爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳(山デビューがいきなり総合難易度レベル72!上級だった)
- GPS
- 18:48
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,476m
- 下り
- 2,587m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:06
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:36
天候 | 18日:晴れ時々曇り 雷雨(19〜21時)19日:晴れ後雨(12:30〜) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 柏原新道駐車場:無料(偶然1台止めることができた) 扇沢有料駐車場第3(24時間1,000円:第1第2の半額) 扇沢無料駐車場:満車 大町温泉郷薬師の湯(山小屋に優待券あり700円→500円) |
写真
感想
平成3年7月に登ったコースだったが、記憶よりもずっと手応えがあるルートだった。その時は全日暴風雨だったので、霧とハイマツ以外は景色が全くなかった。今回は初心者1名を含む7人での登山。
1日目
スタート:計画を立てた段階で一番の問題は駐車場だったが、そのとおりだった。扇沢無料駐車場は全て満車、有料に1台止めることになり、一人遅いスタートになってしまった。(ログは駐車場から)
柏原新道登山口〜種池山荘:樹林帯の中、高度を稼ぎ長い巻き道(水平道)を過ぎてハイマツ帯の急登をあえぎながら登った。全員が汗だくだが、無事に種池山荘に到着。ランチタイムは持参したおにぎりや山荘のラーメン(900円)など。ラーメンは美味かった!
種池山荘〜冷池山荘:本日の核心部。残念ながら雷鳥には会えなかったが、低いハイマツの縦走路で景色は最高だったが、爺ヶ岳のピークは3つあり予想よりもきつかった。
テント場:トイレは山荘利用、水場はなく山荘から購入する1150円。
2日目
冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳:暗闇に浮かぶ剱のシルエット、振り返ると爺ヶ岳と遙か遠くに種池山荘の灯りを見ながら順調に進む。予定より遅かったが、日の出も雲海の上からだったのでギリギリ御来光(疑似)に間に合った。山頂からの景色が素晴らしすぎた。まさに早起きは三文の得。日が上がるにつれ視界は広がり、槍・笠・薬師まで見えるようになった。その中でも一際剱の勇姿には圧巻される。これを見て剱を目指さないってことは無い!
鹿島槍ヶ岳〜冷池山荘:日も差し快適な尾根道、わりとあっさり
冷池に到着した。早々にテントを撤収し小屋まで行くと、皆様コーヒータイムで下山する気配なし。
冷池山荘〜種池山荘:霧の中を雷鳥を探しながら進むが雷鳥の気配なし、その代わりにサルの糞と食い散らかされたハイマツの身が沢山落ちていた。種池山荘でグリンデルさんと合流しランチタイム、後は下るだけ(あまかった)
溜池山荘〜駐車場:ここが長かった!雨なので途中の休憩もまともにとれず、苦行の下山。時々扇沢の駐車場が見えるが、下りても下りても駐車場が同じ位置に見えるのはなぜだ?そんな雨の中でも全員無事下山。
下山時を除きまずまずの天気で、以下の感想のように、初心者も含め夏の北アルプスを重文に堪能できたと思う。山と仲間に感謝・感謝!
楽しみにしていた恒例の山仲間のお泊り山行!
