愛知県民が行く、晩秋の氷ノ山
- GPS
- 05:36
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 874m
- 下り
- 822m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:32
天候 | 快晴 (前日夜は雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝7時はまだ空きがあった |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなく初心者でもいけるコースです |
その他周辺情報 | 寝袋で車中泊した |
写真
装備
個人装備 |
登山装備一式
行動着
防寒着
雨具
昼食
おやつ行動食
飲料
スマホ
ヤマレコアプリ
タオル
ティッシュ
地図
コンパス
保険証
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感想
最近僕はNHKのグレートトラバース3に刺激され、百名山だけでなく200名山・300名山も目指すことにしている。
氷ノ山(ひょうのせん)は兵庫県と鳥取県の県境の山で200名山の一座で、単独行や孤高の人で有名な加藤文太郎とのゆかりも深い山だ。
また日本海側で冬にたくさんの雪が降る山で、私の住む愛知県からは遠くてなかなか行けない所なのだが、前日に大ファンである安全地帯のコンサートが甲子園球場であり、名古屋から見ると「半分ぐらい来ているからついでに行っちゃえ」という勢いで行ってきた。
コンサートが終わり車で3時間ほどかけ氷ノ山に向かい、23時頃親水公園駐車場に着き車中泊をした。
朝起きてから朝食やトイレを済ませ、6時50分頃登山を開始した。
まずは親水公園の中を歩いていき10分ほど歩くと布滝につく。
落差のある大きな滝で近くまで行ける道がある。
滝の撮影を終え28曲がりへ。
ここはつづら折りの登山道で徐々に標高を上げていく。
途中何度か布滝や不動滝が見えたり、7本の木が絡まった連樹があったりしながら、40分ほどで地蔵堂に着く。
この地蔵堂は、加藤文太郎が氷ノ山で遭難しそうになったときにビバークした場所だとNHKの番組で紹介されていた。
中には木像が何体かある。
小屋は隙間だらけなので、さぞかし寒いビバークだっただろうと思った。
地蔵堂で写真を撮り再び歩き始める。
地蔵堂から1時間ほどで氷ノ山越にでるここには避難小屋があり風を避け休憩できる。
ここからは稜線歩きだが、数日前に初冠雪、前日夜の雨の影響で地面がぬかるみ滑るため歩きにくいため慎重に歩く。
途中鋭く尖った岩峰のこしき岩があり登山道はその脇を通っておりこしき岩に登る必要はない。
一応こしき岩に登れる道があったので挑戦してみたが危険なためすぐ諦めた。
クライミングなどの技術のない人はスルーしたほうが良さそうだ。
そうこうしているうちに笹原の向こうに頂上避難小屋が近づき、9時半ごろ頂上につく。
おおよそ2時間40分ほどの登りだった。
頂上からは360度の景色が見えるのだが、愛知県在住の僕には馴染みのない山ばかり。
大山には登ったことあり案内板で大山の方角を確認したが、どれが蒜山でどれが大山なのか解らなかった。
山頂では写真を撮影し、昼食をとり、youtuberっぽいお兄さんと話したあと下山した。
下山道は東尾根登山道へ向かう。
先程よりこちらの登山道のほうが滑りやすく何度も転びそうになった。
下山していくと神大ヒュッテがあるが、ここは鍵がかかっており使えない。
さらに下ると東尾根休憩所があり、こちらは利用可能だ。
ここから尾根道を外れ下山していく。
麓が近づくと紅葉が鮮やかだ。
しばらくすると道路にでる、ここが東尾根登山口だ。
そこから林道を歩き親水公園まで帰る。
親水公園は車が溢れ道路まで駐車されていた。
この付近が最も紅葉がキレイでしばらく撮影してから帰ることにした。
今回は約5時間半、9.6kmの登山だった。
下山後は但馬牛ステーキを食べようかと思ったが6000円ほどと高く手が出ないので但馬牛の焼肉定食にするが美味しくなかった。
車での帰路は舞鶴若狭道や北陸道を通って愛知県まで帰ってきたが遠く感じた。
今回の登山は雨の後だったのでぬかるんで滑ったりしたが、基本的に危険箇所はなく、行程も短いので初心者向でも登れる山だと感じた。
登山者も多く愛知県の僕からすると伊吹山や御在所のようなところかなという感じだった。
今回の氷ノ山は単独行だったのでちょっぴり加藤文太郎を感じながらの山行だった。晩秋の紅葉を楽しみながらマイペースで行動できる単独行もまた良いなと感じる山旅でした。
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