後立山 爺ヶ岳〜鹿島槍〜五竜〜唐松〜白馬鑓〜白馬
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- GPS
- 80:00
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 4,576m
- 下り
- 4,162m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:15
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:26
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
電車で大町まで行き、バスで扇沢へ移動。 帰りはバスで栂池から八方。 |
写真
感想
休暇を利用して後立山縦走を実行した。平日で空いていることと、この時期の寒さを懸念して小屋泊で計画した。八峰キレットと不帰険(「険」はやまへんが正しい)を踏破するスリリングなルートであった。
10/4 八方に車を停め、そこから電車とバスを乗り継いで扇沢へ。登山口までは少し戻る。10台程度の駐車スペースがあるがすでに満車であった。柏原新道は初め急ではあるが全体的には緩やかな登山道であり、整備もよく歩きやすい。高度があがり視界が開けてくるとガスの切れ間から紅葉が現れた。中腹の紅葉が見頃でブナの黄色が素晴らしい。途中、種池小屋が見えてくるがなかなか着かない。天気は晴れたり曇ったりではっきりしない。主に紅葉を楽しみながら冷池山荘に着く。
山荘では生ビールがお出迎え。閉店セールで200円OFFの700円。1泊2食で9500円(どの山荘も同一料金)である。しばらくするとガスが晴れてきて鹿島槍がはっきりと現れ、それを仰ぎながら生ビールを飲む。
10/5 長丁場なので早出する。暗いうちに移動し鹿島槍山頂でちょうど日の出を迎えた。雲海から上る朝日と、それに染まる山々を堪能する。その後、北峰はスルーして八峰キレットへと進む。急なアップダウンはあるものの、慎重に行けば難しいところはなかった。
五竜岳では今まで通ってきた道とこれから行く白馬三山方面、眼下には五竜小屋、本日の宿の唐松山荘がはっきりと認識できた。五竜から唐松までは快適な登山道が続くが唐松山荘への登りが急なザレ場となっている。
唐松山荘は予想以上に混んでいて6名定員のところに5名宿泊であった。廊下やトイレは夜中でも電気がついている。建物もきれいで食事も満足できたが、飲用水がないとのこと。雨水を沸かして使うかPETの水を買う必要あり。
10/6 またもや朝から良い天気なので唐松岳で日の出を堪能した。前日同様、東側は一面の雲海である。雲海から突き出す富士山も確認できた。
ここから不帰険に突入する。2峰北までは難所はなく、核心部はそこから1峰までである。クサリ・ハシゴが連続し、加えて高度感もあるのでスリル満点である。それが終わると天狗の頭までの長いだらだらとした登りが続く。天狗の頭を過ぎてすぐに雷鳥3羽が登山道へ出てきた。めずらしく至近距離で観察ができ、足の羽毛がフサフサになっているのが見えた。白馬鑓ガ岳、杓子岳ともに似たような岩質でできているが、遠くから見ると鑓ガ岳は真っ白で杓子は茶色がかった色である。不思議である。鑓ガ岳の山頂は広く休憩するにはちょうど良い。杓子岳は標高が少し低いが山頂から東側が切れ落ちており高度感が味わえる。
宿泊は白馬山荘。生ビールは終了とのことであったが、夕飯におでんや魚など豪華な食事で大満足であった。ここも夜じゅう電気がついていた。
10/7 この日はゆっくりと小屋の朝食をいただいた。白馬山荘は朝食もすばらしい。一度は泊まる価値はある。外は晴天であるが風が強く寒い。景色を楽しみつつも休憩は極力少なくして早めに下山する。途中、白馬大池や天狗原(湿原)を見ながら栂池に到着。栂池自然園は紅葉が楽しめそうではあったが有料ということでスルーし、代わりにゴンドラで空中から楽しんだ。
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