていると一瞬晴れ間が・・・

8/14 10:28

一方の　[yaiti]　は、早くも駐車場に到着

8/14 10:35

今日は悪魔のおにぎりと金ちゃん焼きそば

8/14 11:32

避難小屋から30分程で根名草山

8/14 11:46

[yaiti]　は、時間調整して女夫渕駐車場を出発　

8/14 12:00

[yaiti]　吊橋を渡る

8/14 12:04

さて下山、一気に高度を下げていく

8/14 12:06

一つ目の崩落地

8/14 12:10

2つ目の崩落地

8/14 12:19

3つ目の崩落地、ロープを使うと危険

8/14 12:20

いつかは登りたい手白山

8/14 12:32

標高が下がるにつれシャクナゲが多くなる

8/14 12:42

日光沢・手白沢分岐

8/14 13:08

[yaiti]　八丁の湯を通過

8/14 13:25

急斜面で道に迷ったが開けた場所に出て一安心

8/14 13:28

そしてすぐに本日の宿が見えてきた

8/14 13:29

登山口（鬼怒沼への）に到着、そしてそこが宿

8/14 13:32

[yaiti]　わずかな差で日光沢の滝を通過して登山口（鬼怒沼への）に到着　

8/14 14:30

早くから部屋でのんびり

8/14 15:15

宿の周囲を散策　ヤマハハコ

8/14 15:17

キオン

8/14 15:23

温泉神社

8/14 15:27

日光沢温泉

8/14 18:59

看番犬がウロチョロ

8/15 5:22

露天風呂
気持ちがいい〜

8/15 5:23

露天風呂
気持ちがいい〜

8/15 8:00

2日目の登山開始　登山届投入

8/15 8:06

筬音橋を渡る

8/15 8:06

今日は水の勢いがすごい

8/15 8:16

ノシ滝

8/15 8:32

食べたくなる様な色をしている

8/15 8:43

本日初めてであった登山者

8/15 8:51

急な階段のぼり

8/15 8:55

オロオソロシの滝展望台に到着　一休み

8/15 9:23

危険個所！鉄砲水が出ると横断不可能になるらしい

8/15 9:32

休憩ポイント　ここから道は緩やかな上りになる

8/15 9:40

しかし岩がゴツゴツ　積雪期の方が歩きやすい

8/15 9:42

綺麗なキノコだ

8/15 9:47

たまにある木道

8/15 9:52

不気味にへばり着くキノコ

8/15 10:14

倒木多し

8/15 10:16

道端から鳥が飛び立ってビックリ！良く見ると卵だ

8/15 10:29

鬼怒沼到着　5月に来た時は正面の看板が埋まっていた

8/15 10:29

自然を大切にしましょう！と、

8/15 10:31

鶴沼と鬼怒沼山

8/15 10:32

釜沼

8/15 10:33

花なんだろうか？キノコなんだろうか？

8/15 10:33

亀沼、鏡沼

8/15 10:35

銀沼

8/15 10:37

コバギボウシ

8/15 10:43

曇っていてイマイチな燧ケ岳

8/15 10:43

鬼怒沼避難小屋　雨なので中で昼食にする

8/15 10:56

沢温泉で作ってもらった弁当と、いつもの金ちゃんヌードル

8/15 11:21

中はこんな感じ

8/15 11:27

少し雲が取れたので燧ケ岳方面を見る
遠くは、平ヶ岳か？

8/15 11:30

イワショウブ

8/15 11:30

周囲を探索

8/15 11:45

鬼怒沼の案内板
下山開始

8/15 12:29

危険個所は慎重に通過

8/15 13:11

鬼怒川沿いまで下って来た

8/15 13:22

沢温泉に着いた頃にはドシャ降りに　一休みでアイス食べて出発

8/15 13:40

番犬休憩中

8/15 14:01

加仁湯通過

8/15 14:11

八丁の湯通過

8/15 14:17

5月に来た時と道が少し変わったような気がする

8/15 14:30

帰り道奇妙なものを見つけ、突っつくと煙の様な物質を放出してきた。気味悪〜

8/15 14:47

橋わたって

8/15 14:51

綺麗な滝だ

8/15 15:10

吊り橋渡って

8/15 15:15

あれ？こんな倒木あったっけ？

8/15 15:23

最後は階段下って

8/15 15:25

橋わたって、ゲートくぐって

8/15 15:27

駐車場に到着
八丁の湯からここまで誰一人として合わなかった

8/15 16:13

帰り道では川俣間欠泉に立ち寄り

8/15 16:15

足湯でマッタリして
帰宅

撮影機器：

LUMIX DMC-FT2 パナソニック

EOS M10 ボディ CANON

感想

てやんで〜い

＜1日目＞
台風が接近するこの日、宿を取っているので雨でも行くしかない登山旅。
いろは坂を抜け金精トンネル脇の駐車スペースに到着すると、そこは雲の中。標高1830mもあるので予想はしていた。小雨の降るなか、峠を出発するといきなりの急登。道のすぐ脇は崖崩れしており、一歩間違えれば崖下に落ちてしまう。そんな急坂も30分ほど登れば金精峠に到着。
立ち止まり休憩を取ろうと思うも、風で体が冷やされてしまうのですぐに出発する。ここからは、なだらかな上り坂が続いている。そして上り坂も終わり平らな場所に出て少し歩くと、樹林帯の中に温泉ヶ岳への分岐がある。ここからは、倒木と藪の多い急坂だ。しかしこの急坂も少しだけで、すぐに山頂に到着する。分かってはいたが、雲の中で展望がない。
