徳本峠〜大滝山（⇔蝶ヶ岳）〜鍋冠山

2012年07月21日(土) ~ 2012年07月22日(日)

• GPS: 18:11
• 距離: 50.5km
• 登り: 2,052m
• 下り: 2,949m

コースタイム

新江古田2314ж2329新宿2354〓432松本445ж508新島々520＝623上高地630―河童橋640―719明神734―737分岐―855最後の水場905―930徳本峠―中村新道―947休957―1016三角点2246.5m―1045明神見晴し1052―1159槍見台1209―1254休（Co2280m）1304―1354休（Co2355m）1402―1435登り尾根取付―1505大滝山（南峰＝三角点）1507―1513大滝山荘553―556大滝山（北峰）―559分岐―地図を落とし戻る―分岐613―711三股分岐―719蝶ヶ岳ヒュッテ―724蝶ヶ岳730―三股分岐736―835分岐837―918休（コル＝八丁ダルミ始まり）924―1017鍋冠山1033―1128冷沢（林道）―1156ゲート―三郷スカイライン終点（ここから舗装）1210―1218カーブ（41号）1230―1256東峠―1358小倉―（⇔1444ファインビュー室山（入浴￥500）1621）―1741安曇野市三郷総合支所―1758一日市場1826〓1840松本1855〓1956茅野2023〓2133甲府2136〓2315高尾2326〓2416中野

天候

7月21日（土）雨ときどき曇り
7月22日（日）雨ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

一般道だけあって、道は明瞭で指導標もある。
徳本峠〜大滝山間の中村新道は、雨天時はところどころが水浸しとなる。
三郷スカイラインは、ショートカットをしようとも考えたが、二万五千分の一地形図にある破線は廃道化しているようで、舗装道路をテクテクと歩いた。
下山後の温泉としては、ちょっとばかり寄り道にはなるが、「ファインビュー室山」が使えた。