ところが夏バテ、夏風邪で何とも具合が悪く、一旦は辞退したものの、みんなが温かく励ましてくれたので頑張って参加しました。
が、ところが、です。灼熱の柏原新道を歩き終わって種池山荘に着いたところでこれ以上は行けないなと感じました。無理して足引っ張ったり、迷惑かけられないので明日みんなが戻るまで私は種池で待つことに。ここから22時間のソロ山行に変更です。
午後からゆっくり山荘の周りや爺ヶ岳の登りに差し掛かるあたりまで散歩して、花を撮ったり、景色を見たり、そのあとは喫茶室で漫画を読み耽り(笑)
そしてとても美しい夕焼けを見て1日が終わりました。翌朝は爺ヶ岳まで登りましたが、その辺りは個人のヤマレコを良かったら見てくださいね(人´∀`*)
みんなと離れて寂しかったけど、やっぱり山にいると幸せな私です。
今回は初めてテント泊に挑戦しました。
と言っても、テントは同行者が持ってくれて設営も片づけもほとんどしてくれたので、テント泊擬き、練習です (^_^;)
夕御飯は小屋でみんなと一緒にいただくことにしていたので、小屋泊より多い荷物は、シェラフとマット、朝御飯の食材の分だけでした。(まあ、これでも私には十分重かったんですけど…)
ザックの横に付けたマットは見た目より違和感がなく、初めてのザックでしたが背負った感じも良かったので助かりました。
夕焼けに映し出される剱岳のシルエットや星空、それをテントの前から眺める時間、これを至福の時って言うんだろうなあと思いながら過ごしました。grindelさんが泊まっている種池山荘の灯りも見えました。元気にしてるかな・・・
夜は、短時間でしたが雨音と、近くのテントから喧嘩でもしてるかのような大きな声が聞こえてきて(結局寝言だったようですが)、暗闇の中のテントで一人は怖かったです。
今まで、小屋泊では消灯から朝までぐっすり眠れる私でしたが、今回は勝手が違いました。
『テント泊でサクサクと山行する人達って凄いなあ、私はまだまだだ』と少々凹みました。トホホ・・・
真っ暗の中、ヘッドライトを付けて向かった山頂には感動が待っていました。やっぱり来てよかった!来れてよかった!
いつも思うことですが、一人では「無理〜!」と心が折れそうになるけど、みんなに励まされ頑張れるのがグループ登山の良いところですね。みんな、ありがとう!
それから、快く送り出してくれた主人にも感謝しています。
いつもありがとう。
リーダーのon-shoreさんが赴任先の北海道から夏季休暇を利用して帰ってくるということで同級生(年の割にいけてる4人)+若い美女2人(mmmaさんはアイドル顔負けの美女なのにテント担いで単独穂高縦走する猛者。今回初参加のyama_ mariさんは山は高尾山にケーブルカーで登ったことしかない、本格的な登山は今回初めての超初心者。最初は簡単な石段でも子猫のようにミャーミャー泣いていたが、帰るころにはアンデスの山羊のごとく軽々と石段を飛び越える驚異的な身体能力の持ち主。ふたりに与えられた称号は加藤文太郎シスターズ)計7人で鹿島槍ヶ岳へ。
折り悪くその頃大型台風10号の日本上陸、お盆真っ盛りなのに関西では交通機関がストップするというニュースが日本列島を駆け巡っていた。リーダーの予約したフェリーも運航中止になるかも…みんなでヒヤヒヤしながらリーダーの到着を待つ。フェリーが大波に揺れて船酔い&陸酔いながらもどうにか無事に帰省したという知らせに大大安堵!久しぶりに会ったリーダーの第一声は「まだ揺れてる、気持ち悪い(-_-;)」
リーダーには山を選ぶところから移動手段、温泉等細かいところまで全部おんぶにだっこで手配してもらい、そのうえ遠くから大変な思いをして帰省してもらい、うるさいおばさんたちを山へ連れてってもらい、本当に感謝しかありません。
フェリー、本当に大変だったねヾ(・ω・`)ナデナデ
鹿島槍ヶ岳、らくちんコースだって聞いてたけど全然らくちんコースじゃなかった。
歩き始めは蒸して汗だくで大変だったけど、八人部屋に私たちのグループ4人だけという贅沢&快適な山小屋泊りだったしお天気もよかったから、気持ちいい♡楽しい♡鹿島槍かっこいい♡むこうに槍が見えるよ! ♪アルプス一万ジャック小槍のう〜えでアルペン踊りをさあ踊りましょ♪ 〜アルペン踊りってどんなの?〜なんて余裕で歩いてたけど、帰路の赤岩尾根分岐あたりから膝が痛みだして痛み止め飲んだりメンソール塗ったりしてたんだけど種池山荘からの下り、12時に予報通り大雨が降りだして雨具着て、そこから休憩なしの1時間が辛かった〜
膝、限界だよ〜(´;ω;`)ウゥゥ
畳石の下り、長かった〜(´;ω;`)ウゥゥ
帰ってきて、これ書きながら調べたら鹿島槍ヶ岳、上級者向けだって(-_-;)
富士山も北岳も中級者向けだって(高い山はそのくらいしか登ってない気持ちはいつも初心者の私)。上級者向けの山なんて一生行かないと思ってたのにぃ。甘く見ていたわ、鹿島槍ヶ岳!!!
