岩手山(暴風の山頂vs.錦繍の樹林帯)
- GPS
- 07:51
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:45
合計時間: 7時間51分
平面距離: 12.26km
沿面距離: 13.01km
最高点の標高: 2045m
最低点の標高: 609m
累積標高 (上り): 1550m
累積標高 (下り): 1559m
標高データの種類: GPS標高
天候 | 曇り時々晴れ時々霧。強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
花巻(HANAMAKI) 18:50発 → 名古屋小牧(NAGOYA KOMAKI) 20:05着 運賃 16,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯→砂礫帯→岩ゴーロ→樹林帯→低木→岩・砂礫帯→山頂(→帰路はほぼ同じ道) |
その他周辺情報 | 下山後は、いこいの里 焼走り温泉へ。JAF割引で500円。内湯2。露天があるものと思っていたが、無いので、岩手山の麓にも拘わらず、岩手山を見れない。あと馬返しキャンプ場から一番近いと思っいたが、たぶん姫神の湯の方が近い。浴場は広くて良かった。評価B |
写真
感想
岩手・秋田山行旅行の4日目。
心配していた台風も去り、前日の八幡平からは台風一過の快晴の中、岩手山の「片富士」たる様子がくっきりと見えた。
あみはりロッヂで0520起床。最後のパッキングをして、0540出発。30分で馬返しキャンプ場に着くと、既に30台以上の車が大きな駐車場にとまっていた。
0625出発。水汲み場・トイレ・薪置き場を通過すると、下りから始まる。一気に樹林帯へ。
帰りの飛行機の時間、三百名山のコースタイムが山と高原地図は比べて長かったことが気になるが、山と高原でも8時間なので、焦らないようにしながら足を進める。
〇・五合目で分岐。登りは傾斜が緩い方を選ぶので、左へ。淵があり、左手は山肌がよく見える。
イチゴ梅で右の道と合流。小さな祠に手を合わせ、先を急ぐ。
少しずつ岩が大きくなってきて、両脇が岩の深くえぐられた道を歩く。
二・五合目で旧道と新道とが分岐する。下調べとあみはりロッヂの主人の薦めの通り、行きは旧道で。
樹林帯をしばらく行くと、長い木の階段が。
それを登り終えると、岩ゴーロ地帯。ようやく岩手山らしくなってきた!サラサドウダンなどが真っ赤に染まる中、ガレ・ザレとなってきた道を進む。風が木に遮られずに体を通り過ぎるが、暑いので心地良い。
だんだん急斜面に、また岩が大きくなってきた。風が強く、汗をかいた体が冷えてきた。2枚着て、振り返ると、広々とした緑の平野が見渡せる。こちらは、曇りがち。再び進行方向に向き変えると、山頂は青空。晴れてる内に行けるかな?
しばらく火山岩の岩ゴーロ地帯を強風の中進む
。あまりの強風に、登頂できるのか?という不安がよぎる。不安を振り払い、また暑くなってきたので1枚脱いで先を急ぐ。
再び樹林帯に入り、少し風が弱まったと思っていたら、七合目の祠に出る。辺りは霧に覆われており、真っ白。ここからは歩きやすい道となり、すぐに八合目避難小屋が見える。下りてきた人に聞くと、少し上がれば霧は晴れるが、山頂はすごい風とのこと。予想はしていたが、雨がないだけましか。強風に備え、避難小屋でウインドブレーカーを着る(4枚に)。
平坦な道を行き、鬼ヶ城方面との分岐へ。もう一つの避難小屋がある筈だが、見当たらない。風は強くなってきたが、幸い、汗も乾き、暑さ寒さが均衡しているので、4枚でちょうどくらい。
少し行くと、外輪山の登りに入ったのだろう、斜面を登るようになる。霧に包まれ、また、風が強いので、山旅ロガー→GoogleEARTHで現在地を確認しながら。あみはりロッヂの主人に教えてもらった通り、左側のザレた道を避け、山頂には少し遠回りになるが右側の道を行く(実は左側道との分岐は分からなかった)。
登るにつれ、ますます風は強くなる。ヤバいなと思い始めた頃、外輪山の上に出た。霧で覆われていて、かつ、風が強く、周りの様子が窺えない。霧が体にぶつかり、濡れるおそれがあら、また風で体温が奪われるので、カッパを1枚着る。予定通り、時計回りで山頂に向かうが、風でなかなか前に進めない。道祖神のように並ぶレリーフの像を見ながら進む。
少し歩くと、山頂方向の霧が晴れてきた。やはり風が強いからか。一歩一歩、慎重に進む。
山頂に近付くにつれ、更に風が強くなる。見通し良好。麓の牧場も見える。
山頂付近では、強風が吹きつけ、立っていられない。気を許すと、飛ばされそう。腰を落として、崩されないようにしながら進んで、山頂標示に到着。念のためグルッと一周して(風に耐えながら)、早々に下山開始。お鉢を周回する予定だったが、安全を考え、割愛した。
行きに通らなかった○○道を下る。砂が堆積しており、滑る滑る。上がって来る人も多いけど、あみはりロッヂの主人が「水前寺清子じゃないけど」と言っていたのがよく分かる。駆けるように下る。
ケルンの辺りで、昼休憩。あみはりロッヂの心配りを戴く。霧は出ているが、行きほどではない。
不動平分岐、八合目避難小屋前の水場を経て、七合目の祠に。ここから、予定とおり
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