写真

7/20 23:40

新宿駅で発車を待つ快速「ムーンライト信州」号。

7/20 23:42

終着駅は白馬です。

7/21 4:36

松本駅では、松本電鉄の臨時急行・新島々行に接続。

7/21 5:09

新島々駅では、乗鞍高原行と上高地行のバスが待機。

7/21 6:30

雨の上高地。

7/21 6:34

河童橋。

7/21 6:34

梓川の上流方面。山は雲の中で見えません。

7/21 6:35

朝の河童橋。

7/21 7:17

明神。ここで運動靴から登山靴に履き替えました。

7/21 7:36

雲の中に微かに明神。

7/21 7:36

横尾への道を見送り、徳本峠へ右折します。

7/21 7:52

徳本峠越えは、島々へのクラシックルート。

7/21 8:09

7/21 8:16

7/21 8:24

7/21 8:25

7/21 8:36

7/23 19:59

「最後の水場」と書かれたベンチ脇でポリタンに水を補給。雨で濁っていたので、少し砂混じりになりました。

7/21 9:04

7/21 9:24

7/21 9:30

徳本峠に着きました。道も良く、順調。霞沢岳に登るために、島々から登って以来、2年ぶり2回目。

7/21 9:30

徳本峠小屋の古い方。

7/21 9:30

新しい方の徳本峠小屋。

7/23 19:59

7/23 19:59

中村新道は樹林帯の静かな道。

7/21 10:43

明神見晴し。

7/21 10:44

残念ながら明神の展望は得られません。

7/21 11:59

大滝槍見台のやぐらの上。

7/21 11:59

7/23 19:59

大滝槍見台のやぐら。

7/21 13:36

ところどころ、道が水浸し。渡渉しているような部分もあって、靴は完全に濡れてしまいました。

7/23 19:59

7/23 19:59

大滝山手前の尾根筋をやや東側に回り込むあたりから、徐々にお花が増えてきました。

7/21 14:46

本日最後の登りを激励するかのように、お花畑が続きます。

7/23 19:59

7/21 14:51

7/21 14:53

7/23 19:59

7/21 14:55

7/23 19:59

大滝山南峰（三角点）に到着しました。

7/21 15:09

7/21 15:10

北峰にむかってさらに進むと・・・

7/21 15:13

大滝山荘に到着。

7/21 15:13

玄関は金属製の扉になっていましたが、あとで小屋のお兄さんが言うには、熊に壊されてしまったため、仕方なく金属製に変えたとのこと。

7/21 17:56

夕食はこんな感じ。

7/21 18:00

小屋のロビー兼食堂から玄関付近をみたところ。お土産の手ぬぐいやTシャツが壁にぶら下がっていました。

7/21 18:18

この大滝山荘は、7/20-8/20の1ヶ月間だけの期間限定営業。お皿から分かるように、蝶ヶ岳ヒュッテ系列です。

7/21 18:27

7/21 18:28

夕食は18時、朝食は5時半。

7/23 20:00

実はこの日の泊まり客は私一人。（7月後半の土曜日だというのに・・・）

7/22 5:19

朝食はこんな感じでした。夕食よりも豪華に感じました。お味噌汁には、お豆腐と卵がふんだんに入っていましたし、納豆・鮭などなど。

7/22 5:52

出発前に小屋の前で。

7/22 5:52

小屋のすぐ脇には地塘もあります。

7/22 5:56

大滝山北峰。三角点のある南峰よりも少し高いようです。

7/22 5:56

同じく山頂にて。残念ながら霧の中。

7/22 5:57

展望は今日も期待できそうにありません。

7/23 20:00

7/22 5:59

鍋冠山への分岐点。せっかくなので、蝶ヶ岳まで足を延ばすことにします。

7/23 20:00

7/22 6:01

7/22 6:02

途中で、屏風岩付近が少しだけ見えました。

7/22 6:09

7/22 6:23

7/22 6:34

ところどころに池塘があったり、なかなか気分の良いハイキングコース。

7/22 6:36

7/22 6:37

7/22 6:45

7/22 6:45

7/22 7:00

7/22 7:04

7/22 7:04

7/22 7:04

7/23 20:01

7/22 7:06

7/23 20:01

三股分岐。

7/23 20:01

長塀山からの縦走路に合流。

7/22 7:18

霧の先には・・・

7/22 7:19

蝶ヶ岳ヒュッテ。むか〜し、彼女（今のかみさん）と泊まったことがありますが、それも約27年前の話。

7/22 7:20

期待してきた展望はおあずけ。

7/23 20:01

蝶ヶ岳は5回目かな。新しい山頂標識が、昔は確か長塀尾根の頭と呼ばれていたところに立っていました。

7/23 20:01

お地蔵さんも。

7/22 7:36

7/22 7:36

7/22 8:30

7/22 8:41

7/22 9:59

7/22 10:16

鍋冠山の山頂。比較的地味な山頂ですが、コースはとても良く整備されていて、八丁ダルミはその名の通り、アップダウンが少ないので、お薦めコースと言えそうです。

7/22 10:30

7/23 20:01

冷沢簡易水道施設？

7/22 11:25

冷沢の由来を解説する看板と、左手には水神？

7/23 20:01

冷沢からは、林道を歩きます。

7/22 11:56

一時、少し雨が上がって、歩いてきた尾根を振り返ることができました。

7/22 11:56

ゲートは締まっていて、その先に軽が一台駐車中。

7/22 11:57

7/22 12:09

三郷スカイラインの終点からは舗装道路。また霧に包まれてしまいました。

7/23 20:01

41号カーブ付近から二万五千分の一地形図にある波線を下りたいと思っていたのですが、廃道になっていたみたいですので、諦めて、登山靴から運動靴に履き替えて、舗装道路をテクテク歩くことにしました。

