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Yamareco

記録ID: 2043212
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

ガスガスの五竜〜唐松岳、でも雷鳥には会えました

2019年09月28日(土) ~ 2019年09月29日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:24
距離
17.8km
登り
2,064m
下り
1,857m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:47
休憩
0:04
合計
5:51
距離 8.6km 登り 1,407m 下り 559m
8:40
53
9:33
9:34
17
9:51
9:53
29
10:22
41
11:03
11:04
57
12:01
3
12:04
16
12:20
77
13:37
54
14:31
2日目
山行
4:06
休憩
0:21
合計
4:27
距離 9.2km 登り 657m 下り 1,306m
5:25
4
5:29
39
6:08
69
7:17
7
7:24
7:25
21
7:46
7:47
11
7:58
8:10
22
8:32
8:35
8
8:43
8:44
32
9:16
9:19
2
9:21
5
9:26
5
9:31
20
9:51
1
9:52
ゴール地点
天候 28(土)曇りのち雨 29(日)雨、八方池まで降りると快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き)中央高速安曇野IC〜五竜テレキャビン登山者用駐車場
   ゴンドラ+リフト@1400(手帳提示で@700)
帰り)八方アルペンラインを利用して下山
   ゴンドラ+リフト2本@1550(手帳提示で@780)
   下山後は徒歩でテレキャビン駐車場へ約6.5km 1.5H位 @無料w
コース状況/
危険箇所等
五竜テレキャビン上駅〜五竜山荘
 よく整備された登山道
五竜山荘〜五竜岳
 登り初めは歩きやすい登山道だが、行程半分位から岩稜地帯となる
 クサリ場が数か所あり、当日は降雨時だったので特に注意して登り下りしました
五竜山荘〜唐松山荘
 ハイマツ帯の中を歩きますが、唐松山荘手前は岩稜地帯となります
 クサリ場多数、高度感もある箇所ありますが、マーカー箇所は沢山あり
 前日の雨、朝露?昨日の五竜と同じで岩、鎖が濡れており、
 こちらも注意して歩きました
唐松山荘〜唐松岳
 距離短い、足元が濡れていない?小さな子供さんも登っていました
唐松山荘〜八方リフト上駅
 高尾山と同じ位に整備されており、大変に歩く安かったです
 八方池を過ぎると木道歩き、観光客も沢山でした
八方ゴンドラ下駅〜五竜テレキャビン下駅
 完全は市街地歩き、タクシーor車の回送サービスを使った方が
 時間の節約ができたと思います
その他周辺情報 五竜テレキャビン下駅には温泉施設「龍神の湯」@650が併設
お風呂はそんなに広くはないが、大広間は本当に広かったです
お食事処 緑の食卓はるも併設されており、五竜鍋(田舎煮?)がお勧め
本日のスタート地点、テレキャビン下駅
登山者用駐車場(
本日のスタート地点、テレキャビン下駅
登山者用駐車場(
テレキャビンを降車すると、そこは白馬五竜高山植物園
時間があったら写真を撮り続けていただろう
が、今日は五竜岳制覇をしなくてはいけない
足早にここを後にする予定
テレキャビンを降車すると、そこは白馬五竜高山植物園
時間があったら写真を撮り続けていただろう
が、今日は五竜岳制覇をしなくてはいけない
足早にここを後にする予定
エンビセンノウ
マツムシソウ
ここが今日の登山の実質的なスタート地点
ここが今日の登山の実質的なスタート地点
地蔵の頭(1673m)のケルン
地蔵の頭(1673m)のケルン
もう紅葉が始まっています
中央の山が明日お邪魔する予定の唐松岳、左が五竜岳
山頂に雲が掛かっているのが気になりますが。。。
もう紅葉が始まっています
中央の山が明日お邪魔する予定の唐松岳、左が五竜岳
