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Yamareco

記録ID: 201294
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

残念、奥袈裟丸三角点で引き返し、群界尾根ルート

2012年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:25
距離
14.0km
登り
1,393m
下り
1,398m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:58登山口-8:25八重樺原-8:53境の十二様-
9:50後袈裟丸山-10:15前袈裟丸山-10:47後袈裟丸山-
11:14中袈裟丸山-12:09三角点-12:15引返し点-
12:24三角点-13:14中袈裟丸山-13:42後袈裟丸山-
14:32境の十二様-15:01八重樺原-15:24登山口

総山行時間:7時間26分

ルートはGPSデータを利用(20秒間隔)。天気が悪く、衛星補足が心配でしたが、尾根中心だったためか、往復路のデータがほぼ重なる結果(精度が高い)となりました。
天候 曇りときどき晴れ、周囲はガスガス
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
群界尾根登山口
登山口の路肩に6台ほどの駐車スペースあり。

早朝、国道122を沢入で曲がり塔の沢登山口を目指しましたが、手前数キロで「落石通行禁止」になっていました。数台の車が停まっていましたが、ここから袈裟丸山を目指す体力に自信が無かったので、群界尾根登山口を目指し車を走らせました。

国道122を大滝方面に曲がり、大滝入り口を横に見て、群界尾根登山口/折場登山口分岐を左折(右折は通行止め)。小枝や小さな石が落ちており対向できない場所が多いので注意しながら、いつものようにガンガン走りました。

コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口にあり、用紙・ボールペンが準備されていました。

登山道は基本的に一本道ですが、たまに変な方向に向いている踏み跡があります。たいていは、方向や道の濃さで正しい道が分かりますが、尾根沿いの登りと巻き道の分岐の場所では、自信が無ければ尾根沿いの登りを選択するといいと思います。

1mを超える笹やぶがあちこちにありますが、真下を見ていれば踏み跡がわかります。慣れてくると、足首だけ笹が当たらないのを確認してずんずん歩くことができます。ただし、中袈裟丸山から北の笹原では、往復ともに踏み跡を見失ってしまいました。そのときは稜線方向に歩き、稜線に沿って歩いていると踏み跡が出てきます。

