穂高岳縦走
- GPS
- 17:35
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,665m
- 下り
- 2,622m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:11
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:18
6:40上高地バス停-7:23明神-8:12徳沢-9:03横尾-10:02新村橋-11:33涸沢-13:49北穂高小屋テント場-14:22北穂高岳-14:49北穂高岳テント場
9/7(土)
4:17北穂高小屋テント場-6:15涸沢岳-6:36穂高岳山荘-7:20奥穂高岳-8:32紀美子平分岐-9:03前穂高岳-9:46紀美子平分岐-11:39岳沢小屋-13:35上高地バスターミナル
天候 | 9/6(金):晴れ後曇り、無風・微風、14時頃〜15時頃雨 9/7(土):快晴、無風・微風、気温高し |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地-横尾:登山者観光客多数。特に週末はカオス状態。 ・横尾-本谷橋-涸沢:新村橋までは遊歩道のようで、本谷橋からようやく登山道らしくなる。金曜日で平日だったが登山者は多い。 ・涸沢-北穂高岳:左手に涸沢カールと奥穂高岳を見ながらの登高。特に難しいところはないが、鎖場などはあり。ストックは、鎖が出てきたらしまったほうがよい。北穂高小屋のテント場は、標高3000メートルを超え、小屋まで20分程度のところにある。携帯(ドコモ)は利用可能。 ・北穂高岳-涸沢岳-穂高岳山荘:北穂高岳から涸沢岳は難路。岩稜の道が続く。両手両足で登り降りするので、ストックは使うところがない。 ・穂高岳山荘-奥穂高岳-吊尾根-紀美子平-前穂高岳:山荘から奥穂は登山者が多く落石注意。吊尾根は整備も良く歩き易い。紀美子平からの前穂は、登山道が狭くすれ違いが難しく、往復するのに時間がかかる。落石など起こさぬよう、余裕をもった行動を。この区間もストックは使うところなし。 ・重太郎新道:岳沢小屋まで急激に標高を落とす。この日は登りも下りも登山者多く、要譲り合い。岳沢小屋周辺で樹林帯に入る。ストックは岳沢小屋付近なら利用できると思う。 ・岳沢小屋-上高地:普通の歩き易い登山道。上高地に入ると観光客多数。 |
写真
感想
上高地からの穂高縦走は、12年前の2007年8月に一度2泊3日で行っているが、その時は小屋泊まりだった。今回1泊2日の予定で12年前と同じコースをテント泊で歩いてきた。
9月6日(金)
沢渡の駐車場にクルマを停めて準備を始める。バスは6時だがそれよりもだいぶ早く着いてしまい時間を持て余す。ようやく6時になりバスが来るが、利用した岩見平に到着するまでに既に満員状態。何とか乗れたがザックは持ち込みのうえ補助椅子利用だった。しかも大正池で降りる人もいて、一回テント泊装備の重いザックを持って降りることにもなった。上高地に着く前から難儀である。バスで上高地へ来るのは6年ぶり。その時は徳本峠の小屋でテントを張って、霞沢岳を往復し、翌日は島々宿まで歩いた。6年も間が空いたのは、やはり上高地のアクセスの面倒さが主な理由だろう。駐車料金はキッチリ取られるし、バスでしか入れない。その間新穂高や白馬などをよく利用したが、上高地は相当久々と言ってもいいくらいに間が空いた。