なんてこったい、無自覚のまま上級者向けの山、登っちゃった!
今回も皆様には大変お世話になり、素晴らしい景色と楽しい思い出をいただき感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございました!
来年もケガせず(昨年は富士山下山中手首を骨折して不参加)メンバーの欠けることなくみんなで元気に山へ行けますように!
恒例の旧北岳グループによる、夏の一泊登山。去年は参加できなかった。予習はネットで。ヤマレコやYouTubeで動画もいくつか見た。景観は素晴らしい。長い!と書いてあるし、3つの大きなピークを含む沢山のアップダウン、そして時間。これが本当に簡単な山なのか⁈と思いながら、リーダーの言う通り、ついていくしかない。とっても楽しみ。天気予報は2日目が芳しくないけど。エスケープルートもある、とのことで、Go!
山の朝は早い!というか、朝が来る前に山行は始まる。前夜までの2週間は、音楽祭。力仕事立ち仕事ですでに脚はパンパン。なので、整体に通って備えた。そして肉を沢山食べて備えた。11日と17日の本番でチャイコフスキー作曲1812に合唱で参加。片付けもせず、茂木大輔先生との打ち上げにも、合唱団の解団式にもスタッフの打ち上げにも参加せず、そそくさと帰宅。夫と簡単な食事をして、音楽祭談義に花を咲かせるも、さっさとお風呂に入って就寝。何しろ翌朝3時には家を出る。
さて、いざ登山開始。最初の急登3時間がきつい。まさにその通り。きついし暑い💦☀️🥵頭の中には、1812の「ロシアを祝せよ」との祈りの歌詞がロシア語でぐるぐる、ずーと流れている。
今回の自分の目標は、「小股でゆっくり、足🦶全体で大地を捉える」「ジーザス」と、「ジーで息を吸ってザスで息を吐く、のリズム。」それを意識した。登り始めはストックはザックにつけたまま。途中からストックを使った。最初から使えば良かった。ストックを持った時から歩幅が広くがに股になった。反省しながら、一歩ずつ。
種池山荘に着いた時、ホッとした。でも、そこは今日の目的ではない。ラーメン🍜美味しかった!そこからの景色、剣岳もいい!!
ここからがさらにきつかった。3つの山。アップダウン。そしてそこから冷池山荘までの距離。明日の天気を思うと、今日のうちに鹿島槍ヶ岳まで行きたい、と、夢を描いていたが、山荘に着いた時点では、山荘からテント場までも行く元気が残っていなかった。テント泊もしてみたかったが、マットがなくて断念。
快適な山荘でグループ貸切状態の部屋。寝る前のガールズトークも楽しかった。が、何の話をしていたのか記憶がない。消灯から3回トイレに起きた。わかってはいたが興奮もありほとんど寝られない。2時起床。朝ごはん。全く空腹ではないが。淹れてもらったコーヒーがとっても美味しかった。余ったお湯で紅茶も飲んだ。雨も降っていない!山頂アタック。ヘッ電点けて歩いていることが非常に嬉しかった。荷物の軽いのも幸せ。足元だけに集中できる。相変わらず頭の中には、1812の歌詞ぐるぐる。
登頂!やったー!パノラマ写真を撮ったが、他人に伝えることが難しい、素晴らしい景色。影鹿島槍ヶ岳も、剣岳も、遠くに槍ヶ岳も、その他、全ての諸々の山たちの姿⛰空の雲。山頂にいる時の静かな興奮と幸福感と達成感。セロトニンもドーパミンも出ているのだろうな。この時には疲労感は全く感じない。感無量、という言葉も似合わない感覚。これがあるから山に行きたくなる。
長い長い帰り道。下っているのに登る、地味でとにかく長い下山。昨日の倍近く歩くことになる。下山途中で雨に降られて無口になる。頭の中の歌詞ぐるぐるはひたすら続く。それがかえって良かったのかもしれない。ある意味無心になれたし、集中できた。
反省点:持っていく荷物はさらに軽く。行動食や弁当は、自分の食べる分だけ。おにぎりは味のバリエーション。野菜チップを持とう。キュウリのぬか漬け🥒プチトマト、シャインマスカット、汁を切った果物類は良い。羊羹は非常食として持ったが、重いので、次回はやめる。寝る時用の服要検討。使い慣れたザックにしよう。
良かった点:雨に備えて雨具、ザックカバーを出しやすいところに置いたこと。カメラはジップロックに入れたこと。
こんなにステキな山行きを企画してくれたリーダーそしてグループのみんなに感謝感謝。みんな優しくて楽しくて頼もしくて、ありがとうございます。なによりも全員無事下山できたことが嬉しい。全くの初登山者には大きな拍手👏👏自分を含むグループ全員には大きなハグを贈ります。また、次の機会に参加できるといいな。それまで仕事に趣味に体のメンテナンスに励みます!ありがとう😊😊😊
気になること、小槍の上で踊るアルペン踊り、はどんな踊りか。
北岳メンバーで夏山の計画が立ち上がる
今年は鹿島槍ヶ岳
リーダーに相談→登山やってみたいって友達がいるんだけど、初心者でもいけるかな?
