樹レコ。 妙義山の樹木

2019年09月19日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.8km
• 登り: 293m
• 下り: 550m

コースタイム

中之岳神社を起点とし、第四石門から表妙義の中間道を妙義神社まで歩き、樹木の写真を撮りました。
コースタイムは参考になりませんから省略します。
　　中之岳神社出発　9:03　　妙義神社到着　15:35

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

電車利用の場合は松井田駅か下仁田駅から。

コース状況／危険箇所等

道標あり。

写真

中之岳神社にお参りしました。

社殿の先、ここからスタートです。さっそく樹木を見てゆきましょう。

フジキです。
大きいものは高さ15メートルになるマメ科の落葉高木です。

アブラツツジです。
実はだらりと垂れ下がる感じ。元サイズにしていただくと実が見えます。【ツツジ科ドウダンツツジ属】

コクサギです。
感想欄�△鯑匹鵑任�ださい。【ミカン科】

ナツツバキ。
葉にはこれといった特徴がありません。鋸歯は低いです。【ツバキ科ナツツバキ属】

ナツツバキ。（樹皮）
樹皮は剥がれ落ちます。剥がれ落ちるのは一回だけではないそうです。

見晴台入口。

見晴台で。

見晴台で中之岳を仰ぎ見ました。

サビバナナカマド。
ナナカマドの変種です。サビバナナカマド(ナナカマド)の果実は球形です。(果実の径7mm)

サビバナナカマド。
葉(小葉)の下面などに「赤さび色」の毛が著しいです。元サイズでご覧ください。【バラ科ナナカマド属】

金洞山登山道分岐。

オオモミジ。
イロハモミジに比べて裂片はふっくらとしています。【ムクロジ科カエデ属】

サンショウ。
枝の刺は対生。(イヌザンショウと区別)【ミカン科サンショウ属】

チドリノキ。
秋の黄葉、期待。【ムクロジ科カエデ属】

第四石門広場にあった道標です。

トウゴクミツバツツジ。
【ツツジ科ツツジ属】

ハクウンボク。
枝の先の方の葉は大きくて、円形かほぼ円形の倒卵形。
【エゴノキ科】

説明板が設けられています。

分岐点。

大砲岩付近から鷹戻し。

イヌシデ。(樹皮)
縦長の白っぽい浅い裂け目ができます。【カバノキ科クマシデ属】

サワシバ。
一枚の葉だけを比べるとチドリノキと酷似した葉。【カバノキ科クマシデ属】

説明板2。

イヌブナ。(樹皮)
イヌブナの樹皮の色はブナより黒っぽいです。根元の様子からもブナとの区別が可能です。

イヌブナ。(頂芽と葉の下面)
【ブナ科】

メグスリノキ。
葉(小葉)の下面や葉柄に毛が多い。とくに葉柄にすごいですね。元サイズでご覧ください。【ムクロジ科カエデ属】

岩の庇の下を通り抜けます。

岩庇の上方です。

岩庇を振り返って見ました。

サンカクヅル。
別名はギョウジャノミズです。【ブドウ科】

階段を下ります。

サラサドウダン。
【ツツジ科ドウダンツツジ属】

ハウチワカエデ。
日本固有種。Acer japonicum。【ムクロジ科カエデ属】

林の様子です。

コゴメウツギ。
【バラ科コゴメウツギ属】

ミツバツツジ。
【ツツジ科ツツジ属】

サラサドウダン。
細かい鋸歯があります。

モミ。
別名はモミソ。モミソは丹沢に地名としてありますね。モミは中間温帯の代表選手です。
【マツ科モミ属】

エンコウカエデ。
葉のへりはしばしば波打ちます。【ムクロジ科カエデ属】

林の様子です。

メグスリノキ。
この木の樹皮を煎じて洗眼薬にしたそうです。

東屋と県道への分岐点を示す道標です。

アブラチャン。
いつも思うのですが、葉の主脈が真っ直ぐでなくて頼り無げです。【クスノキ科クロモジ属】

本読みの僧。

イロハモミジ。
最もメジャーなカエデ。(朝鮮半島・中国にもあるそうですが)メジャーな日本の樹木。【ムクロジ科カエデ属】

カヤ。
葉に触ると痛い、です。（イヌガヤと区別）
【イチイ科】

カヤ。（樹皮）

オオモミジ。
晩秋、イロハモミジと競うようにして美しく紅葉します。

タルワキ沢。

イタヤカエデの大木。

林の様子です。

新しい階段ができていました。登ります。

第二見晴に着きました。

第二見晴から金鶏山。

(草本)　カシワバハグマ。

大黒の滝。

シロダモ。
常緑樹です。【クスノキ科シロダモ属】

第一見晴に着きました。(大の字登り口)

第一見晴には一本のコナラの木があり、目立っていました。標高が落ちてきているのでミズナラではなくてコナラだったというわけです。【ブナ科コナラ属】

ヤブツバキ。
感想欄�，鯑匹鵑任�ださい。【ツバキ科ツバキ属】

ゴールの妙義神社です。(本殿です)

感想

Happa64

1.　妙義神社に近づき標高が600メートルを切ると低木層にアオキ、ヤブツバキ、シロダモなどが現れてきて、近畿地方中部の低山とよく似た様相を呈していました。
　
2.　700〜850メートル の低木層にはコクサギが多く、とてもよく目につき少々うるさい位でした。（コクサギの実は2〜4個の分果です。丸い形のようですがよく見ると腎臓形をしています）

3.　この中間道にも多数自生しているヤマツツジ、ヤマボウシ、ムラサキシキブ、ツリバナは今まで何度も提出しましたから省略しました。

コメント

yamanamie

ユーザー名変更されたのですか
Happa64 さん　　こんにちは
見た事あるユーザー画像なのにHappa64となっていたので暫しレコ訪問途惑っていました。
樹レコ中心だと８(ハッ)×８(パッ)=６４のユーザー名の方が分かり易いかもしれませんね。これからも宜しくお願いします。
市街はまだ暑い位なのに山では紅葉が始まって来ていますよ｡
例年より若干紅葉は遅れている感じがしています｡
次は､水面に映る紅葉を狙ってみようかと思っています､紅葉は期間が短いですから忙しいです。

Happa64

コメありがとうございました。
yamanamieさん　こんにちは
こちらこそよろしくお願いします。
10月に入ったのに暑くて紅葉の季節到来の実感がなく
逃がしてしまいそうな予感^^;
yamanamieさんはすでに今年紅葉境として評価の高いところを
クリアされましたから、まずは安心ですね。
また前と違った紅葉の魅力を追及してみてください。期待
しています。