南ア南端の破線稜線を行く「池口岳」（日本二百名山）

2019年11月02日(土) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,899m
• 下り: 1,886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:34

6:05 池口岳登山口
7:33 7:35 クロナギ
8:05 8:05 利検沢の頭
8:19 8:19 ザラナギ
9:24 9:24 ジャンクション
9:37 9:45 池口岳
10:04 10:05 鶏冠山分岐
10:06 10:22 池口岳南峰
10:23 10:23 鶏冠山分岐
10:44 10:56 池口岳
11:03 11:03 ジャンクション
11:51 11:51 ザラナギ
12:01 12:01 利検沢の頭
12:27 12:30 クロナギ
13:39 池口岳登山口

天候

晴れ♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●登山口前の林道退避所を利用
・登山口前の駐車スペースは4〜5台（避難小屋も駐車可能）
・仮設トイレ有り
・約2kmほど砂利道走行必要（普通車でも支障なし）

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：4（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル、藪等の頻度
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：3（良5・4・3・2・1悪）
　

【すれ違った登山者の数：2人＋1グループ）】


◆登山道の状況
・山と高原地図の全区間で破線ルートになっている。技術的難度が特段高いルートではないが、道迷いの恐れがあるので初心者向けはない。
・やや踏み跡が薄い区間もあるものの、全体的にマーキングテープも多くルートは明瞭。初見の下り利用は、尾根を間違えないように注意して歩こう。
・一部の岩場でロープ設置箇所がある。補助的なロープなので特に使用しなくても問題ない感じ。
・黒薙及びザラ薙の南側斜面は大きく崩壊しているので、ルートから外れ覗きこんで滑落しないように注意しよう。
・池口岳北峰から南峰までのルートは、踏み跡は明瞭だが、登山道として整備されているわけではないのでやや歩き難いので注意したい。
・全区間、樹林帯歩きで眺望は悪い。眺望を楽しむなら黒薙及びザラ薙や池口岳南峰がお勧め。
・現時点の紅葉は標高1800m〜2000m程度付近が見頃。

写真

11/2 6:06

登山口前の退避スペースに車を止めて出発！

11/2 6:07

登山口は標高1060m。
山頂まで標高差1300m強を登っていく。

11/2 6:21

徳造平を通過。
登山口の�，�ら始まり、一定間隔で番号の標識があるので現在地が分かりやすい。

11/2 6:42

序盤は、マツ林やヒノキ林を歩く。

11/2 6:44

標高1427mの面切平を通過。

11/2 6:58

標高1561mの牛首を通過。

11/2 7:03

標高が上がるとカラマツが多くなってきた。

11/2 7:19

このルートは急登が少ないので歩きやすいね〜

11/2 7:34

黒薙の南斜面の崩壊地が見えてきた。

11/2 7:38

標高1838mの黒薙に到着。

11/2 7:39

黒薙は南側は開けているので眺望は良い。

11/2 7:37

ようやく、右奥に目的地の池口岳の山体が見え始める。

11/2 7:57

黒薙を通過すると緩やかなアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。

11/2 8:01

注意しましょう！

11/2 8:08

P1902を通過。
木々の隙間から南アルプスの聖岳が見え始める。

11/2 8:19

苔の森。

11/2 8:20

標高1971mのザラ薙平に到着。

11/2 8:23

では、池口岳北峰まで登っていこう！

11/2 8:27

こんなところにテン場があるんだね〜
（水場の標識もあった）

11/2 8:48

ひたすら、

11/2 8:59

樹林帯の尾根を登っていく。

11/2 9:20

短区間のロープ設定箇所を通過。
補助的なロープなので特に使用しなくも良さそう。

11/2 9:26

ようやく、標高2284mのジャンクションに到着。
池口岳はこの分岐を右折する。

11/2 9:30

では、北峰へ行ってみよう。

11/2 9:37

やや急登の斜面を登りきると、

11/2 9:40

池口岳の北峰に到着。
北峰は樹林帯に覆われ眺望は無い。

11/2 9:48

最高峰は北峰だが、せっかくなので南峰も行ってみる。

11/2 9:54

北東方向には、二百名山の上河内岳。

11/2 10:00

北峰から標高差100mほど下り、南峰に登り返していく。

11/2 10:01

南峰まで踏み跡はあるが、歩き難いので注意して進む。

11/2 10:09

南峰に到着。

11/2 10:10

手作りの標識。

11/2 10:09

いつものように三角点にもタッチ！

11/2 10:19

南峰も樹林帯に覆われ眺望はイマイチだが、北峰に比べて木々に隙間から山々が見渡せる。

11/2 10:15

百名山の光岳。
光石も見えるね〜

11/2 10:22

光岳の右側には、微かに富士山の山頂部が見える。

11/2 10:23

手前の加加森山で南アの稜線が見え難いが、

11/2 10:16

上河内岳をはじめ、

11/2 10:24

右から聖岳、赤石岳、塩見岳の至高の稜線が連なる。

11/2 10:28

では、北峰に戻ろう。

11/2 10:29

西側は高い山が無いね〜

11/2 10:34

山頂付近は霜が降りていた。

11/2 10:46

南側に続く鶏冠山や中ノ尾根山。

11/2 10:56

再び北峰に戻ってきた。

11/2 11:04

では、下山しよう。
眼下に見える尾根を再び戻る。

11/2 11:04

稜線の南側斜面の崩壊地であるザラ薙が良く見える。

11/2 11:04

更に西側には中央アルプス。

11/2 11:46

お〜、ニホンリスが出てきてくれた♫

11/2 11:51

ザラ薙まで戻り、池口岳を振り返ると、山頂付近に雲が湧き出し始めた。

11/2 12:42

紅葉は標高1800m〜2000mが見頃。
秋を探しながら楽しく下る。

11/2 12:44

カラマツの紅葉。

11/2 12:50

やっぱりモミジ系もいいね〜

11/2 13:41

登山口に到着。
お疲れさまでした。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日の山行は、本格的な冬を前に、秋でも普通に登れる日本二百名山の池口岳に行ってみました。

池口岳の登山ルートは、アプローチの長い破線ルートなので、実際に歩くまでやや不安な点がありました。
眺望の無い樹林帯歩きは単調でダルくなりがちですが、思った以上に歩きやすいルートで、ニホンリスに出会ったり、紅葉や苔を眺めながら、秋の南アルプスを満喫できました。