(愛媛)滑床渓谷をたどって、｢三本杭｣へ

2019年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 9.9km
• 登り: 982m
• 下り: 924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:24

距離 9.9km 登り 982m 下り 924m

8:20 万年橋
9:07 9:26 雪輪の滝展望台
10:34 奥千畳敷
12:01 熊ノコル
12:37 12:39 タルミ
12:47 13:26 三本杭
13:31 13:31 タルミ
13:36 13:39 横ノ森
14:25 14:25 御祝山
15:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滑床渓谷まで、車でアクセスした。滑床渓谷には、広い駐車場(約100台、無料)、トイレ(水洗)あり。

コース状況／危険箇所等

滑床渓谷のうち、最も有名な「雪輪の滝」までは整備された遊歩道。その先は山道だが、小沢を横切るところが崩れていたり、倒木もあった。「奥千丈敷」からは沢ぞいの山道。途中から赤テープあり。
北東尾根は急だが、道はまずまず。

その他周辺情報

滑床渓谷は、売店とＷＣがある程度。｢森の国ホテル｣は、実質廃業で、閉鎖されてた。コンビニは、松野町中心部にしか無い。

写真

11/16 7:51

滑床渓谷。良い感じの渓谷だ。

11/16 7:51

滑床渓谷の駐車場付近は、紅葉がきれい。

11/16 7:52

黄葉と、｢森の国ホテル｣。昔は人気のホテルだったが、客足が減って、今は休業状態。

11/16 7:52

滑床渓谷は遊歩道が整備されている。

11/16 8:14

滑床渓谷入り口あたりの紅葉

11/16 8:14

金曜日のせいか、駐車場には、自分の車のみ。当然、キャンプ場も自分のみだった。

11/16 8:27

最初の滝は、｢三筋の滝｣

11/16 8:32

次は、｢カジカの滝｣

11/16 8:35

｢岳見岩｣という、家ほどの巨岩。

11/16 8:38

滑床渓谷は、その名の通り、花崗岩の岩盤の上を、清らかな水が流れて、美しい。ここは、｢富士滑め｣と名前がついている。

11/16 8:38

滑めが続く。水量はそれほどでもない。

11/16 8:38

晩秋になので、水量はそれほどでもない。

11/16 8:56

無名の滝

11/16 9:03

花崗岩の大岩の上に、ポットホールができていた。

11/16 9:05

滑床渓谷で一番美しい、｢雪輪の滝｣。

11/16 9:06

雪輪の滝、少しズームアップして、

11/16 9:06

水の模様が、抽象的。

11/16 9:06

波紋の紋様。

11/16 9:06

同じく、波紋の紋様、見ていて飽きない。

11/16 9:18

所々、このような釜もある。

11/16 9:21

ミニゴルジュ

11/16 9:25

渓谷の眺めは良かったが、紅葉はイマイチ。

11/16 9:29

渓谷のなかから、山稜を見上げる。

11/16 9:40

千丈敷、千畳ほどの大きさではないが、広い一枚岩。

11/16 9:48

枝沢を数回渡るが、道は悪い。

11/16 9:58

滑床渓谷の上部の様子。

11/16 9:58

滑めの流れがどこまでも続く。

11/16 10:14

河床は白い花崗岩の一枚岩になっているところが多い。

11/16 10:20

水の上に、黄葉の落ち葉が浮かんでいるのも秋らしい。

11/16 10:22

白い花崗岩の間を、気持ち良く水が流れる。

11/16 10:56

登山道には倒木もあり、雪輪の滝以降は少し道は荒れていた。

11/16 10:58

滑床渓谷の奥の方には、このような巨木も多い。もみの木のようだが、何百歳だろうか？

11/16 11:02

ここも枝沢を渡る箇所。滑め状の岩の上を進む。

11/16 11:23

奥千丈敷を過ぎると、渓谷ぞいの道は終わり、緩やかな登りとなる。道は明瞭。

11/16 11:34

小岩があり、気持ち良い道だ。

11/16 11:34

木々は、少し紅葉している程度。

11/16 11:34

途中から、登山道に赤布が出てきた。(ここは、小沢を渡るところで、少し分かりにくかった)

11/16 11:47

足元を良く見ると、苔むした小岩が、石だたみ状に並んでいる。古くから使われていた峠道なのだろう。

11/16 11:48

上部には、黄葉の木々が多くなってきた。

11/16 11:48

登山道周辺には、コケが多い。四国でも温かく、雨の多い地域だからだろう。

11/16 11:59

たまに、赤い紅葉も見られた。

11/16 11:59

でっかいブナの木。

11/16 12:01

｢熊のコル｣(稜線)に到着。広々して明るい場所だ。

11/16 12:14

三本杭方向からの下山グループ。聞くと、東京から来ていて、三百名山巡り、だそうな。

11/16 12:34

この付近も鹿の食害がひどいらしい。

11/16 12:36

鹿の食害に対しての、植生回復事業中、とのこと。

11/16 12:36

頂上付近は、鹿対策のゲートが多い。三本杭山頂に到着。

11/16 12:45

｢三本杭｣山頂に到着。山頂はすすきで覆われている。これは、西の方、鬼が城山の

11/16 13:18

山頂はすすきで覆われている。これは、西の方、鬼が城山方面の眺め。

11/16 13:36

帰りは北東に伸びる尾根道を行く。道は良く整備されていて、赤布も多い。

11/16 13:37

三本杭 山頂を、振り返る。

11/16 13:54

ヒメシャラの木

11/16 14:12

北東尾根ルートは、標識も多く、歩きやすい。

11/16 15:33

スギゴケかな？ エメラルドグリーンの色合いが、良い感じ。

11/16 15:46

登山口に無事、到着。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

ベルクハイル

※ 宇和島の近くにある｢三本杭｣山は、日本三百名山に選定されてはいるが、何せ四国のなかでも交通不便な場所にあるし、1600-1900m級の山々が連なる石鎚山地、剣山地に比べ、1200m台の標高なので、これまで行ったことがなかった。

今回、紅葉の滑床渓谷をハイキングするのとセットで行って見ることにした。


・滑床渓谷;その名の通り、白い花崗岩の河床に、きれいな青い水が流れ、良いところだった。夏に沢登りの装備で歩くのもよさそう。ただ、期待していた紅葉が少ないのは残念だった。

・三本杭;登山道がまずまず整備されているし、低山には珍しく、自然林が結構、残っており、感じのよい山だった。石鎚山地などは、ブナ-もみ林が多いが、ここでは、現代の日本では貴重となってしまった照葉樹林(シイ、カシ、ヤブツバキなど)が残っている。貴重な植生だ。

コメント

うえはる

四国にある三百名山行ってみたい(*^^*)
bergheilさんご無沙汰です
平日登山いいですね〜
滑床は自転車やってるときに行ったことありますが
三本杭行ってみたいですね〜
いいところですね
機会があれば案内してください

ベルクハイル

四国にもまた来て下さいね
Ueharuさん、さっそくのコメントありがとうございます。
リタイアして、時間だけは自由になったので、平日、土日問わず、天気予報で天気がよさそうな日に山に行けるようになりました。

また、大阪組の皆さんとともに、四国においで下さいね。