燧ヶ岳【祝!予想以上に雪山だった】


- GPS
- 06:51
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,015m
- 下り
- 1,023m
コースタイム
天候 | ずっと雪 下の広沢田代くらいから青空も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▼尾瀬御池駐車場 ・11月は無料です(10月までは1000円/回) ・ただし、七入orミニ尾瀬公園から先もいずれ冬季閉鎖になります。いつまで通行可能かは尾瀬檜枝岐温泉観光協会にお問い合わせください ・なお、御池のトイレは閉鎖させれています。今回車中泊しようと思っていましたが、観光協会に聞いてよかった ※11/21追記 11/20に七入から先が冬季通行止めとなったようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況(2019年11月17日現在) ※これからの時期、一晩で状況は一変します。以下は参考程度とし、最新の情報を入手してください ※雪質的に今回アイゼン・ピッケルは不使用でしたが、今後フル装備が必要です ▼尾瀬御池⇄広沢田代 ・急登の連続。しかも大岩が多く、中途半端な積雪だととても難しい ・広沢田代が近づくと緩やかな木道歩きとなります ・まだ薄っすら木道が見えているので大丈夫でしたが、完全に埋まりガスれば迷い易そう ▼広沢田代⇄熊沢田代 ・急登の連続。しかも大岩・階段が多く、中途半端な積雪だととても難しい ・熊沢田代が近づくと緩やかな木道歩きとなります ▼熊沢田代⇄燧ヶ岳(俎堯 ・グリーンシーズンではお馴染みの涸れ沢の登りがきつい。スネから膝くらいまで積もっています ・登り切って左へ向かいますが、その先のトラバースは注意 ・派生する沢道が多くありますが、ほぼ全てにテープが張ってあるので間違えることはないでしょう ・樹氷のトンネルは這って進む感じ。雪まみれになるので上下シェルがオススメ。もうひと雪降ると、ルート取りに難儀しそうです ▼燧ヶ岳(俎堯⇄燧ヶ岳(柴安堯 ・ガスると方向が分かりづらいので、マークをよく探しましょう ・柴安直下は一枚岩が多く、中途半端な積雪だと非常に歩きづらい。ストックを刺して岩を確認しながら登りましょう ◆登山ポスト 見当たりませんでした(事前にコンパスで提出しました) |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 ♨燧の湯 ・尾瀬・アイコマ登山後の定番。特に燧ヶ岳に登ったら必ずこっちにしたいところ ・檜枝岐村には他に「駒の湯」「アルザ尾瀬の郷」があります http://www.aizu-concierge.com/spot/905/ ♨窓明の湯(前日入湯) ・南会津町になりますが、ここの泉質もとても良い https://www.kanko-aizu.com/higaeri/23865/ ♨元湯 甲子温泉 旅館大黒屋(翌日入湯) ・日本秘湯を守る会加盟宿 ・名物の混浴大岩風呂はすいている平日に入りたい http://www.kashionsen.jp/daytrip/daytrip.html ◆飲食店 ▼道の駅きらら289 ・トマトチーズラーメンは絶品。いま思えば、トマトの代わりにチャーシューが乗ってた。南郷トマトの時期以外は他県産のトマトを使用するはずだったのに、変わったのかな? http://www.kirara289.jp/meal/ ▼元湯 甲子温泉 旅館大黒屋 http://www.kashionsen.jp/daytrip/daytrip.html ◆観光地 ▼古町の大イチョウ ・南会津町の観光名所 ・樹齢800年の大イチョウで、黄葉のこの時期はライトアップもされる http://www.minamiaizu.org/kanko/spot/cat/000386.php |
写真
感想
積雪期燧ヶ岳。一つの目標でもありました。
グリーンシーズンは大賑わいの尾瀬も、11月も後半になれば雪に閉ざされ、アクセス道もほぼ冬季通行止め。
入る人が極端に少なくなり、檜枝岐村からの道もまだ通っている、ある意味この時期限定の山なのです。
前泊で道の駅尾瀬檜枝岐に車中泊。
御池駐車場での車中泊計画もあったが、この時期トイレが閉鎖されているとのこと。
朝方の雨でやっぱりやめようかと6時まで寝坊。
とりあえず御池まで登り始めると、雨も雪に変わり樹氷がものすごく綺麗。
うっすら積雪し、1台も停まっていない広大な駐車場が広がっていた。
これだよこれ。
これこそが求めていた積雪期燧ヶ岳のプロローグ。
降りしきる雪の中、歩き難い急登を広沢田代まで登り詰める。
雪はますます強くなり、ヤマテンの予報は外れたようだが、これも自分にとって大好きなシチュエーションのひとつ。
凍りつき、雪に埋もれる寸前の池塘を愛でながらのソロ山行、実に趣深く感慨溢れる素晴らしい時間。
しかし、予想以上の積雪には難儀した。
涸れ沢の登りはスネから膝くらいまでの積雪で、ワカンを使ってもおかしくないほど。
俎直下では、雪に埋もれる寸前の樹々が首をもたげており、這って進む状態。
雪まみれになり、なんとか到達した俎堯
展望はゼロであっても、この時期にピークにたてたことの喜びは格別だった。
吹き荒ぶ西風に煽られながら祠にお参り。
もう十分満足だが、最高点の柴安瑤悗眦个辰討こう。
柴安直下は大岩の急登となっており、まだ雪で完全に埋れておらずとても登り難い。
お馴染みの墓石のような山標と記念撮影し、下山の途へ。
下山後は、お約束の檜枝岐ライフを楽しみました。
Kazu405さん、こんばんは。
第二の故郷とおっしゃっている会津の山といえども、雪の中、ただ一人で山に入られていくのは、寂しいだろうなぁ〜、って思って見ていましたが、なんと「むしろニヤニヤしています」に、こちらまでニヤニヤしてしまい、ほっこりしてしまいました。さすがKazu405さんです、素晴らしい!
harehareyamaさん、おはようございます。
第二の故郷でのソロ、しかも、快晴の夏山よりも視界ゼロの吹雪の雪山の方が好みの私としては、ニヤニヤせざるを得ませんでした。
青空に映える池塘や霧氷も最高ですが、たまには厳しい条件での山行をすることで、原点に帰れる気がします。
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