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記録ID: 210452
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳《西鎌尾根》

2010年08月05日(木) ~ 2010年08月07日(土)
 - 拍手
navecat emuf その他1人
GPS
56:00
距離
31.7km
登り
2,517m
下り
2,510m

コースタイム

◆8月5日(木)
新穂高温泉10:56→11:49笠新道入口→12:01わさび平小屋12:19→15:43鏡平山荘
◆8月6日(金)
鏡平山荘4:03→4:53弓折岳5:02→6:00双六小屋6:15→10:26槍ヶ岳山荘10:55→槍ヶ岳→11:45槍ヶ岳山荘12:05→14:09南岳小屋
◆8月7日(土)
南岳小屋6:15→8:20槍平小屋8:46→新穂高温泉P11:41 

天候 8月5日(木) 晴れのち曇り
8月6日(金) 晴れのち曇り
8月7日(土) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:中央道相模湖IC→中央道松本IC→新穂高温泉P 3時間49分
復路:新穂高温泉P→(ひらゆの森)→中央道松本IC→相模湖IC 4時間32分
コース状況/
危険箇所等
◆登山道
小池新道、西鎌尾根、南岳新道整備されていて歩きやすい登山道です。
ただ、暑い時期でもありますので熱中症対策は万全にしてください。
◆「ひらゆの森」
http://www.hirayunomori.co.jp/
日帰り入浴 大人=\500、小人=\300 営業時間=午前10:00〜午後9:00 (最終受付:午後8:30)
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高温泉の駐車場に車を停めていざ出発します。それにしても今日は暑いです。この先どうなることやら。
新穂高温泉の駐車場に車を停めていざ出発します。それにしても今日は暑いです。この先どうなることやら。
秩父沢まで来ました。暑さにもうバテバテになっています。足がなかなか前に進まなくなっています。
秩父沢まで来ました。暑さにもうバテバテになっています。足がなかなか前に進まなくなっています。
なんとか鏡平山荘に着きました。このころはもう周囲はガスのなかです。残念ながら鏡池に映る槍ヶ岳を見ることはできませんでした。
なんとか鏡平山荘に着きました。このころはもう周囲はガスのなかです。残念ながら鏡池に映る槍ヶ岳を見ることはできませんでした。
鏡平山荘の夕食です。夕食前に中生を一杯だけ飲みました。夕食はボリューム満点でした。翌朝はおにぎりにしてもらって早々に出発します。
鏡平山荘の夕食です。夕食前に中生を一杯だけ飲みました。夕食はボリューム満点でした。翌朝はおにぎりにしてもらって早々に出発します。
朝食のおにぎりを山荘内で無理やり放り込んで出発しました。早朝の涼しいうちに弓折岳の分岐に出れました。
朝食のおにぎりを山荘内で無理やり放り込んで出発しました。早朝の涼しいうちに弓折岳の分岐に出れました。
弓折岳分岐から双六小屋につながる稜線から槍ヶ岳が綺麗に見えています。このままこの天気が続いてくれれば良いんですが無理でした。
弓折岳分岐から双六小屋につながる稜線から槍ヶ岳が綺麗に見えています。このままこの天気が続いてくれれば良いんですが無理でした。
さらに大キレット、穂高連峰がハッキリと見えています。ジャンダルムからの急降下線も綺麗に見えています。それにしても雲海スゴイですね。
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さらに大キレット、穂高連峰がハッキリと見えています。ジャンダルムからの急降下線も綺麗に見えています。それにしても雲海スゴイですね。
双六小屋で少し休憩したらいよいよ西鎌尾根に突入です。もうこの時間でガスが出てきています。高度を上げる途中、双六小屋を振り返ってみました。
双六小屋で少し休憩したらいよいよ西鎌尾根に突入です。もうこの時間でガスが出てきています。高度を上げる途中、双六小屋を振り返ってみました。
ウスユキソウが登山道脇に咲いていました。エーデルワイスの仲間とのこと。きつい登りのなかで一服の清涼剤です。
ウスユキソウが登山道脇に咲いていました。エーデルワイスの仲間とのこと。きつい登りのなかで一服の清涼剤です。
ガスがでていましたので、、ライチョウの親子と遭遇しました。emu44も友人も初めてで写真を撮りまくっていました。
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ガスがでていましたので、、ライチョウの親子と遭遇しました。emu44も友人も初めてで写真を撮りまくっていました。
時々ガスが晴れて槍ヶ岳が姿を現しました。とても今日この頂に立つなどとは思えない雰囲気を感じました。
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時々ガスが晴れて槍ヶ岳が姿を現しました。とても今日この頂に立つなどとは思えない雰囲気を感じました。
千丈沢乗越まで来ました。ガスは晴れたりかかったりしています。このあたりからピッチが早くなっていきました。
千丈沢乗越まで来ました。ガスは晴れたりかかったりしています。このあたりからピッチが早くなっていきました。
いよいよ槍ヶ岳山荘脇に出てきました。槍ヶ岳山荘で休憩をして渋滞を避けてアタックします。多くの登山者がいらっしゃいます。
いよいよ槍ヶ岳山荘脇に出てきました。槍ヶ岳山荘で休憩をして渋滞を避けてアタックします。多くの登山者がいらっしゃいます。
さて、この梯子を登りきると山頂に立つことができます。私2度め、二人は初めてです。盛り上がる瞬間ですね。
さて、この梯子を登りきると山頂に立つことができます。私2度め、二人は初めてです。盛り上がる瞬間ですね。
鏡平山荘からグルっと回り込んでついに槍ヶ岳山頂に立つことができました。南東方面以外はガスに包まれていました。
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鏡平山荘からグルっと回り込んでついに槍ヶ岳山頂に立つことができました。南東方面以外はガスに包まれていました。
槍ヶ岳を後にして一路南下します。本日は南岳小屋まで行きます。本当は余韻に浸りたかったのですが、混雑期でもあり南岳小屋にしました。
槍ヶ岳を後にして一路南下します。本日は南岳小屋まで行きます。本当は余韻に浸りたかったのですが、混雑期でもあり南岳小屋にしました。
本日のお宿、南岳小屋です。ここは予約していると布団1人に1枚を確保してくれるそうです。かなり混んでいましたが本当に布団1人に1枚でした。
本日のお宿、南岳小屋です。ここは予約していると布団1人に1枚を確保してくれるそうです。かなり混んでいましたが本当に布団1人に1枚でした。
南岳小屋の夕食です。中華風でした。南岳小屋では、朝食も普通に食べました。朝食夕食ともに5:30からでした。
南岳小屋の夕食です。中華風でした。南岳小屋では、朝食も普通に食べました。朝食夕食ともに5:30からでした。
三日目、南岳新道を下ります。急降下という感じでした。上部にいやらしい雪渓が一ヶ所ありましたがアイゼンなしでなんとかなりました。
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三日目、南岳新道を下ります。急降下という感じでした。上部にいやらしい雪渓が一ヶ所ありましたがアイゼンなしでなんとかなりました。
槍平山荘まで降りてきました。このあともダラダラと長い道を歩きます。ガスに包まれる時間の長い山行でしたがなんとか無事故で終わりました。
槍平山荘まで降りてきました。このあともダラダラと長い道を歩きます。ガスに包まれる時間の長い山行でしたがなんとか無事故で終わりました。

