乾徳山(岩場のある山講習下見)

2019年09月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 7.5km
• 登り: 774m
• 下り: 775m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:04

6:23 大平牧場駐車場
6:42 6:47 林道乾徳山南の駐車スペース
7:59 8:01 月見岩
8:04 8:05 扇平
8:38 8:50 髭剃岩
9:12 9:21 乾徳山
9:24 9:26 水ノタル
10:27 10:30 高原ヒュッテ
10:44 10:44 国師ヶ原
11:11 11:11 林道乾徳山南の駐車スペース
11:26 11:26 大平牧場駐車場
11:27 ゴール地点

大平から道満尾根取り付きまでの道が林道と登山道が交叉して迷うほどではないが少しわかりにくい。ピークから高原ヒュッテへの近道は、決して道が良いわけではないので、それなりの覚悟が必要。下りが苦手な人は苦労しそう。かといってクサリ場を下るのも楽ではないだろう。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大平高原の大平荘、有料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

道標は豊富。道も整備されすぎでもなく、悪いというほどの箇所もない。
クサリ場の岩は磨かれすぎてフリクションが効きづらいところが難。
クサリを使えば問題ないが、頼りすぎてもつまらない。

その他周辺情報

大平牧場は民宿とも廃業(飲料の販売のみ)となり、かつての牧草地をメガソーラーの太陽光パネルが埋め尽くす。
下山後は、都心方面なら大菩薩ラインを使えば「大菩薩の湯」「のめこい湯」など日帰り入浴施設が豊富。