八反張の崩落地は昨年7月より大きくなったような気がします。普通だと落ちることはまず考えられませんが、雪や雨で滑ってしまったら、100m以上の崖下までまっしぐらなので、厳重注意です。
狭い道を走り最後の分岐。右に行くとは折場登山口で通行止めになっています
2012年06月24日 07:37撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 7:37
狭い道を走り最後の分岐。右に行くとは折場登山口で通行止めになっています
登山口の登山ポスト、対面に駐車スペース
2012年06月24日 18:15撮影
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6/24 18:15
登山口の登山ポスト、対面に駐車スペース
案内図
2012年06月24日 18:23撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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案内図
いきなりの階段
2012年06月24日 18:23撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 18:23
いきなりの階段
稜線に到着すると一面の笹原
2012年06月24日 08:14撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 8:14
稜線に到着すると一面の笹原
ゆるいピークに三角点、案内図には八重樺原1415m、(三等三角点:赤子沢、標高:1415.08)
2012年06月24日 08:25撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 8:25
ゆるいピークに三角点、案内図には八重樺原1415m、(三等三角点:赤子沢、標高:1415.08)
三角点のあとのコルから。左から後・前袈裟丸
2012年06月24日 08:29撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 8:29
三角点のあとのコルから。左から後・前袈裟丸
境の十二様は小さな祠だけでした
2012年06月24日 08:53撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 8:53
境の十二様は小さな祠だけでした
急登
2012年06月24日 18:24撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 18:24
急登
シロヤシオが頑張れと言っていました
2012年06月24日 09:18撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 9:18
シロヤシオが頑張れと言っていました
まだまだ急登
2012年06月24日 09:20撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 9:20
まだまだ急登
はなびらがわからない花で葉の形から、シロバナイカリソウではないでしょうか
2012年06月24日 18:26撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 18:26
はなびらがわからない花で葉の形から、シロバナイカリソウではないでしょうか
岩のところも少しありました
2012年06月24日 18:26撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 18:26
岩のところも少しありました
残りシャクナゲが慰めてくれます
2012年06月24日 21:10撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 21:10
残りシャクナゲが慰めてくれます
赤城山がガスでかすんでいます。肉眼では鍋割山がかすかに確認できました
2012年06月24日 09:43撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 9:43
赤城山がガスでかすんでいます。肉眼では鍋割山がかすかに確認できました
なんとなく後袈裟丸山に到着
2012年06月24日 21:12撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 21:12
なんとなく後袈裟丸山に到着
笹原を抜けると展望が開け、前袈裟丸山
2012年06月24日 09:56撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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笹原を抜けると展望が開け、前袈裟丸山
4人グループとすれ違い、沢入の通行止めから歩いたそうで、登山口まで1時間かかったそうです
2012年06月24日 09:57撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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4人グループとすれ違い、沢入の通行止めから歩いたそうで、登山口まで1時間かかったそうです
ユキワリソウがいっぱい咲いていました
2012年06月24日 21:38撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 21:38
ユキワリソウがいっぱい咲いていました
庚申山でもそうでしたが、ユキワリソウが咲くところにはこの黄色い花が咲いています。庚申山のログではキジムシロと書きましたが、丸い3枚葉の形から、普通のヘビイチゴではないでしょうか(花の形ではなく、葉のつき方・色・形で同定するそうです)
2012年06月24日 21:13撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 21:13
庚申山でもそうでしたが、ユキワリソウが咲くところにはこの黄色い花が咲いています。庚申山のログではキジムシロと書きましたが、丸い3枚葉の形から、普通のヘビイチゴではないでしょうか(花の形ではなく、葉のつき方・色・形で同定するそうです)
八反張に一輪だけ咲いていた白い花。おいしい実になるイチゴが咲いているはずもなく、シロバナヘビイチゴでしょう
2012年06月24日 22:29撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 22:29
八反張に一輪だけ咲いていた白い花。おいしい実になるイチゴが咲いているはずもなく、シロバナヘビイチゴでしょう
八反張の崩落地、右下ははるか下まで続く崖です
2012年06月24日 21:14撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 21:14
八反張の崩落地、右下ははるか下まで続く崖です
シャクナゲの森を抜け
2012年06月24日 10:10撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 10:10
シャクナゲの森を抜け
前袈裟丸山、ガスで遠方は全く見えません
2012年06月24日 10:16撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 10:16
前袈裟丸山、ガスで遠方は全く見えません
後袈裟丸山もガスに埋もれました
2012年06月24日 10:19撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 10:19
後袈裟丸山もガスに埋もれました
中袈裟丸山方面に少し進んだ展望地点、小丸山と前袈裟丸山が少し見えています
2012年06月24日 18:17撮影
6/24 18:17
中袈裟丸山方面に少し進んだ展望地点、小丸山と前袈裟丸山が少し見えています
イワカガミがちらほらと咲いていました
2012年06月24日 10:59撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 10:59
イワカガミがちらほらと咲いていました
中袈裟丸山に到着、ここまでは後→前袈裟丸山と同じような登り返しです
2012年06月24日 11:14撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 11:14
中袈裟丸山に到着、ここまでは後→前袈裟丸山と同じような登り返しです
地図が無く、偽ピークを2つ越して、さびれた三角点を発見。山名標も何もなく展望すらなく、さみしい山です
2012年06月24日 12:09撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 12:09
地図が無く、偽ピークを2つ越して、さびれた三角点を発見。山名標も何もなく展望すらなく、さみしい山です
さらに北に行きましたが、登り返す山が見えません。帰る体力を残しておきたかったのでここで戻りました。でも、あと少しで奥袈裟丸山だったようで、非常に残念です
2012年06月24日 12:15撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 12:15
さらに北に行きましたが、登り返す山が見えません。帰る体力を残しておきたかったのでここで戻りました。でも、あと少しで奥袈裟丸山だったようで、非常に残念です
とりあえずシャクナゲ
2012年06月24日 12:16撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 12:16
とりあえずシャクナゲ
ミツバオウレンは、後袈裟丸山から北の尾根のあちこちで咲いています
2012年06月24日 21:42撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 21:42
ミツバオウレンは、後袈裟丸山から北の尾根のあちこちで咲いています
イワカガミが2mほどの岩の上に群生していました
2012年06月24日 12:48撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 12:48
イワカガミが2mほどの岩の上に群生していました
中袈裟丸山で座り込んで背もたれにした木の根元をみると赤い点々が。拡大すると、コナアカミゴケ(粉赤実苔)でした
2012年06月24日 21:20撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
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6/24 21:20
中袈裟丸山で座り込んで背もたれにした木の根元をみると赤い点々が。拡大すると、コナアカミゴケ(粉赤実苔)でした
最後の下り直前、倒木で作られた通路
2012年06月24日 14:42撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 14:42
最後の下り直前、倒木で作られた通路
階段部は7か所ぐらいでしょうか。最後の階段で登山口の道路が見えました
2012年06月24日 15:20撮影 by  Canon PowerShot A2200, Canon
6/24 15:20
階段部は7か所ぐらいでしょうか。最後の階段で登山口の道路が見えました
撮影機器:

