飯豊山 川入口(御沢口)ピストン
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- GPS
- 30:51
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 13:52
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:56
天候 | 1日目(9/24) 雨・ほぼ無風 2日目(9/25) ・早朝、山頂小屋付近、ガスと暴風 ・8時 切合小屋付近では風もなく、穏やかな天候 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・70台程度駐車可能 ・この日は5時の時点で0台 ・駐車無料 ・車中泊\1000 ・トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ・寧泥箇所は一箇所だけ。問題なく歩けます。 【水場】 _Jを過ぎてあたりに冷たい峰秀水。 ∪攅臂屋の前に水場あり。 7ヶ峰付近の三国岳側あるらしいが確認できず。切合小屋の管理人さんによると煮沸した方が無難とのこと。 に椹馨屋手前に水場あり。 【小屋】※今回歩いたルート上の小屋 ・三国小屋…小屋終いしており、無人でした。気軽に行ける水場はなく、近い水場は上記。素泊まり2500円。 ・切合小屋…10月上旬に小屋終い予定とのこと。綺麗。すぐそばに水場あり。素泊まり3000円。宿泊していないのでその他のサービスは不明。 ・本山小屋…10上旬に小屋終い予定とのこと。綺麗。水場は少し離れている(上記ぁ法A杷颪泙2500円。シュラフ、マット有料貸出あり(1000円) ※各小屋、料金やサービスは年によって変わると思いますので、各小屋へ電話で確認するのが望ましいと思います。また、できれば予約した方が無難です。 【危険箇所】 ・剣ヶ峰…切れ落ちた岩陵帯が続く。濡れてると滑る。 ・御秘所…切れ落ちた岩陵帯。剣ヶ峰よりは距離が短い。 |
その他周辺情報 | 【トイレ】 ・川入登山口に比較的綺麗なトイレあり。男女別。 ・三国小屋 ・切合小屋 ・本山小屋 ※実際に使用したのは本山小屋だけですが、山小屋にしては匂いも少なく、比較的綺麗でした。他の小屋のトイレも綺麗らしいです。 【温泉】 ・いいでの湯 【飲食店】山都といえば、やはり蕎麦。どこで食べても美味しいとのこと。 ・萬長(まんちょう)※切合小屋の管理人さんおススメ ・手打ちそば やまびこ(僕はここで食べました) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
夜ご飯
朝ごはん
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
シュラフ
ダウン
ろうそく
本
|
---|---|
備考 | 【本を持って行って良かった】 ・宿泊小屋に予定より早く着き、雨、ガスのため山頂登頂は明朝にしたため、かなり時間が余り、持っていった小説を読んで過ごせた。 【着替え類持って行って正解】 ・雨のため、レインウェアを着て歩いたので、Tシャツがビショビショ。替えがあって良かった。 ・パンツも替えがあって良かった。 |
感想
憧れの飯豊山は雨スタート。
飯豊山表参道であり、最も歴史的、文化的意義のある伝統のコース川入口(御沢口)から歩く長坂コースで本山小屋一泊山行。
明朝、天気が良くなることを信じ、シトシトと降る雨を楽しみながら歩きました‼
と言いたいところですが、かなりきつかった😫
急勾配の中、霧雨が続き、レインウェアを着ていた方が汗で濡れるのでは⁈という感じで、もう脱いじゃえ‼って、脱ぐと強くなり、レインウェアを着れば、小雨になったり、止んだり…😓
登山道は川入口から横峰までは結構な急登を登ります。
横峰から水場までは比較的なだらかな登山道を歩けますが、水場から地蔵岳・三国峠分岐までは、また登りが続きます。
分岐から剣ヶ峰までは、また少しなだらかな道を歩けます。
剣ヶ峰は岩陵帯の岩登りが続く難所ですが、雨で岩が濡れてかなり滑ります。
しかも、鎖場とかペンキとかもほぼないので、ルーファイも自分任せ。
確実に三点支持しないと滑落の危険大です。
実際、僕も足を滑らせ、両手ともう片方の足で踏ん張れたので落ちませんでしたが、滑らせた足に体重を載せてたら、完全にアウトでした。とにかく雨の日はツルッツルです。
しかも、この岩場は一箇所だけではなく、何箇所も続きます。
その昔、飯豊参りの際、無事に通過できるよう米やお金をまく散米、散銭という風習があり、そのため、難所である剣ヶ峰の周辺には登山道の傍に古銭が落ちてることもあるそうです。
探してみましたが、僕は見つけることはできませんでした。
剣ヶ峰を過ぎると三国岳。
三国小屋は管理人不在でした。
小屋終いしたようです。
三国小屋から切合小屋までもやはり結構登ります。飯豊山は休ませてくれません。
切合小屋で昼食。
雨だったので小屋の中を貸していただき、食事を取りました。
切合小屋は、水場が小屋の目の前で便利です。美味しい水でした。
切合小屋は10/5、6あたりに小屋終いらしいです。
切合小屋からは稜線歩きで気持ちよくさせておいて、急登!というドSな感じ。
御秘所もかなり高度感のある岩。
両側が切れてて、高度感は抜群です。
落ちたら死ねます。
御秘所を過ぎると最後の登り。御前坂‼
飯豊山、ドSです。
御前坂を登りきると本山小屋が見えます。
今回は本山小屋に一泊。宿泊者は小屋泊は僕ひとり、テント泊が男女2人の1パーティ。
予定では小屋にザックをデポして、山頂、御西小屋まで歩こうと思っていたのですが、雨とガスであいにくの天気だったので、山頂は明朝にして、小屋でゆっくり過ごしました。
本を持ってくるか迷ったあげく、持ってきて良かった!
ラジオを聞きながら、夕食までずっと本読んでました。
夜、外はものすごい風の音。
テント泊のパーティは大変だったでしょう。
朝まで風は止まず、日の出を迎えます。
日の出時刻は5時半前。
管理人さんによると小屋の前で綺麗に日の出は見えるとのこと。
朝食をとり、5時に小屋の前に出るとすごい風と濃いガスで真っ白。
白いガスの中に一瞬オレンジの光が浮かび上がったのが見えましたが、写真に収めることはできず…。
本山小屋にザックをデポして、暴風、ガスの中、山頂を踏み、小屋に戻り、風が止むのを待ちましたが、なかなか止まないため、出発。
切合小屋まで行くとガスも晴れ、風も微風に。
切合小屋の管理人さんによると切合小屋付近は天候が安定していることが多いとのこと。
この日も綺麗な日の出を見ることができたとのことでした。
次回は切合小屋泊もいいかなと思いました。
下山中は、昨日の静かな山と打って変わり、たくさんの登山者とスライド。
昨夜はひとりだった本山小屋も結構な盛況だったのでは。
昨日、あまり撮れなかった写真を撮りながら、のんびり下山。
帰りはいいでの湯で汗を流し、山都の蕎麦を食べ、憧れの飯豊山は満足な山旅となりました。
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