槍ヶ岳(飛騨沢-西鎌尾根)
- GPS
- 11:54
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 2,821m
- 下り
- 2,818m
コースタイム
01:50 新穂高無料駐車場
04:40 槍平小屋
07:30 槍ヶ岳
10:20 双六小屋
13:45 新穂高無料駐車場
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飛騨沢2,700mまで夏靴。 ここから冬靴に履き替え爪着用。 早朝深夜など雪が硬い時間帯の飛騨沢は爪必須。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は荒神の湯 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今年は何度も槍を通過しているが穂先は激混みなので一度も登っていない。小屋は閉まり雪もあるのでだいぶ人は減っているだろう。久々に槍の穂先まで行ってみよう。
前日夜移動で21時半に新穂高着。いつも新穂へ行く時は荒神の湯に入ってから寝ているが今日は名古屋周辺がめちゃ渋滞していて到着が遅れた。風呂に入ると寝る時間が減るので断念。先々週鷲羽へ行った時は雪たっぷりだったがあれからまとまった雪は降っていない。穂高周辺はどうなっているだろうか。今日は夏靴スタートで雪が出るまで標高を上げて、雪が出たらプラブーツと爪を履く。カチカチの飛騨沢や穂先をソフトブーツとアルミアイゼンで登るのは怖いので。新穂高の気温は0度。吐く息が白い。星はたくさん輝いている。放射冷却が凄まじい。槍平小屋まで快調に歩いていく。誰か泊まっているだろうと思いきや小屋にもテン場にも誰もいなかった。槍平が寒さの底というやつでマジで寒い。BDガイドを装備しても手が冷たかった。飛騨沢を登って高度を上げると冷気から解放された。死ぬかと思った。7時前には飛騨乗越に着くと見積もっていたが荷物は重いしブーツ履き替え時間もかかるしで飛騨乗越に着いたときにはすっかり太陽が高くなっていた。肩の小屋は誰もいない。カンカンとハシゴに爪の音を響かせ穂先へ。風はなく日差しが心地よい。しばらくの間のんびりした。
帰りは西鎌尾根へ。直下の西面はカッチカチ。斜度もそこそこある。転べばタダでは済まないので慎重に下りた。千丈乗越まで下りれば雪は消えた。靴を交換したらあとは快適な夏道。薬師立山、水晶の方もすっかり秋山になっている。徐々に遠くなる槍、近づいてくる双六。秋晴れの静かな尾根歩きを楽しんだ。双六に着いたら駐車場まで早足でペタペタ下りてきた。紅葉はすっかり終わっている。葉が落ちて冬の準備が出来た寂しい晩秋の山も僕は結構好きだ。
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