南岳〜大キレット〜北穂高〜奥穂高 縦走。北ア主稜線 数珠つなぎの集大成
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:46
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,810m
- 下り
- 3,800m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:32
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:09
天候 | 13日 昼は高曇りで槍の眺望もあり。夕方は雲がとれ素晴らしい夕日に。 14日 12時頃まで快晴。その後雲が湧いてきたようだが、それでも良い天気。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは松本まで出てあずさで帰京、 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレット 北穂奥穂間は滑落もさることながら落石が怖い。A沢コルですれ違った人と話していたら上部より大き目な落石発生。登られていた方をかすめて肝を冷やした。 |
その他周辺情報 | 三連休の上高地はやはり混んでいる。一日目に整理券をとっておいて(かつ、その時間に下山でき)良かった。 |
写真
装備
個人装備 |
テント: Big Agnes フライクリークEx1
シュラフ: montbell ダウンハガー #3
マット: サーマレスト NeoAir S
レインウェア: Finetrack エバーブレスフォトン
防寒着: mont-bell EXライトウインドパーカ・mammut GRANITE Hooded Jacket
ザック: North Face FP40
|
---|---|
備考 | ダウンジャケットを忘れたが、薄手のジャケット×2でテント場では何とかなった。 シュラフはモンベルの#3ではやや寒く、スタッフバッグに足を突っ込んで寝た。 |
感想
白馬から穂高まで稜線をつなぐ山行の締めくくり。大キレットおよび北穂奥穂間の縦走へ。北上の場合、北穂の北壁と、涸沢岳から北穂側へ斜面が下りとなり難易度が高そうだったので、一日目に頑張って上高地から南岳に登り、南下のコースに。南岳までは体力があれば問題ないと思います。ただ、曇りだったため水の補給を見くびり、天狗池からの登りで水がなくなってしまい、最後脱水気味で辛くなってしまいました。反省です。
大キレットは南岳からの下りは特に問題なし。長谷川ピークあたりは確かに間違えたらあの世行きですが、補助がたくさんあり三点支持を守れば大丈夫だと思います。北壁も補助があるので登る分には問題なかったですが、A沢コルですれ違った人と話しているときに発生した大きめの(人の頭より大きい石)人工落石が先行していた方をかすめ、落石させないほうも含めて細心の注意をしながらの登りとなりました。あたったら怪我では済まなそうな落石を見て、あらためてその恐ろしさを実感しました。
北穂から奥穂の間は聞いていたほど難しさは感じず、体力的にはきつかったので、鎖に頼ったところもありましたが、大キレットより難しいという印象はありませんでした。奥壁バンドもどこだかわからず。
涸沢岳を登ると、難所を抜けたので後は奥穂、吊尾根だけかという感覚に。ちょっと感覚がおかしい気もしますが、実際特に難しいところはない感じでした。
重太郎新道の激下りは長いものの、聞いていたほど危ない下りには感じませんでした。ただし、疲れた体なのでの下りは気を引き締めて。
自分の中では距離・難度ともに一泊二日で行けるところまで行った感覚で、北ア長野側主稜線数珠つなぎの締めくくりに相応しい山行とすることができました。天候にもめぐまれ(2日目は特に快晴でヤマテンさんに良い意味で裏切られました。)最高の山行でした。自分ではよくやったつもりですが、A沢コルや涸沢でお話した単独の方は夜通し新穂高温泉から飛騨沢を登り、大喰、中岳、南岳、北・奥・前穂高と3000m 6峰を日帰り縦走とのこと。すごい人もいると驚愕しました。
私はA沢コルでお話させてもらい、落石発生時に一緒にいた者です。
あの落石は恐ろしかったですね。
怪我人がでなくてほんとに良かった。
短い時間でしたがお世話になりました♪
これからもお互い安全に山を楽しんでいきましょう(^^)
コメントありがとうございます。あのときはありがとうございました!恐ろしさを共有できて、気が紛れたと思います。というかお話していなければ、北壁に取り付いていて危ない目にあっていたかもしれません。
天候恵まれ素晴らしい景色でしたね。そして、お互い無事に下山できてよかったです。
ちなみにあのときもう一人いらっしゃった方、道中何度かお話したのですが、先週は雲ノ平-鷲羽-水晶-黒部五郎を日帰り。あの翌日(15日)は雨飾山へ向かうとのことで、超人でした。どこかで記録をお見かけしたら教えて下さい!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する