「余裕」との回答
途中ダメになったら爺ヶ岳だけでもいいし、というエスケープ案もあって、本人には靴を買うとこからやってもらって、さぁ本番
蓋を開けてみたら、、長い、、暑い、なにより爺ヶ岳が意外とキツイ。爺なめてました、名前で。
下山は長く、さらに雨にも打たれる、全然余裕ではない、、、でも鹿島槍からの展望は最高だったし、稜線や雲海の眺めも素敵でした✨
種池山荘に泊まったgrindelさんに雷鳥にあったと聞いて嫉妬
1週間前に単独登山で寂しい思いをしたばかりだったのでみんなでワイワイ本当に楽しかった。
ロープウェーで高尾山にしか登ったことのない超初心者の私が、同じ職場の山ガールmmmaさんから「18.19で、鹿島槍ヶ岳に行くんだけど、来る?」との誘いを受けたのが約2週間前のこと。
ma😋「鹿島槍ヶ岳、体力・技術的な問題はいらないらしい!」
わたし「うーん🤔」
ma😋「お姉様方との安全登山だし!」
わたし「行く🤤🤤」
ほのぼのハイキングを想像したわたしは、二つ返事でOKをしてしまった。
ところがどっこい。あとで調べた鹿島槍ヶ岳、総合難易度レベル72!上級!!わーん、mmmaに騙されたーーー!!!
とりあえず優秀Asoloの靴だけ買って迎えたドキドキの当日。最初は余裕余裕と思っていたが、突然現れた落石後の崖道。怖すぎて涙が出るなんて、ディズニーランドのスペースマウンテン以来か。その後もうるさくミャーミャー言いながら、無事種池山荘へ。
爺ヶ岳はゴツゴツの岩岩だった。中峰からの急な下りは本当に怖くて足がすくんでへっぴり腰で、2回目のマジ泣き。山に登ったはいいが、一生降りられないかもと、ヘリコプターが頭をよぎるくらい🚁(大迷惑)。でもon-shoreさんの優しーい個別レッスンのおかげで何とか下る。そして初山小屋泊の冷池山荘へ。
山小屋は女子4人でとっても楽しかった!すごく疲れて眠いのに、アドレナリンが放出し過ぎて、目をつぶっても頭に浮かぶ山!崖!山!崖!いつの間にか眠りにつき、3時からいざ鹿島槍ヶ岳へ。
真っ暗闇の中の尾根の崖に怯えながらも、on-shoreさんの名言「駅のホームと同じだから。白線の内側に入れば問題ないから」という言葉を糧に、どうにか登りきって頂上着。
初めての登山。雲海。日の出。全てが眩しくて、感動って言葉では言い表わせないほど、大自然の美しさと強さを感じた。山に登る人の気持ちが全く分からなかったけど、こういうことなんだなぁとしみじみ🥺
頂上の景色を十分に味わったあと、数時間かけてようやく下山。ひたすら長かった。ホッとした。今回何度も挫けそうになったけど、無事に登りきったのは、一緒に行ってくれたメンバーみなさんのおかげです!!!surely-kさん、tan-popoさん、Marsha-ukuleleさん、grindelさん、ずっと優しく声を掛けてくれて、時に笑わせてくれて、本当に感謝です♡ そして、on-shoreさんとmmmaにはとてもとてもお世話になりました!また一緒に登ってください!!
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