山頂に雲が掛かっているのが気になりますが。。。
鹿島槍方面と思われます
1
鹿島槍方面と思われます
小遠見山(2007m)
巻道ありでしたが、当然ピークまで行きます
小遠見山(2007m)
巻道ありでしたが、当然ピークまで行きます
リンドウ
この花を見ると秋の訪れを感じます
リンドウ
この花を見ると秋の訪れを感じます
中遠見山(2037m)
中遠見山(2037m)
ガスがどんどん下の方に降りてくるのが気になります
ガスがどんどん下の方に降りてくるのが気になります
大遠見山(2106m)
まだまだ先が遠いです
大遠見山(2106m)
まだまだ先が遠いです
西遠見ノ池
展望が良さそう、ちょっとした広場になっており
ここで幕営したら、気持ち良さそうです(やらないけど)
西遠見ノ池
展望が良さそう、ちょっとした広場になっており
ここで幕営したら、気持ち良さそうです(やらないけど)
西遠見山(2268m)
西遠見山(2268m)
彫の深い谷は、カクネ里かな?
1
彫の深い谷は、カクネ里かな?
遠見尾根、唯一の階段
斜度が無いけど、何故ここに? と、思ったけど
下はザレていました 納得
遠見尾根、唯一の階段
斜度が無いけど、何故ここに? と、思ったけど
下はザレていました 納得
鎖出現
この程度で鎖を付けるなんて、この後に控えている五竜を舐めていました(いや、マジでそう思いました)
鎖出現
この程度で鎖を付けるなんて、この後に控えている五竜を舐めていました(いや、マジでそう思いました)
白岳(2541m)方面を見上げます
GPSではあれを超えれば、山荘の様です
白岳(2541m)方面を見上げます
GPSではあれを超えれば、山荘の様です
紅葉の中に、チングルマの残骸が残っていました
紅葉の中に、チングルマの残骸が残っていました
完全にガスってきました(雨もポッポッしてきました)
今日の宿泊地の五竜山荘へ到着
宿泊手続きを済ませて荷物をデポ、五竜山頂を目指します
完全にガスってきました(雨もポッポッしてきました)
今日の宿泊地の五竜山荘へ到着
宿泊手続きを済ませて荷物をデポ、五竜山頂を目指します
雨が降り出し岩稜は濡れています
スリップしない様に慎重に高度を上げていきます
1
雨が降り出し岩稜は濡れています
スリップしない様に慎重に高度を上げていきます
五竜岳山頂(2814m)
2
五竜岳山頂(2814m)
ちょっと大き目な三角点
恒例の三角点たっち
2
ちょっと大き目な三角点
恒例の三角点たっち
山頂には誰もいない
しばらく待っても、誰も上がって来そうもないので
セルフタイマーにて記念撮影
2
山頂には誰もいない
しばらく待っても、誰も上がって来そうもないので
セルフタイマーにて記念撮影
ケルンに飾られていた花束
実情は知らないけど悲しすぎます。。。RIP
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ケルンに飾られていた花束
実情は知らないけど悲しすぎます。。。RIP
夕食のカレーはお代わり自由
ただし付け合わせの玉子、ブロッコリーはお代わりの対象外
付け合わせをちびちび齧りながら、カレーを2回お代わり
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夕食のカレーはお代わり自由
ただし付け合わせの玉子、ブロッコリーはお代わりの対象外
付け合わせをちびちび齧りながら、カレーを2回お代わり
翌朝
外に出ると雨は止んでいるけど、予想通りガスっています
当然五竜は全く姿を見せず
晴れたらもう一度山頂へと思っていましたが、唐松方面へ向かいます
翌朝
外に出ると雨は止んでいるけど、予想通りガスっています
当然五竜は全く姿を見せず
晴れたらもう一度山頂へと思っていましたが、唐松方面へ向かいます
地図情報からハイマツ帯であると情報を得ていましたが
見事です(晴れていたら、もっとサイコーなのですが)
地図情報からハイマツ帯であると情報を得ていましたが
見事です(晴れていたら、もっとサイコーなのですが)
ガスの向こうにそびえ立つ大黒岳
見るからこれから急坂を登る必要がありそうです
ガスの向こうにそびえ立つ大黒岳
見るからこれから急坂を登る必要がありそうです
大黒岳(2393m)