この日は朝早くなので人の数もそれほどでもない。準備をして6:40に出発。シャツ一枚で暑くも寒くもない気温。今日は北穂高小屋のテント場まで歩く長丁場の日。明神、徳沢、横尾は過去何度も歩いていて、退屈な印象を持っていたが、やはり今回も同じだった。平坦な遊歩道なのでペースを上げたいが、今日は先が長いのでスピードは落とし気味に進む。それでもコースタイムよりは早くどれも通過。横尾にて給水をする。ここまでは家から持ってきた麦茶を飲んでいたが、ここでそれが尽きた。平坦地の歩きとは言え暑いので水分を取る必要はあった。ここで1.5リットル飲料水を積むとザックはやはり重くなった。それでも本谷橋まではまだほぼ平坦。川縁に座って休憩して先に進むと、出発から3時間以上かかってようやく登山道が始まる。それにしても金曜日で平日にも関わらず登山者は多い。上高地や涸沢を避けていていた理由の1つはこの混雑もあげられる。涸沢が素晴らしいのはよく分かるが、常に人が多過ぎて、行く気にすらならなかった。今回も涸沢は素通りというか、通過のみの予定。先に進むと徐々に視界が開けて涸沢が近付いてくる。10年ぶりとは言え、過去3度訪れているので、近付くまでの雰囲気はなんとなく憶えている。涸沢の手前で涸沢小屋へショートカットする道が出てきて、今日は北穂方面に向かうからこの道で良いだろうと思ったら、後で失敗に気付いた。水場が見当たらないのである。水場はヒュッテのそばだったのだ。戻っても良かったが、横尾で給水した水がまだほとんど残っていたのでそのまま進む。涸沢小屋でザックを下ろして休憩してから登りにかかる。小屋からの登りは2回目だが、12年のブランクが空いておりどんなルートかはほぼ憶えていなかった。今日はテント泊装備とは言え、9月初旬でまだ夏装備だし、何より1泊なので食料も軽く、登りは続くが特にきつくはなかった。左手に見える涸沢カールは相変わらずきれいだ。人が今の1/10くらいだったら毎年来てもいいのに、と思った。それよりも登りの間に気付いたのは、ガスが出始めたことである。9月頭で気温も高いので、ガスが湧くのも致し方ないが、あまり本格的に湧いて雨が降るのは避けたい。奥穂の山頂付近はしっかりガスがかかって見えるようになっていた。途中鎖が出てくると先に進むのがしんどくなってくる。穂高っぽくなってきた。仕舞うのが面倒だったので、ストックはそのままで歩いたが、仕舞った方が得策だったろう。標高が上がるにつれ、時間が経つにつれ、ガスは本格的に湧いてきてしまった。空が暗くなってきて、一雨ありそうな雰囲気。今年のテント泊は3度目だが、いずれもテントで沈殿中に雨に降られたのみであって、行動中の雨はなかった。歩いている最中の雨は嫌だが、既に行動時間は長く、標高も上がって息が続かないので、ペースは上げずに歩く。それより気になったのはテント場がなかなか出てこないことだった。歩きに夢中でひょっとして見落としたか?とさえ思ったが、北穂の山頂が見える頃になってようやくそれらしい場所が出てきた。どんな場所かと思ったが、案外普通に張れそう。過去に利用のあるテント場と比較したら、笠ヶ岳のテント場に似ているかもしれない。笠のほうがもっと広々としているが。下から歩いて行って良さそうな場所を探す。既に午後2時前の時間だったがテントは一張りもない。テント場も1人用の場所がほとんどで、2人用の数が少ない。色々探して良さそうなところにザックを下ろしテント設営にかかる。白色のペンキで数字が振ってあって、ひょっとすると番号を指定されるのかもしれないと思ったが、今日のガラガラぶりであればそれもなかろうと思いさっさとテントを張る。雨に降られるのは嫌なので、素早く設営する。テントを張り終えたら商売道具をテントに入れ、貴重品と水筒だけ持って北穂の小屋へ向かう。途中北穂高岳山頂を踏む。これで3度目。そして小屋に寄り、受付と給水を依頼する。稜線小屋なので水場は無く天水利用。水は安くないが、涸沢から歩荷も楽ではないので、今日は買うことにした。テント場に戻っても誰もいなかったが、戻ってしばらくすると雨が落ちる音。