感想

今回は、emu44が初めての槍ヶ岳と3,000m峰、友人のKくんはアルプスデビューという山行である。ちなみに私は北アルプスを中の湯・焼岳から栂海新道・日本海を繋ぐことを目的とした一環で西鎌尾根を踏破したいという狙いがあった。
Kくんは20歳台後半、昨秋からポチポチ一緒に丹沢に登っていた。今回、満を持してのアルプスデビュー、そしてデビューを槍ヶ岳で飾ることになった。emu44のバスケットボールクラブの後輩であるが、体力十分でともかく速い。今は双方の休みがなかなか噛み合わなく一緒に登る機会がなくなっているが、ボチボチと山登りは継続しているとのこと。また、一緒に登ってみたいものである。

槍ヶ岳の雄姿に関しては多くの方がどの方角から見るのが素晴らしいかさまざまコメントされている。個人的にはヒュッテ大槍あたりから見る姿が好きなのだが、西鎌尾根の途、ガスの切れまから僅かに見えたその雄姿と登りきれるとは思えない高度感は槍ヶ岳の圧倒的な存在感を示してくれた。

emu44は南アルプス仙丈岳で一度、ライチョウを見ている。北アルプスでは、行くと必ず晴れており結果、ライチョウはハイマツのなかに隠れてしまっている。ライチョウのいない山域に行くと雨が多い。で、今回西鎌尾根を登っているときにガスのなか、ライチョウを見ることができた。Kくんは初めて尽くしで喜んでいた。

槍ヶ岳はこれで2回目、東鎌尾根と西鎌尾根の東西から登ったことになる。次、2麑椶あれば上高地からオーソドックスに登り、氷河公園・天狗池に足を伸ばしてみたい。今回はお目にかかれなかった鏡池に映る槍ヶ岳であるが、以前に下りで見たことがあるので良しとして、氷河公園・天狗池に映る槍ヶ岳を見てみたいものである。

2012年7月

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