写真

9/8 6:15

午後から台風の影響出そうなので短時間で登れる大平高原から

9/8 6:15

駐車場800円

9/8 6:42

駐車場から30分ほど歩くと林道の途中に登山口の大きな表示板がある。ここから2時間半は魅力

9/8 6:51

林道を歩いたり山道を歩いたり

9/8 7:02

徳和峠からの登山道と合するところから道満尾根

9/8 7:10

国師ヶ原・高原ヒュッテに続く林道から分かれて尾根伝いの登山道へ

9/8 7:24

道満尾根の途中で視界がひらけ南アルプスが見える

9/8 7:25

ほぼ真南には富士山も見える

9/8 7:39

道満尾根は概して緩やかな登りが続く

9/8 7:40

岩混じりの道になれば扇平は近い

9/8 7:53

樹林を抜けて草原になり視界がひらけたら、そこが扇平の下端

9/8 7:56

北西方向に扇平、乾徳山が見える。駐車場からここまでわずか1時間半

9/8 7:56

台風直前の快晴

9/8 7:57

9/8 7:57

白峰三山もよく見える

9/8 7:58

左から綺麗な三角錐の聖岳、右へ赤石岳、東岳

9/8 7:58

ウメバチソウ

9/8 7:59

ここは徳和からの道との分岐点でもある

9/8 8:01

アザミにとまったヒョウモンチョウ

9/8 8:04

草原の上端、少し平らになったこの辺りを扇平というようです

9/8 8:04

キツネはいないと思うんだけど…カワイイ

9/8 8:05

確かにね。と思う

9/8 8:07

乾徳山ピークへの登りの始まり

9/8 8:25

チョックストンのガリー。初めての岩場らしい登り

9/8 8:33

カミソリ岩は中に入って向こう側を見たというレポートもよくありますが

9/8 8:35

私には狭すぎて奥まで行けず

9/8 8:38

鎖もなく、ガバホールドで難しくないけれど岩登りとして面白いポイント

9/8 8:39

登って振り返るとまたまた富士山

9/8 8:40

富士山の左の方にスタート地点の大平高原のメガソーラーが見えます

9/8 8:41

登った岩の裏を鉄梯子で下りる

9/8 8:43

カミナリ岩、だんだん本物っぽい岩場に。クサリあり

9/8 8:45

クサリは2箇所にある。どちらもホールド、スタンス豊富。若干右が登りやすいかな

9/8 8:47

登って上から覗くと一番下は見えない。30mが三段に分かれてる感じ

9/8 8:48

どんどん視界がひらけてくる

9/8 8:49

これは登りません。ルートの左に見える側壁

9/8 8:51

どこにでもありがち

9/8 8:57

先ほどの白峰三山が左端、右へ鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳まで見える

9/8 8:57

引いて見ると、南アルプスが一望とよくわかる

9/8 8:57

南アからずっと左に目をやると台風が近づいてきたのか、雲に包まれ始めた富士山も

9/8 9:02

なんだ迂回路もあるのか

9/8 9:03

最後のカベ、鳳岩。無理して登らなくても迂回路があります

9/8 9:03

核心というべきクラックのある凹角。ホールド少なく、散々磨かれてツルツルのクラックも足を入れるほどではないのでスタンスにしにくい

9/8 9:09

登り終えて上から覗いた図。核心は下半分。左に黒い影になって見えるレッジまで登れれば◯

9/8 9:09

クサリを最上部まで登ったら頂上の広場

9/8 9:09

山頂が全て岩なのでアルペン的でイイね

9/8 9:10

岩峰のピークに祠って、雰囲気出ます

9/8 9:11

北西方向は奥秩父国師ヶ岳、北奥千丈岳など。金峰山の五丈石も見えます

9/8 9:12

五丈石はアップにしないと

9/8 9:12

南西に南アルプス

9/8 9:12

南に富士山

9/8 9:14

雲がどんどん増えてきたので下ります

9/8 9:17

黒金山方向へ下山。いきなりのハシゴ下り

9/8 9:17

そのあとすぐにクサリ場下り

9/8 9:19

結構な岩のルートです

9/8 9:24

イワインチン？

9/8 9:25

ここで黒金山への稜線から下山路へ

9/8 9:26

まさか薮じゃないだろうなと思わせる下山路の入り口

9/8 9:28

ガレ場の急下降とはこのことか、実際もっと急な箇所ありました

9/8 9:28

樹林越しに乾徳山の東面の岩壁が見える

9/8 9:36

下ってきた道を振り返る

9/8 9:36

ようやく南へトラバース気味に下り始める

9/8 10:00

オオカメノキは初夏に白い花を咲かせ、その実が赤から黒になる秋には紅葉します

9/8 10:03

高原ヒュッテへの近道と思ったけど、決して道が良いわけではなかった

9/8 10:06

少しずつ道らしくなっていきます

9/8 10:26

なだらかで深い樹林帯になるとヒュッテは近い。けれど地形が読みにくく道迷いの可能性もあるので注意

9/8 10:26

高原ヒュッテが見えてホッとする

9/8 10:27

高原ヒュッテという名の避難小屋。とても綺麗に維持されてます

9/8 10:28

注意書き。冬にきてみたい

9/8 10:28

バイオトイレが贅沢に三基も。冬は使えないそうです

9/8 10:29

ここからはもう1時間もあれば下れるので、小屋前のテラスでゆっくり休憩

9/8 10:42

目の前はシラカバとマルバダケブキが咲き乱れる静かな草原

9/8 10:43

9/8 10:43

マルバダケブキ(マルバノチョウリョウソウ)

9/8 10:43

花も葉も大きくて、そこら中にわがもの顔で突っ立ている

9/8 10:44

可憐さは微塵もない感じ

9/8 10:44

ヒュッテの先で徳和からの登山道と大平への林道が十文字に交叉する

9/8 10:45

道標をよく確認しましょう

9/8 10:45

大平を目指します

9/8 10:55

木漏れ日を浴びながら林道をゆく

9/8 10:55

緊張感のない林道歩きが続く

9/8 10:57

あっという間に登りで尾根に取り付いたポイントに

9/8 11:01

道満尾根で徳和に下りるルートも

9/8 11:07

次々と見覚えのある場所を通過し

9/8 11:08

最後に山道を下れば登山口は間も無くだ

9/8 11:13

道標に赤とんぼ

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

RICOH WG-60 リコー

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 タオル ストック ナイフ

感想

Forester9241

大平からのルートは往復で2時間の短縮になるので岩場を中心に楽しむなら、こっちの方が時間的余裕が生まれる。登高標高差も500mも稼げる。ただし、クルマがないとバス路線がないのでタクシーになる。
天気さえ良ければ爽快な1日になる楽しめる山。