剱岳 立山三山 〜カニとの遭遇🦀〜
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- GPS
- 49:25
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,185m
- 下り
- 2,175m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:31
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 7:08
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:15
天候 | 9月18日:雨のち曇り 9月19日:晴れ 9月20日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜室堂:大人9,050円(往復料金) 行き:扇沢(自家用車)→黒部ダム(電気バス)→黒部湖駅(徒歩)→黒部平(黒部ケーブルカー)→大観峰(黒部ロープウェイ)→室堂(トロリーバス) 帰り:室堂→大観峰(トロリーバス)→黒部平(黒部ロープウェイ)→黒部湖駅(黒部ケーブルカー)→黒部ダム(徒歩)→扇沢(電気バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の歩いた登山道には通行が規制されるような箇所はありませんでした。 わたしなりのアドバイスがありますので、記しておきます。 剱岳 ・特に前劔から先は危険箇所が多いので、足場を確実に確かめながら慎重に歩いた方が良いです。 ・上りと下りのルートが別になっている箇所が複数箇所あるので、誤って逆ルートに入り込まないよう注意が必要です(私自身が一ヶ所間違えました)。 ・特に下山時ですが、足元ばかりを見て歩くと正規ルートから外れやすいです。ルートから外れると事故が多いそうなので、必ず先のルートの目印を確認しながら進むことをお勧めします。 立山エリア ・別山から真砂岳に向かう下りは、ザレていて急なので慎重に。 |
その他周辺情報 | 湯けむり屋敷 薬師の湯 利用 |
予約できる山小屋 |
|
写真
ついに剱岳が姿を現します。
写真では分かりづらいですが、カニのたてばい🦀に取り付いている方々が確認出来ました。
ここから見ると垂直に登っているように見えました…「ヤバイ…。」と思ったのは内緒です(笑)
鉄の杭や鎖が設置してあるので、手掛かり足掛かりはあります。なので登りやすいです。
ただ途中で下を見ると、完全に垂直です(笑)
なんかよく分かりませんが、爆笑しながら登ってました(笑)
感想
9月18〜20日で室堂から剱岳と立山三山を回ってきました。
M先輩から「9月にテン泊で山に行こうよ」と誘われたのが2ヶ月前。「行く場所は天気のこともあるから近くなったら決めよう」とお互いに状況次第で決めようという感じでした。
「八ヶ岳辺りで気ままにやるのも良いよね♫」なんて話をしながら、場所も決めずに時間だけが過ぎていきました。
そして予定日の半月ほど前、M先輩が「早月尾根で剱岳を日帰りで登ってみない?」と言われて、個人的にはトレーニングにもなるしと承諾しました。
でもよくよく考えると…車での移動距離、早月尾根の登山者数が少ないこと(登山道の状態)、そもそもの日帰りでの難易度など個人的に気になることが多くありました。
室堂から別山尾根を通るルートは今年7月に登山計画を立てていたので、ある程度調べてはいました(そのときは天候の関係で中止になりました)。
なのでM先輩に「早月尾根では個人的に心配がある」との旨を伝え、日程的にも余裕があったので室堂から入る案に変更してもらいました。
初日の天気には恵まれませんでしたが、初日のキャンプ予定地の剣沢キャンプ場に着く頃に雨が上がりました。
雨脚が強いようなら小屋泊も視野に入れていましたが、幸運に恵まれてテント泊をすることが出来ました。
そしてテントを張り終える頃、ガスが掛かっていた剱岳にガスが流れ、剱岳が姿を現してくれました。
そのときの感動は初めて槍ヶ岳を間近で見たときと同等、もしくはそれ以上でした。
そして「あんなところに自分は登れるのか?」と同時に不安にもなりました。
翌日は天候が大きく回復し、快晴。
しかもほとんど風も無し。
とても良い条件のなか剱岳を開始しました。
天候的に好条件だったため、わりとスイスイ登ることが出来ました。
ただやはり下山時の前劔からの下りは危ないと思いました。ザレていて、少し踏み跡も不明瞭なところもあり、「やっぱりココは事故多発箇所だな!」と認識。
なんとか大きなトラブルもなく無事に剱岳から下山出来ました。
それでも雨が降っていたり、凍結していたり、朝露に濡れていたりしたら簡単には登らせてもらえなかったなと同時に感じました。
3日目は剱岳の余韻に浸りながらの立山登山。
別山からの剱岳の眺めは格別✨
特に別山北峰へ足を伸ばして、剱岳を眺めて欲しいです。最高に男前な剱岳を見ることができます♫
富士ノ折立〜大汝山とへて雄山へ。
雄山は登山者は富士登山の登山者と雰囲気が似ている印象でした。幅広い層に受け入れられている山なんだなぁと思いました。
3日間で剱岳と立山三山を堪能しました。
特に剱岳…ここに登ったときの気持ちは他の山を登ったときのものとは違っていました。
嬉しいってだけでは片付けられない、色々なことを考えさせられました。
また一つ貴重な経験をすることが出来たと思います。
「剱岳に行きたい!」と言ってくれたM先輩にも感謝です。
わたしの一生の思い出に残る山行がまた一つ増えました。
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