爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・八峰キレット・五竜岳 扇沢〜八方尾根
- GPS
- 23:15
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 3,041m
- 下り
- 2,539m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 8:11
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:48
天候 | 初日 晴れ午後よりガス 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根アルペンライン 片道1550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体としてよく整備されてますが、ペイントが黄色で疲れて来ると見落とし勝ちでした。 鹿島槍ヶ岳吊尾根 高度感がある痩せた岩場。 八峰キレット、G5、牛首 岩場、鎖と続きますが、技術よりも体力勝負といった印象。 五竜岳取付き山頂 ザレザレの急登から始まり後半ほぼ岩登りで体力的にキツイ。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯 日帰り700円 |
写真
感想
台風直前で荒天、計画変更も視野に入れての計画。
まさかの好天。
2日目は、ガスって欲しいと思ったほどの日差し。
扇沢→栂池高原という後立山連峰縦走でしたが、日程の問題で前回栂池高原〜八方尾根。
今回、別パーティで扇沢→八方尾根でログが繋がりました。
期待どおり最高だった鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳。
アップダウンの激しい八峰キレット。
ゴリゴリのG5、牛首。
今回一番厳しいかった、五竜岳の登り。
百名山一筆書き田中陽希さんの
五竜岳さんあなた険し過ぎますよ
ってのが、身に沁みて分かりました。
〜〜〜
昨年、剱・立山を縦走した際に向かいで気になった後立山連峰。
同じメンバーで行って参りました。
昨年の剱・立山同様、台風直前。
1日山行を巻いた昨年。
いやな予感で木曜夜に東京出発。
4時30前に扇沢橋駐車スペースに到着も、既に7割埋まってました。
初日は冷池山荘まで。
比較的ゆとりある行程で荷揚げのヘリを見ながらの登り。
針ノ木・蓮華岳の周回も良さそうだと思いながら、種池山荘に到着。ピザはお休み中、、、残念。
休憩中に小屋番さんから、
「ヘリが来ますので、山荘の中にお願いします」
と。
小屋の目の前に荷降ろし。
凄いものみた。
帰って行く様も凄い角度。
爺ヶ岳は優しい感じ。黒部五郎岳を小さくしたような山容。
段々とガスが上がって来ましたが、爺ヶ岳山頂から南部だけずっとポッカリ晴れ、ゆっくりと山頂を楽しめました。
ガスに見え隠れしていた冷池山荘も着いた時にはほぼガスの中。
テン場が遠いとの事前情報でしたが、許容範囲かと。むしろ道の片側切れ落ちてるところが危ないかも。
2日目は冷池山荘〜五竜山荘
百名山二座にキレットと濃い山行。
鹿島槍ヶ岳前衛の布引岳から中々の登り。
鹿島槍ヶ岳南峰までずっと続きます。
晴天のまま登頂。
後立山の南北稜線に、向かいは立山・剱岳、富士山と見晴らし最高。
吊尾根から一気に険しくなり、分岐からの北峰へも中々。
分岐からいよいよキレット方面へ。
キレット小屋はすぐに見えて、今日登った分をほぼ下りきると、八峰キレットです。
個人的には不帰のキレットの方が高度感があります。
勿論高いですが、緊張感はそこまで感じませんでした。
キレット小屋までは、良いペースでしたが、この先の小刻みなアップダウンとG5通過くらいでかなりの消耗が。
好天もこの暑さだと、体力持って行かれてます。
いよいよ五竜岳に取り付く直前が、登山道を外れたようなザレザレの急登。
ツレ2人は心が折れた様子…自分も中々でしたけど。
ずっと持って来るの忘れてたアミノ酸を久々に服用で何とか。
しかし、五竜岳取付きからほぼ岩登りの合間につづらで登り詰める感じ。
体力勝負過ぎます。
アミノ酸なかったらヤバかった。
1人先に登頂し、一息。
しばらく経ってツレの1人がフラフラと到着。
しばらく待ってましたが、分岐から来る様子がないので、戻ろうとすると、もう1人が到着。
途中ですれ違い。
もう1人は岩陰で沈黙。
確かにキツかった。
五竜山荘まではビールだと、軽快に下山。
五竜岳のテン場は20張と小さめで、前回の白馬頂上宿舎みたいに素泊まり覚悟でしたが、5時完全撤収条件で登山道の端を確保。
直ぐに受付して、ビール!
並びのテントの方々も話しやすく、登山後のビールも美味しかった。
夕陽が綺麗に焼けて、色々話していると、八方尾根に降りる方とご一緒する事に。
が、翌朝
「五竜登ってないので行って来ます」と。
そりゃ、
「ゆっくり行って来て下さい」
と。
残念だけど仕方ないなぁと思いつつテント撤収して、朝日と景色をゆっくり堪能してると、ガサっと大きな音。
熊!
遠見尾根分岐辺りからまっすぐハイマツ帯に駆け下りて見えなくなりました。
近い人は数メートルの距離だったのでは?
すげーもん見たと思いつつ、ボチボチ行こうとしたら、駆け下りて来る人が。
もう五竜から戻って来た。
はやい。
五竜山荘〜唐松山荘は牛首が有名ですが、中々の岩登りが楽しめました。
昨日感覚からするとあっという間に唐松山荘に。
晴天で八方池からの景色も楽しみつつロープウェイ駅に到着。
色々あってキツかったけど楽しい山行になりました。
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