晴天の槍ヶ岳 一ノ沢〜貧乏沢〜北鎌尾根〜東鎌尾根
- GPS
- 29:40
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 4,498m
- 下り
- 4,495m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:33
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:25
天候 | 14日 晴れ 15日 晴れ 16日 霧雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
晴れ予報の3連休で混んでいるのを覚悟で北鎌尾根へ。
中房温泉からが王道ですが、人気の燕岳なので駐車場に停められないと思い、
常念岳登山口の一ノ沢からとした。早朝4時過ぎに駐車場に着くとすでに満車状態。
軽自動車なので隙間に駐車できた。準備してヘッデン点けて出発。登山口手前の路肩に
駐車の空きスペースが合ったが、空いているか分からないので、この賭けは選べないかな。
沢筋を淡々と歩き、最終水場でちょっと不安だったが1L水を汲む。3時間半で常念乗越に
登り上げるとピーカンの槍ヶ岳の絶景がすばらしい!大休憩しながら北鎌尾根を眺めると
やっぱり遠いと感じる。横通岳に登り2時間で大天荘に着いた。下って大天上ヒュッテで
貧乏沢の情報を聞くと今年は、歩いてないので情報無し。20分ほど歩くと貧乏沢入口の
看板に着き、少し藪漕ぎすると明確な踏跡が出てきて下っていく。結構な急斜面で慎重に
下ると水流がある沢筋に合流。やっと水確保できて良かった。沢筋を下っていくと左岸に
巻き道があり全体の8割は、こちらを下っていく。一気に標高差600mを下っていくと、
1時間半で天上沢に着いた。20分ほど溯上していくと北鎌沢の出会に到着。予定はここで
幕営予定だけど、まだ13時なのでコルまで進む事とした。二俣の左俣で3.5L水を汲んで
背負い上げる。右俣は、結構な水量があり沢登り状態。3パーティを抜いて登っていく。
間違いの右の枝沢を見抜いてケルンがある左を登る。この辺から水の重さで足が攣り始め、
ペースが落ち始める。そんな中、コル方面に県警のヘリが近づき、ホバリングしている様子。
偵察かと思いながら休みながらよじ登り、最後の草付きで迷ったが、15時でコルに到着。
先行者がいて話を聞くと1人救助されたらしい。そしてまだ早いので先に進んで行った。
まさかのコルに一人だけとなり、即ここで幕営決定!直に7峰から何パーティーか降りて
きて、皆右の枝沢に入って間違ったらしい。最終的にコルでテント3張で満員。
19時前に就寝。
2日目 4時過ぎに起床し5時半に出発。昨日の疲れが残る中、ゆっくり登っていく。
P8まで明瞭な踏跡があるが、急斜面の登りがきつい。P9で昨日あった女性の方と再会し、
一緒に進む事とした。独標の直登ルートを予定したが、疲れでその気になれないので、
トラバースルートを進む。コの字のハングを抜けて直ぐが登れそうだったので、独標へ
向けて登っていく。踏跡、ハーケンがあり明瞭だった。独標に着くと本峰の槍ヶ岳が
大きく見える。ここから先、あまり巻き道を使わず稜線通しで進んでいく。
P14辺りで猿がいて、P15の登りで雷鳥発見。北鎌平で大休憩し本峰へアタック。
カニのはさみを目指して登り、テラスを右から回りこみ、チムニー3つで槍ヶ岳に登頂。
やっと終わったと安堵感が強かった。順番待ちで写真とって、サクッと下山。槍ヶ岳山荘で
水を買って昼食タイム。お湯沸かしてアルファ米の牛丼を食べて、がっつり休憩。
1時間休憩し東鎌尾根を下っていく。水俣乗越から苦痛の登り返しで3時にヒュッテ西岳に
到着。あわよくば大天井までと思っていたが、疲労でここでダウン。空いているテント場に
幕営し、小屋でビール買って小屋で脇で乾杯。小屋のお客とちょっと話して、テントに戻り
夕飯を食べ終わり、槍沢、常念側も雲海が流れてなかなかの絶景。暗くなりテントで
ワンセグ見ながらウトウトし19時過ぎに就寝。
3日目 4時過ぎに起きると外は、まさかの濃霧。ラーメン食べて5時半に出発。
霧雨の中、喜作新道を歩く。2時間でヒュッテ大天井に着き、登り返して大天荘で見た
槍ヶ岳が最後でガスに包まれていった。常念乗越から淡々と下り12時半に駐車場に到着。
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