槍ヶ岳—南岳—大キレット—北穂高岳—涸沢槍—奥穂高岳


- GPS
- 20:26
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 3,057m
- 下り
- 3,062m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:15
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 12:41
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドライト
雨具
水
スマートフォン
昼食
行動食(非常食)
防寒具
手袋
常備薬
帽子
日焼け止め
サングラス
地図
コンパス
ツェルト
ヘルメット
|
---|
感想
月曜を休みにして4連休にしたけど1日目と4日目は雨予報。雪ならいいがこの時期の雨は勘弁してほしい。
南アを計画していたけど台風の影響で近づくのすら難しい。
北アはまだ何とかなりそうで、通行止になっていた中央道も復旧したので急遽上高地へ。
晴れている初日のうちに槍沢経由で槍へ。
天狗原分岐まで登ってから、ここから北穂まで行けるか検討したが結構ギリギリ。無理はしないことにして予定どおり槍ヶ岳へ。
槍ヶ岳5回目にして雪がないのは初めて。
槍ヶ岳山荘ではちょうどラグビーの南ア戦(南アルプスじゃないよ!)をやっていたので、談話室で30人ほどが観戦。いい感じでハーフタイムを迎えた所で消灯時刻となり解散(想定どおり)。
翌日は3時過ぎにスタート。ちょっとだけ強めの風のなか、大喰岳、中岳、南岳と歩いてもう営業終了している南岳小屋へ。テントが3張ほど。
寒くて夜明けまで待てないので大キレットへ向けて出発。長谷川ピークなど、きわどい所も多々あったけどザックを置いて休憩できるようなスペースもあちこちにあり、思ったほど大変ではないという印象。ただし、さすがに高度感は十分。
ハイシーズンに飛騨泣きのあたりで渋滞したら嫌だろうなとは思った。
大キレットを無事クリアして、北穂高小屋まで登り返してまだ7時40分。
涸沢へエスケープすることも考えたが、この時間なら予定どおり吊尾根を通って今日中に上高地まで戻れそう。ホットミルクで一服してから涸沢槍経由で奥穂高岳へ向かって出発。
このルートも大キレットに負けず劣らずの高度感たっぷり。無理に先を急がず慎重にこなして9:56に見覚えのある涸沢岳に到着。雪はいつ降るんだろうと去年を思い出しながら穂高岳山荘へ降りて大休止。
ここでも涸沢へのエスケープを考えるがまだ10:30。吊尾根と重太郎新道を通って上高地まで6時間、新島々行の最終バスは18時だから十分間に合うと判断して先へ進む。
まずは奥穂高岳へ登って記念撮影。直登ルンゼを見下ろしてみるが、こんな所とても滑れる気がしない。
そして西穂高岳を横目に吊尾根へ。ここもあまり下りには使いたくないルート。
そろそろ疲れもたまってきており、2週間前に西穂で見た落石事故を思い出しながら大キレットの時よりも慎重に時間をかけて降りる。
歩く人はほとんどいなかったが紀美子平では10人ほどが休憩していた。ここでもまた前穂高岳へ寄ろうか悩んだ。寄ると最終バスには何とか間に合いそうだが疲れも増える。時間に追われて焦るとリスクが上昇する要因になる。熟考の上でパスすることにした。
重太郎新道も危なそうな場所がいくつも。それでも岳沢小屋に近づくと紅葉がピークで、危険もなくなって安心しながら歩けた。
岳沢小屋は解体作業が進んでいた。ここから先は危ない所はほぼないのでペースを上げて一気に降りる。ところが上高地のちょっと手前まで来て靴のソールが剥れ出してしまった。面倒くさいのでそのまま上高地へ。予想の16時半よりは35分早い15:55に河童橋。
小梨平キャンプ場で風呂に入って、最終1本前のバスに乗り新島々経由で松本へ。
松本バスターミナルに着いたとき、ちょうど雨が降り出した。稜線は雪だろう。今日は無雪期の最終日だった訳だ。この冬はたくさん積もるだろうか。
南ア戦の試合結果は高速バスの車内で確認した。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する