記録ID: 2012183
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
前穂高岳〜明神岳(1〜5峰)・・バリ道をガイド山行で
2019年09月07日(土) ~
2019年09月08日(日)
sht
その他8人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 18:38
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,953m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:12
6:58
2分
大正池バス停
15:10
2日目
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 10:27
天候 | 1日目:快晴 14℃〜20℃ 2日目:晴れ 前穂8℃〜明神5峰18℃・・その後は真夏のような日差しで残暑厳しい1日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大正池〜明神橋の遊歩道と岳沢小屋への登山道は、よく整備されていて全く問題ありません 岳沢小屋から前穂への重太郎新道は、かなり急登で岩場もありますが、一般道としてよく整備(マーキングや鎖・梯子)されているので、慎重に進めば特に問題ないと思います 前穂から明神1〜5峰への主稜縦走路は、初級とは言えバリエーションルートで、道標・マーキングは無くて浮石や動く岩だらけのガレザレ道 岩稜も、一般道なら当然のようにつけられるペンキマーク・鎖・梯子が無いので、岩場の難易度としては3級程度でそれ程難しくはないものの、登るラインのルーファイやロープ等による自力での安全確保が必要なコース・・自分レベルには熟達者のサポートは必須と感じました 核心部は2峰の登下降で、信頼性は不明ながらお助けロープや懸垂下降用の支点もあり・・ガイドさんによれば、今回は3級程度の岩場を通過したが、ルート取りによってはいくらでも難しくなるとのこと 岳沢への下山につかった南西尾根も、ハイ松や灌木のヤブ・残置ロープのある岩のヤセ尾根・疲れた脚にコタえる急坂等で侮れず・・ガイドさんはヤセ尾根の残置ロープは信用せず、自前のロープ2本を設置してセルフビレイを取りつつ通過しました |
その他周辺情報 | 岳沢小屋(2食つき1万3百円)・・小屋の設備はバイオトイレなど快適ながら、消灯まで盛り上がる隣室グループにはやや辟易 |
写真
感想
今回は、いつも上高地〜奥上高地の梓川沿いから眺めるだけだった明神岳(1〜5峰)の主稜を、前穂高岳から縦走しました。
明神岳主稜は、初級バリ道とは言え危険を伴う岩稜コースなので、無理せずパワーゾーンのガイド山行のお世話になることに。
実際のコースは、岩場のライン取りさえ間違えなければそれ程難しい岩場ではなかったものの、ルーファイを誤って進退窮まる状況もあり得るコースでした。自分のレベルでは、より安全に通過できるガイド山行を選択して結果的に正解だったと思います。
天気の方は、心配された台風15号は幸いにも東方へ逸れてくれ、直撃された関東東北の方々には申し訳ありませんが、今年最高のドピーカン山行に。上高地や前穂〜明神の稜線から大展望を満喫でき、岩の感触もタップリ楽しめた満足の山行となりました。
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