テントのフライシートに雨が当たるように。今日も雨に降られてしまった。今年はテント張って雨に当たらなかった例しがない。自分のテントの近くでテントを設営する音。弱いとは言え雨の中テント設置ご苦労様です。こちらはテントのなかでストレッチなどしていたが、案の定左足の腿の裏当たりが攣ってしまう。平地歩きが多かったとは言え、8時間近く重いザック背負って歩いたので、足攣りも有り得るだろう。ストレッチは諦めて簡単にマッサージして体のメンテは終了。すると眠くて仕方なくなりしばし昼寝。テント場での昼寝は贅沢だと思う。昼寝から覚めると雨も上がっていた。外に出て夕食の支度をしていると、お隣さんのテントに人が戻ってきた。しばしお喋りして情報交換。夕方5時の時点ではテントは自分含めて3張り。涸沢はこの10倍は下らないので、北穂のテント場は穴場と言えるかも知れない。水場が無くて、トイレまで往復30分かかるのが難点だが。
夕食を軽く済ませるとお楽しみの夕焼けタイムだが、今日は雨が上がった後もガスがかかってしまってダメだった。テント場からは正面に常念山脈が見えるが、すっきり晴れ渡ることは結局なかった。テント場から1分歩くと奥穂方面も望めたが、そちらもやはりガスで展望は効かず。食後飽きもせず眺めていたが、日が傾き気温が下がってき寒く感じるようになったので、諦めてテントに戻る。今日の夕日は残念だった。夕方6時過ぎに北穂の山頂方向から降りてくる登山者の列。話している言葉が日本語ではないことだけは分かったが、こんな薄暗い時間にどこへ行くのだろう。翌朝分かったことだが、標高の低いところにテントが増えていいたので、このパーティのものかもしれない。夜は時折風が吹いたものの、酔客などはいるはずもなく、静かなままだった。気温は低くはなったが、スリーシーズン用のシュラフ持参だったため、一晩ぬくぬくして過ごす。
9/7(土)
3時起床。テントの中に転がしておいた腕時計の温度は12℃を示していた。3000メートルを超えるが、2桁の温度であれば暖かいと言えるだろう。食事と準備をして4:17に行動開始。テントの撤収は星空の元で行った。トイレは小屋まで行かないとないので、途中にある分岐の標柱付近にザックをデポしてカラ身で向かう。再度山頂を踏みトイレで用を済ませてザックを回収。たっぷり20分かかってしまったが、まだ外は暗い。この先涸沢岳までは岩稜の縦走路で岩場が続く。あまり暗い時間では安全ではないだろうと思ったが、歩き始めはそれほど厳しいところもなく進めた。しかし先には暗いとマーキングもよく見えず、岩場でどこに足を置いたものよく分からないので、難儀することになった。東の空が明るくなると岩稜もよく見えるように。マーキングも見えるようになりヘッドライトは消す。日の出は5:20頃とのことだったが、それより少しまえになると山が紅く染まりだした。昨日夕焼けは見られなかったが、今日は素晴らしくきれいなモルゲンロートを見ることができた。久々の穂高でこれは嬉しい。持っていたデジカメとスマホで写真を撮る。スマホの写真はすぐに送ろうとしたが、電波が不安定で敵わず残念。明るくなってきてこれから目指す涸沢岳の全容が見えるようになってきた。北穂-涸沢だけはこれで3度目だが過去2回の思い出はあまりない。割とすいすい進んでいたのだろうか。ストックは朝からザックにつけたままで利用せず。両手足を使って進むような岩場ばかりなので、ストックは使う場面がない。それよりも今回怖さを感じたのは、手足で登る際の岩がなく、そこにアンカーボルトが打ち込んであった場所だ。ボルトを打ち込んでくれるだけ有り難いが、一箇所岩の手掛かり足掛かりが全然ないところがあって、そこはアンカーボルトだけが頼りだった。まるで剱岳のカニのタテバイのようだった。