北岳、中白根山、間ノ岳
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- GPS
- 31:03
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,464m
- 下り
- 2,459m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 3:19
- 合計
- 10:30
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 7:30
天候 | 15日 快晴、16日 小雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<往路>芦安駐車場 5:00 →(タクシー)→ 広河原 6:10 <復路>広河原 13:50 →(タクシー)→ 芦安駐車場 14:30 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標、トレース明瞭で、道迷いの危険はないと思われます。八本歯のコル手前は木のハシゴが連続、八本歯のコルから上は巨石の詰まった道あり、要慎重通過。八本歯のコルと八本歯ノ頭の間は岩場の狭い尾根道で、ここも要慎重通過。 |
その他周辺情報 | 北岳山荘:山荘の周りはどこでもテントを張っていいとのこと。そうはいってもだいたい張る場所は決まっているようだった(平らになっている)。この日は30張位で、まだ余裕あり(この倍以上張れる)。風はだいたい西風とのことで、東方向入口で張ったが、この日は夜半から東風であった(泣)。山荘自体はまあまあ混む予想のようで、昼の時点で「本日は2人で1枚の布団でお願いします」の表示が受付に出ていた。缶ビール(アサヒスーパードライ350mL)600円、生ビール1000円、水無料(入口のすぐ外に蛇口があり、取り放題)、お湯無料(受付にポットあり)。トイレは山荘に並んで立派な建物があり、その中にバイオトイレが10部屋くらいあった(ただし、使用禁止がが半分近くあった)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
帽子
靴
ザック
ステッキ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
昼ご飯2
夕ご飯
朝ご飯
行動食2
水
酒
レジャーシート
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
無線機
アンテナ
テント
シュラフ
ディート
サンダル
マット
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感想
北岳、中白根山、間ノ岳にテン泊で行ってきました。前夜22時半ごろ芦安駐車場に到着。タクシーやバス乗り場のある第2駐車場か第3駐車場がgoodで行ってみるも、残念ながら満車の看板。ホントか?と思って探索すると、第3駐車場は15台分位空いてました。第2の方も数台分空いていたと思います。第3に停めて仮眠。3時半ごろ外でバンバンと車のドアを閉める音に目が覚める。えっ、と思って外に出てみると出発準備している人がいるし、すでに駐車場整備の方も出てきている。事前の調べでは、バス・タクシーを待つ人はかなり早くから並ぶらしいとのことだったので、これはいかねば、と慌てて荷物をもってタクシー乗り場に。時間は3時50分、すでに20人ほど並んでました。昨日(3連休初日)はもっとすごい人だったらしい。タクシー乗り場脇には出店も出ていましたよ。早朝からご苦労様ですというか、商魂たくましい。肝心のタクシーは4時過ぎに1台やってきて、順次乗り込みました。といっても、出発は5時なのでそれまで車内待機です。私はおひとり様だったので、1人分空いていた1番タクシーに乗ることができました。この後タクシーが10台ほどやってきました。9人乗りなので100人くらい初便(時刻表では5:10発)に乗れる計算です。5時に駐車場を出発、夜叉神峠まで行きます。ここのゲートは5時半オープンだそうで、10分ほどゲート前で待ちました。ゲートオープン後、広河原へ向かって発車。運転手さんからは昭和天皇が北岳を観に立ち寄られたという場所(この時北岳は見えなかったらしい)、ここらで2か所しかない滝などの紹介を聞きながら無事6時過ぎに広河原に到着。第一関門突破です。
本日は快晴、広河原から北岳全容が望めました。素晴らしい。頂上は意外に近くみえて楽勝か?と安堵します(とんでもない勘違いでした)。つり橋を渡って入山。沢に沿った道をじりじり登ります。着々と登っているのですが、頂上がなかなか近づきません。それでも頑張って登る。途中から道を覆っていた木がなくなり、日射を遮るものなし。じりじり焼かれながら登ります。雪渓を越えて、いよいよ急壁にぶつかり、次々に現れる木のハシゴを惰性でほにょほにょ登ると、ようやく八本歯のコルに到着。登ってきた道、向こう側の間ノ岳も見えて、いやー素晴らしい。この後は少し岩場を登り、トラバース道を伝って北岳山荘に到着。登り始めてから5時間半かかりました。受付を済ませ、テントを張ります。途中で足がグーっと、攣りそう。。。何とか耐えます。しばらく休憩後、大荷物を置いて、小荷物しょって間ノ岳ピストンに出発。稜線の道で眺望が素晴らしい。いやいや来てよかったと思える瞬間でした。おまけに帰路ではブロッケンも見ることができました。17時にテントに帰還。缶ビールを購入し、富士山を眺めながら乾杯!至福です。いい感じで睡眠に入ったのですが、夜半から風が吹き始め雨が。朝起きると霧雨の中。あ〜という残念な気持ちのなか、テント撤収。北岳目指して歩き出します。途中から気合が入りだして、霧の北岳登頂。しばらくすると少し霧が晴れてきました。八本歯のコルまで下山し、そこから八本歯ノ頭に寄り道。アプローチ道は狭い稜線の岩道、なかなか楽しめました。山頂は山名板もなく地味でした。八本歯のコルからはひたすら大樺沢コースを下山。昨日の疲れがあり、いつもよりも重い荷物を背負っていることもあり、足がヘロヘロ、ほうほうの態で広河原にたどり着きました。今回、いい天気に恵まれ(2日目はちと悪かったが)素晴らしい山行を楽しめました。感謝です。
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