再びの会津駒 この山は何度来ても違う感動をくれますね
- GPS
- 08:13
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:11
天候 | 晴れ ただし稜線上では時々ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時で上から二段目の空き地の端に止められました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全くありません。前日に倒木が2本あったようですが、それもキレイに除去されていました。丁寧に整備して下さる小屋の方々に感謝です |
その他周辺情報 | 下山後、麓の「駒の湯」に行きました。500円。 小さいですが内湯と露天風呂もありキレイな良い温泉です。 ただアブ多し。 |
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
エマージェンシーシート
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
夏休みは取れたものの台風の影響で当初予定していた白山と白馬は行けそうにない。しかし、どこか行ける山はないものか。台風の影響がなく、暑くもなく、晴れていて実家から比較的近いそこそこの標高の山、そんなんあるんかいと思いつつ、てんくらのサイトで片っ端から調べたらありました。それがここ「会津駒」だったわけですが。結果的に再び行ってみて大正解でしたね。うーん、山の神様のお導きでしょうか(笑)
というわけで、急遽予定変更して車を走らせ会津駒へ。前日夜11時過ぎに麓の道の駅に着いた時、国道の温度表示は22℃。なんと涼しい。前日まで最高気温40度の街に居た身としては天国のよう(笑)。しかし、翌日地元の方に聞いたらこれでも暑い方なんだとか。「低い時は夏でも日が暮れると15℃ぐらいまで下がる時もあるので、やはり温暖化している」んだそうで、それでも桧枝岐羨ましいなあ。ホント移住したいぐらいです。
さて、それはさて置き、肝心の山行の方。
この山は昨年も来ましたが序盤が急登。途中の水場までくると少し傾斜が緩くなり、ゆるゆる登って8合目にある展望台までくると急に展望が開けて、一気に高原の様相になるという感じ。でもこれが何だか気持ち良い。
展望台から少し登ると池塘があり、池の端にワタスゲが気持ちよさそうに風に揺られている。さらに行くと、何となくアルプスの高原ぽい草原が広がり、今は一面にキンコウカとコバイケイソウの黄色と白の絨毯が広がっている。それを見ながら最高の気分で少しずつ登っていく。
小屋の前までくると目の前に大きな池。その池の周りにチングルマとハクサンコザクラが群落を作っている。今日はこれを見るために来たと言っても過言ではないくらい美しい。ちなみに、駒の小屋のブログに出ていた白いハクサンコザクラも見つけました。去年はピンクのチングルマ、今年は白いハクサンコザクラと、この山は本当にいろいろな変わった美しい花を見せてくれます。でも今日はまだこれが前座だったのは、この時点ではまだ知る由もないこと。
そんな最高のお花畑を見つつ、まずは中門岳へ歩を延ばす。この中門岳への2キロちょっとの稜線が最高のお花畑。キンコウカ・コバイケイソウ・チングルマ・ハクサンコザクラだけでなく、イワイチョウやミヤマリンドウも咲いている。さらに今夏はハクサンフウロも2輪だけ咲いているのを見つけました。本場白山にも劣らない美しい花々の中を進み、一時間弱で中門岳へ。ここにも大きな池があり、その前のベンチでちょっと一休み。他の皆さんも食事をとったりノンビリしたりと思い思いの時間を過ごしている。
ただ、ここでちょっとガスが上がってきて少し寒くなってきてしまったので、私もおにぎりを一個だけ食べると早めにUターンすることに。
しかし、戻る稜線もまた美しい。さらにまた発見が待っていました。
別の場所にまたフウロとイワカガミが一輪だけ咲いているのを見つけ、春と夏が同居しているのを感じ、その間をトンボが飛んでいくという不思議な空間。少し奇妙な感じもしつつでも何か得したような感じで嬉しさもあり、不思議で嬉しい感覚の中をさらに進む。
そして裏側から駒の山頂を目指すと、なんと山頂直下にニッコウキスゲの群落が。この山にキスゲが咲くことを知らなかったので、余計に大感激。ニッコウキスゲとヒメサユリを心から愛する私としては、この上ない至福の時。まるで会えると思っていなかった場所で最愛の人に再会出来た様な心境。本当に最高の心境でした。
そうして、山頂を踏む。2度目の会津駒登頂。でも前回とは全く違う感動を味わった山でした。また違う季節に来たいなあ。
そして出来ればこの心境のまま山を下りたいのだが、そうはいかないのが山旅。どこの山でもそうでしょうが、ツライのは行きより帰り。道自体は全く悪くないのだが、下れば下るほど暑い。一方ガスが出ると途端に寒い、というリアル北風と太陽状態。地味に体力を奪われる。さらに止まるとまとわりつくアブ。「うーん、このままいい気分で俺を帰らせてくれ」と内心思いつつ、ペースを上げて下る。
何とか暑い中体力を奪われ水も全量消費しつつも、コースタイム程度で無事下山。何とか気持ち良いまま終われたかな?という感じでした。
そういえば、帰りに下りながら一瞬だけ燧ケ岳と至仏山も見えたし、今度は尾瀬とセットで来れるくらい経験と体力を積んでから来ようかな、と思わせてくれる最高の景色も見せてくれました。
さあ、縦走デビューを尾瀬と決めたあたりで、次の山の目標も考えましょうかね。秋は紅葉見に東北かな。どんどん東北移住欲が高まっているmasでありました。また、どこか東北の山でお会いしましょう。
写真がないけど、文章を読み進めるうちに頭の中に会津駒ヶ岳の風景が浮かんできました。お花の名前も知ってるものばかりなので想像しやすい。ニッコウキスゲの群落、綺麗だったでしょうね!
こんなヤマレコも良いなぁ。
ありがとうございました😊
grindelさん、どうも初めまして。
コメントありがとうございます。
単にアナログ人間で写真を上げるのをサボっているだけですが(笑)、文章だけでも褒めて頂けると嬉しいです。
よければまたコメント下さい。どうもありがとうございました
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