7/23 20:01

7/22 12:32

7/22 12:46

7/23 20:01

7/23 20:02

7/22 13:59

三郷の部落の一番上に下山。

7/22 14:03

7/22 14:04

7/22 14:05

7/22 14:11

7/23 20:02

7/23 20:02

7/22 14:23

7/23 20:02

お目当ては、ファインビュー室山。

7/22 14:43

あずみの温泉・ファインビュー室山に到着。

7/23 20:02

湯上りはこれで。

7/22 16:19

7/22 16:21

7/22 16:26

7/22 16:30

7/22 16:32

7/22 17:02

7/22 17:05

三郷はりんごの里。マンホールのふたもこんな感じ。

7/22 17:41

7/22 17:52

7/22 17:55

7/22 17:58

今回のゴールは、JR一日市場駅。

7/22 18:20

7/22 18:21

7/22 18:21

7/22 18:21

一日市場で「ひといちば」とは中々読めません。

7/23 20:02

夕食の駅弁は、松本駅で調達した「アルプスの四季」。

撮影機器：

FinePix AX300 FUJIFILM

感想

nomoshin

・7月20日から利用開始期間が始まった「青春18きっぷ」を活用しての山行。同じく7月20日から一ヶ月間だけ期間限定でオープンとなる大滝山荘を利用して、未踏区間である徳本峠〜蝶ヶ岳間を歩いてみる。有人の山小屋宿泊は、船窪小屋以来で約1年ぶりのこと。

・出発は、夜行快速の「ムーンライト信州号」。半分ほどは空席だったようだ。座席指定は500円とそれほど高くないので、予約はしたものの、お天気は今一つのためお出かけを止めた人が多かったのではないかと推測。

・梅雨明け宣言はあったものの、お天気はぐずついていて、蝶ヶ岳からの槍穂連峰の眺望は得られず。また、星空観測もあたわず、その点はとても残念。

・一方、人は北アルプスの夏休み期間週末とは思えないほどに少なく、大滝山荘に至っては、宿泊客が私一人という貸切状態（小屋番もお兄さんが一人だけ）。実際、明神先の分岐から徳本峠までは4パーティ9人ほどの人とすれ違いましたが、中村新道に入ってからは、誰にも会わず。雨のため、明神見晴しや大滝槍見台でも展望は得られず、道はところどころ沼地のようにぬかるんでいました・・・

・大滝山荘は、夕食よりも朝食の方がやや豪華に感じました。2食付きで8,500円。缶ビールは350mlが500円で500mlが700円。

・眺望が得られない分、高山植物に目がいく。大滝山南側の斜面にはお花畑が広がっていて、色とりどりのお花が人知れず絢爛を競っていた。また、大滝山〜蝶ヶ岳の区間も池塘やお花畑があって、ハイキングコースとしてお薦めかも。但し、熊には要注意。この山行でも、途中でやや小型の熊に会いました。距離は20mほどだったかと思いますが、まだ若い熊でした。向こうから逃げてくれたので大事には至らず。

・蝶ヶ岳ヒュッテ前のテント場にはテントが3張。雨模様なので、停滞組かな。

・大滝山〜鍋冠山〜冷沢コースは、地元の方々のお陰で良く整備されていて、とても歩きやすい。鍋冠山でお会いした地元の方も、このコースはお薦めだとおっしゃっていました。

・三郷スカイラインに出てからは、舗装道路をひたすら下る。登山靴から運動靴に履き替えましたが、足の裏が山靴の中で完全にふやけてしまっていたところを舗装道路を歩いたので、皮がずれてしまい水がたまってしまいかなり痛い目に。

・安曇野みさと温泉「ファインビュー室山」に立寄って、雨と汗でぬれたからだを一新してから、もう一度歩きだして、JR一日市場駅で山行終了。

・帰路も青春18きっぷ。国分寺〜武蔵小金井間の線路に人が立ち入ったとかで、相模湖駅で15分ほど足止めを食ったが、なんとか中野までJRで帰京し、ユキちゃんとモカちのお迎えで無事帰宅。