中央アルプス縦走 越百山~空木岳
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- GPS
- 35:36
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 3,375m
- 下り
- 3,437m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:11
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 12:37
天候 | 晴れ&雲海 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百高山が2つある越百山から空木岳の縦走にトライ。
当初の計画では擂鉢窪避難小屋泊として、水場がないので水を持っていかないといけないのと、越百小屋に聞いたら満員と言われたので、これは避難小屋も混むかも!避難小屋に入れないと困るのでテントも持ち上げようと荷物いっぱいでスタート。
本来の駐車場まで車で入れないので、かなり手前から林道を歩きます。荷物が重い・・・。登山口から越百山へ登っていきます。登山道は歩きやすく整備されていて、水場の水も大丈夫でした。
途中までは順調に高度を上げていきましたが、途中から重さに耐えかねて疲れてしまい、やっとのことで越百小屋へ。
越百小屋、トイレがものすごくきれい。八ヶ岳をのぞいたら山でこんなきれいなトイレってあまりないかも。おじさんも素朴でとてもいいかんじの小屋でした。
ここで小休止してから、避難小屋まで再スタート・・・のつもりが越百山の山頂についたところで、参加メンバーの体調とか私も疲れたし、これから2つのピークを越える気力なし・・・で山小屋は満室だし予約していないし、でビバークとなりました。
山頂で景色を見ながらくつろぎ、お酒を飲んで、お昼寝してと贅沢な時を過ごしていると、ガスが下がって見事な雲海になりました。南アルプスも見え始め絶景。日が沈む前にはブロッケンが。3人で近寄ってみたら3人の影が3重の虹に。避難小屋まで行きつけなかったけれど、結果オーライでした。本来はビバークしてはいけないんだけど・・・
夜は雲海に浮かぶ満月、南アルプスから登る朝日を見て出発。
駒嶺ヒュッテか木曽殿山荘までは水場がないので、やっぱり水が重いけれど、食材が減ったのでちょっと楽。でも仙涯嶺の登りはきつかったなぁ・・・
そこから南駒ケ岳まで来ると本来の宿泊地の擂鉢窪避難小屋が見えた。リーダーはここに泊まりたかったけど、そこまで行けなくてごめんなさい。やっぱりこの荷物を持ってでは絶対無理です。と心の中で思いながら進みます。
南駒ケ岳から赤梛岳は割とすぐ。そこまで来れば駒石を目印に空木岳が見えてほっとする。空木岳への登りはゆるやか。やっと到着してもう登らなくてもいいと思うとホッとする。ここまでのコースは難しくはないけれど、印がすくないので何回か間違えたりしました。
空木岳の下りがすこしやらしいカンジ。下りきってやっと水分補給できました!
もう喉カラカラ。でもジュースより、小屋から少し下った義仲の力水の方が冷たくておいしかったという・・・
あとは下るだけ。でもこのルートはトラバースが多くて、少し荒れ気味。一か所危険テープが張ってあったり。とにかく延々と下る、北沢の橋を越えると登りもあってうんざり。やっとついてうさぎ平からは林道歩き。長いとは思っていたけれど、途中でダムまであと7キロの看板を見て絶句。100メートル毎に立っているかと思えば、忘れたころに立っていて、まだ半分以上ある・・とか暗澹たる思いで歩く。6時前にやっと駐車場に到着、林道もつらかったなぁ。
苦しいこともありましたが、何はともあれ絶景を見られてよかった。重い荷物を運んでくれたリーダーとYさんに感謝。
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