感想

先週の庚申山に続いて、今日は袈裟丸山を寝釈迦の塔の沢コースを歩く予定で家を出発。後袈裟丸山までのルートを頭に入れ、一本道ということもあり地図は印刷せずにやってきました。
国道122を(南から)草木湖を抜け沢入を左折して10分ほど走らせると、目の前にいきなり通行止めがあり、「落石、通行止め」とのこと。横を見ると車が4台ほど停まってます。でも、カーナビでは塔の沢登山口まで、まだかなりの距離がありそうです。往復8時間は超えそうなので、ここからの登山は諦めることにしました。
そこで群界コースに変更することに。草木湖ダムを過ぎて大滝方面の小中地区に曲がり、途中から狭い道が続き、最後の分岐からすぐのところに登山口と駐車スペースがありました。結構飛ばしたので30分ぐらいで回り込みができました。
残念だったのは、登山口の案内図(後袈裟丸山の案内図も)には奥袈裟丸山が地図上に書かれていなかったこと。後袈裟丸山からどれぐらいピークを越えたらいいのかわからず、とりあえず歩くのってめちゃしんどかったです。
後袈裟丸山から三角点の場所までは後袈裟丸山と前袈裟丸山に行くルートを4回繰り返すほどの感じがあり、北には登り返すような標高の山がすぐ近くには見えなかった(ように思った)ので、Uターン。あとでルートマップを見たら、あと10分ほどで奥袈裟丸山に到着できたことが分かり、非常に残念でした。まあ、近いこともあるので、宿題ということでいつかリベンジしたいと思います。

花の名前はわかっているものもありますが、とりあえず名前は書かずにレコを登録します。少しづつ名前は修正していきたいと思います。
花名追加・修正しました(2012/6/27)。

ここ最近、袈裟丸山の登山レコがネットに上がってこないので不思議に思っていましたが、今日行ってメインの登山口までが通行止めになっているとのこととであり、やっと合点がいきました。

この日に会ったのは、小学生の男の子の3人家族を後袈裟丸山直前で追い抜き、沢入から歩いてきた4人の若者(僕よりは若い)と八反張ですれ違い、帰りに後袈裟丸山を群界尾根コースで着ていた2人連れを、十二様の南で追い抜きました。

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