岩菅山〜裏岩菅山〜寺子屋峰 志賀高原へ避暑♪その2

2019年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,140m
• 下り: 1,140m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:00

6:55 岩菅山登山口（聖平登山口）
7:05 7:05 小三郎小屋跡
7:25 7:30 アライタ沢出合
8:10 8:10 岩菅山中間点
8:40 8:40 ノッキリ
9:10 9:15 岩菅山
9:55 10:05 裏岩菅山
10:40 10:50 岩菅山
11:10 11:10 ノッキリ
12:30 12:55 金山沢ノ頭
13:00 13:00 寺子屋山
14:10 14:15 用水路合流
14:45 14:45 小三郎小屋跡
14:55 岩菅山登山口（聖平登山口）

天候

曇り後一時小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道471号線で一ノ瀬を過ぎ
Y字型交差点を右に約2km行くと右側に登山口と駐車場
満車の場合でも、行き過ぎると
数箇所の駐車可能な道路余地があります

コース状況／危険箇所等

・聖平登山口〜ノッキリ
木道が整備され、危険個所はありません
・ノッキリ〜岩菅山
ガレた急坂では、落石（させないように）注意
人気の山なので、登山者が行き交っています
・岩菅山〜裏岩菅山
緩やかな巻道、危険個所はありません
・ノッキリ〜寺子屋峰〜登山口
小さなアップダウンを繰り返す尾根道
寺子屋峰から僅かな下りで、サマーリフトからの岩菅山登山口
東館山山頂駅付近からは適当に錯綜するゲレンデを下りましたが
下りきると車道に突き当たり、迷う心配はないと思います
用水路に合流すれば、再び平坦道で登山口です

写真

8/18 6:57

聖平登山口
駐車場のほぼ満車にびっくりしながら出発！

8/18 7:08

小三郎小屋跡
上条用水路に合流

8/18 7:08

上条用水路を左（川上）に向かい、帰りは右（川下）から戻る周回の予定

8/18 7:14

咲き残っていた白いオダマキ

8/18 7:16

足に嬉しい、用水路の緩やかな流れに沿うほぼ水平な道

8/18 7:29

大岩を削るように激しく流れ下る川に架かる橋が見え、渡ると、用水路は終わり。

8/18 7:30

用水路の取水口

8/18 7:30

途端に急坂の始まり(T_T)

8/18 7:38

少し緩む箇所が現れ、尾根に出ました

8/18 8:08

アカモノ
花は白いので、秋になると名前が頷けます

8/18 8:08

記憶に残る、懐かしいアカモノの小径♪

8/18 8:09

中間点
この標識も健在でした

8/18 8:17

樹間にちらりと岩菅山

8/18 8:21

帰りに辿る尾根

8/18 8:31

少し青空も

8/18 8:34

でも、東から雲が押し寄せている感じで、天気がどうなるのかはっきりせず…

8/18 8:39

ノッキリ
乗り切り（峠）の意味でしょう

8/18 8:41

登山道と岩菅山
この辺りはまだ緩やか

8/18 8:44

西に青空

8/18 8:50

次第に急坂になるガレの道

8/18 8:52

アズマギク

8/18 8:54

振り返ると歩いて来た道筋に励まされます！もうひと頑張り！

8/18 8:54

右は険しい岩場

8/18 9:10

山頂に到着
晴天でもないのに、既に大勢の登山者で大賑わい(*_*)人気の山と再確認！

8/18 9:10

祠
2012年以来、七年ぶり！又伺いました(^^;

8/18 9:11

岩菅山山頂標識

8/18 9:12

三角点は少し離れた、裏岩菅山に向かう縦走路の始まる地点にあります

8/18 9:15

シャジン
見事な花盛り(^.^)

8/18 9:19

コゴメグサ
地味ですが、花の形が愛らしく、つい見入ってしまいます

8/18 9:22

石仏
通り過ぎる小さなピークに

8/18 9:22

焼額スキー場方面が微か

8/18 9:24

リンドウ

8/18 9:30

次々に通り過ぎる雲が尾根を覆い隠し、すっきりと晴れそうにありません(/_;)

8/18 9:33

快適な巻道
かつては裏岩菅まで行く方は稀だった気がしますが、今日は4〜5人（皆さん単独）にすれ違い、驚きました

8/18 9:38

右端が裏岩菅？
三角点こそないものの、標高は岩菅より高い山頂

8/18 9:56

裏岩菅山
山頂を示す標識も昔の儘。ほんのしばらくで寒くなり、両手の指先が痺れてきました(*_*)