岳と名が付いていますが、ここが最低コル部分
大黒岳(2393m)
岳と名が付いていますが、ここが最低コル部分
ここから岩場のスタートです
首からぶら下げていたカメラをカッパのポケットにしまい
気分を引き締めます
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ここから岩場のスタートです
首からぶら下げていたカメラをカッパのポケットにしまい
気分を引き締めます
横のトラバース
鎖は付いていますが、足場は狭い、濡れている、高度感もありと
慎重に通過して行きます
横のトラバース
鎖は付いていますが、足場は狭い、濡れている、高度感もありと
慎重に通過して行きます
登り下りと連続して鎖が出現します
昨日の五竜山頂直下より神経を使います
ただマーカーはしっかりと付けられているのが、有り難いです
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登り下りと連続して鎖が出現します
昨日の五竜山頂直下より神経を使います
ただマーカーはしっかりと付けられているのが、有り難いです
唐松山荘が見えた時には、岩稜地帯が終わりだとホッとしました
中を覗きましたが、まだ天候回復を待って出発を遅らせていたが沢山
取りあえず唐松岳山頂を目指すことにします
唐松山荘が見えた時には、岩稜地帯が終わりだとホッとしました
中を覗きましたが、まだ天候回復を待って出発を遅らせていたが沢山
取りあえず唐松岳山頂を目指すことにします
先行者が一点を凝視しています
ちょっと距離がありますが、ライです
今回の山行では始めて見ました
2
先行者が一点を凝視しています
ちょっと距離がありますが、ライです
今回の山行では始めて見ました
唐松岳山頂の三角点たっち
と言うか、山頂に誰もいなくて、数名抜いて来たので
その方の到着待ちの間の時間つぶし
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唐松岳山頂の三角点たっち
と言うか、山頂に誰もいなくて、数名抜いて来たので
その方の到着待ちの間の時間つぶし
山頂に他の登山者が着いたので、記念撮影をお願いしようとしたら
家族連れに先にカメラを渡されました
その後に私も撮って頂きました
シャッター、ありがとうございました
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山頂に他の登山者が着いたので、記念撮影をお願いしようとしたら
家族連れに先にカメラを渡されました
その後に私も撮って頂きました
シャッター、ありがとうございました
唐松山荘から八方方面へ下山します
唐松山荘から八方方面へ下山します
再びライと遭遇
ちょっと下半身が冬支度を初めています
2
再びライと遭遇
ちょっと下半身が冬支度を初めています
水滴に濡れたアザミ
1
水滴に濡れたアザミ
シモツケソウ
クロトウヒレン
唐松方面を振り返ります
紅葉もいい感じで進んでいます
唐松方面を振り返ります
紅葉もいい感じで進んでいます
八方池の到着した辺りで雨が上がったのですが
遠くに虹が見えました
皆さん、記念撮影を楽しまれていました
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八方池の到着した辺りで雨が上がったのですが
遠くに虹が見えました
皆さん、記念撮影を楽しまれていました
山並みには雲が浮かんでいます
出来れば快晴の時に来たかったです。。。
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山並みには雲が浮かんでいます
出来れば快晴の時に来たかったです。。。
木道の向こうには、箱庭の様に白馬の街並みが見えます
標高が高いところは雨が降っていたのですが、下界は晴れ間が覗かれそうです
木道の向こうには、箱庭の様に白馬の街並みが見えます
標高が高いところは雨が降っていたのですが、下界は晴れ間が覗かれそうです
今回の山行はひとまずここで終了
ここから先はリフト、ゴンドラを乗り続けて下界まで降りて行きます
今回の山行はひとまずここで終了
ここから先はリフト、ゴンドラを乗り続けて下界まで降りて行きます

