オサバグサの花が咲く鬼怒沼山(きぬぬまやま)と鬼怒沼湿原
- GPS
- 10:35
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
女夫渕温泉駐車場7:15―8:45八丁の湯温泉―9:00加仁湯温泉―9:15日光沢温泉―9:35丸沼分岐―10:05オロオソロシの滝展望台―11:45鬼怒沼入口(お昼)12:15―鬼怒沼南端―12:30鬼怒沼北分岐―13:05鬼怒沼山13:10―14:00避難小屋―鬼怒沼南端―14:20鬼怒沼入口―15:35オロオソロシの滝展望台―16:00丸沼分岐―16:20奥鬼怒温泉郷日光沢温泉―16:30加仁湯温泉―16:40八丁の湯―17:50女夫渕温泉駐車場
・標準コースタイム 8時間45分
女夫渕駐車場(80分)奥鬼怒温泉郷八丁の湯(20分)日光沢温泉(10分)丸沼分岐(30分)オロオソロシの滝展望台(90分)鬼怒沼南端(15分)鬼怒沼北分岐(50分)鬼怒沼山頂(40分)避難小屋(15分)鬼怒沼南端(60分)オロオソロシの滝展望台(20分)丸沼分岐(10分)奥鬼怒温泉郷日光沢温泉(15分)八丁の湯(70分)女夫渕駐車場
・コースタイムが10時間35分とロングコース。遅くても女夫渕温泉駐車場を6時頃にはスタートするべきでした。
・標高2141mと鬼怒沼山の鞍部には少し残雪があります。残雪を過ぎると「台倉高山と帝釈山」のオサバグサの様な群生ではありませんが、コース両脇にオサバグサの花が咲いていました。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇都宮5:00―今市―鬼怒川温泉―川治温泉―7:00女夫渕温泉駐車場 復路=走行距離100km 女夫渕温泉駐車場18:10―川治温泉―鬼怒川温泉―今市―20:20宇都宮 *今までは宇都宮から3時間ぐらいかかっていましたが、道路が良くなり(トンネル等完成)2時間で着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■駐車場等の情報 ・女夫渕温泉駐車場 駐車スペースは100台位可。バス停、タクシー乗り場、公衆トイレがあります。 登山ポストはありません。 ・水場は、日光沢温泉(水量豊富)にあります。 |
写真
感想
・丸沼分岐付近でソロの女性とすれ違う。女性は、尾瀬の鳩待峠からテント泊で縦走してきたとの事。このコースは熊の生息地。すごい女性です。怖くないのですね。また、オロオソロシの滝展望台付近で大清水から縦走してきた男性3人パーティに会う。皆さん山を堪能されています。(どちらの方にも拍手)
・下山時、オロオソロシの滝展望台にて、黒岩山(栃木百名山)からの下山途中の3名(男1女2)のパーティに会い前日、日光沢温泉に宿泊、今朝4時30分出発されたそうです。女夫渕温泉着が同じでしたので、今日の歩行時間は13時間20分(前日は約2時間)≒15時間20分との事。凄い体力です。
鬼怒沼山メモ
・栃木百名山に選定されている。
・群馬県片品村と栃木県日光市栗山の県境に位置している。
・地形図は三平峠、川俣温泉。
・鬼怒川の源流にふさわしい水量とともに轟音をたてて流れる鬼怒川沿いに高度を上げる。丸沼分岐からは樹林帯の中に入ると川の流れの音は無くなる。
・鬼怒沼山頂は、樹木に囲まれて展望は良くない。
・ウラジロモミの原生林の中、アスナロの大木やトウヒ、シラベなどの樹木が多い。
見られた樹木
(マツ科)ウラジロモミ・シラビソ(シラベ)・トウヒ
(ヒノキ科)アスナロ
(カエデ科)ハウチワカエデ
*鬼怒沼湿原
(大きさ)
・東西410m、南北720m。
・大小250の池塘が点在。昔、この池塘は火口であった様です。
・標高2000mを超える高層湿原で尾瀬ヶ原よりも600m高い。
(花)
・現在チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ等の花が咲いています。
・これから(6〜8月)ヒオウギアヤメ、ワタスゲ、キンコウカの花が咲きます。
・ミズバショウは湿原の北側、物見山付近に群生しているので見られなかった。
(湿原からの展望)
・北に燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、近くに物見山、鬼怒沼山手前の2141m峰。
・南に根名草山と日光白根山の眺望があります。
鬼怒沼山でもオサバグサが見られるのですね。
もうすっかり雪がなくなっていよいよ花の季節ですね。
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