また同じ道を戻り、念仏平避難小屋を目指す。道は平坦で歩きやすく、晴れていれば気持ちの良い稜線歩きなんだろう。
避難小屋に着くと誰も居なく閑散としていた。雨が降り続いているので、ここで早飯を取ることにして、30分程休憩を取り根名草山に向け出発した。
深い森の中を歩く気持ちの良いコースで、森の香りも心地が良い。前方が開けてきたら山頂はすぐそこだ！山頂に到着すると、やはりガスっていて展望がなかった。
再び山頂から歩き出すと、永遠と急坂を下る事となる。途中に崩落地がいくつかあり、一瞬雲が取れて近くの山が見えたが、落雷が近づいてきて大雨になってきた。しかも山肌から濃い霧が立ち込めピンクリボンも見失い、登山道も枯れ草に覆われていて道を見失ってしまった。どしゃ降りの中、GPSを頼りに何とか登山道に戻ったが、一歩間違えれば大変な事になるところだった。
そして、下方向に宿が見えた時にはホッとした。テレビも無いポツンと一件宿で、温泉に入り冷えた体を温めてこの日はまったりと時を過ごした。

<2日目>
朝から晴れたり雨が降ったりを繰り返している2日目、昨日に引き続き雨具装着の山登りとなった。歩きはじめは何ともなかったが、標高が上がるにつれ体が温まり雨具のおかげでサウナ状態だ！雨が止み雨具を脱ぐ、雨が降れば雨具を着る、この繰り返ししていたが、急登が終わり緩い上りになると、少しは楽になった。
深くて暗い樹林帯が終わり次第に明るくなってくると、鬼怒沼に到着だ！そこは池塘がいくつも並ぶ湿原で、ミニ尾瀬といった感じ。晴れていれば気持ちが良くて景色も良いのだろうが、この天気では仕方がない。台風の影響で雨が降ったり止んだりしているので、避難小屋の中で昼食を取ることにする。避難小屋の中には「火気厳禁」と書いてあるが、中で誰かが焚き火をしたようで、そのカスや天井に付着したススの臭いが強烈だ！火事なっちゃうよな〜と、思いながら食事後に下山開始。
下りは足場が濡れているので、慎重に慎重に下っていく。特に途中のガレバは危険だ。雨も次第に強くなってきているので急ぎ、沢温泉を目指し下って行く。
沢温泉では、預けていた荷物を回収すると同時に、アイスを食べながら一休み。
ここを出ると後は、平らな道をただ平凡に歩くだけ。しかし駐車場に向かって歩いている最中に、すれ違う人は誰も居なかった。みんな送迎バスで宿に向かっているのだろうか？一番奥の2件の宿は、送迎バスが無いから泊まる人は、居ないのか？などと、疑問に思っている間に駐車場に到着した。
靴の中は、雨でびしょ濡れになっている為、川俣の足湯に立ち寄る事にしていた。また、足湯に浸かっていると良いタイミングで間欠泉が吹き上がってきた。何ともグットタイミングだった。
最後にこの2日間は、雨やガスったりしている時間が多かったが、とても良い山旅だった。

コメント

E-ST185

湿原からの展望
大きく見えていたのは、燧ケ岳だったのですね、勘違いしていました。ありがとうございました。

てやんで〜い

Re: 湿原からの展望
そうです。鬼怒沼の正面に見えたのは燧ヶ岳です。山頂が2ヶあるので分かりやすいと思います。一方、白根山は燧ヶ岳の真逆方向で、山頂は少しとがって見える山です。
後になってから見えた山の名前が分かるのも、登山の楽しみでもあります。

もんぶらん

日光澤温泉いいですね♪
こんばんは、s-mont です。
宿を予約している場合、天気予報が悪いと悩みますよね...
そんな場合、私も出かけてしまう方で、今まで中止にした事がありません。安全面を考えると、中止にするのが正解なんだと思いますが... 本当に悩ましいところですよね...
金精トンネル脇の駐車場〜金精峠間のコース、日光澤温泉〜鬼怒沼間のコース、私も通った事がありますがとても急登だった事を覚えてます。コンディションの悪い雨の中...　かなりきつそうですね。
鬼怒沼いいところですよね♪　急登で苦労したあとに、目の前に広がる湿原、私、初めて行った時、とても感動しました！！
今度は是非、天気の良い日を狙って行ってください♪♪
日光澤温泉の雰囲気のある建屋と露天風呂いいですね、実は私泊まった事が無く、いつか泊まってみたいと思っております♪

てやんで〜い

Re: 日光澤温泉いいですね♪
澤温泉は、とても良かったです。チェックインが1時半からなので、早くにチェックインしてのんびり温泉に浸かるのも良いものです。持参した梅酒と冷たい沢の水とを割って飲み、最高でした。次の日の昼食用のおむすびも、有料ですが作ってもらえます。
安全面の話しですが、私は今年の5月に鬼怒沼山に登頂しましたが、その1ヶ月後に私と同じ用なルートを辿り、道に迷い沢温泉前の崖から転落して亡くなった方がいるそうです。何だかこの話しを宿のご主人から聞いた時には、胸がゾッとしました。簡単な山でも気を抜いたら命取りなりますので、十分気を付けて山登りいたしましょう。

もんぶらん

Re[2]: 失礼しました...
こんばんは、TEYANDAY さん。
残雪の５月にスノーシューで鬼怒沼山に行かれてたんですね。
レコ確認させていただきましたが、スノーシュー歩きが楽しそうですね♪♪
いい時期登られてますよね。

実は、拍手をおくるのコーナーを見ると、私の拍手がありました...大変失礼しました。
反省しております。こんなおっさんの私ですが、今後もよろしくお願いいたします。