南岳〜槍ヶ岳(新穂高温泉から)
- GPS
- 13:59
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,843m
- 下り
- 2,817m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 9:40
天候 | 晴れor曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 新穂高温泉の日帰り入浴施設で入浴・食事 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
初めての北アルプス。槍ヶ岳近くの3000m峰4座を登る計画を立てた。
今回はストックシェルター泊の装備なので、好天予報に一安心。ザックは28リットルなのでなかなか容量がきつい。
あるぺん号で新穂高温泉到着。準備が終わったので歩き始める。
しばらくはつまらない林道歩き。これが1時間以上続く。
穂高平小屋で少し荷物を整理してしばらく歩くとようやく登山道らしい道に。
岩が転がる沢をいくつか渡っていくと9時ごろに槍平に到着。
ここからは南岳方面への急登。ストックを仕舞い、ヘルメット装備。
地図で見ると等高線がすごいことになっている道を登っていく。今回一番しんどかったのはここから稜線に出るまで。長いし急で気が滅入る。
稜線に出ると、ガスっているとはいえ景色が良いので気分は良くなる。ガスが無ければ立派に穂高も見えるだろう。
南岳小屋到着。小屋でCCレモンとカレーを注文。計1500円也。
止まると寒さを感じるので、雨具の上着を着る。
小屋での休憩を終えると南岳にはすぐに到着。この日の3000m峰1座目。
稜線上はなかなかの寒さ。なんかもう秋みたい。
中岳までは岩稜帯を軽くアップダウンしながら進んでいく。しかしかなり歩きやすい道だ。この間の栗沢山からの早川尾根に比べるとね。
最後の急登を乗り越えると、中岳山頂に到着3000m2座目。
中岳山頂からは大喰岳まで近く、その間の稜線もはっきりと見渡せる。
中岳からの急斜面を下り、大喰岳へ一気に登る。3座目。山頂は広くなだらかで、天気が良ければ小一時間のんびりしたくなる。まあ、テン場が埋まったら嫌なので先へ進む。
飛騨乗越を経て槍ヶ岳山荘に到着。ここのテン場はしっかりと区分けされいるので快適だ。割り当てられた場所は隅のほうではあるが、登山道に近いので暗くなるまでは落ち着かないが、笠ヶ岳が良く見える絶景の地点。
ストックシェルター設営。素早く設営できるのは良し。
まだまだ日没までは時間があるので、山頂へ登ることにした。
荷物を置き、雨具の下を履き、ヘルメットを再びかぶり出発。
軽い渋滞の中穂先へ登っていく。岩はかなりしっかりしているので、極力鎖を使わずに登る。鎖や足場はなくても登れるが、梯子の箇所は無理なので梯子は使わせてもらう。
1時間まではかからなかったが、ようやく山頂に着く。登る前から分かっていたが、生憎のガス。ひととおり写真に収めたら、明日の好天を祈りつつ梯子を下りる。
下りも登り同様鎖と足場は使わず降る。
テント場に戻ってきた。陽が落ちるまではのんびり過ごし、暗くなり始めたところで
湯を沸かし、アルファ米をかっ食らい寝る体制に入る。
しかし標高3000メートルのテン場だけあってかなり寒い。エスケープライトビビィの単体使用じゃかなり厳しい。先週くらいならまで大分暑かったのでいけたか?次回はシュラフと併用するか?しかし28リットルのザックじゃパッキングは厳しい気がする。
ストックシェルター自体は雨も降ってないので狭いが問題なし。
翌朝、碌に眠れなかったが、疲労感はさほどではない。小屋で水を補給した後、再び山頂へ登りに行く。
しかしこの日の天気は素晴らしい。雲海の上にはオレンジ色の朝日が浮かんでいた。
山頂へは相変わらずの渋滞。ところどころ止まるので、写真をとる回数が増える。
山頂到着、昨日とは違い360度の絶景を見渡すことができる。
素晴らしい。
下りの渋滞は登りよりもひどかった。やはり下山前のこの時間に登る人が多いのだろう。
シェルターに戻るとお湯を沸かしつつ、撤収開始。昨日のアルファ米の空き容器にカップヌードルのリフィルをぶち込み、荷物の整理。ヌードルを食べ終えたら、テン場の札を返却し、シャツと短パンで出発。
槍沢へと一気に下る。特筆することはなし。
最後の林道の退屈さも変わらず。砂利がごろついてない箇所は走った。
下山後は日帰り入浴施設で食事をとってゆっくりと温泉に浸かった。
いいペースできたことでバスの時間まで大分ゆっくりと過ごすことができた。
さて、次回の山行はどうしようか。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する