天王山〜十方山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜小塩山
- GPS
- 09:24
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:24
コースタイムは参考にならないでしょう。
天候 | 曇り/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■天王山〜十方山〜浄土谷 椎尾神社の横から入山し、谷ルートを進みます。 分岐がいくつもあるので、標識などに注意して所定の進路へ。 縦走路に合流して、南西方向へ進み、天王山の山頂方面へ。 雨後で濡れていると滑りやすい箇所が所々にあります。 山頂から引き返して来て、小倉神社分岐の少し手前から十方山の山頂へピストン。 台風によると思われる倒木が多めですが、通行への支障は限定的。 小倉神社分岐で浄土谷方面へ進むと、これまでと同様、はっきりとした道が続きます。 雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。 ここからは少し舗装路を歩きます。 ■西山古道〜京青の森 彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。 東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。 ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。 薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。 登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。 送電線の下の展望所を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、京青の森です。 途中、何度か作業林道と交錯して、初めてだと少しややこしいかも知れません。 全てではないけど、西山古道の順路を示す標識はあります。 ■京青の森〜釈迦岳〜ポンポン山 京青の森から釈迦岳の山頂へは倒木が多いけれど、処理済なので、問題なし。 ポンポン山の山頂までについても同様で、標識が充実したはっきりした道で問題なし。 ■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所〜小塩山 ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。 やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。 ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。 森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口があります。 少し進むと沢があり、ここを渡渉。 尾根道ははっきりとしており、最後の鉄塔を通過して少し進んだ辺りからトラバース道になります。 山頂の少し手前ぐらいに尾根へ向かう踏み跡があるので、そちらへ。 倒木を避けつつ歩くと、すぐに小塩山の山頂です。 ■小塩山〜南春日町バス停 淳和天皇陵を回り込んで先へ進むと、舗装路に出合います。 舗装路を進み、標識に従って車道をショートカットする山道へ。 明瞭な道が続きますが、少し滑りやすそうな路面状態の所があります。 ゲートを通過し、その先の正法寺の池を通過して左折。 地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。 |
その他周辺情報 | トイレ - 大原野森林公園の森の案内所、大原野神社 |
写真
感想
この週末は天候が良くないとの予報だけど、何とか山行には出かけられそうなので、雨が降っても撤退などの対応をしやすい近場の山へ。
昨年の9月の台風21号により、この一帯の山は大きく荒れ、その爪痕はまだ多くの所で残ったままで、それを軽減すべく、今回も所々で倒木などの処理をしつつ歩こうかと。
できる事は本当に微々たるものだけど、何もやらないよりは。
15時ぐらいから雨が降りそうな予報なので、早めの時間から歩くべく、山崎駅からスタートです。
いつものように椎尾神社にお詣りして、谷ルートへ進んで行きます。
なぜだか『山と高原地図』には載っていないのだけど、きちんと整備されたルートで、静かな中を歩くのが心地良い。
尾根ルートに合流して歩いていると、目の前をリスが横切り、木に飛び移って行きます。
動きが素早く、写真には収められず、残念。
この辺りはリスと遭遇する確率が高く、穴場かも?
