記録ID: 1993336
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
扇沢から針ノ木岳周回(富山百山 99、100座目)
2019年08月25日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,224m
- 下り
- 2,236m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 14:36
2:54
14分
スタート地点
17:30
ゴール地点
トレースは手書きと自動作成が混在しています。
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の夜8時半ごろに到着したところ、そこそこ余裕があり、突き当り近くの良い場所へ止めることができました。 車中泊の場合、トイレは第一駐車場(12時間1000円)内のものを利用します(夜間の道中は要ヘッデン)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日の状況です。大沢小屋まではサブルートを利用しました。現在,雪上歩行は全くありません。本来の雪渓取りつきから針ノ木峠まで全行程において秋道を使用します。 登山届ボックスは登山口にあります。 登山道をしばらく歩けば舗装道路に突き当たります(ヘッデン歩行の場合は転落注意)。 堤の上を降りていき少しだけ舗装道路を歩き次の堤の左側に回り込んで登山道に入ります。次に出くわす舗装道路、正面に「登山道」の看板があり本道はこちら(舗装道路を横断)なのですがサブルートは左折して舗装道路を少し行きます。すると左に未舗装の立派な林道がありますのでこちらを行きます(標識などはありません)。 あとはこの林道を道なりに行きます。途中、ヘアピンを切っている箇所で歩行者用の近道があります(短い区間ですが)。 林道は終点で車が通れないほどに狭まり、登山道になります。そのまま登山道へ行くと堰堤にハシゴが架かっていますのでそれを登りさらに行きます。途中、右に曲がってして少し下り、沢を渡りますが歩行者用の橋が架かっています。しばらく登れば本道に合流して、すぐに大沢小屋です。 大沢小屋から本来の(7月くらいの)雪渓取りつきまでの間にちょっと気を遣う岩場トラバースがあります。ロープがかけられています。 本来の雪渓取りつき部には現在歩行者用の橋がかけられていて左岸から右岸にわたります(登りの場合は右手から左手へ渡る形です)。未明出発の暗い時間帯だとこの橋を見落とす可能性あるので注意です。これ以降の秋道にはピンクリボンや鯉のぼりなどのマーキングが豊富なので迷うことはないと思います。 ノドの手前で右岸から左岸に移動し(井の字型の小さい丸木橋)鎖場になります。 ノドの横を登り切ってしばらくするとまた左岸から右岸に移動します。マヤクボ沢出合いを通過しレンゲ沢を横切ると最終水場があります。 そのあとまた右岸から左岸に移動してつづら折りの登りになり針ノ木峠に至ります。 ここから先は簡潔に ・針ノ木岳までは特に問題ないかと思います。 ・スバリ岳までは急傾斜のザレ、ガレに注意。 ・赤沢岳までは赤沢岳直下の急登注意。 ・鳴沢岳までは特に問題ないかと思います。 ・岩小屋沢岳までは鳴沢岳を降りるときのギャップに注意。 ・種池山荘までは特に問題なし。 ・下山までは特に問題なし(柏原新道は北アルプス屈指の歩き易さ)。 |
写真
装備
備考 | ・鳴沢岳からストックを使用しました。 ・アミノバイタルを持参しましたが使用せずでした。使用していたら少しは時間短縮できていたかもです。 ・飲料水は水場での補給をしないこととして真水を4.5リットル。スポーツドリンクに粉飴を溶かしたものを1リットル担ぎあげました。真水2リットルぐらいは不要でした(序盤が涼しかった、あるいは寒かったため)。 ・4〜5時間を目安に休憩時に靴と靴下を脱ぐようにしました。足には良かったと思います。 |
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感想
この周回コース、時計周りに回る人が多いのですがヤマプラでプランニングしたところ反時計周りのほうがなぜか45分CTが短いことに気づきました(時計回りが15時間45分、反時計周りが15時間)。それと相まって、てんきとくらすの予報では当日は後半になるほど天候コンディションが良くなりそうです。
この周回コースは体力・技術的に時計回りだと前半きつくて後半が楽、反時計周りだと逆です。
休憩を含めてCT相当で回る実力である自分としてはCTを短縮できるのなら反時計周りの方が良いのではないかと悩みましたが、「リスクマネジメントの観点からは元気な前半のうちにきついところをこなした方が良い。特に針ノ木・スバリ近辺は事故の報告が多いし」と結論づけて時計回りとしました。ヘロヘロになって(抜群の整備状況の)柏原新道を降りてきたのでそれで良かったのだと思います。
当日は寒かったり暑かったりでレイヤリングが大変でした。
超ロング日帰り山行は久しぶりでしたがなんとか体力が持ったので良かったです。
計画はかなり綿密に立てていたこともなんとかこなせた背景にあると思います。
曇り後時々晴れの天気予報で今回の結果なら上々です。満足のいく山行でした。
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すばらしい計画性と体力で、着実に登られていることに感心してみていました。コンプリートおめでとうございます。私も2年前までに96座まできていて、その時には先にコンプリートできると思っていたのですが。しかし、畑仕事で脚を痛めてから奥に入るのが不安で、しばらく休んでいます。年齢も年齢なので、無理をしないで少しでも近づけるようにしたいと思います。これからも安全登山を楽しんでください。
tsurugitakeさん>
こんにちは。祝福のお言葉ありがとうございます。
tsurugitakeさんも富山の百山を目指しておられることを知り、フォローしておりました。96座目(初雪山)以降長く中断しておられたのでどうしたのだろうと思っていましたがそういう事情がおありでしたか。
というか寸前まで来て自分のコンディションをきちんと見定めて無理をせずに自重しておられることのほうがすごいと思います。
脚を治されたうえで無事に完登されることをお祈り申し上げます。
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