しっかり握って、しっかり足を下ろせば問題はないが、それでも万一のことも考えられるため、緊張しながら通過した。軽荷だったら多分もっと気楽に行けただろうか、テント泊装備のザックだと、難しいところはいちいち緊張する。鎖やハシゴもどんどん出てきて、これは今日のハイライトだな、と思うことしきりだった。日が出て明るくなると、すれ違う登山者も出てきて、狭い登山道なのでどこですれ違うか頭を使うようになる。すれ違いの際に気付いたのは、ほぼ全ての登山者がヘルメットを被っていたことだった。昨今は槍の穂先などでもヘルメット装着者が多いことは知っていたが、ここ穂高もその流儀に倣う人がおおいようだった。自分のようなヘルメットを利用していない登山者は、圧倒的に少数だった。ヘルメット持参の登山者は、今日この先大キレットにも足を伸ばすのかもしれない。
テント場を出て2時間程で涸沢岳に到着。反対側の穂高岳山荘から登ってきたと思しき登山者が多くいた。自分も山頂の周囲に座って休憩する。山頂で小屋の方向を眺めていると何やらヘリの爆音が。昨日午後も音だけは聞こえていたのだが、どこで何をしているのかは濃いガスのため分からなかった。ひょっとすると昨日の音もこれだったのかもしれない。小屋に向けて降りて行くと先に進めない。小屋関係者がヘリが上がるまでここで待機して、とこことだった。もちろん協力します、と言いその場にて待機。小屋のヘリポートには長野県警のヘリが降りてきて、ストレッチャーに載せられた患者を運び込んでいた。奥穂で滑落事故があったようで、本来なら昨日収容の予定だったが、悪天候のため今朝になったようだった。自分も今日はこの先奥穂に登る。心して行かなければ。ヘリが上がると先に進めるように。6:36に穂高岳山荘到着。小屋の前には多数のザックがデポされ、多数の登山者がめいめいくつろいだり、出発前の準備をしていた。自分は既に出発から3時間経過していて、3時間分疲労していたので、ここで水分栄養をとりつつ、気持ちを入れ直して先にすすむ。朝の3時間が北穂-涸沢の岩稜だったので、決して楽なルートではなかった。小屋からはひたすら登ると奥穂高岳が見えてくる。朝一で厳しい岩場をこなしてきたので、小屋からの登りは楽に感じた。7:20に奥穂高岳到着。狭い山頂は人が多くて写真を撮ることもままならない。自分は3度目なので写真もそこそこに前穂方面に進む。ジャンダルム方面を見ると、既に頂上に立っている人が見えるし、これから向かう人も見える。ジャンダルムは2011年奥穂から西穂へ縦走する際に登頂しているが、その時はこれほどの人は見なかったように思う。昨今ジャンダルムも流行っているのだろうか。それほど簡単に行けるところではないと思うが。こちらは今日はジャンではなく前穂なので、時々振り返って写真でも撮りつつ前穂に向かう。
ここから先を過去歩いた時はガスで何も見えなかったことを憶えている。実際に写真が全然ないので、撮るまでもなかったということだろう。快晴無風の中吊尾根を進む。周囲の山はよく見えるし、振り返れば奥穂は聳えているし、今日は「絶好の登山日和」と言うしかないような天気だった。12年ぶりの穂高縦走にこのような好天を引き当てて感無量だ。吊尾根を進むと紀美子平に8:32に到着。ここでザックをデポし、サブザックに当座に必要な物だけ詰めて前穂に向かう。昨日北穂のテント場で話をした時、前穂は混みますよ、みたいなことを言われたが、果たしてそのとおりだった。デポしてあるザックは既に20ほどあり、これだけの人が既に向かっているか、降りてきているのだろう。自分もその列に加わる。ここも岩場の登りのため、ストックは要らない。登ると下りの人とのすれ違いをせねばならず、登り優先とは言え、狭くて岩がちな登山道なので、安全を確保しやすい人が譲っていた。眺めは相変わらず抜群。道を譲る間、足下を確保して周囲をよく見ていた。