8/18 9:56

烏帽子岳方面
残念ながら眺望はありません(/_;)笠法師山脇を通り、秋山郷に下った7年前が懐かしく、立ち去り難い思いがありますが、寒さに勝てず、早々に下山開始！

8/18 10:10

美しい笹原
帰るのが惜しくなる、歩き易い道

8/18 10:40

岩菅山三角点に帰還

8/18 10:41

懐かしい避難小屋

8/18 10:42

覗いてみました
泊まった時にはなかったマット状のものが敷かれています。居心地は良くなったように思いますが、もうここに泊まる機会はないでしょう。

8/18 11:10

振り返った岩菅山

8/18 11:12

ノッキリ
アライタ沢に下らず、寺子屋峰を目指します

8/18 11:47

辿る道筋のゆったりと見える尾根の風景は何度来ても、素晴らしく、見飽きません

8/18 11:50

フウロソウ

8/18 11:51

イブキジャコウソウ

8/18 11:52

ウメバチソウ

8/18 11:52

細かなアップダウンの連続。でも、気持ちの良い尾根道♪

8/18 11:53

振り返った岩菅山

8/18 12:15

寺子屋峰
緑の濃い笹原が目に優しい風景

8/18 12:27

右端が赤石山
そして野反湖へ向かう尾根が左に向かって伸びています

8/18 12:30

金山沢ノ頭
のんびり、昼食休憩♪ここでは登山者に全く行き会わず、静寂を楽しみました。

8/18 12:30

二週間前に来た道

8/18 12:51

下山開始
この後は下り一辺倒

8/18 13:02

寺子屋山三角点

8/18 13:09

岩菅山登山口
サマーリフトに乗り、ゲレンデを上がるとこの登山口。リフトで高度が稼げるので、このコースも相変わらず人気のようで、この登山口往復も懐かしい思い出！

8/18 13:10

アキノキリンソウ＆ヤマハハコでゲレンデの花の色は一変(*_*)僅か二週間でこんなにも景色が違ってしまうものなのですね！

8/18 13:15

ヤナギランも盛りを過ぎ、季節は、あっという間に秋(/_;)山の夏は短かすぎ！

8/18 13:17

岩菅山は晴れる気配なく、雲の中に見え隠れ

8/18 13:25

先日は左に行きましたけれど、今日は右へ

8/18 13:32

マツムシソウ

8/18 13:32

シモツケソウ

8/18 13:33

リフト山頂駅方面
この辺りは、山野草を見ながら散策する観光客で賑やか。登山者はちょっと場違いのような雰囲気(^^ゞ

8/18 13:33

東館山神社
寄らずに失礼します

8/18 13:34

降りてきたゲレンデのすぐ上に寺子屋峰

8/18 13:34

大きく見えやすい、スキーヤーの為の標識

8/18 13:39

焼額山

8/18 13:39

草茫々の車道
車の通った跡が微かにあり、歩き易い緩やかな下り。この後、適当にゲレンデを下りました(^^;

8/18 14:11

上条用水路に合流
写真ではわかりにくいですが、足元に上条用水路

8/18 14:11

用水路に沿う平坦で歩き易い道は草に覆われています

8/18 14:30

暗くなり、小雨が降り出しました！後少しですし、林の中なので、そのまま歩き通しました。

8/18 14:47

小三郎小屋跡
ここから木段で下ると登山口

8/18 14:55

無事下山
ほぼ満車だった駐車場は、自分の車ともう一台だけになっていました(*_*)

感想

kyom4

八月初め、赤石山と寺子屋峰の間の未踏の尾根道をようやく歩いた日、
寺子屋峰から岩菅山へ繋がる懐かしい尾根道を、再訪したくなりました。
いつだったか思い出せない、ヤマレコに記録掲載前の遠い昔、
リフトを使って往復したのですが、今でもこのコースは人気のようです。
リフトで標高は稼げるものの寺子屋峰から連続する細かなアップダウンが
帰り道はなかなか辛く、でも、大切な思い出に満ちたコースです。

お盆最後の休日だったからでしょうか？
着いた聖平登山口の駐車場のほぼ満車の勢いには、驚きました！
（登山口からちょっと離れますが、近くにも駐車余地があります）
当然のことながら、山頂の登山者の大賑わいにもびっくり！

晴れ間ものぞきそうな予報に、期待して出かけて来たのに、
裏岩菅山から切明温泉に伸びる尾根の眺望は片時もなく、
しょんぼり岩菅山に戻り、お世話になった避難小屋をのぞくと
台上にマット状のものが敷かれ、居心地良さそうになっていました。
高山植物の咲き乱れていた尾根歩きが懐かしくてなりませんが、
残念ながら、もう歩く機会はないでしょう。

裏岩菅山往復で、若い単独登山者に数人行き会ったのは意外でした。
標高は岩菅山より僅かに高いものの、三角点がある訳でもなく
七年前に自分の見たままの文字の消えかかった山頂標識が、
風に飛ばされるのを防ぐかのように石の間に挟みこまれている小峰です。
こんな小峰に足を延ばす若い方々の存在が何故か嬉しく
景色の見えない悔しさも随分紛れ、慰められた気がします。

自分も通って来た道、決して戻れない一方通行の時間という道を
一人颯爽と歩く若い方々に会うと、しみじみと思い知らされ、
どうか、安全に心ゆくまで山歩きを楽しんで！と願わずにおれません。