縦走路に合流し、天王山の山頂方面へ。
山頂直下のコウヤボウキはまだつぼみが固く、開花までもうしばらくかかりそう。
天王山山頂に到着し、この日は山頂広場をうろうろせず、座って休憩。
来た道を引き返して行き、今回も奥の山展望台へ寄り道。
この日の展望は程々で、こんなもんかなという感じ。
小倉神社分岐の手前の分岐から十方山方面へ。
相変わらず所々で倒木で荒れた雰囲気だけど、通行への支障はなし。
十方山山頂に到着し、今回はその近くの岩場まで足を延ばしておきます。
十方山は昨年の台風21号により大量の倒木が発生し、この岩場の辺りも大きな被害を受けたのだけど、それによって展望が得られるようになり、悪い事ばかりではないという感じ。
しばらく十方山での倒木処理をしていなかったので、ここの倒木を少しだけ片付けておきます。
ここが展望所として定着してくれれば良いのだけど。
引き返して行き、縦走路に合流し、小倉神社分岐にて左へ進み、浄土谷方面へ。
まだ元気に泣いているツクツクボウシや、もう余力が残っていなさそうなミンミンゼミの泣き交わす声に耳を傾けつつ歩いて行き、最後は歩きにくい辺りを経て、浄土谷にある登山口に到着です。
近くには色々な花が咲いており、目を楽しませてくれます。
いつもの場所から再入山し、あまり歩かれていなさそうな谷を進みます。
危険ではないけど、それなりに進みにくい所もありつつ、もう少しという辺りでクモの巣に正面から突っ込んでしまい、不快指数が急上昇。
峠の地形となっている所に西山古道の道標13があり、ここからはそのルートを歩きます。
引き続きクモの巣が多いので、枝で前方を振り払いつつ進みます。
歩き慣れた道を進み、西山古道の道標10地点を経て、先へ。
こもれび広場の先はそれなりの急斜面で、この辺りにはクチベニタケがあるはずなので注意して見ていると、今年も無事に生育しており、一安心。
シダに覆われた辺りを進んだ後、西山古道の道標7地点に到着。
風があり、快適な中でパンを食べつつの休憩です。
その後も静かな中を歩き、京青の森に到着です。
すぐ近くの湿地を観察するものの、アケボノソウの開花はまだのようで、引き返します。
釈迦岳へのルートは特に変化はなく、所々で倒木は多いものの、通行への影響はなし。
他のルートと合流しつつ、団体さんとすれ違い、すぐに釈迦岳山頂に到着です。
展望は全くないけれど、島本町の最高峰でもあり、一定の敬意をいつもと同様に抱いての滞在です。
ここに至るまでと同様、昨年の秋の台風による被害を目の当たりにしつつ進み、ポンポン山山頂に到着です。
山頂はそれなりの賑わいで、風が強い。
空腹なので、ここで昼食にします。
出灰方面は通行止めのようで、その旨の掲示を確認し、大原野森林公園の西尾根ルートへ。
大原野森林公園では樹木の間引きが継続して行われており、以前とは全くと言いたいぐらいに雰囲気が違っています。
どのような意図で推進しているのかは推察できるのだけど、期待しているような成果が本当に得られるのか、今後の経過を見守るしかないですね。
出灰川沿いまで下って来ると、食べられそうな感じのキノコを発見。
全く知識がないので、眺めて、写真を撮るぐらいしかできず。
団体さんとすれ違った後、すぐに大原野森林公園の森の案内所に到着です。
森の案内所のすぐ近くに小塩山の登山口はあり、ここから再入山。
今回は南の谷には進まず、一般のルートへ。
下りでは注意箇所があるのだけど、登りでは問題はなく、鉄塔の下を通過したりしつつ進み、山頂に近い辺りでトラバース道を離れ、すぐに小塩山山頂に到着です。
昨年の秋の台風による倒木があり、今回も片付け作業を少々。
実際には30分ぐらい体を動かし、それなりに片付けは進行したと思いたいけど、写真を見ても分かる通り、まだまだ散らかったままです。
雨が降り始める前に山行を終えたく、下山の途に就きます。
淳和天皇陵にご挨拶し、天皇陵道で下山です。
所々で滑りやすそうな路面状態となっており、登山靴の更新が間近でもあるので、何度かヒヤリとしつつの下りですね。
ゲートを通過し、その先の正法寺の池では、まだスイレンが咲き残っています。
バスの発車まで時間があるので、大原野神社にお詣りです。
凛としつつ、静かな佇まいで、いつも通りに良い雰囲気です。
参詣後、急に雨が降り始め、タイミングが良いのか、悪いのか。
そぼ降る雨の中を歩き、程なくして南春日町バス停に到着し、今回も無事にゴールです。
せっかくの三連休ながら、その数日前の段階では雨予報が連なっており、山歩きはできないのかなと諦めかけでした。
実際には予報よりも好転し、近場ながらも歩く事ができ、ありがたい。
この日は日射しがなく、稜線上では風が吹いている時間があり、歩きやすかったかな。
少しではあるけど、ずっと気になっている倒木の処理もできたし、自分としては意味のある山行となりました。
他では、今回はノギランを見つけ、先日の愛宕山で見かけたミヤマウズラと同様、京都の山でも細々と命を繋いでいる姿に心を動かされました。
シカによる食害などに負けず、生息し続けて欲しいものです。
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