感想

2週間ほど前に鹿島槍には訪れたが、五竜岳には忘れ物をしてしまったので
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2014565.html
またまた北アまで来てしまいました(今シーズン、北ア5阿回目w)
2週間前には雨に泣かされましたが、今回も雨の中の山行となりました
おかげで今シーズンは雨合羽が大活躍、洗ったばかりなのですが
またまた今回も汚す羽目になりましたw

今回の山行はゴンドラを使うことが前提としていたので、あまり早く現地入りする必要はなく、ゴンドラ始発時間の7:30まで着けばいいと気楽な気持ちで自宅を出る
ちなみに自分は東京在住で五竜まで約250kmほどの行程になります
諏訪湖SAで仮眠後、五竜テレキャビン駐車場へ着いたのが7:30頃
ゴンドラ、リフトを乗り継いで登山口にたどり着いたのが8:30頃
天気はそんなに悪い感じではないが、山の高い方に雲が掛かっているのが気になるかな?
もう季節は秋の訪れか、気温はそんなには高くない
登山日和の天気かな? と思いつつ高度を上げていきます
尾根歩きは楽しいのだが、雲っているので展望がイマイチ
昔と違ってGPSで現在位置を確かめながら登っているのは、安心感を与えられている様な気分になります

西遠見山付近で雨が降り出す、でも本当にポッポッ程度なのでカッパは不要
クールダウンに丁度いいかなと思えるほど、でも白岳方面はちょっとガスが掛かっているかな
白岳を超えた辺りから、急にガスが濃くなったかなと思うタイミングで五竜山荘へ到着
事前に予約してあることを伝え、手続きを済ます
これから五竜岳に登ることを伝え、「トレッキングポールは必要?」と尋ねると
行程半分くらいまではあると便利だが、そこを超えると岩稜地帯に入り両手を使って登る箇所があるとのこと
おねーさんのアドバイス通り、トレッキングポールを含め不要と思える荷物を部屋に置くことにする
通された部屋は10人分の布団が置かれているが、まだ誰も到着はしていない
取りあえず端っこの布団を確保、不要な荷物をデポ

用意を済ませて外にでると、雨が強くなっているかな?カッパを着こむことにする
山荘のおねーさんの言う通り歩きやすい道を高度を上げていく、何人も下山してきた方とすれ違う、みな満足そうな顔をしている
岩稜地帯に入ると確かに両手を使って登る箇所が出てくるかな、また鎖場もある
濡れた岩稜地帯の通過には非常に神経を使います
キレットへの分岐を過ぎると、五竜岳山頂はすぐでした
ただ山頂には誰もいない、しばらく待っても誰も来そうもないので、カメラのセルフタイマーを使って記念撮影
山荘までの下山は更に注意深く下っていきます(この頃には雨は止んでいました)

山荘でご褒美のコーラを頂く(何かビールは美味く感じなくなってきているので)
一人で登頂の喜びを挙げるつもりでししたが、道中でお会いした方も交えて、夕食の時間まで楽しいひと時を過ごさせていただきました
あと同室になった方は自分の他3名だけ、話を聞くとみな単独行の方ばかり
周りの部屋はツアー客がいるとのこと、談話室があるにも関わらず皆部屋で騒いでいる
なら自分らも部屋で親交を深めさせていただきました
(ただし自分は前夜あまり寝ていなかったので、早めに床につかさせて頂きましたが)

翌朝、食事後外に出るとガスっている(前日より酷いかな)
眺望を求めて再び五竜に登る話も出ていたが、唐松岳を目指すことにする
ハイマツ帯の中を歩く、天気悪し、となると雷鳥が見れるかな? と思ったが全然姿を見せず(鳴き声は何度か聞いたが)
重要)キレットに挟まれている場所柄、岩稜地帯には危険マークが付いていないが
通過には注意を要します 場所によっては高度感を感じる場所もあります
唐松山荘に着いた時には、ホッとしている自分がいましたw

唐松岳を制覇してから八方に下山しますが、ここから先は整備が行き届いており
非常に歩きやすい道であったことを報告します
八方池付近から観光客が多く見られ、あぁ下界まで来たんだなと実感
リフトとゴンドラを乗り継いで本当の下界に降り立つと、快晴
ちょっと悔しかったです
天気はあまり良くは無かったですが、十分満足出来た山行でした

ただしここから五竜テレキャビン駐車場まで戻る行程が待ち構えているこ気付く
タクシーor回送サービスを使えば楽なのだが、貧乏性の自分は徒歩で戻ることにしました
https://yamap.com/activities/4669478

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