9:03に前穂高岳山頂に到着。前回訪問時はガスで何も見えなかったが、今回は全部見える。槍も見えるし涸沢も見える。来て良かった。生きてて良かった。ここでも撮った写真を自慢しようとスマホを取り出したが、またもや電波が不安定で送信できず。山で有利なドコモではなかったのか。今回はテント場以外では案外不安定なことが多かった。しばし山頂で眺めを楽しんだ後下りに取り掛かる。登っている最中から、ここは登りより下りが核心だな、と思っていたがやはりそうなった。登りの登山者が引きも切らない。待つ時間が長くなる。あまりに長い場合は、適当な岩の上に腰掛けて、奥穂方面や岳沢方面に見とれていた。9:46に分岐に戻る。結局1時間近く往復にかけてしまったことになる。人が多いので致し方ないだろう。
紀美子平の分岐から下り始めると、重太郎新道を上ってきた登山者と鉢合わせになる。ここでも登山道を譲り合うしかなかった。岳沢小屋から登ってきた人達だろうか、皆額に汗している。息を切らしている人も多い。ここも一度下っているが記憶がない。どんなところかと思ったが地図を見て理解。登山道が等高線を突っ切っている。これはしんどい。登りがきついのは言うまでもないが、下りもへたをすると滑落しそうで、慎重に降りるしかなかった。しかも多数の登山者とすれ違う中なので、待つ時間が長くなった。吊尾根の稜線を歩いていた時は、風はなくても暑さはあまり感じなかったが、重太郎新道を下り始めると暑さを感じるように。標高が下がっているだけでなく、風が全然吹かないのも暑さを感じる一因だろう。岳沢小屋宿泊組みとのすれ違いが一段落するとようやく自分のペースで歩けるようになったが、今度は自分の足が疲労してきて良いペースで歩くのが難しくなってきた。岳沢から見える焼岳や乗鞍岳など、景色は良いのだが、足がパンパンになってきて、スピードは最早出ない。11:39に暑い中岳沢小屋に到着。ここで昨日北穂の小屋で2リットル買った水をほぼ飲みきる。ちょうど良かった。この先コースタイムでまだ2時間あるので、少し給水してから進む。この先は等高線も緩むのでストックを取り出す。
岳沢小屋から下り始めて気付いたのは、外国人のハイカーが多いことだった。次から次へと登って来る。下山中の外国人登山者を追い抜くこともあった。そういえば岳沢小屋でくつろぐ西洋人もいた。上高地から比較的近くて眺めも良いので、半日トレッキングで来る人も多いのだろうか。外国人以外も当然日本人も多くて、その都度すれ違いに時間がかかる。それよりも時間の経過と気温の上昇のため暑くてたまらない。手足にしびれるような症状が出始め、熱中症かもしれないと自分でも思うように。小屋で給水した水をがぶ飲みして進む。この先わずかなところで熱中症なんてなりたくない。なんとか無事降りきって上高地の遊歩道着。土曜日の昼間なので観光客多数。日本語以外も多く聞こえる。もうカオスの中心と言うしかない。昨夜の北穂のテント場が恋しくさえなった。さっさと先に進み、最後河童橋付近から穂高の写真を撮ってバス停に向かう。沢渡へ向かうバス停には13:35到着、既に列ができていた。これは乗車まで相当時間かかりそうだ、と思ったが、バスはひっきりなしに出ているようで、1本目はさすがに乗れなかったが、2本目に無事乗車。暑い暑い沢渡の駐車場に戻ってきた。岩見平はカラガラで、上高地で見た観光客の多くは、観光バスできているのだろうか、と思った。
久し振りの穂高だったが、涸沢含めやはり良いところだと再認識した。しかし上高地の混雑ぶりなど見ると、再訪を近いうちにする気にはなかなかなれそうもないが、穂高周辺も歩いていないルートは多いので、気分が変われば再訪もあると思う。
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